加藤紘一への抗議声明と加藤の「釈明」 (島田洋一)
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▼加藤紘一への抗議声明と加藤の「釈明」 (島田洋一)
帰国した拉致被害者5人を北朝鮮に戻すべきだったという加藤紘一の妄言が波紋を広げているようだ。
さすがにまずいと感じたらしく、加藤は自身のホームページに、「多くの皆さんが違和感を抱いたり、怒りを感じたり、悲しんだりしておられるようです。……是非、前後の文脈を知っていただいた上で、趣旨をご判断いただければと思います」として、発言内容を長々引用している。http://
■不見識きわまりない加藤紘一氏の発言に抗議する
★抗議声明
報道によれば、7月7日、日朝国交正常化推進議員連盟(山崎拓会長)の顧問を務める加藤紘一氏が、北朝鮮から帰国し自由を得た拉致被害者5人について、次のように述べたという。「国家と国家の約束だから、(北に戻した方が)よかった。安倍(晋三)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、そこが(安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」
5人が北に戻されていれば、「自分の意思で戻った」と言わされたあげく、「拉致問題は解決済み」という北朝鮮側の主張に利用されたであろう。その上、5人はこれまで以上に不自由な監視下に置かれたであろうことは、少しでも「外交感覚」のある人には明らかである。加えて、医療体制が崩壊した北に戻されていれば、日本でなら簡単に治る病気でも死に至ったかも知れない。
2002年12月19日、新潟で記者会見を行った5人の被害者の一人は、「政府が(日本にとどめるという)方針を出す10月24日夜以前に、すでに日本にとどまる意志を伝えていた、北に戻るつもりはない、日本で子供たちを待つ」と明言している。また、その後(12月27日)、改めて柏崎で会見した蓮池薫、祐木子夫妻は、子供と第三国で会うなどの「妥協案」は「家族の問題が外交のカードに利用されることになり受け入れ難い」、「好きで北朝鮮に行ったわけではないし、自分たちの意思で、日本で子供と会いたいと言っているのだから、早く子供を返して欲しい」と述べている。被害者や家族の思いや不安をまったく理解しようとしない加藤紘一氏に対し、われわれは強い憤りを覚えるものである。被害者本人の明確な意思表明にもかかわらず、今頃、5人を北に戻すべきだったと主張する加藤氏の精神構造を、われわれは強く疑わざるをえない。
加藤氏を顧問に頂く「日朝正常化」議連の内部からも、即座に批判の声が上がるかと注視していたが、今のところ動きはない。このまま推移するようなら、われわれは、山崎拓会長はじめ同議連の役員・メンバーもすべて、日本人の自由と命よりも金正日の意向を重視する加藤氏と同次元に立つものと見なさざるを得ない。
平成20年7月9日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 代表 飯塚繁雄
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 藤野義昭
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▼「シンガポール日本を抜く」 (竹田和平の一日一言)
アジア一のシンガポールの見出しが7月5日 日経夕刊一面に踊りました。GDPが日本を抜いたそうです資源のない熱帯の小さな島国での快挙は刮目すべき現象ですね。法人税18% 所得税20%以下 相続税ゼロで治安が守られていることが 内外の資本や人材に悪条件を乗り越える 希望と勇氣を与えたのでしょう。日本も不況に苦しめば苦しむ程 やがて仁徳帝のかまどの火の故智を思い出し 内外の貯徳旦那の輩出を促し貯徳小国の連合体に変身し 世界に敬愛される貯徳日本に成長してゆくでしょう。無理なく 無駄なく 美しく天とわくわく ありがとうで参ろうね。
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▼「与謝野氏、皮肉交えて1000万人移民構想を批判 (産経)
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自民党の与謝野馨前官房長官は9日、都内のホテルで開かれたシンポジウムで、同党の中川秀直元幹事長らが唱える1000万人移民受け入れ構想について「自民党にもあわてん坊がいて、『人口が減るから1000万人移民計画だ』といっている。日本国は日本人が営々と生活してきた場だ。1000万人も入れたら、日本人は職場を全部その人たちに奪われる。そういう覚悟をもってやったらいい」と、皮肉を交えて批判した。
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★批判はもっともで、むしろ、「1000万人移民受け入れ構想」に、今まで批判が出てこなかったのが不思議でなりません。1000万人も異民を受入れたら、日本に馴染もうとしない移民コミュニティーと日本人コミュニティーの対立が職場や社会の至る所で発生し、街には職を追われた失業者が溢れるでしょう。また、親の失業による経済的理由から学生の大学進学率が低下したり、日本に馴染めない一部の移民が犯罪組織を形成し、凶悪犯罪の発生率が極端に上昇して治安が悪化、日本は不法者社会に成るでしょう。そもそも、移民は日本の為に働いてくれませんよ。それに、移民(出稼ぎ労働者)は、日本で稼いだお金を祖国の家族に送金するので、円資産の海外流出を招くだけです。経済的に見ても良いことばかりではないと思います。それと、移民にも語学や、社会習慣になれるために、訓練する施設なりトレナーなりが必要であり、日本に来て直ぐ職場に順応し、費用も掛からず、労働力になるという考えは甘い。 今閉じ篭りの人達が、やっと、閉じ篭りを止め、社会復帰して仕事をするという過程で、 いきなり、人間とのコミュニケーションの出来ない状態から普通の人との人間関系を作る事が大変で、復帰にも段階的に小さな経験を積み重ねて少しずつ職場に馴らす事が大切で、今の職場が狭い日本の労働環境では企業の協力や、何らかの支援があれば、労働できるようになると言う事をNHKのクローズアップ現代が放映していた。日本にはニートが180万人居る。将来、このままなら、税金も払って貰えない、負担が増える事になる人々の開拓にこそ手を伸ばして支援する体制が必要なので、外国人労働者に振り向けるなどと論外です。
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▼ロシアの頭を押さえ込むロスチャイルド (オルタナティブ通信)
ロシアのホワイトハウスに該当するクレムリン内部には、武器庫がある。そこには、ロシア製の最新鋭の兵器が保管されているが、同時に、ロシア製のダイヤモンドの宝飾品が豪華に飾られてもいる。 ここはロシア軍が戦争を行う場合の、軍事作戦を立てるため、ロシア軍の戦闘能力を測定するための武器陳列室であり、ロシア国家の「国力の強さ」を示す博物館であり、その「自慢」のためにダイヤモンドが陳列されている。 確かに豪華な宝飾品ではあるが、ロシア製のダイヤモンドは、ダイヤモンド業界では「メレ」と呼ばれる、全て1~3カラット程度の小粒であり、特にロシア製は硬度が弱く工業用には使用出来ない。 逆に、世界で生産されるダイヤモンドの7割は、宝飾品には使えない輝きの「くすんだ」ものであり、工業用の硬度の強い物である。 ダイヤモンド業界では、「シルバーベア」と呼ばれる、このロシア製ダイヤモンドは、大粒ダイヤモンドよりも見劣りがする小粒で、硬度の弱さが特徴になっている。 このため、ロシアは油田掘削、鉱山開発用のドリルの先端に付いたダイヤモンド、精密兵器製造のための工業用ダイヤモンドの大部分を、ロスチャイルドに「押さえられている。
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▼「ロシアン・マフィアの乗っ取りファンド(オルタナティブ通信)
ロシアのプーチンが、原油高騰による、あり余るオイル・マネーで、対外的な乗っ取り・買収ファンドを創立した。エネルギー以外に、特に輸出品の無いロシアが、今後、ユーラシア大陸企業として、また「日本を窓口」としての太平洋への「進出」を目指し、技術力のある日本企業の買収に乗り出して来る。米国の乗っ取りファンドのように、その正体が「見極め易い」動きは、ロシアの場合は見せない。
日本の新日鉄の買収を手がけた、インドのミタル製鉄の株主、経営陣の、どこを見ても、その正体が分からず、「インドに日本企業が乗っ取られる?」と不可解な反応しか出来ない内に、乗っ取られる、という事態が「起こりかねない」。
無数の企業を買収し、巨大化したコングロマリットのミタルであったが、その無数の「子会社」の一つがベルギーの製鉄会社であり、子会社」から逆流する形で資金提供が行われ、その子会社が事実上の「親会社」であり、その子会社がロスチャイルドによって経営されている、という、アクロバットが行われていた。ロシアン・マフィアも、今後は、こうした複雑で、複数の「トンネル」会社を経由して、日本乗っ取りに「進出」して来る。ミタルの新日鉄買収は失敗したが、ロシアン・マフィアは、そう簡単には手を引かない。
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