警官発砲で4人死亡か=中国貴州省の暴動【香港30日時事】
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▼警官発砲で4人死亡か=中国貴州省の暴動【香港30日時事】
【香港30日時事】米政府系の自由アジア放送(RFA)の中国語ウェブサイトは30日、中国貴州省甕安県で28日起きた数万人の暴動について、「警察の発砲で4人が死亡した」との説が現地で流れていると報じた。地元住民がRFAの電話取材に対し、「何人かの警官が発砲した。7、8発撃ったかもしれない」と述べたという。RFAは、県当局が長年、犯罪組織と結託して住民を抑圧してきたことへの不満が今回の暴動の一因になったと伝えている。
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▼中国近代化の闇 カナダ人写真家、環境破壊の実態映画化(iza)
■来月12日から日本公開
大自然を破壊しながら開発が進む揚子江の三峡ダム工事現場、世界中から集められた電子機器の廃棄物の山…。五輪を控え急速に近代化する中国の“もう一つの顔”を映し出すドキュメント映画「いま ここにある風景」が7月12日から東京都写真美術館ホールなどで公開される。作品はカナダ人写真家、エドワード・バーティンスキー氏の3年間に及ぶ撮影の記録をまとめた内容。来日したバーティンスキー氏は「消費社会の真の姿が中国から見えてくる」と訴えている。(戸津井康之)
映画の冒頭。工場の中を台車に乗せたカメラがひたすら一直線に進む。ワンカットで約8分間フィルムが流れる間に台車が進む距離は約800メートル。しかし、工場の敷地はまだはるか先まで延びている。福建省にあるこの巨大工場では年間2000万台のアイロンや300万台のコーヒーメーカーが組み立てられ、その一部が日本にも輸入されている。工場を外から撮ったバーティンスキー氏の写真には、地平線まで続くかのような黄色い壁の工場群の姿がおさめられている。そして、壁と同じ黄色の制服を着て整列するおびただしい数の工員たち。写真は一見、芸術作品のように美しいが、被写体が語りかけてくるメッセージは重い。
一方、無数のタイルが無造作に並べられたモザイク模様のような不思議な景色の写真は、広東省にある電子機器の廃材集積場。リサイクルのため、世界中の70%もの電気・電子機器の廃棄物がここに運ばれてくるという。映像には、IT時代の膨大なごみを前に、笑顔で分別作業をする労働者の姿がとらえられている…。産業をテーマに写真を撮り続ける理由について、バーティンスキー氏は「“人間は自然の一部である”ということを訴えたいだけ」と説明する。「地球上の人口は65億人。このスケールのまま生産の拡大が続いていけばどうなるか? その象徴的な姿の一つが15億人の人口を抱える中国に現れている」写真撮影で訪れた2002年からの3年間にも「汚染や破壊はどんどん進行している」と警鐘を鳴らすバーティンスキー氏。「西洋の企業が進出する際、国内では順守しているルールを、中国では守っていない。この事実が私には大きな衝撃でした。私たちに何ができるのか今こそ考える必要がある。これからも写真で問いかけていきたい」
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▼五輪セーリング競技開催地で藻類が異常発生、除去に数週間(AFP)
【6月30日 AFP】北京五輪のセーリング競技開催地となる青島(Qingdao)沿岸での藻類の異常発生で、中国国営新華社通信(Xinhua)は29日、現在1万人以上が除去作業にあたっているが、除去が終わるまでにまだ2週間以上が必要だと伝えた。緑藻類は、青島沿岸から黄海(Yellow Sea)まで約1万3000平方キロの広範囲で発生しており、セーリング競技用
の保護海域の約3割となる約16平方キロを覆っている。トレーニング区域やコースの一部が藻類で覆われているため、現地入りしていたセーリング競技選手らはトレーニングが困難になっている。30か国以上の選手が青島でトレーニングを行っていた。
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▼五輪ヨットレース開催地、緑藻が異常繁殖=中国青島市(大紀元日本6月30日)
【大紀元日本6月30日】五輪開幕式まで残すところ40日余りとなったが、五輪協力都市でありヨットレース開催地である青島市では現在“滸苔”という緑藻が大発生し、五輪ヨットセンター付近の海域に深刻な影響が出ている。この緑藻の蔓延している海域はすでに24000平方キロメートル(香港の約24個分)に達しており、現地の有名な海水浴場も臭気が立ち込めているという。明報によると、緑藻は6月17日に現れ始め、急速に繁殖し同月23日より島外海から岸に向かって広がり続け、本来青いはずの海面が緑鮮やかな草原のように変わったうえ、名所である“桟橋”や多くの海水浴場も全て緑に埋め尽くされ悪臭を放っている。青島、黄島フェリー埠頭でも一面に緑藻が発生しており、高速船港区では特に密集しているという。埠頭は安全のために一時的に航行を停止している。ある船員の話では、藻類などの漂流物で航行が止められたのは山東省では初めてだそうだ。青島市長・夏耕坦氏は「規模や期間の長さから、この管理の難しさは並大抵ではない。歴史上めったにないことだ」と話している。
“滸苔”は青島国際ヨットセンターのある浮山湾周辺の海域にも影響し、海水浴場は悪臭を放っている。現在、中国チームを含む34ヶ国のヨットチーム300人以上の選手とコーチが現地で調整をしているという。当局は一万人以上の清掃員と志願者を手配し、毎日清掃に当たっており、更には青島でトレーニングしている外国人選手もこの清掃に加わっている。昨年7月初め、青島周辺の海域で緑藻が爆発的に発生しており、青島市は上海市から国内最新の自動清掃船を購入している。この船は掃除機のように緑藻や漂流しているゴミを吸込み、処理された緑藻は合計6800トン。しかし今年はこれでは治まらないという。
専門家の話では、今回の緑藻発生は恐らく降雨と天候の変化によるものではないかと見られている。現地では8月9日に関連競技が始まる。
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▼中国が核戦力とサイバー攻撃能力を増強――ブッシュ政権高官が証言(古森義久氏)
【ワシントン=古森義久】米国防総省のジェームズ・シン次官補(アジア太平洋安全保障問題担当)は25日の下院軍事委員会公聴会で中国の安全保障状況について証言し、中国が軍事態勢を不透明にしたまま、米国本土を攻撃できる核戦力の増強やサイバー攻撃の強化などを続けているとして懸念を表明した。
シン次官補は米国政府が中国との安保関係でも建設的な関与を保ちながらも、中国の実際の軍事動向に懸念を抱いているとして、中国側は、
(1)実際の軍事費の半分以下の額しか公表せず、不透明な軍事態勢を変えていない(2008年の公表額は580億ドルだが、外国からの新鋭兵器調達、核戦力の研究開発、軍事汎用技術の開発などの費用を含めておらず、実際の軍事費は年間1390億ドルにも達する)
(2)核・非核両面での各種兵器を大幅に増強している(米国本土に届く大陸間弾道核ミサイルのDF31の性能をあげ、基数を増す一方、潜水艦の増強は空母の開発をも進めている)
(3)軍のソフト、ハード両面での能力増強を進め、とくに人事の改善や訓練の強化を図っている(軍の指揮系統、兵站、通信などのシステムと要員の強化により事実上の臨戦態勢を固めている)
(4)宇宙軍事化、サイバー攻撃の能力増強などにより通常の規範を逸脱する非対称作戦を構想している(米国の国防総省を含む政府機関や防衛関連の研究所のコンピューター・システムに中国内部からのサイバー攻撃がかけられ、すでに侵入されている)-
―ことなどを証言した。
シン次官補は中国側のこうした活発で野心的な軍事強化策の結果、
(1)台湾と中国の軍事力比較が中国側に有利に大きく傾き始めた
(2)アジア地域の駐留米軍と米国の同盟諸国の軍隊が脅威と危険にさらされる
(3)中国にとって軍事力強化により対外戦略のオプションが増した-―
こと―などを指摘し、米側も対抗策が必要だと強調した。
シン次官補は対抗策としては米国が
(1)情報収集能力を高め、中国側の軍事面での能力や意図をより正確に知る
(2)米軍も装備の改善などにより能力を高める
(3)アジアの同盟諸国との補完や協力を強める
(4)中国軍との関与の幅を広げる-―
―などという方針を明らかにした。