縄文の一針 | 日本のお姉さん

縄文の一針

ようちゃん、おすすめ記事。↓
米国の危機、公的資金投入
━━━━━━━━━━━━前田 正晶

あるいは世界の危機かも知れない。14日夜、“TVタックル”をそのまま にしておいたら、古館のニュースのトップ項目がこれだった。この両社 でアメリカの住宅ローン残高の半分で530兆円に関与していると報じ、英 語での両社の看板を何度か映し出したが、社名の解説はなかった。当方は寡聞にしてファニーメーは聞いたことがあった程度で、何ら知識の持ち合わせが無く、検索してみた結果以下のことが解った次第である。勉強になった点で古館のニュースは評価するがもっと親切にやって欲しかった。
>引用開始:
野村證券の証券用語解説より Federal National Mortgage Association
連邦住宅抵当公庫。GSEの一機関である。Fannie Mae(ファニーメー)と 呼ぶ。民間金融機関からローン債権を買取り、証券化市場で住宅ローン担保証券を発行する業務などをおこなっている。住宅ローンの流通市場を整備・育成し、米国市民が容易に住宅取得することを目的としている。1938年に米国の法律に基づいて設立された政府系金融機関である。1968年に民営化され、1970年に株式がニューヨーク証券取引所に上場した。近年、積極的な資金提供を通して住宅ローン市場におけるシェアを拡大させている。フレディマックとは、競合関係にあるが、役目は基本的には同じであるとされている。ファニーメーは、民間金融機関から直接住宅ローン債権を買い取り、それをもとにして単純なパススルー証券や、パススルー証券を裏付け証券として発行されるモーゲージ証券の発行・保証を行っている。ジニーメイのように、米国連邦政府の公的保証は受けていないが、政府機関債として米国国債に次ぐ、信用力を保持している。

Federal Home Loan Mortgage Corporation
連邦住宅金融抵当金庫。愛称をFreddie Mac(フレディマック)と呼ぶ。
GSEの一機関である。住宅ローン市場に安定的に資金を供給するために、米国連邦議会の公認のもと1970年に、ファニーメーがモーゲージ市場で十分カバーしていなかった部分に資金を供給するために設立された政府系金融機関。ファニーメーとは競合関係にあるが、役目は基本的には同じであるとされている。政府出資は受けておらず、株式がニューヨーク証券取引所とパシフィック証券取引所に上場されている民間会社である。GSEとされるのは、政府による住宅取得促進政策の一部を担うべく、連邦議会により設立されていることから、住宅都市開発庁と連邦住宅事業監督局の2つの監督官庁が存在し、また公共的な目的が記された定款は、連邦議会による承認を必要とするなど、通常の民間企業とは性格が異なるからである。フレディマックは、民間金融機関から直接住宅ローン債権を買い取り、それをもとにして、パススルー証券の発行・保証を行っている。ジニーメイのように、米国連邦政府の公的保証は受けていないが、政府機関債として米国国債に次ぐ、信用力を保持している。
>引用終わる

確かにこのような機関が破綻すれば世界に影響が出るだろう。無知な私 は「詳細は新聞・テレビの報道をご覧下さい」しか言えない。だが、大 変な問題であることは解る。よくまー、アメリカは後から後から問題を 出すものだ。

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全国の愛煙家、禁煙せよ!
━━━━━━━━━━━━平井 修一

庶民の楽しみを奪わないでくれ、換気扇の下でおとなしく吸うから勘弁 してくれという、実にけなげで卑屈な(福田総理の言葉を借りれば「本 当に可哀そうなくらい!」の)タバコ愛好家だった小生は、いつかキレ ルだろうと思っていたが、たかがタバコが政争の具にされたことで「禁 煙」を決意した。禁煙なんて簡単だ。小生は10回は禁煙している。

愛煙家はタバコが1000円になっても相当数はついてくるだろう、その半 額の500円ならまあ我慢してくれて税金を負担してくれるんじゃないか、 なんて増税派の甘い見通しは、一昨年の1本1円値上げで税収ががた減り したことで破綻した。

<07年度のたばこ関連税収が2年ぶりに減少に転じた。国と地方を合わ せた税収は06年度から170億円減って2兆2703億円となった。健康志向の 広がりや少子高齢化で喫煙者数が減り、販売本数の落ち込みが大きいた めだ>(朝日新聞)

これで「値上げは角を矯めて牛を殺す」ことが政治家と官僚及びボート 屋元締めには理解できたろう。小生はいやらしいから「溺れる犬をさら に打つ」。

<全国2400万人の愛煙家同志諸君! ここで我々は声なき声のままに、 今回の騒動を終わらせていいのか! 愛煙家から金をとことん搾取して 当然だ、愛煙家は社会の敵だ、病気と火事の元だという勢力を野放しに していいのか! 彼らはいつでも我々を攻撃する用意があるのだ。彼ら喫煙ジェノサイド、紫煙浄化派をとことん殲滅しなければならない。

我々は今こそ千載一隅のチャンス、反撃の秋(とき)だ。敵を完膚なき までに叩き、2度と立ち上がれないように壮大な追撃戦を開始しなけれ ばならない。武器はあるのか。同士諸君、このまま座していれば我々にはふたつの道しかないのだ。to be, or not to be. to smoke, or never to smoke. タバコ吸いますか、それとも 納税止めますか。

我々には強烈な武器がある。「禁煙」という自爆テロだ。同志諸君、1ヶ 月禁煙しよう! 税収は2000億円消える。頑張って2ヶ月目も禁煙しよう!4000億円が消える。3ヶ月目! 同士諸君! 我々は勝ち鬨を挙げるのだ。「遂に禁煙できたぞ!」と。
同志諸君! 我々は禁煙で月間1万円をセーブできる。さらに健康までゲ ットできるのだ。政府と霞ヶ関に巣食う増税派をノックアウトもできる。この一戦は勝利以外にない。失うものは何もなし! 全国の同志諸君、今こそ愛煙家の禁煙の狼煙を上げよう! Yes, we can change! Stopsmoking and stop hostility to smokers, too!>

なんか俺、2400万票で当選しそうだ。小生が「チェンジ!」と叫ぶと韓 流のカミサンは「チャンゲ!」と叫ぶのだろう。
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国内政局が再燃する
━━━━━━━━━花岡 信昭

北海道洞爺湖(とうやこ)サミットを終えて、休戦状態だった国内政局 が再燃する。福田康夫首相(71)はサミットを乗り切ったことで政権維 持に自信を示しているが、逆に「サミット花道論」が頭をもたげる可能 性もなしとしない。自民党内が緊張したのは、2日、公明党の神崎武(かんざき・たけのり)前代表(64)が千葉県市原市の党の会合で述べた発言だ。

■「神崎発言」の真意は
「これから支持率が上がり福田首相の手で衆院解散になるのか、支持率 が低迷して首相が代わり、次の首相で解散になるのか分からない」 神崎氏は次期衆院選前の福田首相退陣の可能性に言及したのである。そ れも、会場に報道陣がいることを事前に承知した上での発言だった。ち ょっと口がすべったという話ではなかったのである。自民党内がこの発言を重視するのは、森喜朗(よしろう)元首相(70)の退陣の経緯を思いだすからだ。2001年2月、ハワイ沖で米軍の原子力潜水艦と水産高校の実習船が衝突した事故の際、当時の森首相は、一報を聞きながらゴルフを続行したとして、メディアの総攻撃を受けた。このとき、神崎氏は野党の内閣不信任決議案に対して、「簡単に否決にまわることはできない」と発言した。これが4月の森氏退陣につながるきっかけとなったと受け止められていた。

公明党内はもとより、自民党内でも「福田首相のもとでは選挙は戦えな い」という空気が高まっている。神崎氏の発言はそうした感覚を代弁す るかたちで公然と突きつけたものといっていい。公明党は来年夏に東京都議選を控えている。東京都議会は公明党発祥の場だけに、全国規模の支援体制を組む。党としては負けられない重要な選挙なのだが、「東京都議選は国政選挙と同様のムードが選挙戦を支配する。都民の感度は鋭い。福田首相のまま選挙戦を戦うのはいかにもしんどい」(公明党幹部)。

■改造にも悩ましさが
福田首相の指南役である森氏はかねてから内閣改造の必要性を強調して
きた。4日には東京都立川市で開かれた自民党東京都連の会合で、サミ
ット終了後の7月後半から8月上旬にかけての時期が改造のチャンス、
と述べている。小泉純一郎元首相(66)は「改造をやれば自分の手で解散することになる」という見通しを示した。これは、逆にいうと、早期改造をやらなければ退陣の意思ありと受け止められることにもなりかねない。福田首相としては厄介な選択が迫られることになる。

現体制は安倍前政権の閣僚をほとんどそのまま引き継いだ「居抜き内閣」だ。福田首相としては自前の内閣をつくりたいはずなのだろうが、なかなか踏み切れない。それは、内閣の要である町村信孝(まちむら・のぶたか)官房長官(63)と、このところ「たばこ増税」などで意欲的に動いている自民党の中川秀直(ひでなお)元幹事長(64)の処遇がなんとも悩ましいことがひとつ。町村、中川両氏の確執は広く知られており、ここで間違えるとお膝元(ひざもと)の町村派にヒビが入りかねない。さらには、安倍晋三前首相(53)が閣僚の「身体検査」に失敗し、事務所費問題が参院選惨敗の要因の一つとなったことが脳裏にこびりついているらしい。

党内の派閥力学から見ると、現在の党役員、内閣の布陣はそれなりにバ ランスが取れている。下手にいじると無用の亀裂を生む恐れがあること も、福田首相に二の足を踏ませている。福田首相にとっての起死回生の逆転打は、民主党の小沢一郎代表(66)との「大連立」の再構築ということになろうが、これはどうもタイミングを逸してしまったようだ。【SANKEI EXPRESS12日付】再掲
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NHKの陰謀の根拠
━━━━━━━━内田一ノ輔

本誌1247号反響欄の石岡荘十様の「NHKの陰謀を読む」に対する、ご意 見拝読しました。拙文に対して、真剣なご意見をいただき感謝いたします。今までも、勝手な文章や、あえて反論を求めるような書き方で投稿してきましたが、批判・反論を含めた反響がなく正直不満でした。更に、率直な感想を言えば「待ってました」といったところです。ご意見に対する私の考えを述べさせていただきます。

*まずタイトルの「NHKの陰謀を読む」ですが、「読む」となっているこ とに、再度ご注意願います。読んだではなく読むとしたところに、推測 やある種の独断は含まれます。 *文中で、『「---はずだ」と断定的に述べておられる』と、何度も書か れていますし、ご意見全体の骨子もその様です。「・・のはず」を国語辞典で調べていただければ、その意味は、概ね「確信に近い推測、予測」と書かれている「はず」です。断定語ではありません。私自身もそのつもりで「はずだ」を用いました。また、紙面の都合や表現の強調を意識して、説明を省いている場合や別の表現に変えたケースが多々あります。例えば、「テレビの映りが悪い」云々では、この地区は間違いなく映りが悪いのです。この地区の家庭のテレビアンテナの高さは、屋根から5~6mが普通です。普通では考えられない高さです。2階の窓から眺めると、まるで高圧線の鉄塔のようにアンテナが林立しているのが見られます。

また実際には、近隣の人にも電波状況を聞いていますが、10軒のうち8軒 は悪いと言い、2軒は悪くないと言う家もあったので、このような「我家 だけではないはずだ」という表現にしたことをご理解願いたい。NHKの勧誘の人も「普通に観られる程度の電波をよこせ」、「電波状況知ってるでしょ」と私が言った際、何の反論もせず「わかりました」と素直に帰りました。電波状況が悪いのを認めているのです。

日本全国誰でも受信機を持てばNHKが観られるというのが、公共放送であ り、それが前提で放送法があり、受信料の一律徴収を決めている「はず」です。しかし、金はとっても電波状況を改善しようという動きは全くない。そして、その事実を知りながらも、とぼけて受信料の徴収を続けている。NHKのやってること、矛盾してると思いませんか?

*『視聴者に「すりこみ」を行なうプロパガンダ放送』云々については、 何度も本誌に書いておりますし、さらに石岡荘十様のような見識の高い 方に、あれこれと言うべきものではないと考えます。

*『同じ体質を持ち、とする根拠は?』については、文中で「次の機会と したい」と書いてありますとおり、その様にしたいと思います。とにか く、ネタには困らないテーマですから。

*『税金のように厳しく取り立てできるように法律を改定したいのが、 NHKの本音であろう。(中略)上記の法律改正を行なうことを目論んでい るはずだ、と述べておられます。「---本音であろう」と推測した上で「---目論んでいるはずだ」とここでも推測を根拠に結論を断じています。』について。本文、「NHKの陰謀を読む」の焦点は、ワンセグを含めた受信料徴収の今後の動向きです。

これについては、橋本元一会長の時代に、会長の諮問機関として「デジ タル時代のNHK懇談会」が設置され、「公平負担のための受信料体系のあ りかた」が議論されました。その議論の過程でワンセグの登場を踏まえ「所帯ベース」の受信料のあり方に疑問が出た。(筆者注 1所帯に何台テレビが有ろうと、1契約でよいというのが現状の方法で、それに対しての疑問)それを受け橋本会長も、「今後の発展系として、”個人的認証”あるいは”機械(ワンセグ、カーナビ等の受信機)に対する認証”を当然考えなくてはいけない」との認識を披瀝した。このことは、同報告書には書かれなかったが、「技術的に可能となれば、受信料の支払いを世帯から個人単位ないしは受信機単位に変えると言う発想は間違いなく存在する」と言える。「NHKの陰謀を読む」の読みを裏付けるものです。

まさに、NHKの本音と目論みと言えると思いますが、いかがでしょう。
また、受信料支払い拒否者側の代理人を務める、梓澤和幸弁護士は「NHKは、放送法を盾にして、意思表示の合致を見ていない未契約者に対しても、意思合致したものと見なされると言う理論で契約を迫るつもりだ。この契約強制は、受信料の性格を”放送税”のように変えてしまう」と語っており、私の「読み」とほぼ同じです。

以上は、今週号の「週間金曜日」から引用しました。所謂サヨク系です が、評価の分かれる佐高信氏が編集長を務めている雑誌で、NHK、新聞等 では絶対に書かれることのない記事を書いてます。当然、サヨク的な記 事も多く注意が必要です。前編集長は筑紫哲也。

「NHKの陰謀を読む」は、この記事を見て書いた物ではない。「週間金曜 日」は金曜日発売であり、私が投稿した時間は、発売前日の木曜日の22 時55分です。一応念のため。

後輩のNHK現役幹部の方、この実態はご存知のはずでしょうが、たとえ大 先輩でも現在進行形のNHKの裏を他言はしないのではないでしょうか?
このような実態をNHKが放送するわけもなく、新聞も同様です。世の中の 真実は、「ケツをまくった」こんな雑誌にしか書かれていないのが実情 でしょう。後輩とのお付き合いも大事ですが、たまにはこんな雑誌もご 覧になっては如何でしょうか。

ジャーナリストが公的なメディアに記事を書く際の基本姿勢を、ブログ 等のでの発言にも要求されるのには異議があります。「ジャーナリスト かくあるべき論」は、いかがかと思います。それこそKYと思われかねな いのでは。新聞に書かれている記事の70%は、いわゆる記者クラブ等で発信された内容だと聞きます。裏でこそこそとやっているところからの発表で埋められた新聞を、堂々とジャーナリズムだとやっているのが実情ではないでしょうか。一方、膨大な量のブログがネット上に存在し、自由な発言をしています。誹謗中傷は許されないし、そのような人は淘汰されています。産経新聞の阿比留記者のイザブログのように、新聞記事の論調と全く異なる書き方で発言しているような事が支持されているのです。ある程度の推測を含め、皆が自由に発言できる自由 、素晴らしいと思います。

最後に、石岡荘十様のように、古巣NHKをこよなく愛されているOBの方や、NHKの番組を好まれている方に対しての配慮が欠けていたかもしれない事を反省材料としたいと思います。