死ね死ね詐欺:これはアメリカの仕業だよ(今日の覚書) | 日本のお姉さん

死ね死ね詐欺:これはアメリカの仕業だよ(今日の覚書)

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▼死ね死ね詐欺:これはアメリカの仕業だよ(今日の覚書)

キタ
━━━()━━━!! 不謹慎なのはわかるが…ごめん。ここでコサックはかなり萌える。しかし民間人とか年寄り、子どものことを思うとしんどい…。サーカシヴィリはついこの間、戒厳令発令とか中共張りの弾圧抑圧やらかして、西側で「ちょっとおかしくね?やっぱりスターリンの子孫じゃね?」とか言われ始めてたわけで、化けの皮が剥がれる前に西側が実は着火、ということも想像しちゃったりするわけだ。
更に追記。
あ、それから…テレグラフ紙のロシア特派員さんは、非常に熱心で読むも楽しい文章をお書きになられる方ですが、どうもロシア憎しがキョーレツ過ぎていかんです。オススメはヘラルド・トリビューン(いつも突っ込んでマメにレポートあります)とガーディアン(以外にも:笑)かなあ。
BBCは速報性は高いだろうけど(そうでもなかったりするのが笑える)、BBCの報道は偏向厳しすぎて個人的には使えない。CNNもBBCと似たり寄ったり。サーカシヴィリのプッツンがグルジア人の皮を被って、今回はダメリカの威を借るスターリンの子孫(どう違うんだ)だから、超微妙。でも映像は凄いよね。ここはどっちにもどっちと言いません。この地域のなが~い歴史を踏まえた上で、そこに生きる人に染みついた感情…日本人の私にはとてもわからん。だからサイドはとらない(とれない)。とるなら「民」のサイドだ。余計な人死に出すなよ、キチガイめ。
・近隣地域、グルジア政府の分離独立地域攻撃に怒りの行動
昨夜、数百人、恐らく数千人のロシア志願兵が、グルジアの分離独立共和国、南オセチアで起こっている戦争に向かった。グルジアと国境を接する、北コーカサス全域の武装したコサック部隊も、分離独立主義者の首都、ツヒンバリでの戦闘に参戦しようとしていた。
ロシアが南オセチアと文化的な繋がりと国境の両方を共有する地域、北オセチアでは、グルジア軍と戦う意欲に燃えた沢山の男達が集まった。首都ウラジカフカス出身のヴィタリー・クバエフ(35歳)はガーディアン紙に、次のように語った。「既に200人の戦闘員が毎日ツヒンバリに向かって出発している。彼らは途中でユニフォームをくれる。到着すると武器をくれる。子どもが3人いなければ僕も行っていた」。2つのオセチアは、歴史的に分けることの出来ないものである。また北側の共和国の住民等は昨日、自分達の隣人に対する「グルジアの独裁者の攻撃」と彼らが評する行為に対して怒り狂っていた。喜んで武器を取って、国境を越えて南オセチアの親戚を助けに行く、と多くの人は語った。
ヴァレンティン・テクシ(67歳)は「私達のオセチアの兄弟達は死につつある。呼ばれたら両足で立ち上がることの出来る男は皆戦いに行くよ」と語った。医師のアミラン・クベツォフは「数百年間支配してきた土地で、国が爆撃を受けている。世界はこの攻撃を無視してはならない」と語った。国連安保理事会が昨日朝に開催した特別会議で、アメリカはロシア政府に、南オセチアとロシアを結ぶ唯一のルートである、全長4kmのロキ・トンネルを抜けて、非正規兵が南オセチア入りするのを阻止するよう求めた。しかし北京でジョージ・ブッシュ大統領と会談したウラジーミル・プーチン首相は、「沢山の志願兵」が南オセチアに向かっており「平和の維持は大変困難」だろうと認めた。ロシアの法律の下ではコサック(過去、ロシアの南部国境を護るために採用されていた、逃亡奴隷や犯罪者の子孫)は、武器の携帯を許可されており、内務省の部隊に協力して警察活動を実施することを許可されている。ウラジカフカスのテレク・コサックス本部では昨日、男達のグループが長い髭のある荒々しい兵士の肖像画の下に座って、グルジアがツヒンバリを砲撃する様子をテレビで観ていた。或る男性は、今日は志願兵部隊結成を話し合う会議が開かれる、と語った。ヴォルゴグラードでは、ドン・コサックスの指導者、ビクトル・ヴォドラツキーが40歳以下のコサック全員に志願兵になるよう求めた。報道では、この地域からは既に男性100人がツヒンバリへ向けて出発したと伝えた。「我々は南オセチアの兄弟を助けなければならない」と彼は言った。アブハジアと南オセチアという、両グルジアの分離独立地域が1990年代初頭に分離した紛争では、北コーカサスの非正規兵は重要な役割を演じた。アブハジアでは、グルジア軍を向こうに、歴史的には敵同士にも拘わらず、コサックとチェチェンの部隊が共に戦った。アブハジアはグルジアとの紛争の際には、南オセチアを助けると約束している。ウラジカフカスのオセチア人は昨日、南オセチアからグルジア軍を追い出すために、ロシア軍によって決定的な攻撃が行われることを願っている、と語った。
数百人の抗議者(ほとんどが女性)が地方政府本部の前に集まって「ロシアよ、私達を救って!」と叫び、街には感情的な光景が繰り広げられていた。木曜日の夜にツヒンバリから逃げてきた弁護士、アエリタ・ジオイェヴァ(41歳)は、携帯電話に未だツヒンバリで地下に非難している親戚から送られた、テキスト・メッセージを見せてくれた。一つのメッセージは「死ぬわ。政府に助けを求めて」と書かれていた。ジオイェヴァはこう語った。「血の最後の一滴まで、私達の男達は残って戦うわよ。でも老人や子どもは救われなければいけないわ。私達はロシア政府に介入してくれるように、そして彼らが逃げられるような、人道的経路を作ってくれるように呼びかけているの」。ショタ・コチエフ(60歳)はこう言った。
「これはアメリカの仕業だよ。あいつらが、新しい土地を欲しがる、グルジアのキチガイじみた欲望を助けてるんだ。私達の土地をね」。
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ようちゃん。↓
ツァリープーチン、ハラショ~~!
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▼バックファイアしたのはどっちだ? (今日の覚書)
この論評はいいね~。ガーディアンですよ、ガーディアン。へええええって頭の隅っこに置いておこう。それはいつも大変なことだった。
誰が最初の一発をぶっぱなしたのか、なんてのはわからんものなのである。コーカサスで勃発してきた数多くの紛争。そのどれをとっても、そうだった。1992年6月、小さな山間の南オセチアは、グルジアからの分離独立を巡る第一回目の投票で勝利した。以来、南オセチアとグルジアは、散発的に戦ってきた。しかしこの10年間の衝突は、小競り合いで終わっていた。だからしばらくの間は、まるで平和が訪れたかのようだった。昨日は、戦車、多連装ロケット発射機、戦闘機などという武器が使われた。これが今回の戦闘の性質を別物にした。南オセチアを再び支配しようとするグルジアの動きは、計画的軍事攻撃の特徴を帯びている。それについては、オブザーバーも殆ど疑っていない。一昨日の夜に破綻したのは、停戦の結果ではなかった。どちらかと言えば、ミハイル・サーカシヴィリ大統領の失地奪還の誓いを守らんとする色合いが強かった。そして国家の誇りも感じられた。攻撃は、ウラジーミル・プーチン首相が北京を訪れている、北京オリンピック開会式に、慎重に合わされたように見受けられる。この地域の専門家、戦争平和研究所のトム・デ・ワールはこう語った。「明らかに、双方で事件は起こっていたが、これは明らかに計画されたグルジア側の作戦だ。しばらく温めていた、ツヒンバリ奪回を目指した非常事態計画だ」。「恐らく、グルジアはこう計算していた。プーチンが北京にいる2日間で首都を制圧出来るだろう。ロシア側はこれを放っておかないだろうから、その後は2ヶ月間頑張って護れば良い」。ロシアはプーチンがいないので動けないだろう、とグルジアが高を括っていたのなら、それはバックファイアした。
数時間以内に、ディミートリ・メドヴェージェフ大統領はクレムリンで安全保障理事会議長を務め、ロシア連邦軍第58師団にツヒンバリ奪還を命じた。彼の軍事的信頼は非常に弱く、それ以外に選択肢はなかった。ロシア側とて無実には程遠い。この国には、分断統治、重要な国境地域で弱小国相手に火種を煽るという、長く汚い歴史がある。しかしロシアは国連安保理で、我々は自国民と平和維持部隊を護っているのだ、と主張出来るだろう。国際危機グループのヨーロッパ・プログラム・ディレクター、サビーヌ・フレイザーはこう語った。「ロシアは戦闘について責められるべきではない。しかしもう、平和維持活動以上のことをするな、民兵組織に国境を越えて南オセチアに進入させるな、と圧力をかけられるだろう」。事態は既にこのレベルではないかもしれない。この小さな南オセチアだけでなく、もう一つの分離独立地域アブハジアにも飛び火して、代理戦争がロシア軍とグルジア軍の全面戦争になる危険がある。グルジア軍作戦司令官のマムカ・クラシヴィリ将軍は、テレビ局ラスタヴィ2で、グルジア軍は「この地域に憲法的秩序を確立すべく」前進していると語った。これは過去、チェチェンの分離独立運動を粉砕するための二度の戦争を正当化するために、ロシアが使った不吉なフレーズだ。しかし、アメリカ、イギリス、そして殆どのEU加盟国がコソボ独立を認めた時に、ロシアが警告したのはこのような状況であった。今年、ブカレストで開催されたNATO会議で、アメリカはグルジアにいわゆる加盟行動計画と呼ばれるものを与えようとした。あれをフランスとドイツの政府は必死に潰そうとしたのは、このような理由からだったのである。サーカシヴィリが押し進めるように、グルジアがNATO加盟を果たしていれば、NATO軍は恐らく防衛に走る責務を負っていたことだろう。
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▼死ぬ死ぬって本当は誰のこと?(今日の覚書)
トップページが経済に変わったからって怒っちゃだめだよ。全部つながってんだから。ヨーロッパ、オーストラリア、そしてアジア各地が不況にはまりこみつつある、と明らかになるにつれ、この数日間、国際市場心理が大きく動いた。米ドルはこの10年間で最高の値上がりを開始。
世界の半分が今ではアメリカよりも悲惨な状況だ、との認識を反映している。実はアメリカこそ、この夏なんとか穏やかな成長を遂げる、唯一のG7加盟国なのである。米ドル指数(トレーダーが注目する通貨)は昨日、抵抗線を勢いよく一気にぶち破った。7年前にだらだらと続くドル安が始まって以来、一日で最も大きな動きの中のことであった。「これは大変なことだ。認識が変わった」とBNPパリバのカランシー・ストラテジスト、イアン・スタナードが言った。ドルはユーロに対して3c値上がりして$1.5050となり、他の通貨に対しても大きく動いた。ヘッジファンドや金融投資家が、先物市場の混み合うポジションから抜け出そうと四苦八苦する中、一次産品の価格は暴落した。ブレント・クルードは$4下がってバレル$114を切った。7月上旬のピークから20%も値下がりしている。バルチック・ドライ・インデックスは、この3週間、毎日毎日下がって、海上輸送需要が鈍化するのではないかとの懸念から30%も下がってしまった。これについては、アンブローズさん、既にブログで指摘済。
訳とグラフは覚書したはず(どこか忘れた)。中国とヨーロッパでの備蓄が進むとの報道を受けて、銅は6ヶ月連続で値下がりしている
鉛、ニッケル、錫も全て、ロンドン・メタル・エクスチェンジで大暴落している。「深刻な世界不況を目撃している」とソシエテ・ジェネラルのチーフ・エコノミスト・ストラテジスト、アルバート・エドワーズが言った。「ユーロ経済圏、日本、イギリスの成長予想が酷く悪化している。今では殆どの人が、この3カ所全てで既に不況が始まっていると認めている」。エドワーズ氏は、次は新興市場が「破綻」するだろうと予測した。「未だ何も見えないけどね」。一次産品の値下がりで、ドルは上昇している。石油支払がドルではなくユーロにリサイクルされているからだ。ブンデスバンクの調査で、中東かロシアに石油の支払で$1送られる度に、ユーロ経済圏は$0.40を送り込まれている、ということが判明した。ヨーロッパは石油で好調な経済にとって、車と工業製品の主要供給国だ。アメリカはたったの$0.10しか受け取っていない。このバイアスが今では逆になりつつある。更にダンスク銀行曰く、昨年一年間でユーロ経済圏からは、投資資金が$700億も流出したというのだ。外国政府はユーロ債をたんまり買い込んでいるらしい。アメリカで小出しにされた悪いニュースも今では、毎日出てくる身も凍るようなヨーロッパネタに圧倒されている。
先週の、ドイツ政府から出された、ドイツ経済はQ2に1%縮小したとのリーク情報に市場は仰天した。昨日、イタリアは0.3%の縮小を明らかにした。留めは、ECBのジャン・クロード・トリシェ総裁が今週行った、「ダウンサイド・リスクが現実化し」明白な終わりは見えない、という告白だった。昨日は、このコメントに続いて、銀行がモーゲージや家計へのローンを劇的に削減した、と認めるECBの貸出調査が公表された。
BNPパリバは、ECBがダウンターンの深刻さの判断を誤ったのはもう明らかだとした。昨年の金融収縮でモーゲージ金利は、スペイン、イタリア、アイルランド、その他変動金利融資に依存度の高い国々で、150ベーシス・ポイント上昇した。一部地域では、住宅価格がアメリカほど激しく値下がりしている。AIGのグローバル・ストラテジスト、バーナード・コノリーは、ユーロ安もヨーロッパ南部全域に深刻な経済減速を回避するには遅過ぎた、と語った。「EMUの信用バブルが弾けようとしていると思っている」。経常赤字はスペインとポルトガルで対GDP比10%、ギリシャでは14%に達している。この地域は経済を保たせるのは流入する海外資本頼みである。これが今脅かされている。投資家が債務デフレによる支払不能リスクを警戒するようになり、格付機関からも同諸国の銀行の健全性について山のように警告が出されているからだ。この数ヶ月間、米ドルはサイクルの底をうったようで、2001年以来ずっと続いてきた値下がりも遂に終わりかもしれない、とほのめかしている。
疑いようもなく、アメリカは今や超競争力を手にしている。エアバスとフォルクスワーゲンは、工場を大西洋の向こう側(つまりアメリカ)に移転している。アメリカの家具や繊維製品の会社は、中国にアウトソーシングするのを止めて、国内に出戻りしつつある。IMFは、ちょうど1980年代終盤のように、ドルはグローバルベースで25-30%安くなったとしている。当時もドルが死ぬ死ぬと騒ぎ立てる声も沢山あったし、アメリカは終わった、日本とドイツに取り残されたと警告していた。しかしその逆のことが起こった。アメリカが目の前にしていたのは、復活だった。これは繰り返されるのか?
去年は7%あった米国経常赤字は対GDP比は、今年は5%を切った…いや、石油価格急騰の調整後なら、4%に近い。ハプスブルク家がよく言っていた通り「必死だが深刻ではない」ということだ。
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