円は世界最強の通貨であるにもかかわらずドルを支える為に超低金利を強いられている(株式日記と経済展 | 日本のお姉さん

円は世界最強の通貨であるにもかかわらずドルを支える為に超低金利を強いられている(株式日記と経済展

ようちゃん、おすすめ記事。↓

▼円は世界最強の通貨であるにもかかわらずドルを支える為に超低金利を強いられている(株式日記と経済展望)
◆米英の証券化金融が極まり、転換する経済 7月14日 吉田繁治 (2)
これら金融業の、米国のGDPに占める付加価値産出(粗利益)の割合は2007年で15%です。従業員数は、全米の労働者数の5%です。
生産性(=付加価値算出高)は、他の産業より、3倍高い。したがって、金融業の平均所得も、3倍になり得ます。1年数千万円の賃金は、普通です。しかし、資産相場が下落した時の損害は、金融機関が連鎖し、巨大になります。これは製造業が潰れるときの、比ではない。それが、07年8月以後の、米欧英で起こっているのです。欧米の金融機関とファンドの自己資本の合計は400兆円と言われます。今後、500兆円の損害が生じれば、合計で、債務超過になる。債務超過は、犠牲を払う増資か、自分の利益でしかうずめられない。例えば、アルプスの金融大国であるスイスは、今、証券の損失の拡大から金融崩壊の前夜のような様相です。(注)アラブの巨額資金は、スイスとロンドンのシティを経由し、米国に流れています。

■6.利益も損も、倍数化する乗数金融
【レバレッジ】乗数金融とは、レバレッジです。例えば、顧客から預かった元本が1000億円とします。

(1)これで1000億円の、価格変動がある国債や証券を買う。買った国債や証券の、担保としての掛け目が90%なら、他の金融機関から900億円を借りることができる。
(2)この900億円で、また国債や証券を買う。
(3)そしてそれを担保に810億円を借り、また買う。

こうした「レバレッジ」を繰り返せば、合計の運用額は、無限等比級数の原理で、10倍になります。貸し手になるのは、世界の証券会社や銀行です。

元本1000億円+810億円+729億円+648億円・・・・
             =1000億円÷(1―0.9)=運用総額1兆円

上記の例のように、10%が担保の欠け目(担保掛け目90%)なら、最初の元本1000億円を使うレバレッジによって、最大1兆円の運用を行うことができます。これがヘッジファンドの方法です。運用の粗収益が7%であり、借入金利が5%なら、利益は〔1兆円×(7%-5%)=200億円〕になります。1000億円の元本に対し、20%(200億円)の利益です。この利益は、株、証券、不動産の上げ相場のとき、もっと大きくなる。このようにして、金融機関相互のレバレッジが積み重なり、金融機関・企業・世帯がもつFinancial Assetsの時価は、2007年で、GDPの10倍(1京3000兆円)にも、膨らんだ。2000年に比較し、積極的な運用を行う8800本のヘッジファンドの元本も、50兆円から、その5倍の250兆円余になっています。レバレッジを加えれば、実際の運用額はこの数倍以上でしょう。

【日本の10年間の超低金利】
低い金利は、資金調達コストの安さを意味します。90年代の日本は、不動産と株のバブル崩壊のため、金利を低くした。特に、わが国の金融危機の1997年以降は、実質的にゼロ金利でした。これが、世界の、低い金利のアンカー(錨)になっていた。1年40兆円の規模で増えていた個人金資産(主は団塊の世代)を背景にしたジャパンマネーは、英米の金融機関が借り、利用するものでした。キャリート・レードだけではない。日本の金融機関と政は、主に米国の金融機関に、低金利と量的緩和で生じた余剰マネーを預けています。円相場は、財務省の介入によって、実質的に、米ドルにリンクしていたので、為替の変動も予測できていた。(注)下げるドル買いを嫌い、ユーロ買いが増えています。

【アラブマネー:中国マネー】
今、巨額の貿易黒字を出すアラブマネー(元本約200兆円)と中国マネー(元本約150兆円)が、使われています。世界の外貨準備600兆円の、約60%(360兆円)は、ドル証券やドル債です。これは、米国への貸し付けと同じ意味をもつ。(注)外貨準備は、世界の貿易黒字の累積(=米国の貿易赤字)を示します。米国の国債を持つことは、米政府に貸し付けすることです。国債は、買い手にとって金融資産ですが、政府にとっては負債です。民間企業が発行する証券(社債・株)も、そうした性格のものです。例えば、日本の世帯の金融資産1500兆円は、政府が1000兆円を借り、企業・金融機関が500兆円の借りているという性格のものです。政府のバランスシートで、これがわかります。米英の金融機関に、世界は、巨額の資金を預けた。その、負債を引いた純額が600兆円です。これが、米英の、ホットな運用資金になって、株、住宅を上げ、今は資源を上げる。BRICsやアジア等の新興国の株を含む、世界の投機に向かう。目的は、金融益です。このホットマネーは、タンス預金のようには退蔵されず、上がるものを次々に求め、激しく動く。つまり貨幣の流通速度が、速い。MVのVが、流通速度です。(注)わが国で、バブル崩壊後、マネーの流通速度が低下しています。

●大元を言えば、「希代の赤字通貨である米ドル」を、世界が基軸通貨として信任し、米ドルに、自国通貨を従属させる事実上のドルぺッグをとったことが原因です。(注)ユーロだけが2000年以後、ドルペッグを離脱し、財政赤字をGDPの3%枠に押さえています。
1971年以後の変動相場は、貿易赤字国の通貨を下げることで成立するのですが、貿易黒字国からの買いで、米ドルは十分には下げなかった。その矛盾が、いよいよ、裏付けの資産でもあった米国の住宅価格の07年の下落によって、露わになったと言っていい。

【転換点】
さかのぼれば、「米国の2000年代の資産相場」の転換点は、2年前の2006年6月でした。きっかけは、わが国の日銀が、その日銀当座預金の残高30兆円を10兆円に向かい、一挙に、20兆円を吸い上げたことです。「個人金融大国」の引き締めは、世界に波及します。06年の4月から6月に、ゼロ金利と量的緩和を解除する目的で、日銀が手持ちの国債を、20兆円分売ったのです。(注)現在の短期政策金利は、0.75%です。長期金利は1.8%付近を変動しています。わが国の金融機関は、20兆円の現金(当座預金)を減らし、代わりに20兆円分の日本国債をもつことになった。これが、日本からウォール街に向かっていたマネーを、20兆円相当、収縮させます。そのため、2006年の6月には、米国に、住宅価格を5%下げる都市が出てきた。

【2007年8月のサブプライム・ショック】
株、証券、不動産が、2007年8月以降のように下げに転じ、それにつれて、市場金利が上昇すると、金融機関に、レバレッジでの利益と全く逆の、巨額損失が出ます。それが、現在です。

■7.30倍の、巨額レバレッジがある

●証券会社(=投資銀行)の大手ゴールドマン・サックスは、元本資金が$400億(4兆円:エクイティ)です。運用資産は、$1.1兆(110兆円)です。つまり、ロールドマンでのレバレッジの「信用乗数」は、27.5倍です。(08年6月)

●同業の、投資銀行メリル・リンチは、元本資金は$300億(3兆円:エクイティ)にすぎない。運用資産は、$1兆(100兆円)で、信用乗数は33倍ともっと高い。

この信用乗数の、高い水準は、1998年に破産したLTCM(ロングターム・キャピタルマネジメント)の33倍と同じです。
(1)信用乗数が33倍であると、市場金利の1%の上昇で、その33倍の33%分の、金利負担が増えます。

(2)証券価格の1%の下落も、元本に対し33%の下げに匹敵します。

この両方が重なり、わずかな金利の上昇や住宅価格の下落が、巨額な、信用倍率での損になる。相場の上昇期にためていた自己資本(留保利益)も、市場金利(長期金利)の上昇があれば、レバレッジ金融の中では、わずか数ヶ月で、飛びます。1兆円の元本(資本)で、32兆円の信用借りをし、33兆円分の株や証券を買っていれば、1%の金利上昇で〔32兆円×1%=3200億円〕の利払いが増える。そして株価が1日で1%下げても、3300億円の含み損が出る。金利との合計で、6500億円の損です。これは、元本の1兆円のうち、6500億円を失うことと等しい。2000年代の低金利と、アラブ・中国・日本・ドイツからの、貿易黒字のマネー流入(1年100兆円規模)を原因に、大きく増えたレバレッジ金融では、毎日が、激しく生死をかけた勝負です。
(注)ユーロの高さ(1ユーロ=170円)は、米ドルの下落を嫌うマネーが、ドル証券を売って、代わりの現金で、ユーロを買ったために起こっています。(注)2000年は1ユーロ=100円でした。
しかし、ユーロからは、ドル買いをしています。ドル買いの量が、ユーロが、産油国・中国・ロシア・日本から買われる総額より小さいためのユーロ高騰であることを忘れないでください。欧州経済が強いためでは、毛頭ない。

●07年8月以降、3か月の決算サイクルで、金融危機が襲う理由が、これです。

世界の株価が上がり、米国の住宅価格下げ止まる時期まで、これが続きます。日本の金融危機が、1997年からの政府のゼロ金利、2003年からの株価の上昇、不動産価格の下げ止まりと上昇で、なんとか回復したのと同じです。

(注)2008年は、欧州の住宅価格も、下落期に入っています。欧米ともに、住宅ローン関連証券が、低利では売れず、ローン資金が増加供給されないためです。住宅ローンの審査は、優良な世帯にもおりないくらい厳しくなった。

■8.ヘッジファンドの損失と巨大投資銀行は一蓮托生
今、過去は15%から20%近い利益も出していた約8000本のヘッジファンドの平均運用益は、2008年の6ヶ月で〔-2.1%〕です。(英エコノミスト誌:080705号)
平均運用利益の〔-2.1%〕が意味するのは、ファンドの利益が〔-20%~+18%位〕に分布しているということです。(注)過去は、元本に対し、10%から20%の大きな運用利益でした。半分のヘッジファンドは、新たな資本が投入されない限り、資金繰りに窮し「潰れます」。ファンドを潰れるままに放置すれば、米欧の金融に、システミックなリスクが、発生します。連鎖倒産です。儲からないファンドからは、人は資金を引き揚げます。これが、膨らみきった信用(Financial Assets)の収縮です。

元本資金1000億円で、33倍のレバレッジで投資しているファンドから、仮に200億円(20%)の資金が引き揚げれば、どうなるか? 
運用総額は、3.3兆円です。元本が200億円減れば、そのファンドは元本が減った〔200億円×33倍=6600億円分〕の、株・証券を、市場で売らねばならない。市場に売りがあふれ、価格は一層下げ、損失は大きくなります。金融当局(FRB、ECB)は、これを、防がねばならない。ヘッジファンドは、8800本でその元本が250兆円です。この元本に対し、USB、メリル・リンチ、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行、シティグループ、クレディスイス等の、米欧の巨大金融機関が、ひとしく、レバレッジ資金を提供しています。その運用総額は不明ですが、5倍のレバレッジでも1250兆円の運用総額です。欧米の、主要金融機関は、相互リンクで一体です。

(注)主な金融機関の、ファンドへの貸し付額は、USB(70兆円)、メリル・リンチ(40兆円)、モルガン・スタンレー(40兆円)、ドイツ銀行(30兆円)、シティグループ(25兆円)、クレディスイス(25兆円)、JPモルガンチェース(20兆円)、リーマン・ブラザーズ(20兆円)、ゴールドマンサックス(20兆円)等とされています。
〔OECDの統計:07年12月〕

欧米の、証券化金融を推し進めてきた、上記巨大銀行(投資銀行)と、ヘッジファンドは、一蓮托生です。ファンドの損は、巨大金融機関の損と同じで、ファンドの破たんも、投資銀行の破たんです。株価と不動産価格が上がらない、逆に下がるため、商品先物の利益で、お茶を濁しています。
原油と資源価格の高騰で、資源を海外から買うわが国からは2008年の、年率換算で26兆円の所得が、海外流失します。これは、いずれ、世帯当たりで1年50万円余の、生活水準の低下になります。投資銀行の損失は、各種のデリバティブを使い、先送り(いわゆる「飛ばし」)されています。

デリバティブの代表であるCDS(クレジット・デリバティブ・スワップ:いわば債権・債務の保険)は、$45兆(4500兆円:英エコノミスト誌08年3月)になった。別の統計では$60兆(6000兆円)を超えています。このCDSのプレミアム(いわば保険料)が、リスクの拡大から、どんどん上げています。(以下次号)
CDSのプレミアムの上昇は、証券の下落と金融機関の損を見込んだものです。
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(私のコメント)
「株式日記」では日本が世界の金融に資金を提供してきたことを書いて来ましたが、それを証明するには実際に世界がどのように動いているかを見て証明しなければなりません。つまり日本が世界一金利が低いのは「円」が世界一信用がある通貨であると言うことであり、金利こそが通貨の信用のバロメーターなのです。
アメリカもFF金利は2%という事になっていますが、金融市場が麻痺している為に2%で貸すところは無く、シティやメリルリンチは10%以上もの金利で中東やシンガポールの政府系ファンドに増資に応じてもらっている。ユーロもインフレが酷くなってきたので利上げをしている。ところが日銀は利上げをする気配はない。
円は世界最強の通貨であるにもかかわらずドルを支える為に超低金利を強いられているのです。もし日銀が0,5%金利を上げると発表すれば、アメリカはショック死を起こすだろう。過去の0,25%の二度の利上げの時も世界同時株安を引き起こしましたが、アメリカをショック死させるには今なら0,5%の利上げで十分だ。このように日本は金融超大国であるにも関わらず、サミットなどの国際会議では世界からバカにされ続けているのですが、日本の政治家があまりにも小者なので、そのイメージが日本の評価になってしまう。ブッシュ大統領が北朝鮮を指定解除するというのならば日本は利上げするぞと脅かせば、ブッシュが拒否すればアメリカ経済はショック死するから日本の言うことは聞かなければならない。

アメリカ経済が変調をきたし始めたのは、吉田繁治氏の記事にもあるように2006年6月の日銀の金融の引き締めからだ。アメリカのファンドは日本から超低金利の資金を調達して世界で運用してきました。それには利益を上げる為にレバレッジを目いっぱい上げているから、信用乗数は33倍にもなってしまっている。
このような事が出来るのも日本からいくらでも資金が入ってくるからですが、上手く回転している時は笑いが止まらないだろう。ゴールドマンサックスの新入社員でも7000万円のボーナスが出たというニュースもその頃聞かれた。日本のバブルの頃の証券会社でも同じような現象がありましたが、ハウス・オブ・ノムラと言われて飛ぶ鳥を落とす勢いだった。確かに金融業は人の金をかき集めてレバレッジを効かせて運用して大儲けをすれば笑いが止まらない。一度それで大儲けをしてしまうと勤勉に働くことなどバカバカしくてやっていられなくなる。そのような現象は日本のバブルの時も見られたし、米英などは国ごと金融立国を目指して、真面目に働いて稼ぐことを忘れてしまったようだ。

しかし金融業は製造業に伴う派生的な産業であり、金融業だけで金が金を生ませることなど論理的に不可能だ。アメリカやイギリスは金融業だけで経済を動かしてきたが、吉田氏が指摘するように金融業は製造業よりも3倍稼ぎがいい。米英のホワイトカラーの生産性が高いのも金融業が主力を占めているからだ。
日本の銀行も80年代は世界の銀行のベストテンを独占するほどの勢いがありましたが、今では見る影もなくなってしまった。つまり金融業はいったん倒産してしまうと信用も失われてしまって何も残らない。しかし製造業なら倒産しても工場などが残り再建も技術などがあればやりやすい。つまり金融業は製造業に成り代わる事は無理だ。昨日の株式日記ではアメリカの金融資産は1京3000兆円もあることを書きましたが、それは評価額であり砂上の楼閣だ。売ればそれだけの金を出して買う人は誰もいない。しかし持ち続けても金利を支払っていくことは不可能だ。おまけにアメリカはイラクやアフガニスタンで戦争をしているから世界から借金をしながら戦争をしている。これではアメリカがいつかは倒産するのは目に見えている。

アメリカがこのようなことを続けてこられたのも日本がアメリカを支え続けてきたからですが、日本からの金を流れを止めてしまえばアメリカはショック死する。アメリカは1%の株の値下がりでも元本に対しては33%の値下がりに相当する。元本が200億円損すればファンドは6600億円もの含み損が生ずる。アメリカは世界から金を集めて株などで運用してきたから、アメリカ等の株が値下がりすれば逆レバレッジで損出は莫大なものになる。今までは世界から毎年100兆円もの金を集めて投資に回してきたから大儲けができましたが、流れが逆転すればファンドは莫大な含み損を抱えて動きが取れなくなっている。金や石油で一息ついていますが石油も暴落し始めた。
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◆<NY原油>急落 1週間ぶりに130ドル台に 7月16日 毎日新聞
【ワシントン斉藤信宏】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、米景気減速で原油需要が減るとの観測を受けて急落、指標である米国産標準油種(WTI)の8月渡しは前日終値比6.44ドル安の1バレル=138.74ドルで取引を終えた。1日の下げ幅としては湾岸戦争開戦直後の91年以来17年ぶりの大きさで、約1週間ぶりに130ドル台で通常取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が、議会証言で米景気の先行きに懸念を表明したことが原油需要減退の観測につながり、WTIは取引時間中に一時、1バレル=135.92ドルまで下落した。
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(私のコメント)
吉田繁治氏の予想ではファンドの半数が破綻して、欧米の金融機関はファンドと一蓮托生であり、時限爆弾の導火線は刻々と短くなってきている。現状では各種のデェリバティブを使って誤魔化していますが、それを支えているのは保険だ。しかし保険会社もファンドが破綻すれば支払い保険料は莫大だから保険会社も一蓮托生だ。当面は金融破綻は先送りすることは出来ても、アメリカから金は逃げ出しているのだからファンドがパンクするには時間の問題だ。アメリカが金融破たんすれば影響は世界に広がる。日本が出来る事は金融鎖国して世界の金融恐慌の影響を最小限にすることだ。ところが日本人はそのような現状認識が無いか、あってもどうしていいかわからない。世界がバブル崩壊を迎えれば世界が90年代の日本のような過剰債務を返すために長い時間を費やすことになるだろう。日本はすでに17年も耐え続けてきたから債務返済は終えつつありますがアメリカは世界中からの借金をどうやって返すのだろうか? その時はドルは既に基軸通貨ではなくなっているだろう。ならばユーロか円で返してもらわねばならない。
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Unknown (Unknown) 2008-07-16 14:39:39
世界秩序の崩壊ですよ、腕力のみが頼りになる時代がくるのですよ。そうやって次の秩序が生まれてくる。我々の課題はどうやって生き延びるかなのです。金はもう二の次です、身を守る武力と生きる為の食料をどう確保するか、もうそのような問題を解決しなければならない時代になっているのです。米国は米国債の最多保有国がなくなってくれるか弱まってくれればそれでいいでしょう。すなわち中国、日本、台湾、韓国がお互い争い合い米国製武器を多量に購入し壊滅的な被害を出した後、それぞれ併合してしまえば借金などはチャラですよ。日本は周辺の国々との関係が慌しくなっていることに気付くべきです。また米軍が極東から引いていった後の事態を良く考えるべきです。日本が最前線に立たされることになるのは明白です。日本の現行の政治家創出システムではこの難局を乗り切るのは無理があるとしか思えません。現状では国の行く末を託せるのは残念ながら官僚であり中でも防衛官僚あたりしかいないでしょう。とにかく現行の清和会のチョンとそのものである公明は叩き続ける必要があるでしょう。

・Unknown (Unknown) 2008-07-16 15:36:16
>身を守る武力と生きる為の食料をどう確保するか、もうそのような問題を解決しなければならない時代になっているのです。今般の食料価格高騰でも明らかなように日本のような工業国家よりも、ロシア・中東のような資源国やアメリカ・西欧のような農業国の方に分がある。.
アメリカ、西欧諸国、ロシアといった国々は軍需産業と農業が他の産業に比べて突出している。たまにアメリカやフランスを農業国だとか、農業製品しか碌に輸出するものがないとバカにする声が聞かれるが、バカにした日本人の方こそバカなのだという事に気付くべきでしょうね。
食糧安保と国防は国家としての生命線であり、至上課題だという認識がない。70年代の中東石油危機以降、西欧諸国は工業偏重を改め農業を見直し、食料自給率の上昇に務めた。一方日本は省エネ技術の開発に努めながらも工業製品を作り続けた。原油価格の高騰で世界各国は食料・エネルギーの購入が精一杯で工業製品を買う余裕はない。加工貿易立国の日本は将来苦しい立場に追い込まれるのではないか。日本は土地が狭いので日本だけで1億2000万を食べさせる事は出来ないが、農業をなおざりにするべきではなかった。

・他人の事どころじゃない (安二郎) 2008-07-16 15:59:11
08年度成長率、実質1.3%=政府見通し、大幅に下回る-内閣府試算7月16日12時10分配信 時事通信
内閣府は16日、22日の経済財政諮問会議に示す2008年度の成長率の試算を実質1.3%、名目0.3%程度とする方向で最終調整に入った。米経済の減速が長期化していることや原油価格高騰の影響などを踏まえ、昨年12月の政府経済見通しの実質2.0%、名目2.1%を大幅に下回る成長にとどまるとみている。名目が実質を下回り、デフレ状態を示す「名実逆転」は1998年度から11年連続となる。政府経済見通しでは08年度の「名実逆転」の解消を見込んでいた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000049-jij-pol
名目0.3%とはなんなら、07年は-0.9%のデフレターだったが今年の見込みは-1.0%へ悪化している、これではデフレ脱却どころではない、これだけ資源価格が上がってもデフレは進行中だこれは異常としか言い様が無い、それほど酷い経済政策を行なっている証ではないか。


・虐殺のユダヤ (Rock Kingswood) 2008-07-16 17:48:52

・円キャリーを引き上げ、ドルを崩落、超円高にして、アメリカにとられたカネをモノで取り返せ。アメリカを買占めよ。
・輸出産業は国内でエネルギー産業に(もうトヨタはいらない。技術をメタンハイドレードの開発・応用、海洋資源開発、養殖漁業、農業に注ぎ込め)
・核を制覇する新兵器開発に資源を注ぎ込め
・政府が貨幣を発行せよ。
・金融政策は地球シミュレイターを使った経済シミュレーターのみが行うこととせよ。政治屋に一切の口出しをさせるな。