大石英司の避難空港メルマガ
大石英司の避難空港メルマガ
▲▽老人は死なない▽▲
今日はもう絶望的にニュースが無い一日ですね。 というわけで、先日の移民問題の続きをやりましょう。今日は、前回頂いた多くのコメントから取り上げます。
>> 1.少子化社会でも経済が回せる。
現に欧州の先進国は回ってるじゃないですか。欧州のどこに1億2千万がいないとやっていけない国があるのですか <
これはですね、たとえば「老人は死ぬんです」というコメントもありましたが、二重の意味合い、状況が違うわけですね。 一つには、老人は増え続けるのに今あるパイを縮小して生産人口を減らすことと、今すでに日本と人口差がある国を比較するのは無意味です。
年々パイが縮小する中で商売した経験が無いと、この辺りの切迫感はなかなか解らないものですけれどね。日本経済をこの10年蝕んできたのはこれなんですね。海の向こうにパイを広げられる企業はなんとかなったけど、ドメスティックな企業は、不毛なシェア争いで体力を使い果たした。出版業界はその典型です。
それに老人問題。何度も書きますが、「老人は死なない」んです。生産人口世代の人生の1/3からひょっとしたら1/2が、この世代への金銭的、あるいは直接のケアで明け暮れる。とんでもない負債を背負って経済と社会を回さなければならない。
>旧ユーゴの各国ではありますが、ユーゴと日本は違いますから。名無しさんは、そういう比較不能な状況を持ち出さないこと。
>日本の労働生産性は先進国でもそれほど高くないのだし
この問題は、農業を含めて、なぜ日本のそれはそんなに高くないのか? あるいは本当に今以上上げる必要があるのか? を議論する必要があると思う。
>移民肯定の人は、移民をロボットか奴隷だと思ってませんか?
これはあるでしょう。政策による移民なんてのは、大なり小なり人身売買に近いものでしょう。だからそれを現代、いかに人権に合致させて、お互いwinwinの関係でいきましょうか? という所で知恵が必要になってくるわけです。
>老人は、介護されるのを我慢して、子孫に広々とした国を残すべきでは?
少なくとも老人が一票持って、マスゴミが彼らの権利拡大を無制限に支援する間は、彼らが我慢する、という状況はちょっと望めないですよね。
(★ようちゃん★民主主義で、選挙権での多数決で、民意を委託されたと、選出された議員は考えて行動するし、マスコミも大衆受けを狙った記事しか書かないか、故意に、スポンサー企業の意図を益するための誘導記事でを書いてるのですから・・既得権益の受益者の層の・壁は厚いのです。)
>マイナス成長への対応は、不労所得を増やせばすむことです。つまり、金融や投資に金を注ぎ込む。労働者を輸入して、その成果を輸出しようなんていう加工貿易は効率が悪すぎてやるだけ無駄です。<
どこの国でもこれが理想ではあれど、なかなか上手く行かないのが現実ですよね。
>それがコメ欄が否定論で埋め尽くされている原因ですよ。これはサマータイム論にも、そっくりそのまま当てはまっている。<
2ちゃんねる時代の最大の弊害ですね。どちらか一方の意見が多勢だと、そのことをもってして誰かの意見が間違っていると断定する。パソ通時代にはあまりこういう人はいなかったのですけれどね。
>老人が増えるというのはいずれ時が解決します<
だから時は解決しないんですよ。今日60歳で定年を迎えた人間は90歳まで生きる。今日二十歳で就職した人間が、その世代を40年間ずっと面倒を見るということです。そしてその死なない老人は毎年大量生産され、逆に彼らの面倒を見る世代の生産力は減り続ける。
>先生に伺いたい。問題は限界集落をどう回避するかということのようですが、移民を受け入れたら、それが解決するんですか?-中略-移民だって、もっと実入りのいい仕事があればそっちに移っちゃいますよ。<これはある。現実問題として議論して行く過程で、非常に大きなジレンマになるでしょう。>『移民開国』より先にまず『難民開国』をすべきだと思います
これは仰るとおり。スウェーデン辺りが、そういう人々を自国の労働力としてどうビルトインしているのかぜひ知りたいですね。難民にすら門戸を閉ざして来た国が、突然移民はウエルカムですと言っても、世界は真に受けないでしょう。
(★ようちゃんはスェーデンを実例に出す話は信用しては駄目です!???スェーデン国の人口は日本の1割の1千二百万人のの半分ですよ。比較対照にも、参考にもならないのです。比較するなら、日本に似てる人口規模と国民の民族割合、国土の大きさ、地理的な位置と気候、主要な産業とか言うその国の国力なども含めた類似国と 比較しないと、駄目でしょう。競技でも、喧嘩でもあまりにも、相手と違う体格、年齢差、性別を無視して、比較論証したり、模倣の対象国に指定したり、そういう突飛なご意見は眉唾論争です。左翼様は、他国を引き合いにだして、国民を煙に巻いて騙して来たベテランです。又スェーデンハ人口過小国なのですから、難民受け入れは歓迎でしょうが、 日本にはニートと言う職業に就かない、労働難民が180万人も居るのです。しかも未婚の若者で、五体満足な」健康な身体を有してるのです。)
これも現実問題として、ビルマ人を大量に受け入れて、最低限の教育を施して
「どうですか? 日本の暮らし慣れましたか? そろそろお仕事とかどうでしょ
う。夕張という素敵な所がありまして。いえ、ちょっと冬は寒いかも知れません
が、雪とか見たこと無いでしょう。素敵ですよぅ」とか言ったら詐欺ですよね。
>ここ10数年で、少子化社会でも経済成長が無くても経済が回ることは立証されていると思います。私のような35歳以下の日本人は、少子化社会と低成長とマイナス成長の日本経済しか知りません。<
これは前段部分で業種毎に意見が分かれる所で、「経済が回っている」と実感出来る業種もあれば、出来ない業種もあれば職種もある。たとえば、出版業界で言えば、出版社は、店頭に陳列しきれない大量の商品を生産することで、ひとまず売掛金を回収して、会社を回すことには成功して来たんです。それがこの20年の実態です。でもライターはそれは出来ないわけですよ。手は一つしかないんだから。どんどん割りを食って来た。
中国へ出て行けるという業種は別にしてパイが小さくなることで、もういかんともし難い業種というのは一杯あるんですね。そんなのは潰れてしまえば良い、というのも一つの意見ですが、所が困ったことに、今年それらが潰れたら、来年はもうみんな無事かといえば、決してそんなことはないんですね。来年は来年でまた潰れる業種が出てくる。そういうマスナスのスパイラスに陥ってしまうと、結局は人口が100人に減るまで、延々とそれを繰り返す羽目になる。
>アメリカの老人福祉はかなり劣悪で、歩けなくなれば地獄が待っているという点があります。歩けるうちは蓄え、ソーシャルセキュリティ、メディケア、老人就労で何とかなりますが<
初めてフロリダのディズニーワールドに行った時に一番びっくりしたことは、お年寄りがキャストとして、あの白い繋ぎを着て元気に働いているんですよ。こんな歳になってまで、外人の相手なんかして仕事しなきゃならないかなぁ……、と最初は思ったけれど、あんなハッピーリタイアメント・パラダイスで、なお働ける環境があるというのは、アメリカ社会にとっては天国のようなものなんですよね。モスバーガーが最近それでニュースになりましたけれど、もちろん老人をもう一回労働現場、それも接客業的な所に呼び戻す政策は必須でしょう。
>>人口減は経済の縮小をもたらす深刻な事象
これが完璧に間違っているのですが、旧来思考から逃れらない、こうしたどうしようもないアホが、ロクでもない移民論をぶち上げているんですよね。<<
さて私は、人口減が経済の縮小をもたらさない、という確固とした論説に接したことは無いのですが。たとえば、日本の人口はマイナスに転じたわけですね。その中でもGDPが、仮に1%でも毎年伸び続けていれば、それは経済が拡大していると言えるのか? 残念ながら、これはまだ始まったばかりなので、結論を出すにはもう10年は待たなければならないでしょう。ただ一つ言えることは、
人口が増えていた頃より、経済を成長させることが難しくなったことは否めない、というより、そこはもう明かなわけです。それはもう、過疎に喘ぐ地方経済を見れば一目瞭然なわけですから。公共事業無くして支え切れない。それを含めたとしても、「人口が減り続けている地方でも経済の縮小は無い」、と断言できるのか?
一人辺りのGDPは、今後とも生産性の向上や、外資の注文で上がり続けるで
しょう。しばらく、むこう4、5年は、鈍足且つ、この経済状況でもGDPは+
を維持できるかも知れない。
ただ私はずっと主張してきたように、「老人は死なないんです。増えることはあっても決して死なない」し、やっとその世代が鬼籍に入ったと思ったら、今度は、無年金のワープア世代を数百万、現役世代が抱え込むことになる。
もちろん、移民を入れるコストを考えたら、女性の労働環境を改善すべきだ。
子育て支援をすべきだという筋論はあるわけですね。日本では出産費用すら無料
ではない。不妊治療だって無料化すべき。何なら「独身税」を掛けても良い。も
ちろん、老人医療の自己負担率も徹底して向上させる。その程度のことすらしようとしない自民党の念頭にある「移民」なるものが、いったい何を意味しているかは推して知るべしです。
経済を活性化、老人医療問題の抜本的な世代間解決、現在ワープア世代を四半
世紀後お荷物にしないための労働政策年金政策の改善、生産性の向上etc……。
これらによって、実はこの後、半世紀前後、人口減を吸収しつつ、老人問題も解決して十分なGDPの成長を確保できる可能性はある。
ただいかんせん、年寄りは強欲です。特に、今の右肩上がりの経済成長しか知らない年寄りは、本当に強欲です。その強欲さを当たり前に「お年寄りの権利」として煽るメディアがいて、それに乗っかるしかない政治家がいる。 いまの日本人には無理でしょう。そういう改革は。
総じて、このコメント欄で言えることは、老人は増えるだけでまず死なないのだという現実が見えていない。そして私自身が、限られたパイの中で商売しているわけですが、はたしてそういうパイの増減が自分の稼ぎに影響するような仕事をしている皆さんが果たしてどのくらいいらっしゃるのだろう、と疑問に感じる所です。景気浮揚に関して言えば、今のワーキングプア世代を救うだけでも、実はもの凄い景気浮揚効果が見込めるんですよ。突如として1千万の移民が出現した所か、一千万のマーケットが出現したくらいのインパクトを日本経済にもたらすでしょう。
だって昨日まで、携帯命で、派遣先のアパートを点々とするしか無かった若者が定住し、テレビを買い、休日にはレジャーに出掛けて財産形成へ向けて一歩ずつ踏み出せるんですから。その程度のことすら解らず、契約社員が居なければ中国との競争に負けるとかほざいて自分の会社の利益しか見なかった経団連の罪は万死に値する。
あんたの会社の社食でマグロ一体解体して社員に食わせるために、日本経済全体を人質に取ったわけだぁ。
ーーーーーーーー
※ 派遣労働者の待遇改善、マージン公開義務など与党見直し案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080702-OYT1T00961.htm?from=top
結局、自民党が言い出している移民云々は、本音部分では、派遣に変わる低賃
金労働の担い手のことを言っているんですよね。だったら正直に「季節労働者を
国外から招こう」で良いじゃないですか。
ーーーーー
※ 東証10日連続下落 証券恐慌以来43年ぶり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000054-san-bus_all
*NY株、急反落=1年11カ月ぶり安値
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000025-jij-int
*NY原油大幅続伸 時間外で144ドル台に上昇
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080703ATQ2INYPC03072008.html
東京の下げが続いているのは、単純に、まだまだ下がる、底値買いはずっと先
だという読みが機関投資家を支配しているからであって、当分は下げ基調で推移
ですよね。 どこまで行くんだろう。
ーーーーーーーーー
※ 自民が務台氏擁立/衆院2区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080701-OYT8T00737.htm
自民党が衆院選長野2区に、総務省から自治体国際化協会ロンドン事務所長に出向している務台俊介氏(51)を擁立することが1日、わかった。同党県連幹部が明らかにした。すでに党本部の了承を得ており、8月上旬に開かれる県連の選挙対策委員会で正式決定する。務台氏は、安曇野市出身で、総務省官房参事官などを経て、昨年7月から同事務所長を務めている。自民党の空白区となっている長野2区の候補者選考は難航していたが、務台氏が5月、県連会長の小坂憲次衆院議員に出馬の意思を表明。県連では、党本部が推薦する他県出身の現職議員も含む3人を軸に調整を進め、最終的に地元から出馬を求める声が強い務台氏の擁立を決めた。長野2区には、民主党現職の下条みつ氏(52)、共産党新人の岸野正明氏(41)が立候補を予定している。
ーーーーーーーーーーー
選挙がいつになるかにもよるけれど、とんでもない逆風での立候補になります
ね。
ーーーーーー
※ 多用途支援機 首相、空自U4機で北京へ 五輪開会式 効率性前面に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000070-san-pol
ーーーーーーーーーーーーーーーー
スリムで良いじゃないですか。てか、皇太子のブラジル行きにジャンボを出す
のも大げさだから、もう少し小型で長距離飛べる機体を買わないと。
ーーーーーー
※ 「Web図書館」 自宅で手軽に「閲覧」 複製・印刷は不可能
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080703/sty0807030748001-n1.htm
■著作権問題も解消
東京都の千代田区立千代田図書館が手がける全国唯一の「Web(ウェブ)図書館」が注目を集めている。インターネット経由で書籍データを自宅などのパソコンにダウンロードして読める画期的なサービス。利用者は一年中、24時間いつでも“本”の貸し出しと返却をパソコン上で行うことができ、わざわざ図書館に足を運ぶ手間が省けるのが利点だ。電子図書の著作権保護技術がサービスを可能にし、Web図書館の導入を検討する図書館も複数出てきた。(柳原一哉)
千代田図書館は全国に先駆け昨年11月、Web図書館を開設した。22の出版社の3150タイトルを用意し、同じタイトルを3冊分ずつそろえる。利用者は一度に5冊分、最長14日間、書籍データをネット経由でパソコンに受信し、マウス操作で1ページずつめくるように読むことができる。メモの書き込みも可能。視覚障害者や高齢者に配慮し、音声による読み上げ機能もある。何より図書館に行く必要がないため、外出が困難な人も蔵書の閲覧が可能になった点は大きな利点だ。
現在、利用登録者数は約200人、貸し出し冊数は約1300冊。対象は区在住者限定で始まったが、今月から在勤・在学者にも拡大。蔵書は年3000タイトルずつ増やす計画だ。
Web図書館の開設に踏み切ったのは図書館の移転に伴い、15万冊の蔵書の保管場所作りに悩んだため。「書籍を電子化していけば、将来的な省スペースにつながると考えた」という。サービスを支えているのは、IT企業「アイネオ」(同区)の著作権保護技術だ。書籍データを暗号処理し、利用者がアクセスする際の認証を厳格化。認証が済むと暗号が解けて読めるようになる仕組みになっている。また、貸し出し期限を過ぎるとデータはパソコンから自動的に消去され、貸し出し期間中の複製・印刷も不可能になっている。
蔵書の保管場所の問題は都市部の公共図書館に共通する悩みで、アイネオの竹井弘樹取締役は「複数の問い合わせがあり、Web図書館の将来的な導入を考えてもらっている。初期投資は約1000万円で、高い壁ではない」と話す。図書館の本来の役割は貴重な書籍を持ち合う「知の共有」。だが、パソコン利用の得手・不得手により生まれる情報格差は今後、一層拡大すると予想され、竹井取締役は「著作権を守りながら公共図書館が電子書籍を貸し出せるようにすることは、格差の解消を促し、知の共有を将来も担保できる」と強調する。
では、出版社側に抵抗感はないのか。22社のうち小学館ネットメディアセンターの岩本敏ゼネラル・マネジャーは「もともと図書館では書籍を回し読みするので、出版社としては(図書館のシステムは)痛し痒(かゆ)しの存在」としたうえで、「ネットは敵ではなく新たな(表現の)場ととらえる」と話す。また、「不正複製対策など著作権保護が厳正に行われれば、貸し出された書籍が何度も回読されるのは文化的な貢献だ。無制限な貸し出しではなく、同じタイトルの電子書籍を3冊分、紙の書籍と同額で図書館に購入してもらい、その範囲内での貸し出しなら問題はなく、著作権者の了解を得て書籍データ提供を決めた」とも。
日本電子出版協会によると、電子書籍市場は約10億円(平成14年度)から約182億円(18年度)と、急速に拡大している。今後も拡大が期待される分野だけに、岩本ゼネラル・マネジャーも「Web図書館の動向を見ながら、ネット経由でどんな書籍が、どのような人に読まれるかを見極めたい」と狙いを明かす。竹井取締役はまた、「アイネオは、紙の書籍と電子書籍の双方をそろえる『ハイブリッド図書館』を提案している。Web図書館を利用すれば、今度は紙の書籍も手に取ってみようと思ってくれるのでは」と波及効果への期待も寄せている。
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解りました。作家や学術書の執筆者に死ね、ということですね。その内書店は博物館になり、図書館には古典しか存在しなくなると思う。
今日はもう絶望的にニュースが無い一日ですね。 というわけで、先日の移民問題の続きをやりましょう。今日は、前回頂いた多くのコメントから取り上げます。
>> 1.少子化社会でも経済が回せる。
現に欧州の先進国は回ってるじゃないですか。欧州のどこに1億2千万がいないとやっていけない国があるのですか <
これはですね、たとえば「老人は死ぬんです」というコメントもありましたが、二重の意味合い、状況が違うわけですね。 一つには、老人は増え続けるのに今あるパイを縮小して生産人口を減らすことと、今すでに日本と人口差がある国を比較するのは無意味です。
年々パイが縮小する中で商売した経験が無いと、この辺りの切迫感はなかなか解らないものですけれどね。日本経済をこの10年蝕んできたのはこれなんですね。海の向こうにパイを広げられる企業はなんとかなったけど、ドメスティックな企業は、不毛なシェア争いで体力を使い果たした。出版業界はその典型です。
それに老人問題。何度も書きますが、「老人は死なない」んです。生産人口世代の人生の1/3からひょっとしたら1/2が、この世代への金銭的、あるいは直接のケアで明け暮れる。とんでもない負債を背負って経済と社会を回さなければならない。
>旧ユーゴの各国ではありますが、ユーゴと日本は違いますから。名無しさんは、そういう比較不能な状況を持ち出さないこと。
>日本の労働生産性は先進国でもそれほど高くないのだし
この問題は、農業を含めて、なぜ日本のそれはそんなに高くないのか? あるいは本当に今以上上げる必要があるのか? を議論する必要があると思う。
>移民肯定の人は、移民をロボットか奴隷だと思ってませんか?
これはあるでしょう。政策による移民なんてのは、大なり小なり人身売買に近いものでしょう。だからそれを現代、いかに人権に合致させて、お互いwinwinの関係でいきましょうか? という所で知恵が必要になってくるわけです。
>老人は、介護されるのを我慢して、子孫に広々とした国を残すべきでは?
少なくとも老人が一票持って、マスゴミが彼らの権利拡大を無制限に支援する間は、彼らが我慢する、という状況はちょっと望めないですよね。
(★ようちゃん★民主主義で、選挙権での多数決で、民意を委託されたと、選出された議員は考えて行動するし、マスコミも大衆受けを狙った記事しか書かないか、故意に、スポンサー企業の意図を益するための誘導記事でを書いてるのですから・・既得権益の受益者の層の・壁は厚いのです。)
>マイナス成長への対応は、不労所得を増やせばすむことです。つまり、金融や投資に金を注ぎ込む。労働者を輸入して、その成果を輸出しようなんていう加工貿易は効率が悪すぎてやるだけ無駄です。<
どこの国でもこれが理想ではあれど、なかなか上手く行かないのが現実ですよね。
>それがコメ欄が否定論で埋め尽くされている原因ですよ。これはサマータイム論にも、そっくりそのまま当てはまっている。<
2ちゃんねる時代の最大の弊害ですね。どちらか一方の意見が多勢だと、そのことをもってして誰かの意見が間違っていると断定する。パソ通時代にはあまりこういう人はいなかったのですけれどね。
>老人が増えるというのはいずれ時が解決します<
だから時は解決しないんですよ。今日60歳で定年を迎えた人間は90歳まで生きる。今日二十歳で就職した人間が、その世代を40年間ずっと面倒を見るということです。そしてその死なない老人は毎年大量生産され、逆に彼らの面倒を見る世代の生産力は減り続ける。
>先生に伺いたい。問題は限界集落をどう回避するかということのようですが、移民を受け入れたら、それが解決するんですか?-中略-移民だって、もっと実入りのいい仕事があればそっちに移っちゃいますよ。<これはある。現実問題として議論して行く過程で、非常に大きなジレンマになるでしょう。>『移民開国』より先にまず『難民開国』をすべきだと思います
これは仰るとおり。スウェーデン辺りが、そういう人々を自国の労働力としてどうビルトインしているのかぜひ知りたいですね。難民にすら門戸を閉ざして来た国が、突然移民はウエルカムですと言っても、世界は真に受けないでしょう。
(★ようちゃんはスェーデンを実例に出す話は信用しては駄目です!???スェーデン国の人口は日本の1割の1千二百万人のの半分ですよ。比較対照にも、参考にもならないのです。比較するなら、日本に似てる人口規模と国民の民族割合、国土の大きさ、地理的な位置と気候、主要な産業とか言うその国の国力なども含めた類似国と 比較しないと、駄目でしょう。競技でも、喧嘩でもあまりにも、相手と違う体格、年齢差、性別を無視して、比較論証したり、模倣の対象国に指定したり、そういう突飛なご意見は眉唾論争です。左翼様は、他国を引き合いにだして、国民を煙に巻いて騙して来たベテランです。又スェーデンハ人口過小国なのですから、難民受け入れは歓迎でしょうが、 日本にはニートと言う職業に就かない、労働難民が180万人も居るのです。しかも未婚の若者で、五体満足な」健康な身体を有してるのです。)
これも現実問題として、ビルマ人を大量に受け入れて、最低限の教育を施して
「どうですか? 日本の暮らし慣れましたか? そろそろお仕事とかどうでしょ
う。夕張という素敵な所がありまして。いえ、ちょっと冬は寒いかも知れません
が、雪とか見たこと無いでしょう。素敵ですよぅ」とか言ったら詐欺ですよね。
>ここ10数年で、少子化社会でも経済成長が無くても経済が回ることは立証されていると思います。私のような35歳以下の日本人は、少子化社会と低成長とマイナス成長の日本経済しか知りません。<
これは前段部分で業種毎に意見が分かれる所で、「経済が回っている」と実感出来る業種もあれば、出来ない業種もあれば職種もある。たとえば、出版業界で言えば、出版社は、店頭に陳列しきれない大量の商品を生産することで、ひとまず売掛金を回収して、会社を回すことには成功して来たんです。それがこの20年の実態です。でもライターはそれは出来ないわけですよ。手は一つしかないんだから。どんどん割りを食って来た。
中国へ出て行けるという業種は別にしてパイが小さくなることで、もういかんともし難い業種というのは一杯あるんですね。そんなのは潰れてしまえば良い、というのも一つの意見ですが、所が困ったことに、今年それらが潰れたら、来年はもうみんな無事かといえば、決してそんなことはないんですね。来年は来年でまた潰れる業種が出てくる。そういうマスナスのスパイラスに陥ってしまうと、結局は人口が100人に減るまで、延々とそれを繰り返す羽目になる。
>アメリカの老人福祉はかなり劣悪で、歩けなくなれば地獄が待っているという点があります。歩けるうちは蓄え、ソーシャルセキュリティ、メディケア、老人就労で何とかなりますが<
初めてフロリダのディズニーワールドに行った時に一番びっくりしたことは、お年寄りがキャストとして、あの白い繋ぎを着て元気に働いているんですよ。こんな歳になってまで、外人の相手なんかして仕事しなきゃならないかなぁ……、と最初は思ったけれど、あんなハッピーリタイアメント・パラダイスで、なお働ける環境があるというのは、アメリカ社会にとっては天国のようなものなんですよね。モスバーガーが最近それでニュースになりましたけれど、もちろん老人をもう一回労働現場、それも接客業的な所に呼び戻す政策は必須でしょう。
>>人口減は経済の縮小をもたらす深刻な事象
これが完璧に間違っているのですが、旧来思考から逃れらない、こうしたどうしようもないアホが、ロクでもない移民論をぶち上げているんですよね。<<
さて私は、人口減が経済の縮小をもたらさない、という確固とした論説に接したことは無いのですが。たとえば、日本の人口はマイナスに転じたわけですね。その中でもGDPが、仮に1%でも毎年伸び続けていれば、それは経済が拡大していると言えるのか? 残念ながら、これはまだ始まったばかりなので、結論を出すにはもう10年は待たなければならないでしょう。ただ一つ言えることは、
人口が増えていた頃より、経済を成長させることが難しくなったことは否めない、というより、そこはもう明かなわけです。それはもう、過疎に喘ぐ地方経済を見れば一目瞭然なわけですから。公共事業無くして支え切れない。それを含めたとしても、「人口が減り続けている地方でも経済の縮小は無い」、と断言できるのか?
一人辺りのGDPは、今後とも生産性の向上や、外資の注文で上がり続けるで
しょう。しばらく、むこう4、5年は、鈍足且つ、この経済状況でもGDPは+
を維持できるかも知れない。
ただ私はずっと主張してきたように、「老人は死なないんです。増えることはあっても決して死なない」し、やっとその世代が鬼籍に入ったと思ったら、今度は、無年金のワープア世代を数百万、現役世代が抱え込むことになる。
もちろん、移民を入れるコストを考えたら、女性の労働環境を改善すべきだ。
子育て支援をすべきだという筋論はあるわけですね。日本では出産費用すら無料
ではない。不妊治療だって無料化すべき。何なら「独身税」を掛けても良い。も
ちろん、老人医療の自己負担率も徹底して向上させる。その程度のことすらしようとしない自民党の念頭にある「移民」なるものが、いったい何を意味しているかは推して知るべしです。
経済を活性化、老人医療問題の抜本的な世代間解決、現在ワープア世代を四半
世紀後お荷物にしないための労働政策年金政策の改善、生産性の向上etc……。
これらによって、実はこの後、半世紀前後、人口減を吸収しつつ、老人問題も解決して十分なGDPの成長を確保できる可能性はある。
ただいかんせん、年寄りは強欲です。特に、今の右肩上がりの経済成長しか知らない年寄りは、本当に強欲です。その強欲さを当たり前に「お年寄りの権利」として煽るメディアがいて、それに乗っかるしかない政治家がいる。 いまの日本人には無理でしょう。そういう改革は。
総じて、このコメント欄で言えることは、老人は増えるだけでまず死なないのだという現実が見えていない。そして私自身が、限られたパイの中で商売しているわけですが、はたしてそういうパイの増減が自分の稼ぎに影響するような仕事をしている皆さんが果たしてどのくらいいらっしゃるのだろう、と疑問に感じる所です。景気浮揚に関して言えば、今のワーキングプア世代を救うだけでも、実はもの凄い景気浮揚効果が見込めるんですよ。突如として1千万の移民が出現した所か、一千万のマーケットが出現したくらいのインパクトを日本経済にもたらすでしょう。
だって昨日まで、携帯命で、派遣先のアパートを点々とするしか無かった若者が定住し、テレビを買い、休日にはレジャーに出掛けて財産形成へ向けて一歩ずつ踏み出せるんですから。その程度のことすら解らず、契約社員が居なければ中国との競争に負けるとかほざいて自分の会社の利益しか見なかった経団連の罪は万死に値する。
あんたの会社の社食でマグロ一体解体して社員に食わせるために、日本経済全体を人質に取ったわけだぁ。
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※ 派遣労働者の待遇改善、マージン公開義務など与党見直し案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080702-OYT1T00961.htm?from=top
結局、自民党が言い出している移民云々は、本音部分では、派遣に変わる低賃
金労働の担い手のことを言っているんですよね。だったら正直に「季節労働者を
国外から招こう」で良いじゃないですか。
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※ 東証10日連続下落 証券恐慌以来43年ぶり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000054-san-bus_all
*NY株、急反落=1年11カ月ぶり安値
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000025-jij-int
*NY原油大幅続伸 時間外で144ドル台に上昇
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080703ATQ2INYPC03072008.html
東京の下げが続いているのは、単純に、まだまだ下がる、底値買いはずっと先
だという読みが機関投資家を支配しているからであって、当分は下げ基調で推移
ですよね。 どこまで行くんだろう。
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※ 自民が務台氏擁立/衆院2区
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080701-OYT8T00737.htm
自民党が衆院選長野2区に、総務省から自治体国際化協会ロンドン事務所長に出向している務台俊介氏(51)を擁立することが1日、わかった。同党県連幹部が明らかにした。すでに党本部の了承を得ており、8月上旬に開かれる県連の選挙対策委員会で正式決定する。務台氏は、安曇野市出身で、総務省官房参事官などを経て、昨年7月から同事務所長を務めている。自民党の空白区となっている長野2区の候補者選考は難航していたが、務台氏が5月、県連会長の小坂憲次衆院議員に出馬の意思を表明。県連では、党本部が推薦する他県出身の現職議員も含む3人を軸に調整を進め、最終的に地元から出馬を求める声が強い務台氏の擁立を決めた。長野2区には、民主党現職の下条みつ氏(52)、共産党新人の岸野正明氏(41)が立候補を予定している。
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選挙がいつになるかにもよるけれど、とんでもない逆風での立候補になります
ね。
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※ 多用途支援機 首相、空自U4機で北京へ 五輪開会式 効率性前面に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000070-san-pol
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スリムで良いじゃないですか。てか、皇太子のブラジル行きにジャンボを出す
のも大げさだから、もう少し小型で長距離飛べる機体を買わないと。
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※ 「Web図書館」 自宅で手軽に「閲覧」 複製・印刷は不可能
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080703/sty0807030748001-n1.htm
■著作権問題も解消
東京都の千代田区立千代田図書館が手がける全国唯一の「Web(ウェブ)図書館」が注目を集めている。インターネット経由で書籍データを自宅などのパソコンにダウンロードして読める画期的なサービス。利用者は一年中、24時間いつでも“本”の貸し出しと返却をパソコン上で行うことができ、わざわざ図書館に足を運ぶ手間が省けるのが利点だ。電子図書の著作権保護技術がサービスを可能にし、Web図書館の導入を検討する図書館も複数出てきた。(柳原一哉)
千代田図書館は全国に先駆け昨年11月、Web図書館を開設した。22の出版社の3150タイトルを用意し、同じタイトルを3冊分ずつそろえる。利用者は一度に5冊分、最長14日間、書籍データをネット経由でパソコンに受信し、マウス操作で1ページずつめくるように読むことができる。メモの書き込みも可能。視覚障害者や高齢者に配慮し、音声による読み上げ機能もある。何より図書館に行く必要がないため、外出が困難な人も蔵書の閲覧が可能になった点は大きな利点だ。
現在、利用登録者数は約200人、貸し出し冊数は約1300冊。対象は区在住者限定で始まったが、今月から在勤・在学者にも拡大。蔵書は年3000タイトルずつ増やす計画だ。
Web図書館の開設に踏み切ったのは図書館の移転に伴い、15万冊の蔵書の保管場所作りに悩んだため。「書籍を電子化していけば、将来的な省スペースにつながると考えた」という。サービスを支えているのは、IT企業「アイネオ」(同区)の著作権保護技術だ。書籍データを暗号処理し、利用者がアクセスする際の認証を厳格化。認証が済むと暗号が解けて読めるようになる仕組みになっている。また、貸し出し期限を過ぎるとデータはパソコンから自動的に消去され、貸し出し期間中の複製・印刷も不可能になっている。
蔵書の保管場所の問題は都市部の公共図書館に共通する悩みで、アイネオの竹井弘樹取締役は「複数の問い合わせがあり、Web図書館の将来的な導入を考えてもらっている。初期投資は約1000万円で、高い壁ではない」と話す。図書館の本来の役割は貴重な書籍を持ち合う「知の共有」。だが、パソコン利用の得手・不得手により生まれる情報格差は今後、一層拡大すると予想され、竹井取締役は「著作権を守りながら公共図書館が電子書籍を貸し出せるようにすることは、格差の解消を促し、知の共有を将来も担保できる」と強調する。
では、出版社側に抵抗感はないのか。22社のうち小学館ネットメディアセンターの岩本敏ゼネラル・マネジャーは「もともと図書館では書籍を回し読みするので、出版社としては(図書館のシステムは)痛し痒(かゆ)しの存在」としたうえで、「ネットは敵ではなく新たな(表現の)場ととらえる」と話す。また、「不正複製対策など著作権保護が厳正に行われれば、貸し出された書籍が何度も回読されるのは文化的な貢献だ。無制限な貸し出しではなく、同じタイトルの電子書籍を3冊分、紙の書籍と同額で図書館に購入してもらい、その範囲内での貸し出しなら問題はなく、著作権者の了解を得て書籍データ提供を決めた」とも。
日本電子出版協会によると、電子書籍市場は約10億円(平成14年度)から約182億円(18年度)と、急速に拡大している。今後も拡大が期待される分野だけに、岩本ゼネラル・マネジャーも「Web図書館の動向を見ながら、ネット経由でどんな書籍が、どのような人に読まれるかを見極めたい」と狙いを明かす。竹井取締役はまた、「アイネオは、紙の書籍と電子書籍の双方をそろえる『ハイブリッド図書館』を提案している。Web図書館を利用すれば、今度は紙の書籍も手に取ってみようと思ってくれるのでは」と波及効果への期待も寄せている。
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解りました。作家や学術書の執筆者に死ね、ということですね。その内書店は博物館になり、図書館には古典しか存在しなくなると思う。