大石英司の非難空港 | 日本のお姉さん

大石英司の非難空港

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▲▽今こそ財政出動を▽▲
今日は休日らしからぬ経済の話題からですが。
※ <NY原油>123.26ドルまで下落 9月渡し終値
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000026-mai-brf&kz=brf
【ワシントン斉藤信宏】25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物市場は、外国為替相場でのドル高基調などを受けて反落。指標である米国産標準油種(WTI)の9月渡しの終値は、前日終値比2.23ドル安の1バレル=123.26ドルまで下落し、終値ベースでは6月4日以来、約1カ月半ぶりの安値水準で通常取引を終えた。米景気の後退懸念の高まりに伴う需要減退観測も加わり、原油先物価格は11日の取引途中に記録した最高値(147.27ドル)から、2週間で約16%の大幅下落となった。
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※米株は反発、予想上回る指標で経済への懸念和らぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000194-reu-bus_all
[ニューヨーク 25日 ロイター] 米国株式市場は反発。原油下落を好感したほか、予想を上回る一連の指標で米金融機関の健全性をめぐる懸念が和らいだ。ナスダックは1%超上昇。原油安に加え、通信機器メーカー、ジュニパー・ネットワークス<JNPR.O>が旺盛な需要を理由に通年業績見通しを引き上げたことが支援した。ジュニパーは17.7%高。原油の下げで、航空・鉱工業株も高い。一方、金融株は売られた。ワコビア<WB.N>は7.6%下落し、銀行株全体を圧迫した。ワコビアのウルツ最高財務責任者(CFO)は前日、後任が決まり次第辞任することを明らかにした。また、モルガン・キーガンのアナリストはこの日、ワコビアの投資判断を「マーケットパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。朝方発表された6月米新築住宅販売が予想ほど減少しなかったことを受け、住宅建設関連株が高い。ダウ住宅建設株指数は1.5%高。パルト・ホームズ<PHM.N>は2.5%高。総合電機大手ユナイテッド・テクノロジーズ<UTX.N>など、大型製造業株も6月米耐久財新規受注が予想外に増加したことを手掛かりに上昇した。アトランティック・トラストの首席投資ストラテジスト、アル・クジェル氏は「原油が下落し、経済指標が予想を上回ったにもかかわらず、それほど上昇しなかった。圧迫要因は金融株が不調なことだ。(金融関連で)どの程度悪いニュースが出てくるかが焦点となっている」と述べた。
ダウ工業株30種は21.41ドル(0.19%)高の1万1370.69ドル。ナスダック総合指数は30.42ポイント(1.33%)高の2310.53。S&P総合500種指数は5.22ポイント(0.42%)高の1257.76。 週足ではダウが1.1%安、ナスダックが1.2%高、S&Pが0.2%安。ハイテク株では、クアルコム<QCOM.O>が証券会社の目標株価引き上げを手掛かりに3.9%高。ジュニパーの競合シスコシステムズ<CSCO.O>も3.1%高。金融銘柄では連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNM.N>が3.9%安、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)<FRE.N>が6.1%安。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、両社の劣後債と優先株を格下げる可能性があることを明らかにした。  また、このところの上昇を受けた利益確定の売りが続き、バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>やシティグループ<C.N>などが安い。
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世界経済や来年の日本経済をどう占うかという話でいけば、悲観的なことを言っておけばまず間違いはないわけです。政府が景気は弱含みだとかで言葉尻を濁し、米政府が「アメリカ経済は大丈夫だ」と言っている状況では、占いの勝ち馬としては、悲観論でしょう。
ただここに来て原油が大暴落している。これはもう大暴落と言って良い。アメリカはファンドを一つ血祭りに上げて、これ以上の原油相場の不当な釣り上げは許さない、という姿勢を明確にし出した。マネーの関心はもう原油には無いんですね。果たして今どこへ行っているのか。原油相場は、イラン絡みで軍事的な動きさえなければこのまま呆気なく落ち着くでしょう。アメリカの景気はサブ・プライム問題がまだまだ引きずりそうだということですが、これも原油問題が片付けば、軟着陸コースを何処かに探し出すような気がします。破綻処理が急激に進んでいる。その度にマーケットは反応して下げるんだけど、逆に言えば、将来大規模なクラッシュは起きないということですから、それがショックアブソーバーの役割を果たして軟着陸できる。問題は日本です。問題点は2つあって、いろんな業界で、この燃料高原料高をもう吸収しきれなくなっている。今年はそれでもなんとかやっているけれど、来年はもう破綻だな……、という状態で回っている中小企業がごまんと存在する。それが来年の決算期に大クラッシュする可能性はある。もう一つは、9月にもあるとかいう不動産業界の一大クラッシュですね。やっと政策不況を耐え凌いでマンションやビルを建てられると思ったら、サブ・プライム・ショックで突然ファンドが引き揚げると言い始めて、中堅ゼネコンがそれで今悲鳴を上げている。政府が今やるべきことは、ひとつは備蓄原油の放出。2ヶ月程度の原油を放出します、それが尽きる頃には、もう市場価格も落ち着いているだろうから、その間の辛抱ですよ、というメッセージを国民に送る。もう一つは、小泉改革以降、とんと聞かれなくなったけれど、今こそ財政出動すべき時だと思います。ただ方向性を絞って、地方の公共事業にじゃぶじゃぶ金を出すんじゃなくて、例えば第二東名や九州新幹線みたいな確実に元が取れる事業を半年前倒しして完成させましょう、みたいな事業に金を出す。都ではワープア対策に金をばらまいて、買い手の無い中古マンションやビルを三セクにでも借り上げさせて、そこにワープア労働者を住まわせるとか。いま政府が重点とすべき政策に財政出動させて、景気を底支えする。というのはどうでしょう。
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※ 米も小型車シフト 変わる自動車市場
http://www.asahi.com/business/update/0727/TKY200807260271.html
世界の自動車産業に、変化の波が押し寄せている。原油高と二酸化炭素の排出抑制で、大型車から小型車への移行が急速に進む。米、日での販売不振を横目に、インドや中国の新興国市場が拡大。地元メーカーが台頭する兆しもある。日本経済の支柱でもある自動車産業は、どこに向かうのか。(丸石伸一=ニューヨーク、堀口元) 米テキサス州サンアントニオ市。約2千人が働く北米トヨタのテキサス工場が、8月8日から生産を止める。大型車専用工場として06年11月に稼働したばかり。(荷台付きの)ピックアップトラック「タンドラ」を生産してきたが、売れ行きが計画を大幅に下回った。 停止の予定期間は3カ月。トヨタ自動車の24年の北米生産史上で最長だが「実際は、さらに延びるかもしれない」(トヨタ関係者)という。 ピックアップは、大型車を好む米国自動車文化の象徴で、米大手3社「ビッグ3」の牙城(がじょう)。テキサス工場はこれに対抗し、大型車生産の拠点にする位置づけで建てた。販売台数世界一をうかがうトヨタが米市場に深く攻め込む戦略の柱だ。しかし、構想は稼働2年もたたずにつまずいた。トヨタ幹部は「ビッグ3同様、原油高の影響をもろに受けるようになってきた」と漏らす。競争相手に体質が似てきたようにも見える。
米国市場には、大型車への逆風が吹き荒れる。 広大な農場が郊外に広がる米国オクラホマ州の州都オクラホマシティー。牧場主らが多く「全米の中でも大型車の需要が圧倒的に強い地域」(日系の販売会社)で、ピックアップの一大市場だ。 「ここまで小型車に力を入れたことは一度もなかった」 一等地にあるゼネラル・モーターズ(GM)系店舗の販売責任者、ボビー・ラバーズさん(40)はいう。売り場を一新し、米国では小型車とされるセダン「ポンティアックG6」を真ん中に置いた。 以前は販売の4分の3が大型車。だが、4月にガソリンが最高値を更新すると、小型車が半分を超えた。利幅は薄いが「大型車頼みでは販売が減るだけ。覚悟を決めた」。 売り場で小型車を品定めしていた男性(73)は、各車の窓に張ってある燃費の数値を見比べ「ガソリンがこの値段だと、燃費が大きな判断材料になる」と話した。 全米の販売台数でも、08年上半期は大型車が18%減。4月以降、小型車の割合が5割を超えた。独ダイムラーの2人乗り「スマート」がヒット。トヨタのハイブリッド車プリウスも人気が高い。 トヨタには追い風のはずだが、プリウスは納車を半年待たせる品不足が続く。米国生産開始を決めたが、工場の稼働は2年先。読み違いのツケがのしかかる。 米大手の傷はより深い。フォード・モーターの4~6月期は86億ドル(約9200億円)の赤字で、GMの株価は半世紀前の水準。ビッグ3の経営危機もささやかれ始めた。「この状況が続けば整理・再編が起きる。チャレンジングな年になる」(日産自動車のカルロス・ゴーン社長)
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イギリスはジャガーにしてもロータスにしても、もう資本はぐちゃぐちゃですよね。そういう昔の馴染みのブランドにしても、もうイギリス人は全然国産車を買わなくなりました。走っているのはスウェーデンにドイツに日本車ばかり。あと最近ロンドン市内で増えたのが、超小型の電気自動車。ロンドンへの入場税が無料になるらしい。やっぱり自動車メーカーを無くしちゃ駄目ですよね。それは資本を含めて。その国の工業力の要ですから。日本の場合メーカーが多すぎるという話もあるけれど、世界中で日本車を見ると、日本経済はまだまだ行けると思いますよ。
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※ <東国原知事>交際費から、みのもんた氏らへ花代支出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000051-mai-soci
宮崎県の東国原英夫知事が昨年、知事交際費からタレントのラサール石井氏演出の舞台や、みのもんた氏のアナウンサー生活40周年祝賀会、建築家・故黒川紀章氏の社葬の計3件で花を贈り、料金計5万9640円を支出していた。知事は「県のPRのため」などと説明したが「際限がなくなるので、今後はやめようと思う」と話している。石井氏の劇は、同県日南市にあった飫肥藩が舞台のコメディー風時代劇。東京都内で昨年2月に開演。知事によると、旧知の石井氏から来場を依頼され、花(2万1630円)を贈った。上京した昨年2月11日に公務で劇場を表敬した。みのもんた氏への花(2万1630円)は昨年5月25日、都内のホテルの祝賀会場に贈った。知事は公務で出席できなかった。県秘書広報課によると、花代は、県がPRのために持ち込んだ県産焼酎を会場に置くことを条件に支出したという。焼酎は複数銘柄の9本(計1万8086円)を県が購入し、主催者側に無償提供した。昨年11月15日には、都内での黒川氏の社葬に供花(1万6380円)を贈り、県東京事務所員が知事代理で参列した。黒川氏は07年の参院選で、自身が党首の共生新党の候補者応援に来県した。知事は「(この際に)県内の観光開発に取り組む意向を話されていた」と供花の理由を説明した。知事は毎日新聞の取材に対し、3件の花代は「返還も考えたが、私から返すと県への寄付行為になり、公職選挙法(寄付行為の禁止)上も望ましくない。県民には(宣伝の趣旨を)理解いただいているのではないか」と述べた。今後、同様の花の贈呈は「私個人(の費用)で対応させてもらう」と話した。東国原知事の交際費は昨年1月の就任後、今年6月までに計151万9290円。県の基準では、相手先は「県政の円滑な推進に役立つと認められる個人・団体」などとし、香典や祝い金などを支出している。相手名や金額は県庁ホームページで公開している。

◇財政改革と矛盾
▽金丸浩成みやざき・市民オンブズマン代表 9000億円の県債残高を抱える県の財政改革を訴えながら、公費でこのような花代を出すのは矛盾している。ポケットマネーで出すのが常識だろう。
◇県民納得のあれば
▽有馬晋作宮崎公立大教授(地方自治論) メディア効果を意識して関係者との良好な付き合いを維持する目的なら、交際費からの支出もあり得る方法ではないか。県民が納得するかどうかだと思う。
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これは駄目でしょう。お国の芸能に貢献があった相手ならともかく、単なるテレビ出演者に税金から選別送るのは、へたすりゃ賄賂でしょう。
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※ 「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
http://www.j-cast.com/2008/07/26024115.html
水よりもお湯の方が早く氷になる――。NHKがこんな氷の早作り技を番組で紹介したところ、早大の大槻義彦名誉教授がブログで「物理学で未解明」などと激しく批判。一方、NHKでは、「実際に実験で確認しており、番組に問題はない」と反論している。
大槻名誉教授が「物理学で未解明」などと激しく批判
論議になっているNHKの科学情報番組は、2008年7月9日放送の「ためしてガッテン」。「今年も猛暑!お宅の『氷』激ウマ大革命」のテーマで、おいしい氷の作り方などとともに、氷の早作り技が紹介された。お湯の方が早く凍るとするこの現象は、「ムペンバ効果」と呼ばれる。ムペンバというタンザニアの中学生が1963年、調理の授業中にこの現象に気づいたという。アイスクリームの素材を熱いまま凍らせたところ、冷ましてからよりも早かったというのだ。ムペンバは、69年に研究結果をまとめている。NHKの番組では、20℃の水が凍り始めるまでに100分かかるのに対し、100℃の熱湯は30分で凍り始めたとするある研究論文を紹介。急に氷が必要になったとき、この方法でもっと早く作れると、実際に水とお湯のビーカーをそれぞれ冷蔵庫に入れて比べる実験を披露していた。これに対し、物理学者の大槻義彦早大名誉教授は、公式ブログの08年7月22日付日記で、読者からのメールで放送を知ったとしたうえで番組批判を展開。ムペンバ効果については、お湯にすると分子構造が変わってしまうことになるとして、「どうして、20~30℃熱しただけで分子構造が変わるでしょうか?」と疑問を投げかける。そして、「どんな科学者のグループが再現実験をやっても同じ結果が出なければ、ひとつの物理現象とは言えません」として、その現象を紹介したNHKを痛烈に批判している。また、「お湯を作るエネルギー、お湯を凍らせるための余分なエネルギーの無駄づかいを煽っている」ともしている。「10回以上実験し、お湯が先に凍ることを確かめている」一方、NHKでは、番組として問題がないとの立場だ。広報部では、J-CASTニュースの取材に対し、こう説明する。「事前の予備実験を10回以上も行って、お湯が先に凍ることを何度も確かめています。また、番組では、このメカニズムについて、気化熱が関係しているのではないかといういくつかの仮説も紹介しています」番組制作に当たっては、北大低温科学研究所の前野紀一名誉教授が監修したとしている。さらに、「その監修に沿って、番組では、まだ未解明の部分が多いことにも触れています」と理解を求める。大槻名誉教授とNHKは主張が対立している形だが、物理学界では、ムペンバ効果をどう見ているのだろうか。J-CASTニュースが、何人かの専門家に聞いたところ、ムペンバ効果を知る人はいなかった。そのうち、ある国立大の講師は、この効果のことを話すと、懐疑的な見方をした。「水は高温にすると、泡が出て空気が抜けます。ゴミなどの不純物があればそれを核にして一気に凍りますが、空気も不純物と考えると、それが抜けたお湯なら、なかなか凍りにくいかもしれません」一方、京都大の小貫明教授は、効果が現れる可能性を指摘する。「お湯の場合、蒸発すると冷える潜熱があることと、水と空気の対流によって熱が運ばれたのかもしれません。即断はできませんが、何か理由があるのでは」ムペンバ効果は、その意外さが関心を呼んだのか、番組翌日のヤフー検索ランキングで、21位にもランクされた。ユーチューブでも、NHKの番組内容通りだったことを伝える自主実験の動画がいくつか投稿されている。ムペンバ効果らしきものが現れるのは事実らしいが、まだ十分に解明されたとは言えない物理現象だ。それが、結果として、論議を呼ぶことになったようだ。
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>ムペンバ効果
水と空気の対流によって熱が運ばれたのかもしれません。
原因はある種の対流効果であるに90カノッサ。流体伝導学とかの学問があったら、そちらからのアプローチで解明できるんじゃないでしょうか。この記事を読みながら思ったんですけれど、これがもし対流に拠る現象なら、気候変動の研究にも影響を及ぼしますよね。
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※ 「0.04が1.5」 近藤春菜視力回復手術成功!
http://www.j-cast.com/2008/07/26024155.html
お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんは、視力回復手術「レーシック」を受けたと2008年7月25日のブログに書いている。「私、昨日、レーシックを受けてきました。神戸クリニックさんで受けてきました」レーシックは、目の表面の角膜にレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることで視力を矯正する。以前、つんく♂さんも受けたとブログに書いていた。「あっというまの手術で、今は1.5くらい見えてるの。まだ1日しか経ってないから、完全じゃないけど、0.04が1.5だよすげくない?!」と、感動ものだ。ところが、コメント欄ではこんな反応が書かれている。「じゃあもう眼鏡かけないんですね・・なんか寂しいです。角野卓造じゃねーよってセリフはもう聞けませんか?」「春菜ちゃんはこれから眼鏡のレンズ入れないでテレビ出るんですか?」近藤さんといえばメガネをかけている姿が俳優の角野卓造さんにそっくりだと、バラエティ番組で突っ込まれている。こうなれば、伊達メガネでもかけるしかない?
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でもレ~シックの手術は気を付けないと、今は技術も確立されているんだろうけれど、20年後はともかく、この長生きする時代に40年後50年後はどうかは誰も約束できないでしょう。その頃には眼球の再生技術も確立されているんだろうけれど。