追悼(国民年金の花柳な生活) オリンピックの陰で・・・(佐藤守) | 日本のお姉さん

追悼(国民年金の花柳な生活) オリンピックの陰で・・・(佐藤守)

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▼追悼(国民年金の花柳な生活)
政府広報によると、今日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」になっている。まあ、それはそれで良いだろう。間違いではない。《安倍氏はモーニング姿で参拝。参拝後、沿道の参拝客の声援に手を振って応えた。安倍氏の前に参拝した小泉氏もモーニング姿で本殿に上がり「昇殿参拝」を行った。小泉氏は首相退任直前の平成18年から3年連続で終戦記念日に参拝。安倍氏は首相在任中の昨年8月15日の参拝は見送っている。(読売)》安倍さんが1年前にこれをやっていたら、その後の政治情勢は大きく変わっていただろう。無役なら出来るが、然るべき地位に就くと出来なくなるという事はそれ自体おかしい。信念がなく、単なるパフォーマンスの参拝をしているだけだ。国の為に一身を捧げた人々の奥つ城が靖国神社である。国の代表者が其処を無視し、其処に参拝しなければ、将来、国の為に命を捧げる者はいなくなるであろう。諸外国では慰霊碑に花束を捧げる事は定番行事である。日本だけそれがないのだ。日本武道館で行われた「全国戦没者追悼式」の参列者の言葉では天皇陛下の『戦陣に散り、戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります』遺族代表(夫が西部ニューギニア・ビアク島で戦死)松永きわ子さんの『今日の平和と繁栄は諸英霊の尊い礎の上に築かれた事を決して忘れてはならない。悲しい歴史を繰り返さない事を固く誓う』は胸を打つ。一方、《首相として初の出席となる福田首相は式辞で、これまでの追悼式を踏襲し、「多くの国々、とりわけアジアの諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と述べ、「深い反省」と「哀悼の意」を表明した。》

《靖国神社をめぐっては、福田康夫首相は「私の過去の行動を見てください」として、参拝しない意向を表明。町村信孝官房長官も「公人としての官房長官という立場で、いろいろなことに配慮しながら行動することも必要だ」と述べており、福田内閣では中国や韓国の反発に配慮した対応が基調となっている。(読売)今日の式典は追悼式なのか謝罪式なのか。首相は何か勘違いしているのではないか。これでは320万の霊も浮かばれないであろう。【お盆行事の為16,17日は休みます
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ようちゃんの意見。↓
★「今日の式典は追悼式なのか謝罪式なのか」 そうです。本当にこの福田は、何故、戦没者、戦死者の追悼式典で、外国へ謝罪をしなければいけないのか、死者に対して哀悼のかけらも無い、酷い侮蔑的な言葉を発する売国行為の死者に鞭打つ最低な無礼な爺です!
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▼中国の大動脈を建設するロックフェラー(オルタナティブ通信)
経済発展には、商品、原料、そして企業・工場等で働く人間達を、一度に大量に輸送する鉄道組織が不可欠になる。コスト的には、河川・海を使った海運が最も安価な輸送手段になるが、河川の無い内陸部では鉄道が最も安価になり、トラック輸送、航空輸送は割高な輸送手段になる。鉄道組織を国家・社会のスミズミにまで、網の目状に張り巡らせる事が、経済発展の「基礎工事」となる。この中国の、経済発展の基礎部分を創る、鉄道建設企業の最大手=中鉄二局は、2005年で147件の鉄道施設の建設工事を受注し、急成長著しい。この中鉄ニ局の、共同経営者が、ブッシュ=ロックフェラーの銀行リーマン・ブラザースである。中国経済の大動脈を米国ロックフェラーが建設している。 国家対国家、「中国VSアメリカ」という時代遅れの図式で、国際情勢を分析する事の、決定的な誤り、が、ここにある。
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▼オリンピックの陰で・・・(佐藤守)
北島選手の驚異的な能力に国内は沸いた。彼の努力する姿と、努力が報われるという事実は、青少年に良い目標を与えたことだろう。男子体操で、あん馬で2度も落下した19歳の内村選手が、最後まで希望を捨てずに戦い、堂々と銀メダルを取ったことも印象的であった。残念だったのは本家本元としての柔道だが、それでも他の種目で10代、20代の若者達の活躍に、今後に期待が持てたのは収穫であった。問題は今の日本の「大人たち」の態度だがどうにかならないものか?青少年の非行は「大人たちの教えざるの罪」だという自覚が足りないのではないか?連日報じられる「安易な殺人事件」には辟易する。キチガイに刃物、そのままである。ところで日本のメディアは五輪一色の感があるが、CNNやBBC等はグルジア問題に大きく時間を割いている。今回のロシア軍の侵攻はブッシュ政権にとっては「虚」を衝かれた形になったが、情報によればグルジアへのサイバー攻撃は2ヶ月前から始まっていたという。一旦「和平」に合意したにもかかわらず、ロシアはグルジアの複数都市内に軍を進めていて、米国がいくら“警告”を発しても、今のところ効き目はない。日本海で行われる予定だった米露共同演習に米国は不参加を表明するなど、泥縄状態だが、ブッシュ大統領は「軍事と外交の両面で、ロシアのカフカス支配を阻止する決断」を示し、今後ロシア支持を検討し直す可能性を表明したという。他方、プーチン首相の“指導下”にある若いメドベージェフ大統領はなかなか強気で、「ロシアの立場は変わらない。ロシアは両地域の住民のあらゆる決定を支持する」と述べ、この地域がグルジアから脱退する意思表示をした場合にはこれを支持する姿勢を示した。 米国との軍事力の対決は当然避けたいのだろうが、新大統領としてはこれをしくじると政権運営が危うくなる。今のところ「虚勢」を張らねばなるまい。ロシアは、ブッシュ大統領がレーム・ダックだと見て介入したのだろうが、次期大統領候補の二人も、ブッシュを支持しているから事はややこしくなってきた。果たしてブッシュ大統領の「最後っ屁」を喰らうことになり、それでも強がって抵抗するのか?それとも「目的は達した」と、1979年にトウ小平が宣言してヴェトナムから退却したように引き下がるのか?いずれにせよ欧州情勢からは目が離せない。先の米国のイラク攻撃も、イラクの石油取引をユーロ仕立てにしようとした、フランス・ドイツ・ロシアの“陰謀”に怒った米国が開戦したという説もあり、今でもドルとユーロの対立は烈しく、米国は危機感を持っている。そんなEUでは加入をめぐる問題は進展していない。 別途進んでいるのはNATO加入問題だが、米国のMD展開問題にはロシアは神経を尖らせている。まさに欧州情勢は流動的である。そんな中、フランスのサルコジ大統領が仲介にのり出したのも何と無く馴れ合いのようで“臭い”ところもある。国際関係は奇奇怪怪、今後どう動くか大いに興味深いが、日本としては少なくとも次の2点には注目しておく必要があろう。
1、「人道支援」を掲げた米国がグルジアをどこまで掩護するか?つまり、民主主義国のリーダーとして、どこまで同盟国を掩護するのか?今後の日米安保の有効性と信頼性を占う意味で重要である。

2、ロシアの「領土」に対する貪欲なまでの実力行使は変わってはいないということ。冷戦間の数々の東欧の悲劇を思い出すが良い。東西冷戦が終結して、丸裸?になったロシアは、旧ソ連並みの「防護壁」を再度確立しようとしている。崩壊して離脱して行った東欧諸国が、どんどんNATOに加入し、モスクワに「歯向かって?」来ることに耐えられないのだろう。丁度中国が万里の長城で外敵を防いだ様に、自国防護のために周辺諸国(領土)を犠牲にし、手放したくないのである。

私が外務大臣だったら、グルジア問題でロシアの軍事侵攻を非難し、「まるで1945年8月に、まだ有効だった日ソ不可侵条約を破って満州や樺太、北方領土に侵攻してきた当時のソ連軍の暴虐振りを思い出す。そして未だに我が国固有の領土である北方4島を占領しているのである」と声明するだろう。そして米国を「北方4島」問題に引き込み、ロシアを東西から挟撃する。竹島だって北朝鮮との間の拉致問題が解決した暁には、改めて竹島問題を俎上に挙げることを韓国政府に言明する。そうすれば北朝鮮は日本との友好関係を最優先にし、何らかの解決の道を探ろうとするやも知れず、そうなれば韓国は南北から挟撃されることになる。竹島にかかわっては居れまい。北京五輪報道に浮かれた中で、そんな「真夏の世の夢」を見ているのだが、2008年危機は既に始まっていることを痛感する。台湾、チベット問題はやや影が薄れた感があるが、欧州問題と中近東問題は依然として危険状態から抜け出してはいない。お祭りの陰で、何らかのキッカケで軍事力を行使するような事態が頻発するような気がしてならない。東洋の「平和な島国」も、五輪の成果に浮かれてばかりいてはならないと思うが・・・

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