批判的なブログ、サイトも「削除」対象に (博士の独り言) | 日本のお姉さん

批判的なブログ、サイトも「削除」対象に (博士の独り言)

批判的なブログ、サイトも「削除」対象に(博士の独り言)

毎日新聞に観られる「ファシズム」の兆候
 読者のみなさまからさまざまな情報をいただき、感謝する。毎日新聞の対応の現状に観られる兆候について、小稿を報告する。みなさまのさらなるご指摘をお待ちする。博士の独り言/写真は「毎日新聞情報集積ウィキ(wiki)」殿より参照のため引用(Click拡大)
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言論ファシズムの兆候
 毎日新聞社が、この7月20日付(日曜日朝刊)に「おわび」記事を紙面を割いて(1、22、23面)掲載した。しかし、それと同時に、多くの読者を有する大手新聞、商業メディアとして有るべき「訂正」の方針がほとんど示されていないことは、お気づきのことと思う。一般の心ある読者諸氏が、同紙のその方向性について問い合わせをしても、「個人差」によるためか、応対に出た社員によって内容にバラツキがあるようだ。実質的な「訂正」の方針もまとまっておらず、またその方向性にもない。と謂うことは、同紙が紙面で謳う「改善」に向けた、社内の意思統一はなされておらず、また、経営陣からの確たる経営方針が示されていない。その現実を物語るものではないか。

 同紙のそうした状況について、「毎日新聞情報集積ウィキ(wiki)」殿が記録し、整然とまとめておられるので拝見すると判りやすい。変態記事個々について問い合わせる読者に対しても、応対に出た社員がその記事の存在を知らなかったり、さしたる問題意識も持ち合わせていないかの対応も散見される。

 公的な商業メディアでありながら、積年にわたり累々たる変質記事を海外に発信。それ自体が犯罪性すら問われるべき「加害」行為でありながら、しかし、このままでは、毎日新聞自らが「被害者」であるかのように、いずれは立場を社会的に逆転させてしまう。すなわち、同紙に指摘を続け、改善を要望する者が「加害者」に仕立て上げられ、あらぬ指摘記事の削除や訴訟を受ける。斯様な「言論ファシズム」の発現。その兆候が読み取れるのである。

 同紙が、その商業メディアとしての立場から、いわゆる「世論作り」や「情報操作」に本格的に乗り出せば、いとも簡単に、それらを行えるであろう。先稿で紹介した下関市の教育長が、朝鮮総連幹部に対してごく当然の史実を指摘した。その事柄を、この毎日新聞、朝日新聞等が「大問題」として取り上げ、とんでもない発言であるかのように「世論」を喚起したことはご記憶に新しい出来事と思う。その「世論」によって朝鮮総連が態度を増長させ、また、特定政党や団体が動員をかけて、教育長という「個」に対して、「謝罪」「辞職」を求めて襲いかかったのである。この集団圧力の事例に、「言論ファシズム」の現実を見せつけられた。その感慨を深くされた読者は多くおられることと思う。
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言論「ファシズム」には不買を

 大手新聞と社会的に大きな責任地位に在りながら、その「責」を真の意味で感じない。むしろ、自らが被害者を装い、自らに都合の悪い「言論」に対しては、自身の圧力により、あるいは関係する権力を以って、個々人の「言論」の削除、圧殺に出る、とすれば、その手法は、中国共産党をはじめとする特定国の「やり方」、また、それらに親しい宗教団体の「やり方」と同じである。しかし、観られる現実には、下関市の事例を観るまでもなく、その兆候は鮮明化しつつあるようだ。

 この日本に、それらの卑怯な手法の蔓延、常態化を許してしまえば、それが将来に向けて、どのような社会危機を生み出すことに通じてしまうか。賢明な読者にはすでにお気づきのことと思う。次世代のために、我々の世代で考え、英邁に洞察し、そして、放逐すべき「病巣」と思う。良識が不買に伏す。地道なようであっても、しかし、これが身近で且つ最も有効な対策と謂えるのではないか。
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【筆者記】

 後稿に報告するが、ある新聞社に対して意見書を書かせていただいた。ある意味で、日本の言論は自ら壊死の道を選ぼうとしている。過去に、ブログの削除を幾度か受けた個人として、否めない危機感がある。率直に書かせていただいたものだ。短稿にて。
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by日本のお姉さん