日本救出独軍とメルケル首相に福田首相謝意なし! (クライン孝子の日記) | 日本のお姉さん

日本救出独軍とメルケル首相に福田首相謝意なし! (クライン孝子の日記)

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▼日本救出独軍とメルケル首相に福田首相謝意なし! (クライン孝子の日記)
■2008/06/24 (火) 日本救出独軍とメルケル首相に福田首相謝意なし!
上野 康宏氏より
<<クライン孝子様いつも楽しく拝見しております。さて産経新聞オンライン版にて
『【一筆多論】中静敬一郎 メルケル首相ありがとう』の記事が掲載されています。今年4月21日にイエメンで海賊に襲われた日本郵船のタンカー「高山」が発砲されて被弾しつつもジグザグ航行でなんとか、逃げ切ったと報道された事件がありましたが、中静敬一郎氏の記事によれば「高山」が無事だったのは、ドイツの駆逐艦「エムデン」が急行して海賊を追い払ってくれたからなのだそうです。

今日、中静氏の記事を読むまでそのような経緯は、(日本の報道を見る限りは)存じませんでした。当時のほとんどの記事には、「ジグザグで逃げたらやがて海賊船は見えなくなった」などと、書かれていたからです。ドイツ軍の話はかけらもなかったように思います。記事に書かれているとおり、何よりも残念なのは日本人の命を助けてもらっておきながら、6月1日の福田・メルケル両首脳の会談で、福田総理が謝意を伝えていなかったことです。それには総理が純粋にこうした事情を知らなかった可能性があると同時に役人の筋書き通りの会談でもしていたようにも思えます。

しかし事情がどうであれ、総理が国民の命をドイツが救って、くれたことを知らないとすれば「首相として」恥ずかしい話ですし、知っていて何も言わなかったのであれば無礼千万です。感謝の気持ちをもって頭を下げるのにいくら多忙中の会談といっても10分も20分もかかりますまいに。

トルコは和歌山沖で遭難したトルコ海軍を地元民が助けて、くれた恩をいまだに忘れず感謝して下さっている。また逆にトルコはイラン・イラク戦争で日本が見捨てたも同然の在留邦人をトルコ国民に先んじてまで飛行機に乗せて助け出してくれた。自国民を自国の軍隊が守れない・救えないという憲法上の問題があるにせよ、「助けていただいた」事実がある以上、感謝の気持ちをしっかりお伝えするべきではないのでしょうか>>      
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●【一筆多論】中静敬一郎 メルケル首相ありがう。
.http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080623/plc0806230813003-n1.htm
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やはり残念なことだった。
福田康夫首相が6月1日、ドイツでメルケル首相と会談した際、日本船を助けてくれたことへの謝意を伝えることができなかったことである。4月21日未明、日本郵船の15万トンタンカー「高山」はイエメン・アデン沖の公海上で、海賊船に40分間追い回され、5発の対戦車ロケット砲を発射された。至近弾により船尾に直径20ミリの穴があき、あわやというそのとき、急行したのはドイツ駆逐艦「エムデン」だった。エムデンが飛ばしたヘリコプターを見るや、海賊船は一目散に逃げた。日本人7人ら乗組員23人は窮地を脱した。ドイツのメディアは大々的に報じた。だが、約1時間の日独首脳会談は洞爺湖サミットを前にして、主要課題の気候変動、食糧問題などに費やされ、「海賊事件は話題にならなかった」(外務省欧州局)という。福田首相の真意はわからないが、日本のシーレーン(海上交通路)の安全への関心はそう高くないことがうかがえる。
ここに問題の本質が見え隠れしている。世界各国は、海賊行為のような自国や自国民に対する急迫不正の侵害を除去するため、あらゆる措置を取ろうとする。一方、日本はこうした問題に目をそむけ続けている。福田首相の対応にそれが反映されているといえなくはない。当時、この周辺海域にはテロリストなどを監視する多国籍海軍への給油支援のため、海上自衛隊の補給艦と護衛艦が派遣されていた。高山を救うには距離が離れていたにせよ、本来は海自が駆けつけねばならない。
しかし、新テロ特別措置法は海自に給油任務しか与えていない。そもそも海自には海賊行為を抑圧する任務がない。海賊取り締まりは、海上保安庁と同じ権限を与える海上警備行動が発令されれば、できるが、警察行動でしかなく、海賊撃退はできない。撃退は自衛権の発動である防衛出動が首相から命じられ、初めて可能だ。ただ、これも組織的かつ計画的な武力攻撃が条件になっており、海賊には適用されない。
これらは自衛権発動の要件を「わが国に対する急迫不正の侵害がある」などと、極めて狭く解釈した結果だ。ほとんどの国は、自衛権とは国家が自国または自国民に対する急迫不正の侵害を除去するため、やむを得ず行う防衛の権利としている.日本がこれを適用しないのは、自衛権が明記されていない憲法の解釈によるためだ。それに伴い、海賊などに対処する「平時の自衛権」や「自国民侵害」対応がすっぽり抜け落ちてしまった。海自は海賊行為を座視するしかないのが現実だ。
一方で日本は海賊行為抑止を国際的に約束している。12年前、日本が批准した国連海洋法条約第100条は「すべての国は、最大限に可能な範囲で、公海その他の場所における海賊行為の抑止に協力する」とうたっているからだ.6月2日には国連安全保障理事会が、ソマリア沖での海賊行為制圧に向け「必要なあらゆる措置」を取る権限を各国に与える決議を採択した。日本は共同提案した16カ国に連なった。
 これは奇怪としかいいようがない。矛盾を抱える日本がのたうちまわり、結果として信頼を失うのは目に見えている。海賊などへの実効的対処を含め、国際共同行動に参加する法整備が求められるゆえんである。
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▼「洞爺湖サミット」の議題に呆れる米政府(ヤフー皆の政治・日高義樹)http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080624-03-1201.html
アメリカの指導者たちは、七月に北海道洞爺湖で開かれる経済サミットの主な討議のテーマが「地球温暖化対策」であると知って、呆れてモノがいえないという顔をしている。チェイニー米副大統領のスタッフは私にこういった。「サブプライム問題がきっかけで世界金融が大混乱している。イランや北朝鮮の核問題も行き詰まっている。そんな時に地球温暖化の話をするために、地球の果てまで行く気にならない」もちろん、地球温暖化というテーマが重要であることは多くの人が認めている。だがブッシュ米大統領が新たに発表した温暖化対策でも、明確な数値目標を示せなかったことに象徴されるように、「地球温暖化」にはあまりにも多くの問題が絡み合っている。どう議論しようと結局のところ国連の話し合いと同じで、成果は期待できない。国際経済を動かす八つの世界大国の指導者の話し合いのテーマには適していないと、ブッシュ政権の首脳たちは考えている。チェイニー副大統領は私とのインタビューの後「大統領は日本に行きますよ。北京オリンピックの開会式に行くのだから」といったが、ブッシュ政権にとって、北海道のサミット出席はどうやら「刺身のツマ」に過ぎないようだ。

アメリカ議会には、そもそも地球温暖化とその原因に疑いを持つ議員たちが大勢いる。テキサス州選出で共和党政策委員長のジョー・バートン上院議員、同じく共和党でオクラホマ州選出のジェームス・インホーヘ上院環境公共土木委員長代理といった有力議員までが、公式の記者会見で疑義を表明している。ゴア前米副大統領の活動に見られるようにアメリカ民主党は地球温暖化問題を大事だと考えているが、アメリカ議会全体では、温暖化問題について基本的な考えがまとまっていないのである。 日本でいくら大事な問題だからといって、アメリカ政府部内でさえ、意見が分裂している問題を経済サミットで論じること自体がおかしい。西側諸国の間では「経済首脳会議は時代遅れだ」という声が強くなっているのだ。あと三十年も経てばブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字をとってブリックスとよばれる四カ国のほうがG8よりもずっと重要になると考えられている。それでなくとも、ブッシュ大統領はいまアメリカに新しい強固な金融体制をつくろうと努力中だ。EUの指導者たちも中国やロシアに対抗して、ヨーロッパの立場をどう維持していくか必死だ。その最中に地球温暖化の話し合いをするために、地球を半周して北海道までやって来るのは時間の無駄だと、世界の指導者たちは思っている。

ところが、福田康夫首相は父親ができなかったサミット議長を務めることが、政治の花道だと信じているようだ。総選挙への政治的効果も期待しているようだが、時代錯誤も甚だしい。ワシントンから見る限り、福田首相と官僚たちの国際政治感覚の欠如が目立つだけである。サミットで福田首相が惨めな立場に追い込まれても自業自得だが、日本の存在そのものを、卑小化する結果になったら、国民に対してどう責任をとるつもりなのか。リベラルタイム7月号「THE POWER OF U.S.A」
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ようちゃん。↓
★サブプライム問題がきっかけで世界金融が大混乱している。イランや北朝鮮の核問題も行き詰まっている。そんな時に地球温暖化の話をするために、地球の果てまで行く気にならない・・・日本でいくら大事な問題だからといって、アメリカ政府部内でさえ、意見が分裂している問題を経済サミットで論じること自体がおかしい。西側諸国の間では「経済首脳会議は時代遅れだ」という声が強くなっているのだワシントンから見る限り、福田首相と官僚たちの国際政治感覚の欠如が目立つだけである。>その通りです。全く福田はKY。わざわざ EUの手先のようなことを する アホ!
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