▼中国のぼったくりホテル(江草乗) ▼加藤の乱。 。(大日本セキュリティ)
▼中国のぼったくりホテル(江草乗)
高くても一泊7000円くらいのビジネスホテルにしか泊まったことがないオレにとって、この世にある一泊が2万も3万もするホテルというのは想像もつかない。いったいどんな豪華な部屋なのだろうか。豪華な部屋といえば、まだ独身の頃に桜宮にあったシャンテ桜宮PART2という超高級ラブホテルに泊まったことがある。一泊1万4000円もした超高級な部屋だった。プールもついていた。3月だったので寒くて泳げなかったことを覚えている。今はそのホテルの場所は改装されて全く別の名前のホテルが営業している。バブルがはじけるはるか前の話である。さて、日本と比べて物価が安いはずの中国でもホテル代は別格なのだろうか。あるいは外国人からはぼったくることが国策なのか。中国にある一泊5万円のホテルに、なんと富山県知事が泊まっていたのである。しかもその宿泊費は公費で払われていたのである。自分のゼニならケチるおっさんどもも、公費ならじゃんじゃんと湯水のように浪費する我が国の為政者の体質を見事に物語っている事実である。アサヒコムの記事を紹介したい。
●中国で1泊5万円ダメ 富山知事らに旅費一部返還命令2008年6月19日0時6分
05年に中国を訪れた富山県の石井隆一知事らの現地での宿泊費は「(公費負担としては)高額で違法だ」として、県内の市民団体が県を相手に、その一部について知事に返還請求するよう求めた訴訟の判決で、富山地裁の佐藤真弘裁判長は18日、県に対して知事に56万円を返還請求すよう命じた。知事らは1泊5万円を支払っていたが、地裁は「2万円を超えた分」については認められないとした。 判決を受けて石井知事は、「びっくりしている。中国側から推薦してもらったところに泊まった。それに民間の有志で行った。控訴したい」と述べた。 訪中は、05年11月に富山―上海便の就航記念事業として、県の補助金を受けている「上海便を育て発展させる会」に県が委託した事業。石井知事や県職員、県の政財界などの計27人が上海などを訪れ、石井知事や当時の県議会議長は1泊あたり5万円、他の参加者は3万円のホテルに宿泊し、費用は会が負担した。 この額について原告側は、自治体に「必要かつ最小の限度」を超える支出を禁じた地方財政法の規定に反すると主張。知事らの旅費についての条例は「国の基準に準じる」として、知事なら1泊約1万7千円(当時)がめどだったため、1泊あたり2万円を超えた分の計100万円を返還するよう求めた。一方、知事側は委託事業であることを理由にして、「知事は宿泊費の額が条例の枠を超えているとは知り得なかった」と責任を否定していた。判決は、同会の事務局が県知事政策室にあったことなどから「知事は事前に宿泊費を知り得た」と認定。さらに、05年度の同会の収入のほぼ全が県から支払われていることなどから「条例に違反することは明らか」として、石井知事を含む県職員と県議会議長計10人の宿泊費のうち2万円を超えた分を違法とした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、このぼったくりホテルに泊まった富山県の石井知事に対して、市民団体が「一泊5万は贅沢すぎるじゃないか!」と訴訟を起こしたことをオレは応援したい。そして政治家と名の付く連中に向かって言いたいのだ。「てめえら一体何様だ!」と。一人の人間が占有するスペースにそんなに広い場所が必要だろうか。そういう贅沢というのは公費ではなくてポケットマネーで行く旅行の時にじゃんじゃんやればいいのである。
それにしてもこのオッサンどもが泊まった一泊5万円の部屋というのはどんな部屋なのだろうか。ラブホテルの高級な部屋なら、部屋に滑り台があったりベッドが電動で動いたり通信カラオケがあったりプレイステーションができたりするんだろうといろいろ想像できる。しかし、そうではない普通の高級なホテルの値段の高い部屋というのは、オレのような庶民には想像もつかないのである。そもそも新婚旅行の恋人同士なら贅沢な部屋でロマンチックに過ごすことに意味がありそうだが、オッサンどもにそんないい部屋をあてがっても全く無意味である。地方財政法には「必要かつ最小の限度」で出張旅費についての規定があるらしい。知事クラスなら一泊1万7000円が限度だという。それでもオレから見れば高いと思う。それだけ出すのならかなり贅沢な部屋に泊まれるはずだ。楽天トラベルで検索してみてもそんなに豪華な部屋は限られている。シティホテルでも1万5000円以下がたくさんある。ましてや仕事で利用するオッサンどもには安ホテルで十分であるとオレは思うのだ。オレがどうしても許せないのはこの知事どもの「自分は特権階級だから公費で一泊5万のホテルに泊まってもOK!」とう思い上がりなのである。そのゼニが県民から集められた税金であるからこそ「無駄遣いはできない」と質素な宿に泊まるのが知事たるモノのつとめではないのか。自分のゼニは自分のゼニ、県のゼニも自分のゼニというこの石井知事の感覚をオレは許せないのである。この上海のぼったくりホテルがその金額に見合うような立派な施設を備えていたのかどうか、ただのぼったくりだったのかどうかも気になるのだが、それよりもこういう政治家の連中の旅行には必ず市民のお目付役を同行させて、変なことをしていないかどうかきっちりとチェックしておいてもらいたいぜ。公費を使う以上、ぜひともそうして監視すべきだろう。政治家という連中は、市民に見られていないところではろくでもないことをするものだからである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼スピリチュアルより、テレフォン人生相談の方がマシ。(大日本セキュリティ)
最近、有名人の自殺のニュースや精神を病んでいるとしか思えない人間の暴発なんかが話題になるにつれ、現代人の心の問題がクローズアップされるわけです。でも、「心の悩み」って話をテレビが取り上げると、ご先祖様がどうとか、守護霊がどうとか、オーラの色がどうだとか、六星占術がどうとかって、眉唾な話になってしまいます。テレビってのは罪なメディアだと思います。さっそく、統一教会が江原啓之の番組を勧誘に使ったりするわけですし、朝鮮ヤクザの娘で自らも売春小屋の管理をしていたインチキ占い師なんかが心の悩みを解決できるはずがないのです。
そんなテレビのインチキスピリチュアル番組で「心の悩み」の解決を求めるぐらいなら、40年も番組が続いている「テレフォン人生相談」のようなラジオ番組の方がよっぽどマシです。家庭にいる主婦や、車で営業する人達の中にも、この番組を欠かさず聴いている方が多いようです。私も車で営業をやっていたときはよく聞いたものです。面白いモノで、相談者の内容を聞くだけで、聞いているリスナーもラジオパーソナリティや相談を受ける先生方の返答の予想がつくようになってくるのです。そうなれば、立派なテレフォン人生相談フリークです。
個人的に琴線に触れた質問や答えをちょっと紹介します。
過去に親から受けた酷い仕打ちを許す事ができない。過去の人生を受け入れる事ができない。
⇒結構、多い相談です。で、こういう質問が主婦から寄せられる事が多いのですが、根掘り葉掘り聞いていくと、現在の夫との関係が上手くいってなかったりするわけです。つまり、現状の鬱屈した不満をストレートに出せない人が、「過去を許せない」という形で噴出させるというケースが多いらしいです。個人的にも結構思い当たる節があります。逆に言うと、現在が幸せになれば、「今の幸せがあるのは辛かった過去を乗越えてきたから」と自分の過去を受け入れる事が出来るようになるそうです。
無気力な人は、心の中に「強烈な怒り・不満」を抱えている。
⇒無気力の原因は怒りや不満というのは、一般の人には浮かんでこない発想です。でも、言われてみれば、その通りな気がするのです。怒りや不安を溜め込んでしまうと、やる気が失せるという感覚はやっぱりあると思います。無気力は鬱症状に繋がったりするわけで、無視できる話ではありません。仕事関係に悩み自殺をする人の中には、怒りや不満→無気力→仕事がますます上手くいかなくなる・苦痛になる→怒りや不満、そして絶望感がさらに強くなる→さらなる、無気力....。なんて悪循環があるのかもしれません。
個人的にこういう悪循環を経験した事があるので、よくわかります。幸い、当方は自殺せずに生きていますが(笑)。でも、あの悪循環はヤバかったなぁ。仕事を辞めた関係でその悪循環から脱出できたのでしょうね。前の職場を辞めたおかげで、収入が落ち、経済的には厳しくなりましたが、辞めてよかったなぁとつくづく思います。まぁ。個人的な話はどうでも良いのですが、「スピリチュアルに頼らなくとも、自分を見つめ直す手段はいくらでもありますよ。」という事です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼加藤の乱。 。(大日本セキュリティ)
アキバの殺人鬼なのですが、一部から「加藤世直し大明神」とか言われているそうで....。
shadow-city.blogzine.jp/net/2008/06/post_dd3a.html ・加藤世直し大明神(ネットゲリラ)
おいらが子供の頃、昭和40年頃までは、あちこちに「住み込みの従業員」というのがいたもんだ。ウチにもいた。多い時は10人くらいいて、同じモノを食って家族同様に生活していたんだが、今ではみんな家を建てて独立しているんだけどね。なんせコンビニとかない時代なので、食事は誰かが作らなきゃならない。通いのお手伝いさんというのも常時いた。住み込みの従業員というのは生活費が一銭もかからないので、アレはアレで良いシステムだったと思う。で、世の中は不景気になって「偽装請負」だとか「派遣奴隷」とか言われるんだが、秋葉原7人殺しの加藤なんだが、奴隷以下の派遣の悲惨な実体に目を向けさせ、法律まで改正しようというところまで政治が動き始めていて、ネットでは加藤世直し大明神との声まであがるほどの人気だそうで、 【秋葉原事件】 容疑者在籍の派遣会社「日研総業」、ネットで注目集まる…月収20万から5万円の寮費天引き
1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ [sage] :2008/06/16(月)
★通り魔の加藤が在籍 派遣会社「日研総業」ネットで大人気!?
・「勝ち組はみんな死ねばいい」――。携帯サイトの掲示板にこんな書き込みをした後、 秋葉原で17人を殺傷した加藤智大(25)。その“狂気”の素顔が次々と明らかになる一方で、加藤が在籍していた派遣会社「日研総業」(本社・東京)にも注目が集まっている。 この会社、05年に放送されたNHKスペシャル「フリーター漂流」の舞台としても取り上げられていた。番組は、日研総業の契約社員として工場で働く若者の実像を描いたドキュメンタリーだ。これが何者かによって無料動画サイト「YouTube」にアップされ、5000回近くも閲覧されているのだ。 「番組中、日研総業は栃木の通信機器メーカーの『請負会社』として登場します。日研総業に 登録した35歳のAさんは、工場で何度も配置転換を繰り返された揚げ句、『技能がつかない』と嘆いて工場を去りました。25歳のBさんは工場勤務経験を買われて班長を任されたが、賃金には反映されなかった。おまけに無理がたたって病に倒れ、給料は早退分などを引かれ、6万7000円。日研総業の部長は番組で、『必要なときに必要な人材を、がうたい文句。 毎日が戦争。1人でもタマを送りたいというのが本音です』と言っていました」(メディア関係者) 加藤の場合、請負ではなく派遣社員として自動車部品工場で働いていたが、状況は似たり 寄ったり。月収約20万円から、5万円もの寮費が天引きされていたという。 「自動車絶望工場」の著書があるルポライターの鎌田慧氏は、自動車工場の派遣社員について、「私がルポを書いた1970年代より劣悪。季節工には家賃や光熱水費が無料の寮が用意されるが、派遣は有料。食うのが精いっぱいで、収入が減れば家賃も払えず、追い出される。下流社会にも“格差”が生じている」と言っている。 事件前までに5カ所も渡り歩いた“派遣人生”が、加藤を殺人鬼に変えていったのか……。
2 :名無しさん@全板トナメ参戦中 :2008/06/16(月) 11:53:46 ID:Jhp7NC5RO 派遣請負業者=人身売買奴隷ピンハネ業者
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
確かに、グッドウィルの件などで問題視されていたにも関わらず、放置してきた日本の恥部がこんな形で改善に向かい出そうとしているわけで、笑えないジョークです。あと、掲示板で今回の事件を「加藤の乱」とか言われているのも見ました。もちろん、朝鮮毒饅頭でぶくぶくに肥えている方の加藤じゃありません。でも、こんな殺人鬼にある一部から支持が集まるなんて、世も末です。
それにしても、日研の搾取はすさまじいですね。社員寮のぼったくり方は異常です。「ヤミ金」ならぬ、「ヤミ職」ですね。あと、こういう住み込みタイプの日雇い派遣じゃなくとも、交通費や給料の振込み手数料も自己負担になる事が多いそうですから、手許に残るカネは相当少ないようです。日雇いでも1000円を超える時給はあまり無いようですから、8時間労働で8000円。それで、交通費や振込み手数料等を引かれ、1000円ぐらい差っぴかれる事になると、一日7000円か....。月20日ちょっと働いたとしても、14万程度の収入。ここから、健康保険だ税金だってのが差っぴかれると、生活などしていけないでしょうね。親元から通うのなら良いでしょうが、自立生活は無理ですね。こういう社会システムの片棒を担いでおいて、「奥田ビジョン」とはよく言うものですねぇ。トヨタさんも...。
蟹工船がブームになるっていうのもちょっとわかります。現代は幸いにして、小林多喜二みたいに治安維持法で殺される方は無いのですから、ネットでガンガン実情を暴いてやればよいのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー