サミット首脳宣言、「拉致」に初めて言及ー初めてとは喜ばしいことだ。
サミット首脳宣言、「拉致」に初めて言及
8日にまとまった北海道洞爺湖サミットの首脳宣言のうち、北朝鮮に関する部分で、初めて日本人拉致問題が言及された。
宣言では、北朝鮮の核開発をめぐる6か国協議の取り組みを引き続き支持するとした中で、北朝鮮が抱える「未解決の懸案事項」の一つとして具体的に拉致問題を取り上げている。 外務省によると、拉致問題はこれまで、サミットの議長総括などでは言及されたことがあるが、首脳宣言で明記されるのは初めて。 一方、テロ対策に関するG8首脳声明にも「拉致や人質をとることは強く非難されるべきだ」として、拉致問題が初めて言及された。米国の対北朝鮮テロ支援国指定解除の動きが進む中、拉致はテロ行為であると日本が主張したようだ。 また、北朝鮮が6月末に核計画を申告したことについて、G8は首脳宣言で「期限を大幅に過ぎながらも申告したことを歓迎する」と評価した。申告内容については「包括的検証が何よりも重要」だと強調した。 7月9日1時55分配信 読売新聞 |
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