福田首相は北京五輪の開会式に出席するのに、なぜ自衛隊機を利用するのか?(じじ放談)
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▼福田首相は北京五輪の開会式に出席するのに、なぜ自衛隊機を利用するのか?日本国家の品格を貶めて何を狙っているのか?(じじ放談)
2008年8月8日午後8時という縁起の良い数字を4つも並べた北京五輪の開会式には、米国やロシアを初め多くの国家元首が出席することになっている。いわゆる「晴れの舞台」であるし、首相といえば国家を代表する立場であるから、国家の品格を損なわない演出が求められているといえよう。幸い、我が国は政府専用機(ボーイング747-400)を保有しているから、これを利用して「堂々たる振る舞い」をして北京空港に降り立つものと想定されるところ福田首相は、気が狂ったか、航空自衛隊機を利用するというのだ。
8月3日付けアサヒコムは以下1,2,3,4のとおり報道した。
1.福田首相は航空自衛隊のU4多用途支援機(19人乗り)を利用する。この支援機を首相が外国訪問で使うのは初めてで、地球温暖化対策への貢献をPRする狙いもあるようだ。
2.航空自衛隊は7月31日、準備のために入間基地(埼玉県)のU4を北京空港に飛行させ、現地の航空管制や飛行場の駐機要領を確認した。
3.首相は8月8日夕に、U4で北京入りし、同日夜の開会式に出席。9日未明に北京を離れ、同日朝に長崎空港から長崎市で開かれる平和祈念式に向かう過密スケジュールを予定している。
4.防衛省幹部は「小型機で乗り心地はあまり良くない。強行軍は体にこたえるのでは」と心配する。
問題点その1(燃費高騰の折、予算を節約するのか?)
世界中の首脳が集まる場所に、日本国の首相が航空自衛隊の小型支援機で出かけるというのは、我が国の品性を貶めるもので、世界中から馬鹿にされるのではないか。燃料費を数百万円節約するどころの話ではない。福田康夫は国家を代表する首相としての立場を理解していないのではないか。それとも、首相官邸の側近が「日本国の首相の品格を貶める行為」と気づかないのかもしれぬ。側近の誰一人「諫言」をせず「裸の王様」を見て見ぬふりをしているのかもしれぬ。
問題点その2(自衛隊機の派遣を、なぜ中国側は受け入れたのか?)
先般の四川大地震の救援物資を輸送する件につき、当初、中国人民解放軍(以下「中国軍」という。)と協議の上、航空自衛隊の大型輸送機を上海又は成都に派遣する合意がなされた。その後、自衛隊機の受け入れに対する中国国民の激しい反発があって「合意事項の撤回」を中国側が申し入れてきた。結果、民間航空機をチャーターして救援物資を輸送することになった。大型輸送機の派遣は「緊急を要する人道支援」を目的としたものであって、ロシアや米国も空軍の大型輸送機で救援物資を輸送した。だから、自衛隊輸送機で救援物資を輸送する件も、異常な行為とみなす余地はなかった。「中国人は血の底まで日本人を憎んでいる」という国民感情だけが問題であった。
これに対し、今回の北京五輪に出席する各国首脳の内、軍用機で乗りつける元首はいないはずだ。オリンピックという平和の祭典と軍用機の派遣はなじみにくい。その上、首都北京は、中国軍10万人以上による首都防衛、数十機の戦闘機による空域の安全確保、黄海での海軍艦艇による警備活動そして10万人を超える公安警察による警備など万全の警備体制をとっている。加えて、共産党員ら数十万人の市民を動員した警護隊の結成など、戒厳令下のオリンピックといってよい。戒厳令下の北京に、我が国は航空自衛隊の支援機で首相を派遣する。中国政府並びに中国軍がOKした背景は不明である。四川大地震の救援物資を輸送する大型輸送機の派遣には「絶対反対」したといわれる中国のネット族は、今回は「沈黙を守っている」のであろうか。それとも、当局の厳しい情報統制によって反対できない状態に追い込まれているのであろうか。不可解ではある。
問題点その3(中国軍は「中日両軍の戦略的提携を促進する」戦略なのか?)
前回、航空自衛隊輸送機による救援物資の輸送が中国側の都合で中止された記憶は新しい。誰も忘れていない。再び、中国軍と我が首相官邸・防衛省の間で「航空自衛隊支援機で福田首相を北京に派遣する」旨の合意がなされたのではないか。前回同様、外務省の折衝を省略して、中国軍と我が首相官邸・防衛省が談合して取り決めたのではあるまいか。双方の外務省は「蚊帳の外」で「事後通告を受けた」だけではないかとの疑問がわく。中国軍と我が首相官邸・防衛省にとって、名目は「大地震の救援物資の輸送」であっても、「首相の北京五輪開会式への出席」であっても構わないということか?つまり「中国軍と自衛隊の戦略的提携を促進する」という大目的のために大地震や北京五輪を活用したとはいえないか。先般、海上自衛隊が護衛艦を広東省に派遣し中国海軍と交流した。護衛艦の艦長はわざわざ北京に赴き、副総参謀長と会談しPKOでの協力等を合意した。護衛艦は帰途、中国海軍艦艇との初歩的な合同軍事演習まで行った。「艦艇の相互訪問」という目的で派遣した護衛艦が、合同軍事演習まで行ったからびっくりした。「自衛隊との戦略的提携への熱意を感じさせる」中国軍の動きである。
問題点その4(中国軍は「中日軍事同盟構築」に向け舵を切ったのか?)
約1年前の安倍内閣時代、日米豪印の4か国海軍による合同軍事演習が行われた。「中国を想定したものではない」と言い訳したが、狙いは明白であった。福田内閣になって、中国軍と自衛隊の接近が目につく。日米豪印の戦略的提携は「開店休業」状態にある。目下、中国軍は「上海協力機構」のメンバーであるロシアや中央アジア諸国と合同軍事演習を行っている。パキスタンとは準軍事同盟関係にある。インドとも「対テロ戦」の合同軍事演習を小規模ながら実現した。現在、中国の後背地は安定しているから、中国軍が「中日軍事同盟構築」を急ぐ理由は見当たらない。
ただし、10年後、20年後の世界を展望すると、米国の一極支配は終わっているはずである。「米国の一極支配を許さない」という一点で中国と同盟を結んでいるロシアやインドは、「米国の一極支配の終焉」で共通の敵を失う。ロシア・インドにとって中国と同盟を結ぶ価値が低下する。むしろ、中央アジアの資源獲得を巡り対立が激化する。イランやベネズエラ等との関係でも、中国とロシアは競争相手である。「帝国以後」の世界では、中国とロシア・インドの利害が激突すると見るべきだろう。加えて、長年、中国の属国であった北朝鮮が米国との国交回復を図って中国の属国を卒業する気配を見せている。日本も、ロシアやインドとの経済関係を急速に発展させている。「下部構造が上部構造を規定する」という史的唯物論を適用すると、自衛隊がロシア海軍やインド海軍との戦略的提携を模索する可能性も高い。「米国の一極支配が終わるとき」中国軍はユーラシア大陸において「袋の鼠」になるかもしれぬ。ロシア、中央アジア諸国、インド、ベトナム、日本、北朝鮮と対峙する可能性がある。以上の如きユーラシア大陸の軍事情勢を中国軍が認識していていないはずはない。米国の覇権が終わるとき、中国とロシア・インドの対立が世界最大の課題となるのではないか。という訳で、中国並びにシベリア地域を「鶴翼の陣形で包囲している日本列島」はロシアと中国にとって、戦略上の最重要地域と位置づけられるはずだ。我が国は、中国とロシア・インドから「ターゲット」にされると覚悟しておくべきだろう。
問題点その5(福田首相・町村信孝官房長官は、中国軍並びに江沢民・曾慶紅閥と連携しているのか?)
共青団閥(胡錦涛・李克強)・・・民主党(小沢一郎・岡田克也)、自民党(中川秀直、山崎拓ほか)、創価学会・公明党
江沢民・曾慶紅閥(呉邦国、か慶林、李長春、習近平、賀国強、周永康)・・・自民党(野中広務、古賀誠、二階俊博)
中国軍・・・自民党(首相官邸?・自衛隊制服組?)
福田康夫は「親中派」であるが、個人的資格で訪中することがないから、どの派閥とつるんでいるか不明である。我が国の政治家が訪中した折、どの派閥が応接するかで彼らの仲間が分かる。「どの派閥とつるんでいるか」が分かる。近年、中国軍の政治への関与が増大している。外務省の頭越しに我が国の「首相官邸や防衛省」と取引している気配がある。我が国の窓口は、おそらく町村信孝官房長官だろう。四川大地震の救援物資を航空自衛隊の輸送機で運ぶ合意(後刻中国側の都合で取り消し)、海上自衛隊護衛艦と中国海軍艦艇による合同軍事演習の実施並びに自衛隊機で福田首相が北京に赴く件について、首相官邸が「外務省の頭越し」で中国軍と協議して取り決めたとしても不思議ではない。「中国軍の了解なしに、戒厳令下にある首都北京に自衛隊機を派遣する合意ができた」とは思えないからだ。中国外務省が米国と協議して決定した「米空母の香港寄港」が直前になって中国側からキャンセルされたことがある。直後、米空母キティーホークが母港である横須賀に戻る途中の台湾沖で、中国海軍の駆逐艦・潜水艦の進路妨害を受け、20時間以上も立ち往生したことがある。中国軍は「中国外務省が外国と交渉して取り決めた約束」を平気でキャンセルさせ外務省の権威失墜を図っている。「中国の主権者は誰か。軍の了解なしに合意するとは何事ぞ」という態度を露骨に示している。もちろん中国軍は「衛星撃墜実験」をやる場合でも共産党中央の事前了解をとっている気配はない。事後報告さえも怠っている様子である。中国外務省は「外国の報道」で事実を知らされ、事実確認作業に1週間も要する状態だ。
我が国の対中外交は「江沢民・曾慶紅閥や共青団閥」との個人的コネで行っている傾向がある。「コネ社会中国の悪しき風習が我が国政治を汚染している」といっても過言ではない。加えて、中国軍が新たな「派閥」として登場した。そして、双方の外務省抜きで直接「首相官邸」に手を伸ばしている様子でもある。今後とも我が国は「多頭制国家中国」に翻弄されるおそれがある。それぞれの派閥とつるんだ我が国の政党、政治家そして首相官邸が、中国の各勢力の代理人として暗躍するおそれがある。「気がついてみたら中国の服属国家になっていた」ということが現実となるかもしれぬ。
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(まとめ)
中国との外交や軍事交流は「適正な距離を保つ」ことを原則とし、節度を持って対処すべきである。中国軍の要請に応じるだけでは国家としての自立性が損なわれる。中国との交流は、ロシア、インド、ブラジル、イスラム諸国との交流を強化することで中和すべきである。中国との関係に傾斜しすぎると「中毒」を起こして身体を壊す。下手をすると生命を危うくする。中国軍の動向から目が離せない。中国軍は「共産党の軍」から「国家の軍」に転換しつつある。さらに、共産党中央や国家の上に君臨する存在に脱皮しつつあるように見える。いずれにせよ、近未来の中国の運命は「中国軍の出方次第」で決まる。
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日本のお姉さんの意見。↓
この記事は、ちゃんと未来が読める人の書く記事だと
思います。チュウゴク軍は、共産党より偉くなって、
チュウゴクはもっとすごい軍事国家になると思います。
それで、日本はどうする気なのか?
このままチュウゴク軍に接近していって、からめとられて
言いなりになって、しまいにはチュウゴク軍のために
いろんな武器を開発してやったり、技術だけ吸い取られて
属国になっていく可能性があるのです。
日本は、軍隊がないからアメリカが守ってくれないと分かると
そのままチュウゴクに守ってもらおうと頼っていく可能性があるのです。
だから、日本はどこの国の属国にもならないように、自分の国を
自分の軍隊で守るという普通の国のカタチをとらないと、
このままでは、主体性もなく、アメリカからチュウゴクの属国になる
可能性があると思う。そうなったら、本当の意味での
日本人の自由はもうないよ。長野でチュウゴク人が暴れたのに
警察が誰一人、チュウゴク人に手を出さなかったような事が
普通に起こるようになり、日本でいばって暮らせるのは
チュウゴク人で、日本人は第二、第三市民として、びくつきながら
暮さないといけないようになる。
ようするに、政府ごと乗っ取られてしまうのです。
そうなりたくないなら、日本が自立した国家になることを願う議員を
選んで日本を変えるしかない。