日雇い派遣業は「火力発電所」 (大日本セキュリティ) | 日本のお姉さん

日雇い派遣業は「火力発電所」 (大日本セキュリティ)

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▼日雇い派遣業は「火力発電所」 (大日本セキュリティ)
グッドウィルが廃業だそうで.....。現経営陣は折口の尻拭いばかりさせられて気の毒としか言えないですね。で、その日雇い派遣業なのですが、言ってみれば「火力発電所」みたいなものですね。なんのこっちゃと言われるかもしれませんが。現在、日雇い派遣を利用している会社を見ると、繁忙期にバラツキがあり、短期の1,2ヶ月の短期の労働力しか必要としない場合とか、極端に言えば、月末と週末だけに労働力がほしいとかそんな感じなのです。こういう労働力の為に、正社員や長期のパートタイマーを抱え込むのは企業にとって大変な負担になります。そこで登場するのが、日雇い派遣業というわけです。つまり、電力会社が、毎日必ず必要となる電力は原子力発電で供給し、需要の急激な増減に細かく対応する為に、「火力発電」を利用するようなイメージでしょうか。(原子力が正社員。火力発電が派遣。)火力発電の方が燃料費がかかるのですが、原子力より遥かに融通が利くわけです。しかも、日雇い派遣の労働者にもメリットがあります。一般のアルバイトと違ってシフトに組み込まれるわけでは無く、自分の都合のよい時だけ働けるし、いったん派遣登録すれば、違う職場で働く事になっても、面接等が無く手間が省けるわけです。(もちろん、それは企業側にとってもメリット。)でも、逆に言えば、労働者にとってはそのぐらいしかメリットは無いと思います。じっくり、腰を据えて働くなら、通常のアルバイトの方が派遣会社に中間搾取されないだけ割が良いわけで.....。でも、企業側も労働者側も「手軽さ」を求めている点で利害が一致しているので文句をつける筋合いは無いのかもしれません。でも、やっぱりピンハネが酷すぎる派遣会社は取り締まった方が良いかもしれません。何か、利率計算の出来ない頭の弱い「にーちゃん、ねーちゃん」からカネを巻き上げている悪徳金融業者を思わせます。こういう業者はやっぱり世の中を歪ませる要因でしょう。
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▼胡錦涛と福田康夫の田舎芝居にシラケル日中両国人民。形骸化した防衛交流。(じじ放談)
我が国の省エネ・環境浄化技術を入手する狙いで、胡錦涛・温家宝は我が国に接近し「中日蜜月関係」を演出している。親中派筆頭の福田康夫がこれに呼応し見せ場を作ろうと下手な演技を行っているのだが、日中両国人民(観客)はシラケルばかりである。四川大地震に際し我が国は「緊急援助隊の派遣」と自衛隊機による支援物資の輸送を決定した。もちろん、胡錦涛指導部や中国軍も乗り気であった。ところが、被災地での反日感情が予想外に強かったため、当初の予定を変更せざるを得なかった。予定では「日本の緊急援助隊の活躍ぶり」を宣伝材料に使うつもりであったのだが、かえって反日感情を煽る懸念が予想されたため、中途半端な支援になった。宣伝効果にも使えなかった。その他、自衛隊輸送機による物資輸送が中止された。

6月25日付け日本経済新聞は「海自艦艇寄港:日中安保交流手探り。中国世論、なお対日不信」と題する以下の記事を掲載した。(抜粋)
1.昨年11月の中国海軍ミサイル駆逐艦の東京寄港に続く海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」の訪中で、日中の相互訪問が実現した。

2.24日、中国南海艦隊の蘇士亮司令員は記者団に「艦艇の相互訪問は安全保障の信頼を強め、戦略的互恵関係の全面推進に役立つ」と評価した。第4護衛隊群司令の徳丸伸一海将補も「交流はアジア地域の平和と安定に寄与する。」と強調した。

3.「日本国旗を掲げた艦艇が入港すれば苦痛の記憶が容易によみがえる」(楊毅・海軍少将)とされ、24日のインターネット上には「日本の軍国主義復活を認めた」との書き込みも相次いだ。

4.中国世論への配慮からか、歓迎式典では両国の国家吹奏はなかった。予定していた海自呉地方隊の音楽隊による演奏会は中国の都合で中止。日中合同の演奏会も中国側の「安全上の理由」で開催場所が市街地から埠頭に変わった。中国国営メディアは海自艦艇寄港を大きくは報じていない。湛江市民には寄港を知らない人も多かった。

5.石破茂防衛相は24日の記者会見で「交流する意味は大きい。日中の歴史を考えればすべてが氷解するような生易しいものではない。信頼関係は一朝一夕には築けない」と語った。

日中両軍は何を狙っているのか?)
四川大地震の自衛隊輸送機の派遣合意(後刻、撤回)、今回の護衛艦の派遣と急速に日中両軍の交流が進んでいる。中国国民の反日感情を勘案しながら、一歩後退二歩前進という感じである。我が第4護衛隊群司令の発言は「アジア地域の平和と安定に寄与」と控え目であったが、中国南海艦隊司令員の発言は「安全保障の信頼を強め、戦略的互恵関係の全面推進に役立つ」という積極的なものである。中国海軍は「やるき満々」という感じだ。我が海上自衛隊は米太平洋艦隊と同盟関係にある。親子といっても言い過ぎではない。我が護衛艦を仮想敵国の中国に派遣する件につき、米国海軍と事前協議して了解を得ていると考えてよい。海上自衛隊が、米国海軍の頭越しに「日中両国海軍の相互交流を行う」とは想定できない。

東アジアの軍事情勢は「日米軍事同盟」という海洋勢力と、「露中印同盟」という大陸勢力が対峙している構造である。ロシアとインドの準軍事同盟の絆は相当固いと見るべきである。中印戦争時にロシア(旧ソビエト)がインドを支援した歴史がある。最近は最先端兵器の共同開発を行っている。ロシアとインドの間にクサビを打ち込もうとしても容易ではない。中国は中ソ戦争、中印戦争を行った。現在、「米国の一極支配を許さない」という目的でロシアと利害が一致している。上海協力機構の加盟国であるロシアほかと合同軍事演習を行っている。だが、中国はロシアへの不満を持っている。「ロシアはインドへは最先端兵器を売却するのに、中国には一世代前の兵器しか売ってくれない」と不満に思っている。
ロシアが中国を仮想敵国とみなしていることは周知の事実だ。ロシアは中国の潜水艦増強に対する対抗手段として、太平洋艦隊に通常型潜水艦を増配備したといわれる。カムチャッカ半島のロシア海軍基地には最新鋭の戦略型原子力潜水艦を配備する予定という。米国並びに中国の原子力潜水艦対策であろう。

という訳で、米国が「中露印の大陸同盟」にクサビを打ち込む場合、中国を取り込むというのが最も実現可能性が高い。日米中三国軍事同盟という長期的戦略がないとはいえない。中国南海艦隊司令員は「戦略的互恵関係の全面推進に役立つ」といった。これが、中日軍事同盟を狙ったものか、日米中三国軍事同盟を狙っているのか不明である。だが数十年後を見据えた長期的戦略であることは間違いない。ロシアや中国の国家戦略は30年、50年、100年単位で構想していると考えてよい。もっとも、それまでに共産党独裁政権が崩壊した場合、「戦略構想」は絵に描いた餅となる。

(中国共産党指導部並びに中国軍は、国民大衆を恐れているのか?)
昨日、中国共産党機関紙人民日報ウエブサイト「人民網日本語版」で、胡錦涛がインターネットでの対話を行った旨の記事があった。例によって「やらせ番組」ではあるが、胡錦涛は「インターネットで国民の多様な意見を拝見している」旨発言し「国民の目線に沿った政治を心がける英明な指導者胡錦涛」というイメージつくりに腐心していた。痛々しく感じた。中国共産党と人民解放軍を完全に掌握していた毛沢東や鄧小平は「中国国民に媚をうる」ような無様な真似はしなかった。彼らは自らの指導力に自信を持っていたから、無法な事でも超法規的措置で決断し実行した。これに不満を唱える者は粛清し一掃した。胡錦涛は、共産党中央政治局常務委員会さえも掌握できていない。まして地方政府や地方党組織は、職権を乱用し莫大な利益を懐に入れ、マフィアとつるんでやりたい放題である。党中央の威令は地方には届かない。先般、北京軍区と南京軍区の青年将校多数が「台湾進攻作戦を実行せよ」とする上申書を軍上層部に提出した。彼らが粛清されたという話はきかない。さらに、一部軍人と思われる者が「命令さえあれば、いつでも決起できる」という怪文書を発出していた。(以上、「大紀元日本」の記事)

また、これまで数回紹介した中国国防大学国際戦略研究部所属の研究者リン・イエ(仮名)なる現役将校(大佐級)が政府や軍の指導部を公然と批判するレポートを書いていた。これも謹慎処分という有名無実の軽い扱いで済んでいる。断片的に漏れ聞こえてくる諸情報から推察するに、中国軍の指揮命令系統が相当混乱しているのではないか。よくいえば「百家争鳴」であるが、何よりも規律を重んじるべき軍隊が百家争鳴では戦争どころではあるまい。四川大地震救援物資に自衛隊輸送機を使用する件、今回の海上自衛隊護衛艦の訪中に伴う歓迎式典に関する件は、事前に日中両軍並びに両国政府が「合意していた」ものであろう。それが、中国側の都合で二度も変更された。
日本経済新聞は中国政府並びに中国軍に代わって「中国世論の反日感情が激昂しないための措置」と弁明してやっているが、事実を半分しか語っていない。「中国側の都合で変更」というのは「中国軍内部の統制がとれていない」と読むべきである。統制がとれていないから、中国軍指導部が了解し外国と約束した事項が「中国側の都合」で急遽変更されるのだ。これから何度でも繰り返されるのではないか。中国共産党指導部だけでなく、中国人民解放軍指導部も指導力を喪失しているのではあるまいか。規律が弛緩し、内部崩壊が始まっているのではないか。

(中国国民の反日感情について)
前述した中国国防大学国際戦略研究部所属の現役軍人(大佐級)のリン・イエ(仮名)は、「中国が予測する北朝鮮崩壊の日」富坂聡訳、文春文庫の中で、面白いことを書いている。以前から中国の市井では、「中国人は骨の髄から朝鮮人を馬鹿にし、血の底から日本人を憎んでいる」という表現が使われてきた。2000年前から属国の臣民である朝鮮人を馬鹿扱いするのは無理もない。朝鮮王朝の高官が朝貢し、地面に這いつくばり皇帝陛下の謁見を賜るのであるから、尊敬されるはずはない。昨年訪中した小沢一郎が中国の下級官僚に「子犬」というあだ名を付けられ馬鹿にされたのと同じである。血の底から日本人を憎んでいる」という表現は分かりにくい。我が国でも「恨み骨髄」という言葉があるから、「骨の髄から朝鮮人を馬鹿にし」という気分は大体理解できる。だが、「血の底」という表現は我が国にはないから、類推するほかはない。おそらく、「骨の髄よりも何千・何万倍も深く憎んでいる」ということであろう。何事も針小棒大に形容して喜ぶ漢族であるから、おそらく大きな間違いではあるまい。
リン・イエ(仮名)は「中国人云々・・」というが、中国人とは一体何者か?中国共産党独裁政権治世下の臣民であるという意味か?中国には56の民族がいるという。漢族でも「漢族の嫡流である客属(はっか)もいれば、毛、胡、馬のようにコーカソイド系騎馬民族の末裔もいる。我が大和(倭)民族と同系統の胴長短足・平面的顔相の倭族の末裔もいる。目下、中国共産党指導部はオリンピックを利用して「民族意識の形成」に余念がない。架空の「中国人」をでっち上げ、ナショナリズムを煽っている。共産主義思想は誰も信じないから「ナショナリズムで中国臣民の意思を統一し、崩壊寸前の共産党王朝のつっかい棒にしたい」と考えているのだろう。はかない小細工ではある。

(「日本人が血の底から憎まれる」ようになった背景)
中国の領土を侵略し我が国の領土にしたいとの願望で始めた日中戦争で、我が帝国陸海軍は、首都南京市を初め、中国沿岸部都市の大半を軍事占領した。無人の荒野で戦争をした訳ではないから、一般市民にも多くの犠牲者が出た。日中戦争を目撃し、かつ親族が被害者になった人間が「悪逆非道な日本軍」という話を子や孫に話し聞かせたことは容易に推察できる。加えて、江沢民が共産主義教育よりも反日教育を優先し政権を支える道具に使った。つまり「三つ子の魂、百まで」という諺どおり、幼稚園・保育所段階から洗脳教育を施した。中国民衆の「反日憎悪感」は情念となって血肉に浸みこんでいる。リン・イエがいう「血の底から日本人を憎んでいる」のも誇張ではあるまい。もっとも、漢族に憎まれたのは日本人だけではない。その前は「大清王朝」を築いた満州族が、その前は「大元王朝」を築いたモンゴルが「血の底から憎まれた」はずだ。その前も・・・、延々と続く。つまり、我が日本民族は、漢族に被害を与えた最終ランナーであるから記憶が鮮明に残っている。「日本人に対する血の底からの憎しみ」は、近未来発生する中国大乱に乗じて侵攻するロシア軍等が強姦・殺戮・略奪を繰り返すまで消えないというべきだろう。中国の「日本人憎悪の情念」は福田康夫や小沢一郎が「中国政府にゴマをすった」程度で解消されるほどヤワなものではない。異民族が中国大陸に侵攻し、支配し、蹂躙するまで続くと覚悟しておくべきだろう。中国共産党指導部並びに中国軍首脳部は「反日洗脳教育をやり過ぎた」と反省しているかもしれぬ。自分で火をつけておきながら、燎原の火となり右往左往している状態といえるかもしれぬ。聖火リレーへの大衆動員や欧米における官製デモは、思惑どおり火をつけ消火できたが、いつも成功するとは限らない。

中国民衆も馬鹿ではない。共産党から指導されて官製デモを繰り返している間に「権利意識が芽生えた」としても不思議ではない。民衆の怒りが共産党指導部や軍首脳部に向かっても不思議ではない。中国政府や中国軍が日本政府と合意した事項を破棄させたから、彼らは益々自信を持ったはずだ。民衆が権力側の弱腰を見くびる時期も近い。「愛国無罪」と「反日愛国」は中国共産党が国民大衆に植え付けた情念である。この武器が「共産党王朝への対抗手段」として活用され始めた。権力側は右往左往するばかりである。中国大動乱の胎動とみなしてよい。中国のインターネット人口は2億人ともいわれる。ネット族が「中国政府と中国軍を追い詰め、政策を変更させる」までに力を持つようになった。ネット族の力と見ることもできるし、中国共産党王朝の衰退が進んでいると見ることもできる。我が国の政治は「重箱の隅をつつく政争に明け暮れている」から題材として面白くない。という訳で、ダイナミックな変動を予感させる中国の題材が多くなるのも自然というべきかもしれぬ。