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海底石油の採掘権
━━━━━━━━Andy Chang(ワシントンDC)
なぜ人も住めない小さな島尖閣列島が大きな問題になるかといえば、 領海の漁業権(珊瑚も含む)と海底石油の採掘権である。

普通漁業水域は沿岸から200海里である。排他的経済水域(鉱物権もこれ に入る)も沿岸から200海里の領域を指す。

1960年代初期まで石油探鉱は陸地に限られていたが、60年代中期になっ て地震探鉱技術とコンピューターの発達に伴い、海底石油の探鉱は飛躍 的な発展を遂げた。それに伴い領海権が問題になってきた。

筆者はあるアメリカの石油探鉱会社を代表して69年に台湾の中国石油探 勘処を訪問したが、主目的は台湾にコンピューターと地震探鉱のデータ プロセスを導入することだった。

そこで見せられたのが1枚の地図だった。台湾の関係者は東西の緯度に 沿って台湾の西部沿岸を5つの地区にわけ、外国の石油会社と合作で各 区域の探鉱、試削、採油をしたいと持ちかけていたのだった。

その他の4区のことは省いて、第5区と呼ばれていた釣魚島沿岸はアメ リカのConocoとOcean Exlorationとの合作を交 渉していると教えられた。

採掘を始めれば領有権争議のときに既成事実として切り札になるという 考えだ。しかし尖閣諸島の領有権もハッキリしていない上、当時の沖縄 はアメリカの占領下にあったから、石油会社がそう簡単に乗ってくるわ けがなく、やがて立ち消えとなった。

69年9月、中国は尖閣諸島は中国の領土の一部であるとの声明を出し、沿岸の探鉱や漁業など一切の活動は中国の許可なしに行ってはならぬと 警告した。

当時中国はまだ国連入りを果たして居らず、尖閣諸島は沖縄に属してお り、その沖縄はまだアメリカが占領中だったから、弱小国である中国の 発言は非常に先見性のあるものだったと思う。いまでもデモ船がくると日本は自衛隊の艦隻を動員してホンコン人の上陸を阻止しているが、日本とても本気で中国と対決したいわけではない。

その証拠に97年ごろから中国は地震探測船を釣魚島沿岸に派遣し、98 年には井戸の試削を行った。日本はそれを知っていながら(アメリカも)中国の試削井が天然ガス層を掘り当てて埋蔵量の見通しがつくまで黙って許していた模様である。いわば中国はタダで海底石油の有無を調べてくれたわけである。

尖閣諸島の返還を見送ったのは蒋介石だった。
70年代から約20年あまり目立つこともなかったが、90年代になって急に ホンコン系の中国人が活動をはじめた。船を仕立てて釣魚島に上陸し、 中国の旗を立てるのが目的である。不思議なのはホンコンの抗議船が台 湾に寄港し、台湾政府もこれを許可しているのだ。

台湾は中国の一部ではなく自立した政府を持っている。歴史的に見ると 尖閣諸島は台湾の属領なので、台湾が日本に抗議するなら話はわかるが、中国が抗議するのはおかしい。しかもホンコンが出しゃばる理由はどこにもないのだ。中国が一部の香港人を煽動してデモを行っているのは明かである。

ホンコンの船が台湾で歓迎されるのはまったく不可解である。ホンコン の抗議船は台湾のためにデモに行くのではない。彼らは中国の五星旗を 島に揚げるためにいくのだ。台湾が彼らを応援する理由はまったくない のだ。それで台湾の一部の人たちもあわてて自前の抗議船をだしたりす るのだ。

デモが盛んになると世界中の華僑も尖閣諸島問題を討論するようになっ た。ワシントンにある、チャンネル56のテレビで「時事対談」と言う中 国語プログラムがあって、92年春にこの対談で尖閣諸島問題をとりあげ た。

この対談は劉偉悌主宰のもとで、台湾からきた新聞記者を集めて主要ニ ュースの討論、コメントをするもので、その晩の参加者は施克敏、冷若 水、続伯雄ともう一人、熊と言う姓の新聞記者だった。

二、三の発言があった後、施克敏記者が驚くべき発言をした。以下は彼 の話である。

尖閣諸島の帰属問題は遠くカイロ会議にまでさかのぼることができる。
1943年のカイロ会談のとき、四国の首脳がカイロ宣言の内容を討論 していたが、この中に「日本は台湾および澎湖諸島の所有権を放棄すべ し」と言う箇条があった。その会談でルーズベルトが蒋介石に「尖閣諸 島も宣言の中に入れるか」と聞いたのである。蒋介石は尖閣諸島がどこにあるかも知らなかったので、後ろに控えていた副官の黄国書に相談したのだと言う。

すると黄国書は、尖閣諸島は台湾の東北岸から遠く離れた所にある無人 島で、あんな小さな島々はたいしたことではない。台湾と澎湖さえ返還 されればそれでよいではないかと建議した。それで蒋介石はルーズベルトに「要らない」と返事をしたのだった。これがカイロ宣言に尖閣諸島を盛り込まれなかった原因だった。

施克敏記者は、この事は黄国書が彼の回憶録のなかで、蒋介石でさえ彼 の建議を受け入れたのだと得意げに書いたと述べた。このエピソードは 誰も聞いたことがなかったので、テレビ対談はシンとなってしまったの だった。確かに蒋介石がそう言ったのなら、台湾政府が日本に抗議する ことは難しくなる。(抜粋)(地球物理学者)
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話 の 福 袋
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◎頻発する国内動乱、五輪の脅威として懸念=中国政府官員
【大紀元日本7月8日】北京オリンピックまで残り1か月余りとなった中 国において、貴州瓮安におけるデモ、上海における警官刺殺などの事件 が相次いで発生しており、オリンピックを前にした社会情勢に関心が集 まっている。中国公安部の高級官員が最近語ったところによると、オリンピックが各種勢力による撹乱、破壊の目標となる可能性があるという。以下は、RFA記者安培の報道である。

中国公安部党委副書記、常務副部長・楊煥寧は、公安部の会議において、現在の国際・国内情勢は複雑錯綜しており、特に、北京オリンピックが近づくにつれ、各種の反中華勢力、敵対勢力があらゆる手を尽くし、ますます活発に撹乱、破壊活動を展開していると語った。この情報は、中国の「人民公安報」が先月27日に明らかにしたものである。記者は、同日、北京のオリンピック組織委に電話で連絡し、治安業務に係る準備状況について尋ねたところ、職員は次のように答えた。

「私たちは、こうした問題に回答する責任を負っていません」。
中国メディアは、同日、貴州瓮安県で6月28日に発生した大規模デモ事件 の後、当県の政法委書記と公安局長が免職となったことを報じた。

瓮安県の抗議事件は、ある農家が、河の中から自分の娘の遺体を発見し たことを契機に発生したもので、政府側はこの少女が水に飛び込んで自 殺したものと述べたが、多くの民衆は、政府官員の親類による強姦致死 だと確信した。

中国政府系メディアの報道によると、瓮安県の民衆約3万人がデモ抗議 に参加し、当地警察局と衝突して車両に火を放ったほか、150人もの警官、民衆が負傷した。政府による第三回目の検死結果の報告はやはり溺死だった。貴州の時事評論家である曽寧によると、当地民衆の感情は、既に平静化を余儀なくされたという。

「民衆の感情は、強制的に抑えられたのであり、民衆が満足のいく回答 を得て納得したわけではないと思います」。「反テロ専門家」と称される中国公安部党委副書記、常務副部長・楊煥寧は、先日、現在の中国において、各種の社会矛盾及び衝突が顕著に増加していることを認めた。

彼は、各地に対し、民衆による省都や北京への直訴を極力減少させると ともに、問題を隠蔽し、責任逃れをしないよう求めた。公安部は、北京、天津、遼寧、山東等オリンピック競技が開催される地区に対し、現在から9月中旬まで、公安局長が直訴者に対して門戸を開いてこれを受け入れ、新たな直訴問題の発生を防止するよう求めた。曽寧は、瓮安デモ事件に対する政府の対処方法が、過去の事件と異なっていることに注目している。

「過去において政府が類似の事件を処理した際、基本的には、責任を完 全に民衆に押し付けており、政府は、何の責任も負っていませんでした。しかし、今回、政府は自らに相応の責任があることを認め、一部の責任者を処罰しました。

この変化は、胡錦濤が、省委書記に対し、なぜ一つの小さな刑事事案が、党政機関に突撃するような集団性の事件に発展したのかを問い詰めたことによります。

しかし、一方で、過去の群衆事件の処理方法を相変わらず使用していま す。すなわち、真相が分からない民衆が、悪意を持った闇の勢力、敵対 勢力に利用されたという説明です」。

「かりに、和諧社会、安定、オリンピックを構築する基礎として、中国 政府が必ず人権を侵害しなければならないならば、また、直訴者や弱者 グループに対して弾圧、迫害を加えなければならないならば、このよう な和諧社会、安定、オリンピックは譴責されてしかるべきです」。

中国政府は、オリンピックを政治化しないことを改めて呼びかけている が、中国について長期に存在している人権侵犯のイメージから、中国国 内の民間人士がオリンピックの開催について異なる考えを持っているほ か、国際的にも、一部の国家の政府、組織がボイコットの声を上げてい る。

特に、3月において北京がチベット地区の騒乱事件を鎮圧した後、各国の 指導者が北京オリンピックの開幕式に参加するか否かが敏感な問題となっ た。ワシントンから伝えられ情報として、米国のブッシュ大統領が、オ リンピックの開幕式に参加することを決定した。この件について、AP 通信記者のマーク・スミス氏は、次のように述べている。

「他国の指導者は、おそらくオリンピックをボイコットするという脅し をかけることで、中国の人権状況及びチベット問題の処理方法に対して 抗議を行うでしょう。

ホワイトハウスはこれまで、この問題に対する態度が未定でしたが、現 在公表したブッシュ大統領の日程表から、彼が北京オリンピックに参加 することが明らかとなりました。

しかし、ホワイトハウスのスポークスマンによると、ブッシュが北京に 行くのは、一人のスポーツファンとしてであり、また、米国チームを応 援するためであり、ブッシュは、中国官員との面会において、中国の人 権問題やその他の問題について言及するでしょう」。

オリンピック前後において更なる民衆のデモ事件が発生するか否かにつ いて曽寧は、次のように語っている。

「中国政府が社会の統制を強化するに従い、民衆の間に既に存在してい た不満感情が、こうした圧力に反発する反応が出現しています。このた め、一部の群集性事件が、再度大規模の形式をとって発生する可能性は 排除できません。また、規模が大きくなくとも、個人の形式で、極端な 方式をとる事案が発生する可能性が増加するでしょう。上海において発 生した警官襲撃事件がその例です」。


◎北京“ダークサイド”…バラバラ、嬰児など62変死体
五輪開幕直前、異例の公開捜査に

北京五輪まで1カ月となったが、北京市で起きている連続怪死事件に関 連し、市公安当局は、身元不明の変死体が見つかった日時と場所を新聞 公告に出すなど公開捜査に乗り出した。北京五輪のメーン会場を管轄する1つの分局が公表しただけで計62体にものぼる。当局がこの種の公表に踏み出すのは極めて異例なうえ、子供の変死体まで含まれており、事態の深刻さをうかがわせている。

公告が出されたのは、「法制晩報」という司法機関系列発行でありなが ら市民にも人気の夕刊紙。「北京市公安局朝陽分局公告」と題し、04年 春以降、昨年末までの計62件の身元不明の変死体発見事案を列挙した。

06年以降の最近のものだけで35件。事件性が高くなさそうな遺体も含ま れるが、水路などから見つかった明らかなバラバラ遺体も20体あった。
嬰児の遺体も複数あり、06年6月には水路から子供の変死体が見つかっ ていた。

分隊が管轄する朝陽区は北京市中心の東部に位置し、外国公館も多い北 京屈指のビジネス街。拠点を置く外国報道機関も多いが、何と言っても、北京五輪の主会場のオリンピック公園が建設された場所。いわば、北京五輪の顔の区で、市民にもほとんど知らされることもなく、これだけの変死体が発見されていたことになる。

北京市民によると、公安当局はこのような公告を出すことはこれまでに なかったという。北京市で若い女性の変死体発見が相次いでいるというのは夕刊フジ既報だが、個人で売春をしていた女性らが金目当ての強盗に襲われ、身元が分からないように顔をつぶしたうえで遺体が捨てられた可能性が高い。

今回の62体の場合、性別の分からないものが多いが、明らかに成人女性 と分かるケースが14体。女性と分かるバラバラ遺体だけで5体あった。
朝陽区は人口比で北京全体の約9分の1を占める。市全体から見ると氷 山の一角で、人口比から単純計算をすると、4年間に北京市で500件以上 の変死事案が起きていることになる。

公告の収集に当たったジャーナリストの富坂聰氏は「全く身元も分から ず、ある意味、当局がお手上げ状態だということではないか」と語る。
その上で「民衆の突き上げがある中、公表もせず放置していくわけにも いかず、五輪を前に公開することでやれるだけのことはやったとポーズ を示す必要があったのだろう」と推測している。夕刊フジ 8日

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反     響
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1)中尊寺の世界遺産登録延期について。遺産の保護運動はもともと はエジプトのアスワンハイダムの建設による、古代エジプト王朝のすば らしい美術建築を水没から守ろうというのが原点である。

ところが、これが成功したのを受けて、連合諸国(日本では不思議に国連 と訳す)の下部機関で、各国の外務官の中で国の大使になれないレベル のポストの受け皿になっているのが、このUNESCO。 UNESCOが新しい商売 を始めたのが旅行会社やホテル業者のために、お墨付きを与える、この
事業。観光客がドカンと増えるので、すでに指定されている、チリのガラパゴス諸島などは環境をひどく悪化させると返上を検討している時代。今回の平泉の登録延期騒ぎは中尊寺の意見を取り入れずに、県庁や文化庁の役人が作文を先行させた結果である。

中尊寺はその金色堂や藤原三代の歴史のほかに茅葺屋根の能舞台で舞わ れる喜多流の能の美しさなど、単なる遺跡とは違う。地域の人々は鼓を学んだり、謡を吟じたり、伝統を守る。宮城、岩手にまたがる、黄金流砂こそがジパングの噂の元となったのである。奈良の大仏の建立に際しては宮城の涌井町から多量の黄金が寄進されている。

2県にまたがる、広い地域の指定は日本の役所の縄張り主義には不得手 である。中尊寺にはその世界で知られた、学僧も多く、隣の毛越寺の延 年の舞は王朝の雅を現代に伝える。それはそれとして、前年の石見銀山の逆転指定については、地元の政治家筋がかなり動いたといわれる。岩手県はいわゆる小澤チルドレンの外務省出身の達曾なる男が知事をやって、UNESCOとの折衝をやったとのことだ。

野党党首の分身みたいな役人が動けば動くほど、与党は冷たくなるのが、この世の習い。平泉、中尊寺は犠牲者である。8月14日。茅葺の能舞台で、薪能が開催される。真っ赤に燃えるかがり火に幽玄の世界が映える。世界遺産にならなくたって、日本古来の伝統の美しさが変わるはずもない。いっそう、UNESCO相手にせずと断ってしまったらどうだ。(岩手県立大学 客員教授 徳久 勲)


2)当用漢字、常用漢字について
先ごろ、旧国語審議会(文化審議会国語分科会)が当用漢字や常用漢字 を改正しましたが、これほど無駄な審議会はない。第一に国語分科会と言う呼称からして間違っている。命名するなら国語文化会とすべきである。無論、審議会内部の呼称であることは理解するが、あくまでも外向けに呼ぶ名称の「国語文化会」が相応しい名称であると考える。有識者の役人の思考脳力(能力)から変える必要がある。
変えるは、<孵る、返る、換える、替える、帰る>と同じ意味がある。
新たに孵る。元に返る。頭を切換える。配役を替える。古巣に帰る。

さて、本論に入る前に、初めの「さて」から入ります。この手紙文の書 き出し文字が使えないことからして、日本の文字文化の基礎を著しく阻 害している。(漢字=チャイニーズを使わない)青少年が碌に挨拶も出来ないのは、この「挨拶」と言う日本語文字を使わせないからだ。“ごあいさつ”では、気分までだらけてしまう。

さて、そこで本論で申し上げたいことは、旧国語審議会のやってきた事 は、日本文化の破壊の歴史そのものであったと言わざるを得ない。
何故ならば、日本語文字を使えなくし、十数年後にまた使える様にして も、その間に学校で教わらなかった子供(生徒)たちは、その日本語文 字を知らないままで成長しているのである。新聞社や出版社は、文字として使えなくなった活字(正式な呼称は?)は、使える様になった場合に備えて倉庫に仕舞って置けばいいだろう。

だが、その文字を習わなかった子供は大人になって急に使える様になっ ても読めない、書けない、使えないの3無い状態で、文字の意味を理解 することも出来ない訳である。教わらなかった子供から見た場合、これほど無責任でいい加減な変更は無い。更に言えば、日本語文字を当用漢字、常用漢字(熟語だから已む無く使う)と、何故に二つに分ける必要があるのか、これほどの無駄の上の無駄はない。建築基準法に当て嵌めれば、無届けの不法改築(屋上屋)と同じである。

審議会は、無神経に無分別に文字を使える様にしたり使えなくしたりす るが、筆者の感じるままを言えば、遊び半分か面白半分でやっていると しか思えぬ。出したり入れたりの文字の変更で、新聞社や出版社の現場なら、一度の活字の入れ替えで当分は支障は無いだろう。だが、教育現場で先生たちが強いられる困惑と神経は並みのことではない。この実態を、審議会の有識者と言われる無能に近い人たちはどの位理解しているだろうか。そこまで斟酌する脳力(能力)があるのだろうか。

序でに言えば、有識者と言うのはどう言う人を指し、どう言う知識があ る人を指すのか、言葉と言うのは生きているのである。ただ知識を詰め 込んだに等しい人を有識者と言うのではない。

「人」と言う文字、人と人がお互いを支え合って生きている様を人と書 く。「美」と言う文字、羊が大きく育ち、丸々と肥え、毛がふさふさと 伸び、織物の元となる貴重な羊毛は、一家の生活を支え幸せを呼ぶ本だ から、それがこよなく美しく見える。(何故うつくしいと読むかは横に 置く)

羊が群れている状態を見て、飼育する人は幸せを感じ、羊が大きくなる 事がそのまま美しいと言う言葉と成る。「美」には、これだけの深い意 味がある。「心」と言う文字は、それ一つで心臓の形を表している。「男」とは、田畑で力を出す者のこと、即ち、女ではないから男である。この様に、文字の一つ一つにそれぞれ意味がある。有識者は、その意味を理解しているのだろうか。無責任に出したり入れたりは止めて貰いたい。「やめる」は、「止める」「辞める」「病める」「已める」とも書く。「止める」「病める」「辞める」「已める」は、何れも第一線から遠ざかる事を意味する。早々に第一線から身を引き、無責任な審議会は閉鎖し、必要不可欠な喫緊の問題を審議して頂きたい。有識者が答申した案で、的を得た=正しいものがどれ位あるのか。

後期高齢者医療問題しかり、派遣労働者問題しかり、有識者が答申した
これらの全てが、新たな問題を世に垂れ流している。反省していますか?日本語文字の出し入れは、その及ぼす結果を考えて頂かねばならない。仮に・・・・・、
「かなばかりのぶんしょうをよむとすれば、すべてのかなもじをよまな ければならない。でなければ、このれいぶんのように、よみおえなけれ ば、ぶんしょうのいみがりかいできないはずである」

読み終えたとしても、かな文字ばかりでは文章のつながりが分からなくなる。そこに日本語文字が挟まれば、誰でもすんなり理解することが出来る。因みに=試しに「電報」のカタカナ文章を読んでみるがいい。適当に区切りが入っていても、「ハヤクサセコイ」の事例のように、それを読んだ新婦は、顔を赤らめて身悶えしたと言う話は、昔の落語のネタにもなった。

即ち、日本語文化は日本語文字とかな文字が連携して合理的に使われて いるから、その意味をすばやく理解し、目で読むことが出来るのである。 早い話が、最近の新しい辞書(中学生程度が使う)を見ると、単語が少ない。ひらがな交じりの当用漢字の混ぜ合わせでは、編集さえも難しい。そのために手軽な辞書には省略され、載っていない言葉が多い。
審議会の有識者は、文字の一つ一つが大きな意味を表し、深い意味を含 んでいる事をしっかりと頭に入れて頂きたい。文化審議会の皆々様、以上よろしくお願い申し上げます。日本語を愛する国民


3)大分の教育汚職に思う
教育界の見方は醒めている。あんなことは地方の教育委員会や教組では、常識。お金がなければ200-300の票をまとめる。田舎では、夫婦2人で教員やれば、豪邸らくらくというのが庶民の常識。それに教組が悪乗り。

製造業が少ない地域では、教員は良い就職口。ゆとりの教育のもうひと つの側面。ゆとりの教員生活。教え子を戦場に送るなと始まった、日教 組の政治的テーゼはそれなりにその時代では意味があった。教組の強い ところはセンター試験で、最下位を争う県ばかり。

大分県警よくやった。県によってはもっとひどい。児童生徒学生こそ、 最大の被害者。都会で公教育が競争力を失っていくのは理の当然。家庭 で教えるべき礼儀、作法、親のしつけ、みな崩壊した。

雨後の竹の子以上に各地にできた大学では中学、高校の補習からやらな ければどうにもならない。親も学校でもやらなかった、しつけは大学で できるはずもない。就職戦線でばたばた落とされるのもむべなるかな。

裏金を払って就職したような教員が人様に教える。へそのお茶が煮えた ぎる。文部科学省は戦後日本の超A型先般。恥を知れ。(徳)