「国際国家」日本だからこそ、移民に警戒すべき。(大日本セキュリティ) 重要です! | 日本のお姉さん

「国際国家」日本だからこそ、移民に警戒すべき。(大日本セキュリティ) 重要です!

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▼「国際国家」日本だからこそ、移民に警戒すべき。(大日本セキュリティ)
朝鮮系と噂される自民党・中川秀直氏の「移民1000万人受け入れ構想」が、以前から燻っていた移民論議に火を付けたようですこの構想をぶち上げたのが中川秀直氏だった為に、移民懐疑派に妙な疑念を抱かせてしまった感じですが、それこそ大前研一氏なんかは以前から移民受け入れを積極的に行うべきという論客でしたね。

●陳さんのWorld view blog.livedoor.jp/fgejtocfk4fk5j23dk5/archives/425168.html ・インテリ層の移民受け入れに反論~優秀な外国移民を歓迎するというのは滑稽な議論だ。(瀬戸弘幸氏)
優秀な外国人移民を歓迎するというのは滑稽な議論だ!
知識階層とかインテリ階層と呼ばれる人が、今回の移民1000万人受け入れ構想に賛同しており、それが雑誌などに紹介されている。今週発売の雑誌『SAPIO』にも、下記のような特集が組まれています。「移民」は救世主か、問題児か。この中で、大前研一は積極的に移民を受け入れるべきであると主張しています。
その理由は「世界中から優秀な人材がやってくる」というのです。このような議論は

東京都
の石原慎太郎知事も同じような考えを表明しています。きちんとした移民政策を― 同時に、私は決してレイシストではない。日本はきちんとした移民政策をとればいい。労働力も足りなくなって日本の人口構成も逆三角形になってきたんですからね。私達日本人のルーツは北はモンゴル、東は中国大陸、朝鮮半島、南はメラネシアからインド、パキスタンまで。日本人のルーツというのは四方八方なんですよ。私の親父はインド人のような顔つきだったし、お袋は目が細くて中国人のような顔つきだった。それが結婚して子供が出来たら私のような典型的な日本人顔になった(笑)。皆、典型的な日本人だと思ってるけど、全部混血! だから日本人は優秀なんだ。だから私は日本はもう一度、思い切って移民政策をやったらいいと思う。そうしたら不法入国も総体的に減ってくると思う。正式な入国をさせるためにはきちんとした入国管理をしなきゃいけない。日本の将来を考えても、アメリカ社会のダイナミズムの根底には何があるかと言うと移民というものが大きい。私は日本国民が「移民政策をやる」という認識の下に入国管理をきちんとやれば治安回復にも繋がってくると思うんですよ。
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↑上記はかつて(2003年)に東京の治安問題を都民と語りあった「東京トーク」という集会で述べたものです。石原都知事を私は政治家として尊敬し、また外国人犯罪などに対する取り組みを支持してきましたが、この昔からの持論にだけは賛同できなかった。移民を認めると優秀な人がやってくる」という意見と、この混血が進むと民族の優秀性が保たれるという考えは、果たして根拠のあるものなのでしょうか?そのことについても考えてみたいと思います。移民の国である米国には確かに優秀な人も多いし、また様々な面において強力な国家体制を創り上げていますが、それは白人が主導してきた時代のことであって、現在、南米からの移民が増加することによって、その米国の弱体化は誰の目にも明らかです。西欧社会の現実は、日本のインテリ層が主張する方向とはまったく違っています。優秀な人ばかりがやって来るわけではありません。経済的に貧困であって、ろくな教育も受けられなかった人々が大量に流れ込みました。つまり、それは世界の実情とはかけ離れた主張であって、嘘を言っているとまでは言いませんが、余りにも一方的な主張であると断ぜざるを得ません。大前研一氏は現在、経済的な繁栄を謳歌しているのはシンガポール、香港、ドバイなどであり、それらの地には世界中から優秀な人たちが集まっており、日本もそのような移民国家を目指すべき―と言っています。

しかし、これはまったく日本などとは比較にならないケースであり、これを日本と同列に論じることに大きな問題があります。香港やシンガポールなどにしても、元々植民地国家として多数の人が流れ込んで来ました。その人口や面積はわずかであって、国家というよりは都市が拡大したもので、都市国家と呼ばれるほうが適切でしょう。このような都市国家は歴史上も人の出入りが多く発展して来ました。しかし、これを「移民国家」の理想的なものとして捉え、日本の将来像に置き換えるのは、どうしても無理があると考えます。国家というよりは香港、シンガポールはやはり一つの都市と見るべきです。最近、躍進が著しいアラブ首長国連邦のドバイですが、この国は人口が150人万でその内の90%は外国人だそうです。元々この国は砂漠であり、遊牧民の住むところで、国家という概念が果たして歴史的にあったのか?そのようなところに戦後植民地から独立する形で国が創られ、現在、石油ブームで賑わっているとしても、こちらも同じように移民国家の成功として称えることは余りにも早計過ぎるのではないか。成功例として挙げられるものは、小規模の都市国家やドバイのように最近注目される所ばかりです。これらのところにおいては、投機筋が集まっており、マネーゲームの場ともなっています。 どう見ても、それがまともな国家の在り様とは呼べないでしょう。

対して、移民を受け入れてしまったために、社会に深い亀裂を生じさせてしまったケースが西欧社会にはたくさん見られます。日本はどちらかと言えば、この西欧社会に類似した国家形成の歴史があります。西欧社会が外国人移民を受け入れ、その殆どの国家で失敗したことは、これは厳然たる事実なのです。そのことを本来は誰よりも熟知している筈の知識階層が、そのことに沈黙しているのは何故なのでしょう。西欧社会の移民にも優秀な人はたくさんおります。しかし、優秀だから国家に貢献するとは限りません。医者や弁護士、技術者などの知的レベルの高い人ほど、危険であるという考えも成り立ちます。9・11事件を起したテロ組織は活動家を西欧社会で調達していました。英国の電車テロやドイツのケースなどを見ても、爆弾テロに走る人の率は高学歴の人のほうが高いでしょう。いくら優秀であっても、多数派ではないという現実から逃れることは出来ません。差別や疎外といった感情の行く着く先に、そのようなテロリズムに陥る危険性が常に付きまとっているのです。優秀な人だけが優遇される社会も考えものです。一般のごくごく普通の日本人はどうなっても構わないとでも言うのでしょうか?この問題は「優秀な外国人がやってくるから…」などという論点だけで主張されては、たまったものではありません。優秀な外国人のために、我々一般の日本人が犠牲を強いられる社会など御免蒙ります。

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(■陳 胡痒のコメント)
全然関係ないけど、皇太子様が慰問に行ったブラジルに大勢いた日系人、あれどこの国から移民していった人たちの末裔なんでしょう?
外国への移民はOKだから、反対はだめ。
右翼の言うことと、左翼の言うこととは全くその論理構成が同じですね。
例えば、昔の大日本企業は低価格路線でアメリカの製造業を叩き潰して、全世界でM&Aをして多国籍企業となっていったのです。それなのに、日本企業に対する外国企業や投資ファンドによる買収には拒否反応を示して、外資に日本が乗っ取られるとか被害妄想を膨らませる。じゃあ日本企業も外国で現地の企業を買収するのをやめたらどうでしょうか?
要するに、移民の問題も、多国籍企業の国境を越えた経済活動も、根は同じということなのではないでしょうか。
国家間の相互依存が高まり、今や経済は一国だけでは回らなくなりました。そして交通機関の発達が人の移動に拍車をかけるようになったのです。
グローバリズムはインターネットが誕生したことによって生まれた歴史の必然です。
西ローマ帝国はゲルマン人の侵入によって滅亡しましたが、西ローマ帝国は移民に対する制限を行わなかったから滅びたのでしょうか?違います。制限を行おうが押し寄せるゲルマン人を押しとどめることはできなかったのです。
ローマ市民がフヌケになり国防の義務すらも果たせなくなっていたということも大きいでしょう。軍の司令官にまでゲルマン人の帰化人が就任していたからです。
つまり、ローマ帝国の滅亡もまたヨーロッパの歴史が次の時代に移っていくための必然だったのです。
ですから、同様に、日本が移民排斥法を作ろうが、移民は不法居住者という形で増加してゆくでしょう。全ては歴史の必然なのです。これを止めようとするなら、日本が移民たちにとって徹底的に魅力のない国になるしかありません。つまり経済的に貧しい国になるということです。豊かさを維持しながら、移民の流入を止めることなどできない相談です。
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経済的に豊かな国には不法・合法問わず移民問題がつきものという事なのでしょう。現実を直視すればそういう事になるのでしょうね。まぁ。日本列島が人種というか、モンゴロイドの吹き溜まりだというのはわかります。台湾・沖縄づたいに北上してきた南方ポリネシア系・中国大陸から直接、又は朝鮮半島経由の渡来人・もっと遡ると氷河期にシベリアと地続きだった
北海道
へやってきたマンモスハンター....。極東の辺境である日本はモンゴロイドの見本市みたいな感じだったのでしょう。ある意味、ずっと多民族国家だったのは本当です。


そういえば、米共和党に影響力を持つ外交アドバイザーであるキッシンジャー氏と双璧と言われ、主に米民主党に影響力を持つブレジンスキー氏は、自著の中で「日本は国際国家」であると言っています。国際国家というと多民族国家みたいなイメージがありますが、「世界地図を強大なチェス盤に見立てる」地政学の大家・ブレジンスキー氏のニュアンスはちょっと違います。日本は巨大なユーラシア大陸の「国々」の「際(きわ)」に位置しているおり、東側は巨大な太平洋である。こういう立地で、国家の富を蓄積していく為には、必然的に太平洋や世界を股にかけた通商業務に従事するしかない。実際、日本は貿易立国なのですから、アメリカ・太平洋諸国からユーラシア大陸への玄関口としての「国際国家的立地」を最大限生かしてきた訳です。

一方、ブレジンスキー氏によると巨大な人口・市場を持つ「大陸国家」アメリカ・中国・ロシアなどは、「国際国家」の日本とは違って、内需の拡大で国富を貯めていく事が可能であり、それにより、周辺国家への政治的・経済的な影響力を持つことができるそうです。最近のアメリカ外交は「ジャパン・パッシング」で、中国詣でが続いているのですが、アメリカは有史以来、常に「大陸国家」中国を文化・政治・経済的にもアジアの中心国家として見て来たわけです。むしろ、20世紀後半の日本の隆盛が異常事態であり、イレギュラーな事だったのでしょう。

ここまでの話を読むと、「それでは、国際国家である日本は中川秀直が言うように、大量の移民を受け入れた方が良いのか?」という風に思われるかもしれませんが、私の考えは全く正反対です。別に移民を大量に受け入れなければ、日本が経済的に衰退するなら衰退させておけば良い....。(私は実際に衰退するとは思いませんが....。)ただし、日本の文化・歴史を尊重し、日本で生活するに必要最低限度の日本語能力を有する人達は受け入れても良いと思います。逆に、日本人の血を引くというだけで、労働力として引っ張って来た一部の日系ブラジル人が治安をどれだけ悪化させてきたかを見れば、「単なる埋め合わせ労働力としての移民」がどれだけ危険かわかると思います。「国際国家」日本の周辺には、未だに民主主義の根付かない全体主義の「大陸国家」中国があります。上で述べた通り、外需依存の「国際国家」は強い内需を持つ「大陸国家」に簡単に絡め取られる危険性が常にあるのです。中国共産党にコントロールされた移民が日本に入ってきたら文字通りの「骨抜き」ですね。それに、「愛人への手切れ金として官房機密費からくすねた2億円を住吉会に払う」移民出身の政治家なんかがこれ以上増えても困りますし....。

まともな見識を持つ政治家であれば、「大陸国家」中国の共産主義体制が瓦解するまで、「移民大量受け入れ」なんて事を軽々しく言わないはずです。