中国の燃料価格引上げとエネルギー効率 (新世紀のビッグブラザーへ blog )
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼中国の燃料価格引上げとエネルギー効率 (新世紀のビッグブラザーへ blog )
先週木曜日、中国は国内的な燃料価格を引き上げました。
*『焦点:中国の燃料価格引き上げ、消費活性化につながる可能性
http://
[北京 20日 ロイター] 中国の突然の燃料価格の引き上げはトラック運転手に不評だろうが、過去数週間余儀なくされていた配給や行列なしに買えるようになり、これが消費を促す可能性がある。政府は19日、燃料の統制価格をトンあたり約1000元、約20%引き上げると発表した。統制価格の引き上げは8カ月ぶり。これを受け、19日の原油市場は3.5%下落した。ただ市場は、利益が圧迫された石油精製会社の需要と、新たに台頭する裕福な中流階級の自動車需要を過小評価している可能性がある。中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)と中国石油加工(シノペック)は政府が決定した利益がでない価格での販売を余儀なくされ、損失補てんに一時的な補助金を受け取るだけだった。原油価格が1バレル約40ドル上昇したにもかかわらず、燃料価格は昨年11月から据え置かれており、石油会社は原料価格が採算をはるかに超える状況に直面。多くが赤字転落で生産を手控え、これが燃料不足を拡大させた。価格の引き上げによるマージンの改善は、累積していた石油精製会社の原油需要を一気に拡大させるとみられている。ゴールドマン・サックスは、価格引き上げが需要の伸びの大幅鈍化につながる可能性は低い、とみている。政府補助金で原料価格の上昇分を相殺できなかった中小の石油精製会社は、再び生産を活発化させる見込みだという。同社のリサーチノートは「短期的に、燃料価格の引き上げは石油精製会社のマージン改善と生産増加につながり、燃料不足の緩和と原油需要の押し上げをもたらす」との見通しを示している。前回の石油製品価格引き上げ時には、中国の原油輸入は増加したという。値上げ前の北京ではガソリンを求める車の行列があちこちででき、ツアーバスの運転手がガソリンスタンドで違法な高値での購入をもちかける姿もみられた。(後略)』
何ゆえに燃料価格が上昇すると、消費活性化に繋がるのか、人間には理解不能のような気がしますが、まあ中国だからどうでもいいです。(後略)の後は、説得力のない「燃料価格が上昇すると、消費が拡大する理由」がたらたらと続くのですが(富裕層がどうの、SUVがどうの)、詭弁屁理屈を絵に書いたような論調なので、省略します。暇な人は、読んでみて下さい。 一般的な人間の世界では、燃料価格の上昇は単に工業製品の費用上昇、インフレーション、消費縮小を招くだけでしょう。特に中国の場合は、以下の通りエネルギー効率が異常に低いので、GDPへの影響も避けられません。もっとも、中国がエネルギー効率が悪い理由の一つは、補助金使って燃料費を低く抑えていたためのせいもあるので、これで少しは効率が改善するとは思います。
http://
昨今の原油高を受け、日本の省エネ技術、省エネ文化がクローズアップされていますが、実際のところどの程度日本のエネルギー効率は良いのか。財団法人省エネルギーセンターには、日本の省エネ技術に関する情報が載っています。興味がある方は、一度訪問されてください。少なくとも(後略)のロイターの記事を読むよりは、価値があると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼山拓は「拳拳服膺」せよ (反日勢力を斬る(2) )
反日勢力のひとつTBSは今朝の「朝ズバ!」でもその「面目躍如」である。安倍前首相と山拓の北朝鮮経済制裁をめぐるバトルを解説して妄言が続出。記事のネタに事欠かない。山拓はインタビューしようとした記者を物凄い形相で払いのけて歩いていた。怒り心頭に発し、怒髪天を突くという様子だった。安倍前首相は山拓の名誉毀損という反発に対し「私の講演の内容をよく吟味して『拳拳服膺(けんけんふくよう)』して頂きたい」と揶揄した。「拳拳服膺」とは「両手で物を捧げ持つように、しっかりと心に銘じて守り行うこと」(明鏡国語辞典)と言うことらしい。
TBS「みのもんたのサターデーずばっと」
・小池晃共産党政策委員長
「世界の中の日朝関係という見方が必要だ。アメリカが軟化するなかで、日本だけが置き去りにされないか。日本は国際的な枠組みの中で解決せよ」
やっぱり共産党は北朝鮮独裁政権の味方なんだなと思う。こういう言葉のお遊びは止めて欲しい。「国際的な枠組み」という言葉はよく耳にするが、早い話が日本の拉致問題などの主張はせず、世界の動きに付いて行けということだ。
・岩見隆夫(政治評論家)
「安倍さんの言ってる意味がよく分からない。山崎さん個人に利権が生じるというのか、これから利権が生まれるというのか。もう一回説明し直さなければならない」
政治評論家なんてお気楽なもんですね。こんな「高みの見物」みたいな意味の無い事を言って金になる。これほど分かり易いバトルはない。安倍さんに説明などしてもらわなくても、国民は良く分かっている。
*********************************************
安倍前首相と山拓の相克が高まりつつある。
●安倍前首相が12日、山拓の対北朝鮮「融和政策」と議連活動を「百害あって一利なし」と批判。
●これに対し山拓が13日「安倍氏の考えは幼稚」だと反論。
●安倍前首相氏は18日「百害あって利権あり」だと再批判。
●これに対し山拓は19日「名誉毀損」だと噛み付いた。
山拓に勝ち目はあるまい。
そもそも、思い返せば、福岡の選挙区で落選した山拓が生き返ったのは民主党の若手イケメン(注:山拓と比較して)の古賀議員が学歴詐称問題で辞職したための補欠選挙であった。民主党があんなポカさえしなければ、ゾンビが生き返るはずは無かったのに。こんどまた、福岡選挙区では民主党が若手イケメン候補を立てるという。山拓にはあせっていることだろう。自民党内で喧嘩をするなという声があるが、大いにやればいい。主義主張のまったく相反する議員が同じ党に籍を置くこと自体が問題なのだ。徹底的に論争して、どちらに理があるのか国民の審判を仰げばいい。人権擁護法案、対北朝鮮融和政議連を山拓と共に葬ることが国民の使命だ。
◎山拓、利権発言にブチ切れ…安倍とケンカ必死なワケ(産経ニュース(2008/6/20))
自民党の山崎拓前副総裁(71)が、北朝鮮政策をめぐる安倍晋三前首相の利権発言に「名誉棄損だ」と激怒し、取り消しと謝罪を求める申し入れ書を送付した。この背景には、次期衆院選を控え、地元選挙区に民主党が「東大卒、37歳イケメン候補」の擁立を決定、山崎氏が落選の危機に立たされているとの事情もありそうだ。「私は北朝鮮の利権と全く関係ない。誹謗中傷する政治家の人格を疑う」。山崎氏は19日の派閥総会で、安倍氏にこう怒りをブチまけた。バトルの発端は、対北強硬派の安倍氏が12日の講演で、山崎氏が会長を務める対話重視の超党派議員連盟の活動を「経済制裁は考え直した方がいいという意見は百害あって一利なしだ」とかみついたこと。これを受け、山崎氏が13日、「圧力一辺倒では何ら前進はなかった。(安倍氏の圧力路線は)幼稚な考えだ」と切り返すと、安倍氏は18日の講演で「百害あって利権ありだ」と突き放したのだ。自民党内からも「同じ党でののしり合うのはほどほどにしてほしい」(党幹部)とあきれる声も出ている泥仕合だが、永田町関係者は「山崎氏が必死になる背景には選挙区事情がある。民主党が対立候補として東大卒のイケメン候補をぶつけてきたのだ」と語る。民主党が福岡2区に公認内定したのは同県出身の稲富修二氏。東大法学部を卒業後、大手商社「丸紅」に入社。その後、政治を志して松下政経塾を経て、米コロンビア大学大学院を修了した。
山崎氏は当選12回の自民党重鎮だが、週刊誌に何度も女性スキャンダルを暴かれ、03年の衆院選では民主党新人に敗れて落選の憂き目に。その後、政界復帰したが、選挙地盤は万全ではない。永田町関係者は「山崎氏の地元人気は高くない。『山崎拓を落選させる福岡市民の会』という公式サイトまであるほど。稲富氏は新人だが、昨年の福岡県知事選で66万票を獲得するなど知名度もある。後期高齢者医療制度の逆風もあり、山崎氏の次の選挙は簡単ではない」という。
***********************************************