◎クラインたか子の日記 太田述正 有料メルマガ
ようちゃん、おすすめ記事。↓◎クラインたか子の日記
■2008/07/04 (金) 家族会が国民と一体になり救出活動しているのに。
■2008/07/04 (金) デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしましたが
■2008/07/04 (金) 千葉さん朝鮮総連を訴える。その起訴状公開!
特定失踪者問題調査会より
革労協主流派の活動拠点を捜索 サミットで警戒 千葉県警
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080703/crm0807031542027-n1.htm
米大統領が意向、北朝鮮へは「6か国協議」の枠組みで圧力
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080703-OYT1T00209.htm
「本気、信じている…」 拉致被害者家族会が駐日米大使と面会
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080702/kor0807022008004-n1.htm
安倍氏、拉致解決へ「強いメッセージを」 首相と意見交換
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080702/plc0807021826011-n1.htm
北朝鮮への「解除差し止め」法案、米議員が下院に提出
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20080703-OYT1T00415.htm
というなか、北の拉致問題で、日本国民が政府ともに一体になり、 世界に働きかけようと、、懸命に、解決の方向を見出すべく心を砕いています。
私も微力ながらここドイツから中山恭子補佐官、横田ご夫妻、飯塚+増元両氏に激励し、皆さんには出来るだけ力強いメッセージを出し世界に向けてこの事実を発信していただくよう、お願いしております。
洞爺湖サミットは、その絶好のチャンスと、皆さん1万個の風船を飛ばしたり(洞爺湖サミット会場近辺で七月七日)デモを仕掛けたり(東京で七月五日)http://www.ch-sakura.jp/topix/515.html
集会を開催(七月六日神奈川で、七日夕東京)して、大々的な救出活動へと動いています。
そんな中で、正体不明の「きっこの日記」で紹介されていたと言う デヴイ・スカルノ夫人のブログを数人の方が送ってくださいました。
どのような背後関係があるのか、読んでいて不愉快になり、途中で読むのを止めました。こういう方が実は拉致被害の方々の動きを間接的に妨害し救出を困難にしておられるのではないでしょうか。
そこで、横川氏より
<<デウ゛ィ夫人っていったい何者なのでしょうか?唐突にもうしわけないのですが、去年の参議院戦にみられた執拗ともおもえる安倍前首相批判に続き、今又ブログ上で理性を失したとしか思えない批判を繰り広げております>>
筆者註:不可解極まりない氏のブログ、紹介は差し控えさせていただきます。
■2008/07/04 (金) デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしましたが
私は手厳し過ぎるのかもしれませんが、少なくとも、公けの場で(民放テレビ)に出演し、ご意見を言われる方としてその資質を疑いますし、いわんや、出演を依頼するテレビ側の姿勢と責任を問いただしたくなります。けれども心優しい方が日本にはおられます。そこで、一主婦、高橋早苗さんより
<<こんにちは、クラインさん。楽しく読ませていただいています。
私も、デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしました。なんというとんちんかんな!でも、こういう考えの人って、少なくないんではないでしょうか。『100万人以上の人を無理やり、拉致のように連行してきた』『たくさんの人が餓死したり過労死したり拷問で死んだ』でも、これは、北朝鮮政府にそう、聞かされておられるからではないでしょうか?
デヴィ夫人はかつて、韓国(だったとおもいます)の放送で靖国神社を擁護した発言をなさったり、ブログも、ほかの曜日の記事を読むと、決しておかしな人ではない、と思います。デヴィ夫人に何とか洗脳から目覚めていただき、むしろこちらに引き込むようなことは出ないでしょうか????味方にできたら、心強い方だと思います>>
■2008/07/04 (金) 千葉さん朝鮮総連を訴える。その起訴状公開!
朝鮮総連を訴えられた千葉さんの後に続く方が
今後も、引き続き登場される事を、心から望んで
止みません。
起訴状の内容を一読して、これは第二次世界大戦敗戦以後旧ソ連が占領地で行った残虐行為、及びつい1989年まで旧東独で反体制人間に対して行った仕打ちと全く同じであることに気が付きました。
(参照:小説ノン7月号 拙稿連載第3回「日本とドイツ それぞれの戦後」ドイツはなぜ反論を封印したのか)
http://www.shodensha.co.jp/n-non.html
さてもワシントンDCらち連絡会より
<<前略、たびたびお騒がせしていますが、お許しください。
ご存じの方が多いとは思いますが、横田早紀江さん同様、米議会で証言した千葉優美子さんが、先月に朝鮮総連を訴えました。その起訴状をご参考になさってください。
裁判関係ですので難しい文ですが、これを読むと北朝鮮という国、拉致に繋がる状況の一旦が多少理解できるのではないかと思います。
http://www11.ocn.ne.jp/~rachi/sojou.htm
ワシントンDCらち連絡会
http://www.asanocpa.com/rachi
北朝鮮に囚われている人々全員の救出を世界に訴えよう!>>
===========================
特定失踪者問題調査会より
■米国国会議員宛メールの内容
作業の関係で7月4日付になりましたが、以下のメールを流しました。
日本語訳と原文は以下の通りです。
(日本語訳文)
2008年7月4日
米国国会議員の皆様へ
私たちの組織、特定失踪者問題調査会(COMJAN)は日本に拠点を置き 完全に独立した団体であり、日本人拉致被害者の救出と政治犯収容所や脱北者の虐待などの北朝鮮に関わる人権侵害の改善を目指しています。
私たちは日本において北朝鮮による拉致被害者の救出、政治犯収容所や脱北者問題など人権問題の改善を目指して活動をしている民間団体です。
ブッシュ大統領が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を決定し、議会に通告しました。これは日本の中に大きな衝撃を与えましたが、 私たちは今回の決定には3つの意味で重大な問題が存在すると考えます。
私たちは米国が自由と民主主義を共有し、その実現のために尽力して おられることに敬意を表します。それ故に本件について米国民の皆様に 再考をお願いする次第です。
1、自由と民主主義に背く決定
いうまでもなく北朝鮮は世界でも最悪の人権状況の国家です。
そこには言論の自由もなく、人口の1%を政治犯として収容所に 閉じこめられており、この10年余りの間に少なくとも人口の10%以上が 政策的餓死、ないし飢餓による病死に至っています。21世紀の今日、 内戦も起きていない国で餓死者が出ているのは北朝鮮だけです。
人権問題のために中国に逃げ出しています。それらすべての人権侵害の原因は金正日独裁体制にあります。それにもかかわらず、米国の決定は圧政を長引かせるものであります。今回の決定は現状からの解放を渇望している北朝鮮人民にとって、貴国に対する希望を失望へと変えるものと言わざるをえません。
2、日米同盟へのダメージ
今回のテロ支援国家指定解除決定は、核問題の進展のためのもので あるはずです。しかし、このやり方で北朝鮮は唯一最大のカードであ る核を廃棄するでしょうか。私たちには14年前、1994年の北朝鮮核危機 におけるジュネーブ合意の失敗を繰り返しているだけにしか見えません。
我が国は唯一の被爆国であり、広島、長崎の惨害には被爆から63年が 経過した今日でも苦しみ続けている人がいます。その私たちの目から みたとき、今回の合意は核抑止力を貴国に依存している日本にとって 核の危機をより高めるものとしか思えません。もちろん、拉致問題の解決のためにテロ支援国家指定が大きな圧力になってきたことは事実であり、その意味も含めこれまで両国の信頼の上に築かれてきた同盟関係が今回の決定で毀損されることを私たちは深く憂慮します。
3、拉致被害者・家族の失望
ブッシュ大統領は2006年4月、13歳のとき北朝鮮工作員によって 拉致された被害者横田めぐみさんの母、早紀江さんに会って下さいました。それが家族のみならず、日本人すべてにとってどれだけ力強い励ましになったか分かりません。面会の後大統領は「ホワイトハウスに来て以来、最も心を動かされた面会の一つだ。信じがたいのは国家が拉致を承認したことだ。国家の指導者が小さな子供の拉致を奨励したことことは想像することさえ困難だ」と言っています。
クリスチャンであるめぐみさんの母、横田早紀江さんは同じクリスチャンである大統領の言葉を今も信じています。私たちは心の底から大統領がお母さんに語ったことをやり遂げていただくことを期待しています。
もちろん、私たちは米国政府に「拉致問題を解決して下さい」 とお願いするつもりはありません。これは私たちの問題であり日本国政府と国民が解決すべきことです。また、米国の政策の優先順位は米国民が決めることであり、米国の国益から考えれば拉致問題より核問題が優 先することは理解できます。
しかし、今回の決定は優先順位が高かったはずの核問題の解決にも 逆行し、米国がこれまで推進してきたはずの自由と民主主義という 価値観にも背反するものであります。私たちは皆様が私たちと共に行動して下さり、拉致被害者と、今北朝鮮で苦しんでいる2000万の人々が一刻も早く自由を享受できるように、今回の決定を再考して下さることを切に期待する次第です。敬具
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆
━─━─━[太田述正 有料メルマガ]─━─━
1 始めに
さあ、書こうと思ってテレ朝に持参したカバンを開けたら、もらったはずの番組台本が入っていません。しかし、結局台本を読まずじまいで番組収録が始まり、他のパネリスト達も読んでいる人を見かけなかったので、大したことは書いてないのだと思うことにしましょう。
2 「朝生」出演記
(1)著しく散漫な内容
事前に大部屋に集合するし、その後の別室での合同打ち合わせもあり、また、番組が始まってからも何度もCM休憩が入るし、番組が終わった後、ビールと軽食の打ち上げもあり、パネリスト同士で何度も懇談する機会があったことは大変結構でしたが、番組内容は著しく散漫なものであったと思います。パネリストの一人の中野雅至氏との会話をご披露します。
中野:まだ、始まってからこれだけしか時間が経っていないのですね。大変長く感じます。
太田:私もそう思っていたところです。以前、ミニTV局でやはり3時間の討論番組に出演したのですが、その時はあっという間に収録が終わった感じがしました。要するに内容が退屈だから長く感じるのでしょう。
中野:その通りだと思います。
太田:後期高齢者医療制度についての細かい話などどうしてする必要があるのか、さっぱり分かりません。中野:まったくそうですね。
要するに、議論の中で私が指摘したように、官僚機構というのは、政治・行政システムの下位システムであり、本来政治家によってコントロールされる存在にほかなりません。だから、行政システムに焦点をあてて議論をしてもいいのだけれど、その場合、政治との関係において議論をしなければマスターベーションに終わってしまうのです。では議論をどのように進行させるべきだったのでしょうか。
私だったら、こうです。
一、官僚機構が機能していない。(国家公務員制度改革基本法案が成立する見通しになったことは、官僚機構再生に向けての第一歩に過ぎない。)
二、残された最大の問題は、政治家が官僚機構を(人事面でも政策立案面でも)ほとんどコントロールしていないことだ。
三、どうしてそうなってしまったのか(=どうしたらよいのか)。
という進行でしょう。個々の政策問題については、この議論をする過程で言及する、という扱いにとどめるべきだったと思います。
私としては、結論が、日本が(米国から)自立しておらず、しかも(カネの面やヒトの面で)鎖国しているからだ、換言すれば、ガバナンスが確保されておらず、そのこととも相まって、部分最適化思考に陥っているからだ、ということになって欲しいわけですが、それはともかく、少なくともパネリストに、私以外にも外交・安全保障のバックグラウンドを持った人物を何人か入れなければならなかったのです。官僚上がりの人間がパネリスト12人中8人(公益法人勤務歴のある若林さんを含めれば9人)というのも多すぎました。
その結果今回の討論はほぼ、政策問題たる、後期高齢者医療制度とか消費税とか地方分権等のドメスティックな諸問題についての、しかも、数字を交えた細かい制度論の話といった官僚的議論のみに終始してしまったのです。つまり、テレ朝の企画とパネリストの人選に問題があったと私は思うのです。これに加えて、司会の田原総一朗氏にも大いに物足りなさを覚えたことを付け加えておきましょう。
(3)若林亜紀『公務員の異常な世界』(幻冬舎新書)
最大の収穫は、パネリストの一人である若林さんから上梓されたばかりの表記著書を贈呈されたことです。(パネリスト全員が贈呈されていました。)15分程度で斜め読みできる本ですが、面白かったところをご紹介しましょう。
私が知らなかったことが書いてあったのが次の箇所です。
「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)<によれば、>・・・07年の日本の・・公務員と政治家<の>・・・清廉度<の>・・・07年度の日本の順位は180カ国中・・・17位でした。1位はデンマーク、イギリスは12位でドイツが16位、フランスが19位、アメリカが20位、韓国が43位、ブラジル、中国、インドが72位に並びます。・・・過去1年間に賄賂を支払った経験がある人は、全世界平均で13%ですが、日本は1%にすぎません。アフリカは42%、アジア・太平洋平均で22%、ラテン・アメリカで13%です。」157~158頁)
「働いている人といない人をひっくるめた、定年退職者の平均年収は506万円でした。これは、・・・民間企業従業員の平均年収435万円を上回ります。」(95頁)
「公務員<が>・・・巨額の退職金と厚い年金の両方がもらえるという国は日本だけのようです。」(103頁)「名古屋市では、一番利権を握っているのは与党の自民党だけど、民主党も自民党のマネをして役人の言いなり・・・」(199頁)
また、基本的に特別職国家公務員ばかりの、しかも労組がない防衛庁(省)育ちの私には目新しかったのが次の箇所です。
「役所に入るには議員か役人幹部のコネが効く・・・小さい市町村ほど露骨で、口利きの相場は、一人につき2、300万円・・」(23頁)
「国家公務員一般職80万人・・・のうち、46%にあたる37万人が試験なしで採用されていました。」(26頁)
「公務員労組は首長や議員の選挙の際、組織一丸となって票と金で候補者を応援するので、首長や議員も頭が上がらない・・・。また、民間企業に比べ労組専従員の割合が高く、就業時間中の組合大会開催なども認められる・・・」(47頁)
「国家公務員には、地方公務員より少ない休みを補うため、休んでも出勤したことにして出勤簿に出勤印を押していいという「トクトク休暇」というヤミ休暇があります。」(75頁)
「<地方>公務員の場合、たいがい古巣の役所にアルバイトで雇ってもらえます。・・常勤で平均24万円から26万円、週に3日といった短時間でも20万円から22万円もらえます・・・」(98頁)
「国家公務員法で「勤務評定をする」と決められているのですが、労働組合が激しい反対闘争をくり広げたため、もう数十年行われていないのです。」(173頁)
「06年度の・・・一般(職国家)公務員・・・の・・・給料・・・の平均は814万円、・・・民間従業員の年収の平均は、06年で435万円、資本金が10億円以上の大企業の平均でも616万円・・・でした。」(188~189頁)「東京都練馬区の「みどりのおばさん」の平均年収は802万円(06年度)です。・・・東京都町田市の休職調理員の平均年収は728万円(06年度)・・・でした。・・・大阪市では、年収1000万円をこえる清掃職員が何人もいます(・・・07年)。・・・神戸市バスは巨額の累積赤字を抱えています<が、>06年度の運転士の平均年収は890万円、3割が1000万円をこえ、最高は1290万円でした・・・。
・・・町田市の公用車運転手は、平均年収805万円(06年度)で「1日の平均走行キロは30キロ」・・・だそうです。・・・東京都内のタクシー1車1日あたりの平均走行キロは267キロ、運転手の平均年収は379万円でした(・・・07年度)。総務庁が06年に「都道府県、政令指定都市の技能労務職員等の民間類似職種との給与比較」を行ったところ、月給額だけをとっても、公務員のほうが平均で民間よりも1.5倍から1.9倍も高いことが明らかになりました。」(190~191頁)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2008/07/04 (金) デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしましたが
■2008/07/04 (金) 千葉さん朝鮮総連を訴える。その起訴状公開!
特定失踪者問題調査会より
革労協主流派の活動拠点を捜索 サミットで警戒 千葉県警
http://
米大統領が意向、北朝鮮へは「6か国協議」の枠組みで圧力
http://
「本気、信じている…」 拉致被害者家族会が駐日米大使と面会
http://
安倍氏、拉致解決へ「強いメッセージを」 首相と意見交換
http://
北朝鮮への「解除差し止め」法案、米議員が下院に提出
http://
というなか、北の拉致問題で、日本国民が政府ともに一体になり、 世界に働きかけようと、、懸命に、解決の方向を見出すべく心を砕いています。
私も微力ながらここドイツから中山恭子補佐官、横田ご夫妻、飯塚+増元両氏に激励し、皆さんには出来るだけ力強いメッセージを出し世界に向けてこの事実を発信していただくよう、お願いしております。
洞爺湖サミットは、その絶好のチャンスと、皆さん1万個の風船を飛ばしたり(洞爺湖サミット会場近辺で七月七日)デモを仕掛けたり(東京で七月五日)http://
集会を開催(七月六日神奈川で、七日夕東京)して、大々的な救出活動へと動いています。
そんな中で、正体不明の「きっこの日記」で紹介されていたと言う デヴイ・スカルノ夫人のブログを数人の方が送ってくださいました。
どのような背後関係があるのか、読んでいて不愉快になり、途中で読むのを止めました。こういう方が実は拉致被害の方々の動きを間接的に妨害し救出を困難にしておられるのではないでしょうか。
そこで、横川氏より
<<デウ゛ィ夫人っていったい何者なのでしょうか?唐突にもうしわけないのですが、去年の参議院戦にみられた執拗ともおもえる安倍前首相批判に続き、今又ブログ上で理性を失したとしか思えない批判を繰り広げております>>
筆者註:不可解極まりない氏のブログ、紹介は差し控えさせていただきます。
■2008/07/04 (金) デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしましたが
私は手厳し過ぎるのかもしれませんが、少なくとも、公けの場で(民放テレビ)に出演し、ご意見を言われる方としてその資質を疑いますし、いわんや、出演を依頼するテレビ側の姿勢と責任を問いただしたくなります。けれども心優しい方が日本にはおられます。そこで、一主婦、高橋早苗さんより
<<こんにちは、クラインさん。楽しく読ませていただいています。
私も、デヴィ夫人のブログを読んで、びっくりしました。なんというとんちんかんな!でも、こういう考えの人って、少なくないんではないでしょうか。『100万人以上の人を無理やり、拉致のように連行してきた』『たくさんの人が餓死したり過労死したり拷問で死んだ』でも、これは、北朝鮮政府にそう、聞かされておられるからではないでしょうか?
デヴィ夫人はかつて、韓国(だったとおもいます)の放送で靖国神社を擁護した発言をなさったり、ブログも、ほかの曜日の記事を読むと、決しておかしな人ではない、と思います。デヴィ夫人に何とか洗脳から目覚めていただき、むしろこちらに引き込むようなことは出ないでしょうか????味方にできたら、心強い方だと思います>>
■2008/07/04 (金) 千葉さん朝鮮総連を訴える。その起訴状公開!
朝鮮総連を訴えられた千葉さんの後に続く方が
今後も、引き続き登場される事を、心から望んで
止みません。
起訴状の内容を一読して、これは第二次世界大戦敗戦以後旧ソ連が占領地で行った残虐行為、及びつい1989年まで旧東独で反体制人間に対して行った仕打ちと全く同じであることに気が付きました。
(参照:小説ノン7月号 拙稿連載第3回「日本とドイツ それぞれの戦後」ドイツはなぜ反論を封印したのか)
http://
さてもワシントンDCらち連絡会より
<<前略、たびたびお騒がせしていますが、お許しください。
ご存じの方が多いとは思いますが、横田早紀江さん同様、米議会で証言した千葉優美子さんが、先月に朝鮮総連を訴えました。その起訴状をご参考になさってください。
裁判関係ですので難しい文ですが、これを読むと北朝鮮という国、拉致に繋がる状況の一旦が多少理解できるのではないかと思います。
http://
ワシントンDCらち連絡会
http://
北朝鮮に囚われている人々全員の救出を世界に訴えよう!>>
===========================
特定失踪者問題調査会より
■米国国会議員宛メールの内容
作業の関係で7月4日付になりましたが、以下のメールを流しました。
日本語訳と原文は以下の通りです。
(日本語訳文)
2008年7月4日
米国国会議員の皆様へ
私たちの組織、特定失踪者問題調査会(COMJAN)は日本に拠点を置き 完全に独立した団体であり、日本人拉致被害者の救出と政治犯収容所や脱北者の虐待などの北朝鮮に関わる人権侵害の改善を目指しています。
私たちは日本において北朝鮮による拉致被害者の救出、政治犯収容所や脱北者問題など人権問題の改善を目指して活動をしている民間団体です。
ブッシュ大統領が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を決定し、議会に通告しました。これは日本の中に大きな衝撃を与えましたが、 私たちは今回の決定には3つの意味で重大な問題が存在すると考えます。
私たちは米国が自由と民主主義を共有し、その実現のために尽力して おられることに敬意を表します。それ故に本件について米国民の皆様に 再考をお願いする次第です。
1、自由と民主主義に背く決定
いうまでもなく北朝鮮は世界でも最悪の人権状況の国家です。
そこには言論の自由もなく、人口の1%を政治犯として収容所に 閉じこめられており、この10年余りの間に少なくとも人口の10%以上が 政策的餓死、ないし飢餓による病死に至っています。21世紀の今日、 内戦も起きていない国で餓死者が出ているのは北朝鮮だけです。
人権問題のために中国に逃げ出しています。それらすべての人権侵害の原因は金正日独裁体制にあります。それにもかかわらず、米国の決定は圧政を長引かせるものであります。今回の決定は現状からの解放を渇望している北朝鮮人民にとって、貴国に対する希望を失望へと変えるものと言わざるをえません。
2、日米同盟へのダメージ
今回のテロ支援国家指定解除決定は、核問題の進展のためのもので あるはずです。しかし、このやり方で北朝鮮は唯一最大のカードであ る核を廃棄するでしょうか。私たちには14年前、1994年の北朝鮮核危機 におけるジュネーブ合意の失敗を繰り返しているだけにしか見えません。
我が国は唯一の被爆国であり、広島、長崎の惨害には被爆から63年が 経過した今日でも苦しみ続けている人がいます。その私たちの目から みたとき、今回の合意は核抑止力を貴国に依存している日本にとって 核の危機をより高めるものとしか思えません。もちろん、拉致問題の解決のためにテロ支援国家指定が大きな圧力になってきたことは事実であり、その意味も含めこれまで両国の信頼の上に築かれてきた同盟関係が今回の決定で毀損されることを私たちは深く憂慮します。
3、拉致被害者・家族の失望
ブッシュ大統領は2006年4月、13歳のとき北朝鮮工作員によって 拉致された被害者横田めぐみさんの母、早紀江さんに会って下さいました。それが家族のみならず、日本人すべてにとってどれだけ力強い励ましになったか分かりません。面会の後大統領は「ホワイトハウスに来て以来、最も心を動かされた面会の一つだ。信じがたいのは国家が拉致を承認したことだ。国家の指導者が小さな子供の拉致を奨励したことことは想像することさえ困難だ」と言っています。
クリスチャンであるめぐみさんの母、横田早紀江さんは同じクリスチャンである大統領の言葉を今も信じています。私たちは心の底から大統領がお母さんに語ったことをやり遂げていただくことを期待しています。
もちろん、私たちは米国政府に「拉致問題を解決して下さい」 とお願いするつもりはありません。これは私たちの問題であり日本国政府と国民が解決すべきことです。また、米国の政策の優先順位は米国民が決めることであり、米国の国益から考えれば拉致問題より核問題が優 先することは理解できます。
しかし、今回の決定は優先順位が高かったはずの核問題の解決にも 逆行し、米国がこれまで推進してきたはずの自由と民主主義という 価値観にも背反するものであります。私たちは皆様が私たちと共に行動して下さり、拉致被害者と、今北朝鮮で苦しんでいる2000万の人々が一刻も早く自由を享受できるように、今回の決定を再考して下さることを切に期待する次第です。敬具
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆
━─━─━[太田述正 有料メルマガ]─━─━
1 始めに
さあ、書こうと思ってテレ朝に持参したカバンを開けたら、もらったはずの番組台本が入っていません。しかし、結局台本を読まずじまいで番組収録が始まり、他のパネリスト達も読んでいる人を見かけなかったので、大したことは書いてないのだと思うことにしましょう。
2 「朝生」出演記
(1)著しく散漫な内容
事前に大部屋に集合するし、その後の別室での合同打ち合わせもあり、また、番組が始まってからも何度もCM休憩が入るし、番組が終わった後、ビールと軽食の打ち上げもあり、パネリスト同士で何度も懇談する機会があったことは大変結構でしたが、番組内容は著しく散漫なものであったと思います。パネリストの一人の中野雅至氏との会話をご披露します。
中野:まだ、始まってからこれだけしか時間が経っていないのですね。大変長く感じます。
太田:私もそう思っていたところです。以前、ミニTV局でやはり3時間の討論番組に出演したのですが、その時はあっという間に収録が終わった感じがしました。要するに内容が退屈だから長く感じるのでしょう。
中野:その通りだと思います。
太田:後期高齢者医療制度についての細かい話などどうしてする必要があるのか、さっぱり分かりません。中野:まったくそうですね。
要するに、議論の中で私が指摘したように、官僚機構というのは、政治・行政システムの下位システムであり、本来政治家によってコントロールされる存在にほかなりません。だから、行政システムに焦点をあてて議論をしてもいいのだけれど、その場合、政治との関係において議論をしなければマスターベーションに終わってしまうのです。では議論をどのように進行させるべきだったのでしょうか。
私だったら、こうです。
一、官僚機構が機能していない。(国家公務員制度改革基本法案が成立する見通しになったことは、官僚機構再生に向けての第一歩に過ぎない。)
二、残された最大の問題は、政治家が官僚機構を(人事面でも政策立案面でも)ほとんどコントロールしていないことだ。
三、どうしてそうなってしまったのか(=どうしたらよいのか)。
という進行でしょう。個々の政策問題については、この議論をする過程で言及する、という扱いにとどめるべきだったと思います。
私としては、結論が、日本が(米国から)自立しておらず、しかも(カネの面やヒトの面で)鎖国しているからだ、換言すれば、ガバナンスが確保されておらず、そのこととも相まって、部分最適化思考に陥っているからだ、ということになって欲しいわけですが、それはともかく、少なくともパネリストに、私以外にも外交・安全保障のバックグラウンドを持った人物を何人か入れなければならなかったのです。官僚上がりの人間がパネリスト12人中8人(公益法人勤務歴のある若林さんを含めれば9人)というのも多すぎました。
その結果今回の討論はほぼ、政策問題たる、後期高齢者医療制度とか消費税とか地方分権等のドメスティックな諸問題についての、しかも、数字を交えた細かい制度論の話といった官僚的議論のみに終始してしまったのです。つまり、テレ朝の企画とパネリストの人選に問題があったと私は思うのです。これに加えて、司会の田原総一朗氏にも大いに物足りなさを覚えたことを付け加えておきましょう。
(3)若林亜紀『公務員の異常な世界』(幻冬舎新書)
最大の収穫は、パネリストの一人である若林さんから上梓されたばかりの表記著書を贈呈されたことです。(パネリスト全員が贈呈されていました。)15分程度で斜め読みできる本ですが、面白かったところをご紹介しましょう。
私が知らなかったことが書いてあったのが次の箇所です。
「トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)<によれば、>・・・07年の日本の・・公務員と政治家<の>・・・清廉度<の>・・・07年度の日本の順位は180カ国中・・・17位でした。1位はデンマーク、イギリスは12位でドイツが16位、フランスが19位、アメリカが20位、韓国が43位、ブラジル、中国、インドが72位に並びます。・・・過去1年間に賄賂を支払った経験がある人は、全世界平均で13%ですが、日本は1%にすぎません。アフリカは42%、アジア・太平洋平均で22%、ラテン・アメリカで13%です。」157~158頁)
「働いている人といない人をひっくるめた、定年退職者の平均年収は506万円でした。これは、・・・民間企業従業員の平均年収435万円を上回ります。」(95頁)
「公務員<が>・・・巨額の退職金と厚い年金の両方がもらえるという国は日本だけのようです。」(103頁)「名古屋市では、一番利権を握っているのは与党の自民党だけど、民主党も自民党のマネをして役人の言いなり・・・」(199頁)
また、基本的に特別職国家公務員ばかりの、しかも労組がない防衛庁(省)育ちの私には目新しかったのが次の箇所です。
「役所に入るには議員か役人幹部のコネが効く・・・小さい市町村ほど露骨で、口利きの相場は、一人につき2、300万円・・」(23頁)
「国家公務員一般職80万人・・・のうち、46%にあたる37万人が試験なしで採用されていました。」(26頁)
「公務員労組は首長や議員の選挙の際、組織一丸となって票と金で候補者を応援するので、首長や議員も頭が上がらない・・・。また、民間企業に比べ労組専従員の割合が高く、就業時間中の組合大会開催なども認められる・・・」(47頁)
「国家公務員には、地方公務員より少ない休みを補うため、休んでも出勤したことにして出勤簿に出勤印を押していいという「トクトク休暇」というヤミ休暇があります。」(75頁)
「<地方>公務員の場合、たいがい古巣の役所にアルバイトで雇ってもらえます。・・常勤で平均24万円から26万円、週に3日といった短時間でも20万円から22万円もらえます・・・」(98頁)
「国家公務員法で「勤務評定をする」と決められているのですが、労働組合が激しい反対闘争をくり広げたため、もう数十年行われていないのです。」(173頁)
「06年度の・・・一般(職国家)公務員・・・の・・・給料・・・の平均は814万円、・・・民間従業員の年収の平均は、06年で435万円、資本金が10億円以上の大企業の平均でも616万円・・・でした。」(188~189頁)「東京都練馬区の「みどりのおばさん」の平均年収は802万円(06年度)です。・・・東京都町田市の休職調理員の平均年収は728万円(06年度)・・・でした。・・・大阪市では、年収1000万円をこえる清掃職員が何人もいます(・・・07年)。・・・神戸市バスは巨額の累積赤字を抱えています<が、>06年度の運転士の平均年収は890万円、3割が1000万円をこえ、最高は1290万円でした・・・。
・・・町田市の公用車運転手は、平均年収805万円(06年度)で「1日の平均走行キロは30キロ」・・・だそうです。・・・東京都内のタクシー1車1日あたりの平均走行キロは267キロ、運転手の平均年収は379万円でした(・・・07年度)。総務庁が06年に「都道府県、政令指定都市の技能労務職員等の民間類似職種との給与比較」を行ったところ、月給額だけをとっても、公務員のほうが平均で民間よりも1.5倍から1.9倍も高いことが明らかになりました。」(190~191頁)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━