クライン孝子の日記 ・ 太田述正コラム
ようちゃん、おすすめ記事。↓
◎クライン孝子の日記
■2008/06/30 (月) 拉致問題は政府と国民一体です。お手柔らかにね
■2008/06/30 (月) ああ 欧州杯 ドイツ、また、取りそこなった!
■2008/06/30 (月) でも戦うのか? だから戦うのか?
洞爺湖サミット、昨年のドイツ・ハイリゲンダムと同様、テロ対策で
警察+自衛隊二人三脚で完璧体勢!この独サミットには私も参加し、かなり奥深くまで潜入しましたがそれとなく成される巧妙な監視体制を目撃して、さすが、ドイツだと舌を巻きました。このことは、知人の国家公安委員の方を通してすでに警察庁にお知らせしております。
サミット警備 陸自テロ部隊初投入
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080629/plc0806290121000-n1.htm
も日本にとって大事な責務ですし。そうそう、さっそく東京の友人(女性)より
<<とうとう、富田メモの富田氏の孫、富田晋が逮捕されました。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080629/env0806292016006-n1.htm
高校も中退して、働いた事も無く中核派で養ってもらいながらで[労働者を守れ」はないでしょう。逮捕の理由は、2千人の前で「東京に火をつけろ」と演説したことから騒乱したそうで、なんとも間抜けな話です>>上記のようなテロ容疑人間の取締り対策は、日本国家の名誉に掛けても厳重にお願いしたいもの。一方、拉致問題は政府も解決に前向きです。
拉致再調査「日朝共同の実施約束」 自民幹事長
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080629AT3S2900E29062008.html
洞爺湖サミット近辺で行われる拉致救済の世界へのアッピールは
1万個の風船を飛ばす企画や拉致関係の方の直接の訴えには、警察+自衛隊、そして外務省など温かく、しかも大目に見て協力していただきたいものです。ドイツでは近辺でコンサートなどを行い、過激人間をそらすガス抜きに、独警察がそれとなく協力していました。
そうそう、チベット問題ではもっか日本では人権リレーが行われています。その中にはジャズコンサートのようなイベントもあって人気を博していると聞いております。グローバル人権聖火リレー、平和誓う広島に到着
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/06/html/d15511.html
過激派テロとは異なり、拉致やチベット人権問題は非暴力です。
ぜひ、皆さん、一致団結して、この事実を、国際社会にむけて訴えましょう!
■2008/06/30 (月) ああ 欧州杯 ドイツ、また、取りそこなった! 【サッカー欧州選手権】また頂点逃したドイツ 逆境での強さ発揮されず
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/080630/scr0806300921004-n1.htm
欧州杯、せっかくドイツ、決勝まで上り詰めたのに優勝を逃してしまった!ドイツは、国中、お葬式のように、しーんとしている。ここで勝てば、十二年ぶりに優勝ということで、国民は盛り上がってハッスルしていたのに、残念無念!私は1:0 ときいたときに、何となく嫌な感じがして見るのをやめて、ベットにもぐりこんでしまいました。ふと目がさめたら、物音が聞こえない。我が亭主も、ねてしまったらしい。ああ 負けたなと思いましたね。勝ってりゃ、ドイツ中、お祭り騒ぎで大騒ぎしてたと思うからです。スペインの優勝は44年ぶりということですからおめでたいことです。欧州も平和になりました!いい時代にです。一昔前なら、鉄砲で打ち合いして戦争してたのに、今では、ボールを蹴って、サッカーで戦争しているのですから。
■2008/06/30 (月) でも戦うのか? だから戦うのか?
中国貴州で数万人が暴動 事件処理めぐり公安局庁舎炎上
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080629/chn0806291940001-n1.htm
島根県人氏より
<<貴州っていいところですよ。山と渓谷と狭い平地。少数民族がたくさん住んでいます。土地の景色が日本とにている。上海から鉄道に乗ると、夜、貴州に入る。それから夜明け前に高度を急角度であげて雲の南「雲南」へ入る。車窓には朝霧と、深い渓谷と山の壁が交差する。その景色が好きで、それだけで僕は10回近くも貴州を列車で通過した。その帰りに中国で「白酒」という、日本で焼酎、その会社の社長と出会い、無理やり列車をおろされ、社長の家に2泊させられた。おまけに社長の工場まで2泊の自動車旅行をした。行き帰り10日ぐらい貴州を端から端まで走った。思い出すのは夕暮れ、山の段々畑に温泉が出ていた。
畦の一角が温泉だった。土地の人が農作業のあと入っていた。混浴だった。ぬるい温泉に入っていると、山のあちこちで小さな灯りがともった。ポーと。電気はない。見上げると黒い山影の上に星がでていた。そんな記憶がある。貴州は少数民族の土地。貧乏だった。支配民族の共産党(漢族)に監視されていた。初めて見る日本人に彼らは親切だった。山道を背負子を背負い藍染めの服をきてあるく女性の後ろ姿に昔の日本の姿をみいだした。髪を巻き上げ黒髪に簪(かんざし)を挿したうなじに「沖縄みたいだ」と思った。中国のそんな土地で、つぎつぎと暴動が起きているらしい。僕は思う。彼らに逃げ場はない。「報復」がまっている。でも戦うのか?だから戦うのか?>>
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
━─━─━─━[太田述正 有料メルマガ]━─━─━─━─━─━─━
3 大震災後の腐敗と犯罪
(1)総括
今回の大震災が起こってから、被災地における様々な腐敗や犯罪の話が報じられています。これら報道で日本のメディアが活躍しているのは心強い限りです。
(2)横流し
「・・・香港紙や中国紙によると、四川省徳陽市羅江県で21日夜、被災者ら数千人が警官隊と衝突、双方にけが人が出た。救援物資らしい大量の食糧が個人商店に卸され、その店に軍用車両が出入りしたのを目撃した住民が「汚職だ」と抗議したのが発端という。成都市青羊区でも同日夜、住民500人が警察官と激しくもみ合い、12人が拘束された。被災地ではない街の路上に救援物資のテントが現れ、「女性警官が中でマージャンをしていた」と住民が指摘し、騒ぎになった。」
(3)隠蔽
「・・・「被害が知れわたるとリゾート開発会社に逃げられるから、地元政府が止めているんだろう」成都市・・・の最北部にある銀廠溝は、美しい滝と渓谷で知られる避暑地。・・・地元救援本部によると、銀廠溝を含む竜門山鎮の住民の死者数は422人。だが、銀廠溝への道路の復旧が遅れ、被害の詳細は不明な部分が多い。銀廠溝から西郊中に避難した女性は「私の集落だけで35人死んだ。地元政府の集計は少な過ぎる」と言う。 こうした見方は各地でささやかれている。銀廠溝から約20キロ南の彭州・通
済鎮の女性(31)は「銀廠溝では5千人以上が死に、地元政府が口止めしていると聞いた」。ネットの掲示板でも「死者は1万人に上る」「中国中央テレビはなぜ報じないのか」とエスカレートしている。 地元政府関係者は
「ネットで書かれているのは知っているが、竜門山鎮の人口は1万人余りだからあり得ない」と否定する。だが、救援に駆けつけた別の県の関係者は「死者は公表数よりもっと多いかも知れない。地元政府は知っているが、報道機関には絶対に話さないだろう」と語る。」
(4)人身売買
「2008年5月24日付「江南都市報」によると、四川大地震の被災地で、売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女性ら6人が逮捕されていたことが分かった。・・・調べによると、6人は四川省西昌市などの出身で、乳児らを山東省臨沂市まで運び出すように依頼されたという。乳児一人につき運搬料は1500元(2万2500円)。睡眠薬は乳児が泣き出さないように使ったという。保護されたのは、生後10日から生後2か月までの乳児5人。地震後、病院から連れ出されたと見られ、唇が青紫色になっていた子や、臍帯の傷口が腫れて炎症を起こしていた子もいたという。・・・
(5)考察
今回は中共当局が、結果としてではあれ、取材規制をほとんどかけていないからと言っても、上記のような報道で明るみになった腐敗や犯罪は氷山の一角に過ぎないと思われます。そうなると、どうやら漢人の民族性に問題がある、と言って悪ければ漢人の民度は低い、と言わざるをえません。
メルマガ「台湾の声」に同メルマガ編集長の林建良氏が、連載中の「日本よ、こんな中国とつきあえるか(6)」の中で、以下の「」内のように記していま
す。ちなみに、千島湖事件とは、中国浙江省杭州市淳安県にある、(ダムの建設によって出現した)千島湖の遊覧船において、台湾からの観光客一行24名と遊覧船乗員6名の32名全員が3人の中国人武装強盗に殺害された上に放火された事件です。「・・・当時、遺族との窓口になっていたのは浙江省の副省長だった劉錫栄である。遺族たちは劉副省長にもう一度、遺体と対面したいと申し入れた。しかし、劉副省長は「そのような要求は自分に対する侮辱だ」と言って怒り出し、遺族たちを罵ったという。遺族たちは、なぜ罵られなければならないのか、さっぱり理解できなかった。中国人にしてみれば、生きている人間ならともかく、なぜ死んだ人間の遺体と何度も対面する必要があるのか。訳の分からんことを言って俺を侮辱するのか、ということなのだ。・・・つまり、中国人と台湾人では遺体に対する扱い方が違い、中国人は人間の体であっても物(部品)としかみなさない。・・・ある台湾人旅行者が千島湖を訪問した折に書いた紀行文がある。その旅行者は、中国人ガイドに「千島湖事件をどう思うか」と聞いた。当然、あのような事件を起こしてすまなかったという答えを期待していた。しかし、中国人ガイドはひと言「ああ、よかったよ」と返してきた。その台湾人観光客は驚いて「なぜですか」と理由を尋ねた。中国人ガイドは「あの事件はたくさん報道されたので、お蔭で千島湖が有名になってよかった。今では年間300万人も来てくれる」と嘯いたそうだ。・・・」
「地震犠牲者に黙祷を捧げる日本の救援隊」の画像が支那の人々に大きな感動を与えたのには怪訝な思いがしましたが、要は漢人達は日本人と自分達とのギャップに驚き、自分達を恥じた、ということなのではないでしょうか。いずれにせよ、こういったことによって、漢人達の対日感情が好転するとともに、漢人達がその民族性を改善することにつながれば、と言って悪ければその民度を上げることにつながれば、大変結構なことだと思います。
4 今後の展望
前にも触れたように、大震災後の温家宝首相の現地入りは、中共の人々から高く評価されているものの、胡錦涛主席の現地入りは、冷ややかな受け止め方がなされています。では、総括的には、人々は中共中央をどう見ているのでしょうか。ある化学技術者は、「私は中共政府の統治能力がこの地震の結果改善されるとは思わない。これらの太った役人達が長ったらしく内容のない演説をしているのを見ると、私は相変わらず希望を持つことができないという気がした。」と語ったというのですが、このような声が中共の人々の平均的意見ではないでしょうか。われわれとしては、今次大震災をきっかけに報道規制がほとんどなくなった状況がこのまま当分の間維持されるのか、この間、大震災報道以外の報道でも報道規制が緩和されるのか、また、北京五輪終了後も報道規制の緩和状況が継続するのか、に注目すべきでしょう。それによって、漢人の民度がどの程度上がるか、中共中央の地方掌握度がどの程度上がるか、更にまた、中共中央が政治システムの自由民主主義化をどの程度進展させるか、が決まることになりそうです。(完)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<太田>
「・・・日本の県立高校は、工業・農業・商業という実業高校は統廃合によって、普通制高校に変わっていく、男女別学が男女共学に変わっていくという過程を通じて、特色のはっきり分からない普通制高等学校が並立しているという状況になっている。学校の違いは、入試の点数によって、明確に分かれる。AクラスからEクラスぐらいまでに分かれる。エリートから外れた高校に通う者が3年間に身につけるものは、まずEクラスとか、Dクラスとかのレッテルを張られているという屈辱感に耐えることである。・・・高等学校の共同選果場体制化は、少子化による学校統廃合と受験の圧力という教育に固有の事情から生まれていったのだが、それが現在では、若者の就職先が、正規雇用型と派遣型に分かれるという社会的な変化にぴったりはめ込まれたようになっている。エリート校の受験体制に乗り込むよりほかに、自分の努力によって自分の未来を切り開く余地が実際にほとんど存在しないことに多くの若者は気づいている。・・・エリート校の出身者が、大学院に進むまでに受験後遺症を払拭して、のびのびとした独創的な発想力を身につけるのは難しい。秀才ではあるが、研究者としては二流以下の若者が大学院にあふれかえっている。・・・ 秋葉原の殺人犯は、絶対に落ちてはならないコンベヤー
ベルトから落ちたのだ。・・・高等学校の共同選果場体制は、日本の若者から気力と創造力を奪っている。高等学校は、自分を大事にするという気持ちを他人と共有し合うこと、人間としての深さ、他人に対処する姿勢を芸術や文化の深さに触れることで養うなど、人間としての成長の期間でなければならないのに、選別のためのたんなるコンベヤーベルトと化している。その責任の一端は、大学の側が生み出してきた入試体制そのものにある。・・・」教育と格差社会(コラム#2638)との関係にも触れた論考なのでご紹介しました。ただし、不毛かつ空疎な論考の一例として・・。私は、学業とスポーツ以外にもコンベヤーベルトをできるだけ多く設けることによって落ちこぼれの減少を図ること、外国人就業者や移民の受け入れを増やすことで日本社会の多様性を確保し、独創的な発想が出てきやすくすること、をかねてから提唱しています。
<ライアン・コネル>
コラム#2638を読みました。問題は毎日新聞に一流紙という自覚があるにも関らず、これらのタブロイド的な記事が配信され、恐らく諸外国には「これが日本の本当の姿だ」という印象を与えているだろうという事だと思います。
<反反日半島人>
>「娯楽に関して、子供と大人の間に境界線が引けないだけでなく、欧米においては、大人の隠微な世界に属する「性」が、堂々と・・しかも子供にまで・・開陳されているのも江戸時代の日本人の「民族的特性」の一つですが、これも現代の日本にそのまま受け継がれています。」とコラム#1513で申し上げた通りですね。毎日デイリーニューズのコラムを真に受けておられるようですね。流石元官僚様でいらしゃる。
<太田>
いやはや、どうしてお二人ともそんなにアングロサクソンのビクトリア朝的禁忌(コラム#1707)にとらわれてるの?アングロサクソンだって「シェークスピアにおいては、最も低次元の性的諧謔が最も高次元の道徳的水準と共存している。彼のだじゃれ(puns)はことごとく卑猥(bawdy)だ。」ということからも分かるように、本来は日本人と同じなんですよ。蛇足ながら、日本のスポーツ紙には、一流紙の系列のものも含め、エロページがつきものですが、エロページに出てくるフィクションとルポの差なんてあってなきがごとしですよ。読者は、架空の話か事実かなんてことは気にせず、性的欲望を発散解消させるためにエロページを読んでいるのです。
<久保>
今朝、大阪読売テレビのズームインSUPERのニュースで、自民党伊吹幹事長が「アメリカが北朝鮮をテロ指定国家解除を行うことに抗議」と出ておりました。先生のコラム(#2635、2637。どちらも未公開)ですと「アメリカは北朝鮮締め上げに成功した」とのことです。自民党幹部は、アメリカの行動を十分知りつつも、日本国民向けの人気取りをするために、このような、発言をしているのでしょうか。ご教授お願いいたします。
<太田>
伊吹氏らの真意は測りかねますが、テロ指定国家解除など、抗議するほどの中身のない措置である、というのは客観的事実であると私は思っています。
<読者FY>
太田コラムは、書評および外国動向について、興味深く読ませていただいてお
ります。またアングロサクソン論も興味深く、その視点からイギリスの官僚制などを議論していただければ、今後の日本の官僚制制度設計の参考になるのではと思います。(経済学者ケインズが公務員試験二番で大蔵省に入れずインド省に回ったとのエピソードが残っているので、その頃はかなり厳しいキャリア制だったのでしょうが、その後どうなったのか、など。)太田様の今後のご活躍をお祈りしております
<文十郎>
憲法9条信者に対して、9条を保持するマイナス点を説明する簡潔な例はありませんか?私は、沿岸警備をキチンとしていれば拉致問題も防げたし、ロシア船に漁師の方が射殺される事もなかったと主張するのですが、通じません。
<太田>
沿岸警備は警察力の運用の問題であり、憲法第9条の「精神」を体して何事も穏便に済まそうと戦後の日本政府がしてきたことは事実ですが、「キチン」とした対応をしたところで、特段違憲ということにはなりません。要するにこれは憲法論ではなくて政策論の話なのです。説得の材料としては、必ずしも適切ではありません。私なら、憲法第9条・・その核心部分は集団的自衛権行使の禁止なる政府憲法解釈・・を維持したいというのは、自己決定権を放棄するとともに、人倫の道に反することだ、と説得します。まず、憲法第9条維持論者は往々にして安保条約維持論者でもあることに着目し、米国によって一方的に守られるというのは、日本が米国の属国に甘んじるということであって、これは自己決定権の放棄である、と説くわけです。次に、集団的自衛権を行使しない(行使できない)ということは、救いを求めている他者を助けないということであって、人倫の道に反することだ、と説くのです。作家の瀬戸内寂聴、哲学者の鶴見俊輔、梅原猛、大蔵流狂言師の茂山千之丞、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底の各氏らが「憲法9条京都の会」を結成するという記事が出ていました。(http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200806260111.html 。6月27日アクセス)が、彼らにこのような説得をしてみたいものです。自己決定権放棄を主張する哲学者や人倫の道に反することを主張する宗教者(瀬戸内寂聴氏も仏僧)なんて、ブラックユーモアですね、とね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎クライン孝子の日記
■2008/06/30 (月) 拉致問題は政府と国民一体です。お手柔らかにね
■2008/06/30 (月) ああ 欧州杯 ドイツ、また、取りそこなった!
■2008/06/30 (月) でも戦うのか? だから戦うのか?
洞爺湖サミット、昨年のドイツ・ハイリゲンダムと同様、テロ対策で
警察+自衛隊二人三脚で完璧体勢!この独サミットには私も参加し、かなり奥深くまで潜入しましたがそれとなく成される巧妙な監視体制を目撃して、さすが、ドイツだと舌を巻きました。このことは、知人の国家公安委員の方を通してすでに警察庁にお知らせしております。
サミット警備 陸自テロ部隊初投入
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080629/plc0806290121000-n1.htm
も日本にとって大事な責務ですし。そうそう、さっそく東京の友人(女性)より
<<とうとう、富田メモの富田氏の孫、富田晋が逮捕されました。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080629/env0806292016006-n1.htm
高校も中退して、働いた事も無く中核派で養ってもらいながらで[労働者を守れ」はないでしょう。逮捕の理由は、2千人の前で「東京に火をつけろ」と演説したことから騒乱したそうで、なんとも間抜けな話です>>上記のようなテロ容疑人間の取締り対策は、日本国家の名誉に掛けても厳重にお願いしたいもの。一方、拉致問題は政府も解決に前向きです。
拉致再調査「日朝共同の実施約束」 自民幹事長
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080629AT3S2900E29062008.html
洞爺湖サミット近辺で行われる拉致救済の世界へのアッピールは
1万個の風船を飛ばす企画や拉致関係の方の直接の訴えには、警察+自衛隊、そして外務省など温かく、しかも大目に見て協力していただきたいものです。ドイツでは近辺でコンサートなどを行い、過激人間をそらすガス抜きに、独警察がそれとなく協力していました。
そうそう、チベット問題ではもっか日本では人権リレーが行われています。その中にはジャズコンサートのようなイベントもあって人気を博していると聞いております。グローバル人権聖火リレー、平和誓う広島に到着
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/06/html/d15511.html
過激派テロとは異なり、拉致やチベット人権問題は非暴力です。
ぜひ、皆さん、一致団結して、この事実を、国際社会にむけて訴えましょう!
■2008/06/30 (月) ああ 欧州杯 ドイツ、また、取りそこなった! 【サッカー欧州選手権】また頂点逃したドイツ 逆境での強さ発揮されず
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/080630/scr0806300921004-n1.htm
欧州杯、せっかくドイツ、決勝まで上り詰めたのに優勝を逃してしまった!ドイツは、国中、お葬式のように、しーんとしている。ここで勝てば、十二年ぶりに優勝ということで、国民は盛り上がってハッスルしていたのに、残念無念!私は1:0 ときいたときに、何となく嫌な感じがして見るのをやめて、ベットにもぐりこんでしまいました。ふと目がさめたら、物音が聞こえない。我が亭主も、ねてしまったらしい。ああ 負けたなと思いましたね。勝ってりゃ、ドイツ中、お祭り騒ぎで大騒ぎしてたと思うからです。スペインの優勝は44年ぶりということですからおめでたいことです。欧州も平和になりました!いい時代にです。一昔前なら、鉄砲で打ち合いして戦争してたのに、今では、ボールを蹴って、サッカーで戦争しているのですから。
■2008/06/30 (月) でも戦うのか? だから戦うのか?
中国貴州で数万人が暴動 事件処理めぐり公安局庁舎炎上
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080629/chn0806291940001-n1.htm
島根県人氏より
<<貴州っていいところですよ。山と渓谷と狭い平地。少数民族がたくさん住んでいます。土地の景色が日本とにている。上海から鉄道に乗ると、夜、貴州に入る。それから夜明け前に高度を急角度であげて雲の南「雲南」へ入る。車窓には朝霧と、深い渓谷と山の壁が交差する。その景色が好きで、それだけで僕は10回近くも貴州を列車で通過した。その帰りに中国で「白酒」という、日本で焼酎、その会社の社長と出会い、無理やり列車をおろされ、社長の家に2泊させられた。おまけに社長の工場まで2泊の自動車旅行をした。行き帰り10日ぐらい貴州を端から端まで走った。思い出すのは夕暮れ、山の段々畑に温泉が出ていた。
畦の一角が温泉だった。土地の人が農作業のあと入っていた。混浴だった。ぬるい温泉に入っていると、山のあちこちで小さな灯りがともった。ポーと。電気はない。見上げると黒い山影の上に星がでていた。そんな記憶がある。貴州は少数民族の土地。貧乏だった。支配民族の共産党(漢族)に監視されていた。初めて見る日本人に彼らは親切だった。山道を背負子を背負い藍染めの服をきてあるく女性の後ろ姿に昔の日本の姿をみいだした。髪を巻き上げ黒髪に簪(かんざし)を挿したうなじに「沖縄みたいだ」と思った。中国のそんな土地で、つぎつぎと暴動が起きているらしい。僕は思う。彼らに逃げ場はない。「報復」がまっている。でも戦うのか?だから戦うのか?>>
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
━─━─━─━[太田述正 有料メルマガ]━─━─━─━─━─━─━
3 大震災後の腐敗と犯罪
(1)総括
今回の大震災が起こってから、被災地における様々な腐敗や犯罪の話が報じられています。これら報道で日本のメディアが活躍しているのは心強い限りです。
(2)横流し
「・・・香港紙や中国紙によると、四川省徳陽市羅江県で21日夜、被災者ら数千人が警官隊と衝突、双方にけが人が出た。救援物資らしい大量の食糧が個人商店に卸され、その店に軍用車両が出入りしたのを目撃した住民が「汚職だ」と抗議したのが発端という。成都市青羊区でも同日夜、住民500人が警察官と激しくもみ合い、12人が拘束された。被災地ではない街の路上に救援物資のテントが現れ、「女性警官が中でマージャンをしていた」と住民が指摘し、騒ぎになった。」
(3)隠蔽
「・・・「被害が知れわたるとリゾート開発会社に逃げられるから、地元政府が止めているんだろう」成都市・・・の最北部にある銀廠溝は、美しい滝と渓谷で知られる避暑地。・・・地元救援本部によると、銀廠溝を含む竜門山鎮の住民の死者数は422人。だが、銀廠溝への道路の復旧が遅れ、被害の詳細は不明な部分が多い。銀廠溝から西郊中に避難した女性は「私の集落だけで35人死んだ。地元政府の集計は少な過ぎる」と言う。 こうした見方は各地でささやかれている。銀廠溝から約20キロ南の彭州・通
済鎮の女性(31)は「銀廠溝では5千人以上が死に、地元政府が口止めしていると聞いた」。ネットの掲示板でも「死者は1万人に上る」「中国中央テレビはなぜ報じないのか」とエスカレートしている。 地元政府関係者は
「ネットで書かれているのは知っているが、竜門山鎮の人口は1万人余りだからあり得ない」と否定する。だが、救援に駆けつけた別の県の関係者は「死者は公表数よりもっと多いかも知れない。地元政府は知っているが、報道機関には絶対に話さないだろう」と語る。」
(4)人身売買
「2008年5月24日付「江南都市報」によると、四川大地震の被災地で、売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女性ら6人が逮捕されていたことが分かった。・・・調べによると、6人は四川省西昌市などの出身で、乳児らを山東省臨沂市まで運び出すように依頼されたという。乳児一人につき運搬料は1500元(2万2500円)。睡眠薬は乳児が泣き出さないように使ったという。保護されたのは、生後10日から生後2か月までの乳児5人。地震後、病院から連れ出されたと見られ、唇が青紫色になっていた子や、臍帯の傷口が腫れて炎症を起こしていた子もいたという。・・・
(5)考察
今回は中共当局が、結果としてではあれ、取材規制をほとんどかけていないからと言っても、上記のような報道で明るみになった腐敗や犯罪は氷山の一角に過ぎないと思われます。そうなると、どうやら漢人の民族性に問題がある、と言って悪ければ漢人の民度は低い、と言わざるをえません。
メルマガ「台湾の声」に同メルマガ編集長の林建良氏が、連載中の「日本よ、こんな中国とつきあえるか(6)」の中で、以下の「」内のように記していま
す。ちなみに、千島湖事件とは、中国浙江省杭州市淳安県にある、(ダムの建設によって出現した)千島湖の遊覧船において、台湾からの観光客一行24名と遊覧船乗員6名の32名全員が3人の中国人武装強盗に殺害された上に放火された事件です。「・・・当時、遺族との窓口になっていたのは浙江省の副省長だった劉錫栄である。遺族たちは劉副省長にもう一度、遺体と対面したいと申し入れた。しかし、劉副省長は「そのような要求は自分に対する侮辱だ」と言って怒り出し、遺族たちを罵ったという。遺族たちは、なぜ罵られなければならないのか、さっぱり理解できなかった。中国人にしてみれば、生きている人間ならともかく、なぜ死んだ人間の遺体と何度も対面する必要があるのか。訳の分からんことを言って俺を侮辱するのか、ということなのだ。・・・つまり、中国人と台湾人では遺体に対する扱い方が違い、中国人は人間の体であっても物(部品)としかみなさない。・・・ある台湾人旅行者が千島湖を訪問した折に書いた紀行文がある。その旅行者は、中国人ガイドに「千島湖事件をどう思うか」と聞いた。当然、あのような事件を起こしてすまなかったという答えを期待していた。しかし、中国人ガイドはひと言「ああ、よかったよ」と返してきた。その台湾人観光客は驚いて「なぜですか」と理由を尋ねた。中国人ガイドは「あの事件はたくさん報道されたので、お蔭で千島湖が有名になってよかった。今では年間300万人も来てくれる」と嘯いたそうだ。・・・」
「地震犠牲者に黙祷を捧げる日本の救援隊」の画像が支那の人々に大きな感動を与えたのには怪訝な思いがしましたが、要は漢人達は日本人と自分達とのギャップに驚き、自分達を恥じた、ということなのではないでしょうか。いずれにせよ、こういったことによって、漢人達の対日感情が好転するとともに、漢人達がその民族性を改善することにつながれば、と言って悪ければその民度を上げることにつながれば、大変結構なことだと思います。
4 今後の展望
前にも触れたように、大震災後の温家宝首相の現地入りは、中共の人々から高く評価されているものの、胡錦涛主席の現地入りは、冷ややかな受け止め方がなされています。では、総括的には、人々は中共中央をどう見ているのでしょうか。ある化学技術者は、「私は中共政府の統治能力がこの地震の結果改善されるとは思わない。これらの太った役人達が長ったらしく内容のない演説をしているのを見ると、私は相変わらず希望を持つことができないという気がした。」と語ったというのですが、このような声が中共の人々の平均的意見ではないでしょうか。われわれとしては、今次大震災をきっかけに報道規制がほとんどなくなった状況がこのまま当分の間維持されるのか、この間、大震災報道以外の報道でも報道規制が緩和されるのか、また、北京五輪終了後も報道規制の緩和状況が継続するのか、に注目すべきでしょう。それによって、漢人の民度がどの程度上がるか、中共中央の地方掌握度がどの程度上がるか、更にまた、中共中央が政治システムの自由民主主義化をどの程度進展させるか、が決まることになりそうです。(完)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<太田>
「・・・日本の県立高校は、工業・農業・商業という実業高校は統廃合によって、普通制高校に変わっていく、男女別学が男女共学に変わっていくという過程を通じて、特色のはっきり分からない普通制高等学校が並立しているという状況になっている。学校の違いは、入試の点数によって、明確に分かれる。AクラスからEクラスぐらいまでに分かれる。エリートから外れた高校に通う者が3年間に身につけるものは、まずEクラスとか、Dクラスとかのレッテルを張られているという屈辱感に耐えることである。・・・高等学校の共同選果場体制化は、少子化による学校統廃合と受験の圧力という教育に固有の事情から生まれていったのだが、それが現在では、若者の就職先が、正規雇用型と派遣型に分かれるという社会的な変化にぴったりはめ込まれたようになっている。エリート校の受験体制に乗り込むよりほかに、自分の努力によって自分の未来を切り開く余地が実際にほとんど存在しないことに多くの若者は気づいている。・・・エリート校の出身者が、大学院に進むまでに受験後遺症を払拭して、のびのびとした独創的な発想力を身につけるのは難しい。秀才ではあるが、研究者としては二流以下の若者が大学院にあふれかえっている。・・・ 秋葉原の殺人犯は、絶対に落ちてはならないコンベヤー
ベルトから落ちたのだ。・・・高等学校の共同選果場体制は、日本の若者から気力と創造力を奪っている。高等学校は、自分を大事にするという気持ちを他人と共有し合うこと、人間としての深さ、他人に対処する姿勢を芸術や文化の深さに触れることで養うなど、人間としての成長の期間でなければならないのに、選別のためのたんなるコンベヤーベルトと化している。その責任の一端は、大学の側が生み出してきた入試体制そのものにある。・・・」教育と格差社会(コラム#2638)との関係にも触れた論考なのでご紹介しました。ただし、不毛かつ空疎な論考の一例として・・。私は、学業とスポーツ以外にもコンベヤーベルトをできるだけ多く設けることによって落ちこぼれの減少を図ること、外国人就業者や移民の受け入れを増やすことで日本社会の多様性を確保し、独創的な発想が出てきやすくすること、をかねてから提唱しています。
<ライアン・コネル>
コラム#2638を読みました。問題は毎日新聞に一流紙という自覚があるにも関らず、これらのタブロイド的な記事が配信され、恐らく諸外国には「これが日本の本当の姿だ」という印象を与えているだろうという事だと思います。
<反反日半島人>
>「娯楽に関して、子供と大人の間に境界線が引けないだけでなく、欧米においては、大人の隠微な世界に属する「性」が、堂々と・・しかも子供にまで・・開陳されているのも江戸時代の日本人の「民族的特性」の一つですが、これも現代の日本にそのまま受け継がれています。」とコラム#1513で申し上げた通りですね。毎日デイリーニューズのコラムを真に受けておられるようですね。流石元官僚様でいらしゃる。
<太田>
いやはや、どうしてお二人ともそんなにアングロサクソンのビクトリア朝的禁忌(コラム#1707)にとらわれてるの?アングロサクソンだって「シェークスピアにおいては、最も低次元の性的諧謔が最も高次元の道徳的水準と共存している。彼のだじゃれ(puns)はことごとく卑猥(bawdy)だ。」ということからも分かるように、本来は日本人と同じなんですよ。蛇足ながら、日本のスポーツ紙には、一流紙の系列のものも含め、エロページがつきものですが、エロページに出てくるフィクションとルポの差なんてあってなきがごとしですよ。読者は、架空の話か事実かなんてことは気にせず、性的欲望を発散解消させるためにエロページを読んでいるのです。
<久保>
今朝、大阪読売テレビのズームインSUPERのニュースで、自民党伊吹幹事長が「アメリカが北朝鮮をテロ指定国家解除を行うことに抗議」と出ておりました。先生のコラム(#2635、2637。どちらも未公開)ですと「アメリカは北朝鮮締め上げに成功した」とのことです。自民党幹部は、アメリカの行動を十分知りつつも、日本国民向けの人気取りをするために、このような、発言をしているのでしょうか。ご教授お願いいたします。
<太田>
伊吹氏らの真意は測りかねますが、テロ指定国家解除など、抗議するほどの中身のない措置である、というのは客観的事実であると私は思っています。
<読者FY>
太田コラムは、書評および外国動向について、興味深く読ませていただいてお
ります。またアングロサクソン論も興味深く、その視点からイギリスの官僚制などを議論していただければ、今後の日本の官僚制制度設計の参考になるのではと思います。(経済学者ケインズが公務員試験二番で大蔵省に入れずインド省に回ったとのエピソードが残っているので、その頃はかなり厳しいキャリア制だったのでしょうが、その後どうなったのか、など。)太田様の今後のご活躍をお祈りしております
<文十郎>
憲法9条信者に対して、9条を保持するマイナス点を説明する簡潔な例はありませんか?私は、沿岸警備をキチンとしていれば拉致問題も防げたし、ロシア船に漁師の方が射殺される事もなかったと主張するのですが、通じません。
<太田>
沿岸警備は警察力の運用の問題であり、憲法第9条の「精神」を体して何事も穏便に済まそうと戦後の日本政府がしてきたことは事実ですが、「キチン」とした対応をしたところで、特段違憲ということにはなりません。要するにこれは憲法論ではなくて政策論の話なのです。説得の材料としては、必ずしも適切ではありません。私なら、憲法第9条・・その核心部分は集団的自衛権行使の禁止なる政府憲法解釈・・を維持したいというのは、自己決定権を放棄するとともに、人倫の道に反することだ、と説得します。まず、憲法第9条維持論者は往々にして安保条約維持論者でもあることに着目し、米国によって一方的に守られるというのは、日本が米国の属国に甘んじるということであって、これは自己決定権の放棄である、と説くわけです。次に、集団的自衛権を行使しない(行使できない)ということは、救いを求めている他者を助けないということであって、人倫の道に反することだ、と説くのです。作家の瀬戸内寂聴、哲学者の鶴見俊輔、梅原猛、大蔵流狂言師の茂山千之丞、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底の各氏らが「憲法9条京都の会」を結成するという記事が出ていました。(http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK200806260111.html 。6月27日アクセス)が、彼らにこのような説得をしてみたいものです。自己決定権放棄を主張する哲学者や人倫の道に反することを主張する宗教者(瀬戸内寂聴氏も仏僧)なんて、ブラックユーモアですね、とね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━