地村保さんが加藤紘一を非難「貴殿はそれでも日本人かと言いたい」(訳わからん、このシャバは)
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▼地村保さんが加藤紘一を非難「貴殿はそれでも日本人かと言いたい」(訳わからん、このシャバは)
【筆者記】
産経新聞によれば
『自民党の加藤紘一元幹事長が北朝鮮から帰国した拉致被害者5人について「(北朝鮮に)返した方がよかった」と発言したことに対し、拉致被害者の地村保志さん(53)の父保さん(81)が10日、元幹事長あてに「本当に腹が立つ」などとする抗議文を送った。抗議文は元幹事長の議員事務所にFAXで送られた。抗議文で保さんは「貴殿はそれでも日本人かと言いたい」と元幹事長の発言に怒りをあらわにしている。平成14年に保志さんが帰国した当時を「栄養失調寸前の息子たちを見て、北朝鮮には絶対返さないと誓った」などと振り返った上で、現在も拉致被害者が北朝鮮に残されていると指摘。「拉致問題の全面解決のために今まで以上に頑張ってほしいと思っている今日、貴殿の様な発言は、本当に腹が立ちます」としている。』
加藤紘一氏が自分のホームページにおいて今回の問題について弁明をしています。
『1.拉致という犯罪を犯した北朝鮮から、「日本は約束を守らなかった」などといわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきである。』
『2.北朝鮮が拉致を認めて謝罪したあの時、北朝鮮はアメリカの攻撃を恐れていた。だからこそ、一気呵成に交渉を進めて、拉致問題の全面解決を図るべきだった。しかるに、北朝鮮に「日本は約束を破った」という不信感と口実を与え、その後の交渉が途絶える一因を作ったと考える。』
これです。よし、わかりました。そこまで被害者を北朝鮮に帰すべきだったと言うのであれば今までの経過をしっかり書いておかなければなりません。本日は少し長くなるかも知れませんがぜひ、最後まで読んでいただければと思います。
2002年、平成14年10月15日を覚えていますか。あれからもうすでに6年が経とうとしています。今なお、金正日は拉致を自分たちの犯罪であったと認めておきながら、この国家的テロ犯罪であるにも関わらず、交渉の道具に使い、恥しげもなく、小出ししながら未だに身代金を要求しています。恥ずかしいことに日本はこのような犯罪者と同じテーブルにたち、交渉をしているのです。思い出して下さい。
1978年の七月の夜、福井県小浜市の小浜公園の展望台から忽然と姿を消した同市の地村保志さんと浜本富貴恵さん(47)と、新潟県出身の大学生、蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)、そして同県の佐渡島出身の曽我ひとみさん(43)の計五人が十五日午後、羽田空港に到着した政府チャーター機で帰国、24年ぶりに家族と感激の再会をした日です。タラップを降り24年ぶりの祖国の地を踏んだ被害者の皆さんが肉親と抱き合う姿に日本中が涙したと同時に北朝鮮そして朝鮮人に対する憎しみが湧いてきたはずです。私はあの日を一度たりとも忘れたことがありません。地村保志さんや浜本富貴恵さんら帰国者五人は、十五日午後六時半から都内のホテルで家族とともに記者会見したことを覚えていますか。帰国直後という事情を配慮し、報道陣からの質問は行われず挨拶だけを行い、退席されたと思います。記者会見での拉致被害者本人の発言全文は次の通りだ。曽我ひとみさん(43)とても会いたかったです。浜本富貴恵さん(47)皆さんに会えてうれしいです。本当にありがとうございます。地村保志さん(47)本当に長い間皆さんに心配かけました。本当にありがとうございました。蓮池薫さん(45)皆さまに本当にご心配かけました。両親の元気な姿を見て本当にうれしい限りです。奥土祐木子さん(46)長い間本当にご心配かけてすみませんでした。本当にありがとうございます。
この段階で、我々は拉致被害者の皆さんが残してきた子供のことについてはあまり気が付いていなかったはずです。当時の新聞はなんと書いていたか。朝日新聞は「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から一時帰国した」と書いているんです。北朝鮮の人攫いを棚に上げて一時帰国だそうです。わが国に土足で入り込み、朝鮮総連が手引きをして連れさらわれた私たちの同胞が帰ってきた日であるにも関わらず一時帰国したとはなにごとか。これまで不法入国者の集まりである朝鮮総連に脅され、拉致をはじめ北朝鮮問題に及び腰だった日本のマスコミのバカども。テレビ朝日のキャスターが朝鮮民主主義人民共和国と言わないで「北朝鮮」と言っただけでCMに切り替わると言う過敏な反応は真実を追究するとする報道から完全に遊離し、本来のメディアの公正さからは程遠いものでした。それは創価学会などの放送をみてもまったくと言っていいほど変わっておりません。
しかし、マスコミは国民の強い北朝鮮批判に勢いついたのか、9月の日朝首脳会談から10月15日の5人の一時帰国を境にして掌を返すような北朝鮮批判報道を始めたのです。それじゃ今までの拉致事件の対応は一体なんだったんでしょうか。朝の主婦向けの情報番組では連日連夜、金正日の酒ぐせやタバコの趣味、愛人まで報じ、喜び組の踊りまで披露してあざ笑っていましたね。そして今度は一転して帰って来た被害者の「涙と感動」の情緒的報道に終始するばかりで、北に残された被害者の子供たちのことや、何人の拉致被害者がいるのか、また、これからテロ国家北朝鮮とどのように交渉し、人道的問題として子供たちを奪還していけばいいのかと言う本質問題に早稲田大学教授・重村智計氏は別にして一部のコメンテーターはまったく触れていませんでした。言うまでもなく、この時点で、地村さん夫妻の一女二男をはじめ、蓮池さんの子供や曽我ひとみさんさんの夫を北朝鮮に残して帰ってきたのです。
そのような状況の中で、マスコミは「北朝鮮は拉致した日本人全員を即時無条件で返せ」と訴えていただろうか。中には「5人を一旦北朝鮮に返すべきだ」と言い放った朝日新聞系のキャスターがいたことを忘れてはいけません。このような売国奴のような連中に同調してたのが加藤紘一や当時の官房長官福田康夫、そして外務省アジア大洋州局長の田中均氏だったのです。当然、反対派は安倍晋三副官房長官と中山恭子内閣官房参与でした。そして全面的にバックアップし被害者の救出に力を注いでいたのが代表格の平沼赳夫議員や中川昭一議員でした。
したがって今回の加藤紘一の正気の沙汰とも思えない発言は、今更始まったことではないのです。これをしっかり覚えておいてほしいのです。そして忘れてならないのが福井県の小浜に里帰りした保志さんの父、保さんが記者会見で述べた発言内容が政府方針を決定的なものにさせました。「うれしい気持ちは全然ない。生存者だけを帰せば納得すると思っているのか。政府の交渉が北朝鮮寄りになっていることに憤りを感じる」そして富貴恵さんの兄、雄幸さんも「なぜ家族一緒に帰してもらえないのか。悲しいですね。子供を”人質”に取るようなやり方は酷だ」と強気な発言をされました。つまり、当たり前のことですが被害者の子供たちも家族として無条件に帰せと言うことです。そして被害者の皆さんが「私たち夫婦も日本に残ります。残って子供たちを待ちます」と言う発言につながっていったのです。
これで政府の方針はある程度、決まったと言っていい。
しかし、これには大変な紆余曲折がありました。「拉致被害者5人自ら永住決断」この政府発表前の経過を少し書いておきたいと思います。以前までテロ国家北朝鮮との信頼関係を重視する「田中均路線」いわゆる、加藤宏一氏が述べる約束対約束という考えです。それに対して 安倍氏を中心にした谷内正太郎官房副長官補の「絶対に帰すべきではない」とするグループが対立していました。北との約束を重視する田中均氏は「被害者の子供たちは学校もあり、来月(11月)中の来日は無理だそうですが、北朝鮮は来日に反対していません」と首相官邸に報告しています。したがって小泉首相はこの時点では帰すつもりだったと思います。しかし、ここで大きな変化が訪れます。それは10月16日、北朝鮮が国際社会との約束を裏切って核開発計画を進めていることが明るみに出たことで雲行きが怪しくなってきます。 当時の官房副長官補の谷内正太郎氏は「こんな国を信用していいのか」と不信感をあらわにし「5人を日本に残し、亡くなったとされる8人の消息を追及すべきだ。北朝鮮に戻したらゼロから始めなければいけない」と訴え始めたのです。
一方の田中氏は、「北朝鮮政府は5人に『家族も連れて帰ったらどうか』と聞いたが、5人が『子供に日本人であることを話していない』と断った経緯もある」と説き、「すべて合意ずくで進めなければいけない」と北を信じることを強調して回ったのです。 10月23日午前10時、その日の早朝、被害者家族会の代表らから5人を北朝鮮に戻さぬよう求められた安倍氏は、首相官邸の自室に日朝国交正常化交渉担当大使の鈴木勝也氏、田中均氏、外務省アジア大洋州局参事官の斎木昭隆氏、北東アジア課長の平松賢司氏、そして谷内正太郎官房副長官補、中山恭子内閣官房参与を集めて安倍副官房長官は「5人を返さないという選択肢も考えたい」と言い放ちます。中山恭子氏も「本人の意思はまだ申し上げられませんが、安倍さんの言う通りです」と答えています。 田中氏は「北朝鮮はキレやすい相手だ。そこを考えて欲しい」と異議を訴えています。午後2時、福田康夫官房長官が執務室に安倍副官房長官を呼び、「田中さんとよく相談してやって欲しい」と要請したのです。私は福田官房長官が官邸にあって、田中均氏の強力な擁護者であったことから、田中均氏が福田氏に泣きついたのではないかと考えています。そして最大の山場がやってきます。翌10月24日午前9時半。安倍氏の執務室に田中氏、斎木氏(現アジア大洋州局長)、平松氏、谷内氏の外務官僚そして中山さんが顔をそろ、話し合いが始まりました。
田中氏「一つ一つ信頼を積み上げてきた。ここで5人を戻さないとすべて崩れる」
中山氏「地村さんご夫婦、曽我ひとみさんの3人は日本に残り子供たちを待ちたいという日本残留の意思があります」と初めて公表しました。
田中氏「それは困ると言っている。私と先方(北朝鮮)の信頼関係はどうなるのか。何とかしてもらえないか」
安倍晋三氏「被害者の皆さんが留まると言っている以上、日本は自由な国だから強制的に送り返せるわけがない。彼らが自由に意思を表明できる環境を作る責任が我々にはある」と反論。
中山氏「今は被害者の意思を表に出すべきじゃない。国の意思として5人を日本に残すと言いましょう。批判は我々が受けましょう」と主張。
谷内氏「私もそう思う」と同調。
田中氏と平松氏「いやあ、困りましたねえ」ここで安倍氏は一気にたたみかけました。 安倍晋三氏「田中さん、5人の帰国はあなたの『信頼関係』のおかげかも知れないが、もはやソフトランディングは成立しない。まさか、外務省が勝手に連れ出すわけにはいかないでしょう」 そして「その時、歴史が変わった」のです。
中山恭子内閣官房参与の携帯に、一番マインドコントロールされ、子供たちを心配していたた蓮池薫さんから「私たち夫婦も日本に残ります」との電話が入りました。これで全員が残ると言う意思が確認されたのです。「僕たちも3人と一緒に残ります。」最初に安倍氏に伝えられました。そして安倍晋三氏は全員に「責任は政府が負いましょう。政府の意思で5人を北朝鮮に返さないと決めましょう」と宣言したのです。電話を受ける前、中山氏は出席者に、蓮池さん以外の被害者の皆さんが日本に残る意思を伝えてきていることを伝えていました。蓮池さんの意思で被害者全員の考えが一致した瞬間でした。
「5人を北朝鮮に戻さないと困る」と訴えていた外務省アジア大洋州局長の田中均氏。だが、最後に残った蓮池夫妻の決断、そして安倍氏の強い決意の前に、田中氏は沈黙せざるを得なかったのです。そしてこの帰さないという方針は小泉首相に伝えられ、小泉首相は「よし、それで行こう」と決断したのです。
愕然としたのは官房長官の福田氏です。「約束が違う。北を裏切ることになる。おかしいのではないか。」しかし小泉首相が決断した以上、政府方針は覆ることはありませんでした。
このような交渉の中で加藤紘一や山崎拓などは外野席でわいわい喚いていたのです。この二人はなにもわかっていないんです。このような流れがあったことなどもうすでに忘れてしまったのでしょう。
今でも北朝鮮の言うことを聞けばよかったと思っているとは、私にはまったく理解できません。日本の強気の姿勢が、国際テロを仕出かし、弱みを握られてしまった北朝鮮を動かし子供たちを帰さざるを得なくなったのです。
ここまでやっていながら未だに帰すべきだった、北の言うことを聞くべきだっとはなにか北朝鮮との密約があるとしか思えないんです。つまり頭の中は利権でいっぱいなんのだろうか。
そして私が一番気に食わないのがそのおこぼれをいただく為にネズミのように裏で這い回っているのが被害者の会から出入り禁止となった平沢勝栄という大衆迎合主義そしておっちょこちょいの政治家です。
だからこのバカ男は今回も山拓の肩を持ったでしょう。正直に言ってこんな、ころころ変わる政治家はいない。これほど政治家としての指針を持たない政治家はいません。単なる芸能人であり政治家モドキですよ。
そして最大の問題は現福田内閣総理大臣だ。これを見てもわかるようにあまり表に出ず、この弱気な外交も当初からのものであり、今もまったく変わっておりません。
このビデオを観てもらえば福田総理が拉致問題でしどろもどろになっているのがわかります。
福田総理は「私は、帰すべきではない!という風には申しませんでした。これは真っ赤の嘘。あんたが均ちゃんを使って被害者を帰すべきだとと言っていたのはわかっています。
麻生氏が含み笑いをしているのがよくわかります。このビデオは多分、外国人記者クラブでの総裁選の公開討論会でのものだと思います。
福田総理の性格がよくわかります。よーくみてください、逃げてますよ。自分で何を言っているかわかっていない、最後には遺族だなんて。笑い話にもなりませんよ。
最後に付け加えておきますが福田総理はこれが精一杯です、しかし、福田氏に党首討論しても何もしゃべれなくなりうろたえるのが小沢一郎と言う男だ。強いて言うなれば福田より質が悪いのが小沢一郎です。このような民主党に政権が移ろうものなら日本は沈没してしまいますよ。これだけはしっかり覚えておく必要があります。
拉致問題は絶対に風化させてはいけません、何としてでも被害者をテロ国家から取りも出さなければいけません。国家犯罪を個人の誘拐犯罪にすり替えた金正日。米国はこのようなテロリストと交渉しテロ支援国家指定解除とコメ支援を行いました。であるならば同じテロリストのビンラディンとなぜ、交渉はしないのだ、ここにブッシュ嘘つき外交の本音が隠されているのです。
日本の主権を守るために朝鮮総連を徹底して追及し、被害者を奪還するまで最後まで頑張りましょう。