クライン孝子の日記 ・ 太田述正 有料メルマガ *今日のアフリカ
ようちゃん、おすすめ記事。↓クライン孝子の日記。
■2008/07/01 (火) 何たる臆病な国家に成り下がったのか!!
■2008/06/30 (月) 富田メモの富田家の正体とは?
今回の拉致事件での日本政府の姿勢に対する国民の反応ですがようやく一体になろうという動きが出てきたようです。拉致被害の家族の痛みを思えば当然のこと。七月五日の「抗議の風船1万個を飛ばそう」デモ、さらに洞爺湖サミットでも家族会を中心に国民が怒りの声をあげるとのこと。
皆さん一人でも多く参加してくださいますよう、さても知人の匿名氏より<<昨日のNHK「クロ-ズアップ現代・テロ指定解除 試される日本の外交」を見た。増元照明氏・高村正彦外相のお二人のお顔が、今でも頭から離れない。同盟国、米国への期待、そして落胆と空虚。増元氏を始め、拉致被害者御家族の皆様に心より御同情申し上げたい。
一方、小生の見た、高村外相の発言時の顔は、落胆、否、狼狽している姿にしか映らなかった。主権無き、哀れな国家としか見えなかったのだ。憤怒の欠片も感じられない。内容についても表に見える話題に過ぎない。また、議長国である中国の姿が見えない。
おそらく、北朝鮮は、瀕死の状況であるのだろう。資金、食糧、そしてガソリン等、多くを中国に依存している。その中国の現状は、株安、元高、インフレ。四川地震、多発する国民の暴動、そして国家発揚と捉えた8月のオリンピックと、北朝鮮等に関わっている状況ではないはずだ。
中国と米国は何らかの密約があっても、決して不思議ではない。そして日本は米国から、無理難題な資金要請もあったのではないか、もし、そうであれば番組での、高村外相の顔と合点する。そうで無くとも、日本政府には「国民の財産と生命を守る」という、強い意志の空気は全く感じられない。
北朝鮮の、核施設の爆破映像を観て、多くの日本人は茶番にしか
映らなかっただろう。日本政府は毅然たる態度で『日本国は、拉致家族の解決を優先とする!!』だけでいいのである。それも出来ない???
何たる臆病な国家に成り下がったのか!!思うに、この10年くらいからか、日本の最重要問題の事になると、訳の分からない事が、報道されるようになってきた、今回の、移民の受け入れがどうだこうだと、国民の視点をそらす意図にしか見えない。どこからで、誰が発しているのか。恥ずかしく、こんなことは、言いたくないのだが、政治家ばかりではない!このような腑抜け者を選択した日本国民も情けない!!>>
■2008/06/30 (月) 富田メモの富田家の正体とは?
富田メモで一時、日本は騒然としたことがありましたね。その正体とは下記の通りです。
当時,富田家にまんまと「してやられた」この一件ですが、その正体とは?親しい友人からの報告です。
<<富田家の秘密。それは、富田メモを公開した富田未亡人その人が反権力者で「イラク自衛隊派遣反対!小泉許せん!」と怒っていた人ですし、その子供は中核派一家で、そのまた子供、つまり富田晋は高校中退してからというもの流れ流れて沖縄で、中核派の活動家として組織から給料貰って食べさせてもらっている気楽なご身分。
富田晋の妻は、人間の盾としてイラクに行った人物で当時は最年少の現役女子高生としてテレビに出演していました。ちなみに晋の姉、翔子氏は目黒区中核派のアンテナショップで店長をしています。お母さんの直子氏も目黒区で同様の店を経営しています。富田晋は逮捕された以上、色々書かれてもしょうがないのですが、ザマーミロです。>>
これで、なぜ、あのメモが公けになったか、そのウラ事情とは、一体なんだったのか、皆さんご理解いただけたと思います。要するに彼らは強かなのです。(宮内庁にも、かなり怪しい人物が入り込んでいるのでは
ないかなあ。)
ところで、その富田メモとは,1988年当時の宮内庁長官富田朝彦が、昭和天皇の側近として、天皇と会話した内容や天皇自身の発言を几帳面にメモとして記録していたというもので、
日本経済新聞社が遺族から入手したとして、日本史研究家である秦郁彦、半藤一利の両氏に分析を依頼し、2006年7月20日の日本経済新聞朝刊第一面トップでメモの内容を報じたもの。
靖国神社についての発言もあり、その中で、昭和天皇が第二次世界大戦のA級戦犯の靖国神社への合祀に強い不快感を示したという内容があり、かんかんがくがく、物議になりました。そういえば、富田メモについては保守といわれる人たちでさえ何人か著名な評論家が意味不明、かつ不可解なコメントを出していましたよね。くわばら、くわばら。BENより<<富田メモの公開について、当時からウサンクサイものがありましたが、それ以上に、報道や識者の発言に疑問を感じていました.
我がプログにて
http://jack.noblog.net/blog/2007/08/04http://jack.noblog.net/blog/2007/08/06http://jack
>>
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
━─━─━─━[太田述正 有料メルマガ]━─━─━
1 テント不足
「・・・政府は28日、中国からの要請を受けて四川大地震の被災者を支援するため、航空自衛隊機でテントや毛布、医薬品など の援助物資を輸送する方針を固めた。航空自衛隊のC130輸送機2機を週内に中国に派遣する方向で調整している。空自輸送機の派遣は国際緊急援助隊の枠組みで実施されるが、中国に自衛隊部隊が派遣されるのは初めてとなる。政府関係者によると、北京の日本大使館に27日、中国政府当局者から 「新たにテントなどの援助物資を支援してもらいたい。中国までの輸送手段については自衛隊によるものを含めて検討してほしい」と要請があった。これを受け、政府は28日、国際協力機構(JICA)などが国内に備蓄しているテント、毛布、医薬品を空自輸送機で運搬する方向で外務、防衛両省が最終調整に入った。・・・]
エライこっちゃ。旧日本軍に対する、口伝えの、そして中共当局から吹き込まれた悪いイメージが、自衛隊機とその乗員たる自衛官の映像に触れることで180度変わる可能性があります。ホントに体制崩壊の始まりって感じですね。
この背景には、てんで足りないテント事情があります。500万人もの人々が住む場所をなくしたという自然災害は希です。
2005年のパキスタンでの大震災では73,000人の死者が出て、350万人の人々が住む場所をなくしましたが、被災地域は四川省大震災よりはるかに局限されていました。また、2004年のアジア大津波の時、インドネシアで住む場所をなくした人は100万人でした。四川省大震災で、国連では330万のテントが必要であると見積もっていますが、これは、世界全体のテントをかき集めてもそんな数のテントが確保できるかどうか、というオーダーです。しかも、中共当局は、住む場所をなくした人の数が、最終的に1,100万人に達する可能性があるとしているのです。
2 一人っ子政策の非人道性
(1)当局にぶつけられる怒り四川省徳陽市綿竹
127名の生徒が死亡した綿竹(Mianzhu)県福信(Fuxin)市の、庶民を対象とする福信第2小学校(コラム#2569)の犠牲者の父兄の大部分は農民か工場労働者であり、家と職を失った上に子供を失った人々です。
ある父兄は、「われわれは、学校の建物が瓦解する原因をつくった殺人者達を政府が厳罰に処することを求める。父兄のみなさん、請願書に署名して真実を究明させましょう。」と叫び、何人かの父兄は地方の役人達は何年も前から学校が安全でないことを知っていて対策をとることを拒んできたと述べ、他の父兄達は救出作業員が現れるまでに2時間もかかった上、午後10時には作業を止め、翌朝9時になるまで作業を再開しなかったと憤懣をぶつけました。
まだ全校生徒900名中生存が確認されたのは13人に過ぎないとし、「このことに責任のある者は頭に弾丸をぶち込まれるべきだ」と吐き捨てる人もいます。24日には自然に集会が始まり、綿竹県の共産党の副書記(ナンバーツー)の女性がかけつけて、われわれは父兄の声を真剣に受け止めていると語りかけたものの、彼女は20分間にわたって罵声と叫び声を浴びせかけられ続け、失神してしまい、部下に救出されました。翌25日には綿竹県の共産党書記(ナンバーワン)のJiang Guohua(男性)が現れ、四川省の省都の成都(Chengdu)までデモ行進をするといきまく父兄達に、この問題を必ず解決することを約束するのでそれだけは止めてくれ、とひざまずい後、数百人の規模に膨れあがったデモ隊は警官隊と衝突し、各自が胸に抱いていた遺影のガラスが割れて何人かの父兄が怪我をしました。
結局、父兄達は、役所のバスに乗って綿竹県の中心である徳(Deyang)市におもむくことで手を打ち、副市長のZhang Jinmingと交渉し、同副市長は翌日から調査に着手することを約束させられました。
また、都江堰(Dujiangyan)市のJuyuan中学校で犠牲となった生徒の父兄達は、市の役人はまだ何も言ってこないとしており、何人かは、学校の先生達から、補償として一人の犠牲者につき4,500ドル相当を言われており、これはこの地域の年平均収入に相当するものの、抗議行動を止めることが条件になっていると語っています。しかし、彼らは、「われわれは連中のカネなどいらない。われわれはこのような腐敗に終止符を打ちたいのだ」と言っています。多くの父兄は、学校からも政府からも誰もお悔やみを言いに来ていないことに頭に来ています。
中共のメディアは、当局の指示に基づき、犠牲となった生徒達の父兄の話は報道を控え気味ですが、デモ隊の前でJiangがひざまずいている写真は中共国内でインターネット上で流れており、大変な話題になっています。経済誌の Caijingは、政府は校舎建設手抜き疑惑の解明を急ぐべきだと書き、新華社も速やかな対応が必要だという論説を掲げました。
(2)一人っ子政策の非人道性
このような、父兄の激しい怒りは、一人っ子政策によって子供が一人しかいない人が多いからこそ、この上もなく激しいものとなっていると言えるでしょう。(続く)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*今日のアフリカ
今日のアフリカは、日本では報道されないアフリカの情報を、政治、経済、文化に渡って幅広く、いち早くお伝えします。クリック1つで世界の見方が変わります。
ジュンヌ・アフリック・コムより
小舟に乗った 179人のアフリカ人クランデスタン(不法に入国しよとする人)が日曜日、スペイン・カナリー諸島に到着した。
26人の未成年者を含むこの移民グループは、さまざま国から来ているとテネリフ島の救助隊員は語った。クランデスタンたちは、セネガル製の釣り船に積み重なるように乗っていた。
このようなアフリカ人を乗せた他の小舟が発見されることは、ほとんど不可能だ。サハラから来る砂嵐が視界をほとんど遮っているからだ。
この1週間で多数の船で500人あまりのクランデスタンが、カナリー諸島に到着した。
カナリーは大西洋のモロッコ海岸沖にあり、アフリカから多数の不法移民者が目的地にしている。 スペインのNGOによれば2007年900人のアフリカ人がカナリーに到着しようとして死亡した。 2006年に31678人が到着した後、その数は減少していた。
スペイン政府によればこの減少は、ヨーロッパ・フロンテクスの西アフリカ沿岸警備が厳しくなり、また多数の西アフリカ諸国が、スペイン政府と本国送還に同意する調印をしたからだという。
***
ジンバブエ・ムガベ大統領の就任式が行われ、4度目となるムガベ大統領は、まったく同じ誓いをたてました。(国民のためになることを神に誓うということ)
そしてシャルム・エル・シェイクでのアフリカ連合の会議に出席しています。
27日にマンデラ氏の誕生日コンサートに参加したスーダンのラッパー、ジャルは、「アフリカの人たちは長老をいつも敬っているから、だんだん批判が気が衰えてしまう」と悔やんでいる。彼は”子供兵”として4年間銃を手にスーダンのサバンナをさまよっていた。「孤立している彼を批判すれば彼をモンスターにしてしまう。彼は軍隊を使うだろう。そうなればジンバブエの失うものはあまりに大きい」と言う。