日朝協議の合意事項「よど号ハイジャック犯人の引き渡しと経済制裁の一部解除」の意味を考察する。(じ | 日本のお姉さん

日朝協議の合意事項「よど号ハイジャック犯人の引き渡しと経済制裁の一部解除」の意味を考察する。(じ

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▼日朝協議の合意事項「よど号ハイジャック犯人の引き渡しと経済制裁の一部解除」の意味を考察する。(じじ放談)
我が国におけるハイジャック事件の先駆けとなった「よど号ハイジャック事件」は1970年3月31日に発生した。その概要はおおよそ以下のとおりである。
1.共産主義者同盟(共産同)赤軍派の結成(1969.8)
共産同赤軍派は共産党や社会党など左翼の「平和的手段による社会主義革命路線」に飽き足らず、武力によって日本革命を実現せんとする妄想的暴力革命路線を選んだ。東京・大阪・北海道などの警察署や交番を爆破する事件を繰り返し人心の動揺を狙った。大阪の杉本町交番爆破事件に影響された高校生が密造したピクリン酸爆弾を使って教師宅を爆破する事件も発生した。

1969、11、5。山梨県大菩薩峠において、非合法の軍事訓練が警察に発覚し53人が逮捕された。国内におけるゲリラの根拠地づくりが困難であることを悟ったのか、中国や北朝鮮等、当時我が国と敵対関係にあった社会主義国家に革命の根拠地をつくる「前段階武装蜂起論」に転換した。共産同赤軍派は、無謀な暴力事件を繰り返した結果逮捕者が続出し組織は衰退した。その末流が「よど号ハイジャック事件」と、その1年半後に発生した連合赤軍による「浅間山荘事件」である。さらに、その一部はレバノンのイスラム原理主義国際テロ組織の一翼を担ってきた重信房子率いる日本赤軍である。

2.「よど号ハイジャック事件」の概要
1970年3月15日。赤軍派議長塩見孝也が「H・J」と書かれたハイジャック計画に関するメモを所持したまま逮捕された。公安警察はこのメモを「よど号ハイジャック計画」とは理解することができず事件発生を未然に防止することができなかったという。だが、責任者を逮捕された赤軍派は警察にハイジャック計画が発覚するのを危惧し、ハイジャックを前倒し実行した。

(よど号ハイジャック実行犯)
田宮高麿・・・赤軍派軍事委員長。1995年11月平壌で病死。
小西隆裕・・・北朝鮮在住(国際手配中)
田中義三・・・2000年6月日本警察に逮捕され、懲役12年。2007年1月肝臓がんで死亡。
魚本公博・・・北朝鮮在住(国際手配中)
吉田金太郎・・・1985年病死(強制収容所送致?)
岡本武・・・・1988年日本人妻と共に土砂崩れの事故で死亡。死因の真偽は不明
若林盛亮・・・北朝鮮在住(国際手配中)
赤木志郎・・・北朝鮮在住(国際手配中)
柴田泰弘・・・1988年日本警察に逮捕され、懲役5年。1994年満期出所。

なお、ハイジャック実行犯の日本人妻、森順子および若林佐喜子はスペイン等で日本人を拉致した容疑で国際手配中である。
(よど号ハイジャック事件の被害者等)日本航空351便(ボーイング727-89型機。通称「よど号」)。乗員7人、乗客131人。日航機を強奪した罪(強盗)、乗員・乗客を略取・監禁した罪。ハイジャック犯人は「無罪帰国を求めている」というが、刑事訴訟法第255条により国外逃亡時に時効が停止しているから、我が政府は「無罪帰国」を認めていない。(以上の事実は、ウイキぺディアを参照した。)

第1の問題(なぜ「よど号ハイジャック犯引き渡しの合意」がなされたのか?)
6月14日付け日本経済新聞は1面トップで「よど号犯ら6人、引き渡し協力」と題する記事を掲載している。「よど号ハイジャック犯の引き渡し」に応じた北朝鮮の意図を同紙は「米国によるテロ支援国家指定の解除につなげる狙いがあるとみられる」と解している。北朝鮮は大韓航空機爆破事件、日本人・韓国人拉致事件、朴大統領襲撃未遂事件等のテロ行為を実行してきた犯罪国家である。さらに、日航機ハイジャック犯人を長期間匿い保護してきた。日本人拉致の手足として利用した。さらに、イラン、シリアなど中近東諸国に対し核関連施設の輸出や同技術者の派遣を行ってきた。イスラム原理主義テロ組織への武器輸出も頻繁に行ってきた。北朝鮮が「テロ国家であり、テロ支援国家である」ことを疑うものはいない。

テロ国家又はテロ支援国家と認定されたならば、世界各国と正常な国家関係を持てないことはいうまでもない。「朱に交われば赤くなる」とみなされるのは嫌だから、各国とも北朝鮮との関係に深入りするのを避ける。テロ支援国家の本家本元である中国は子分の北朝鮮と抵抗なくつきあっている。中国は北朝鮮に経済支援をする見返りに、鉱物資源の採掘権確保や日本海沿岸羅先港の長期租借権を入手するなど、犯罪国家である北朝鮮から権益をむしり取る等やり方がえげつない。

北朝鮮が正常な国家に生れ変わるためには、「過去から現在まで続けているテロ行為やテロ支援行為」の清算を迫られているということだ。隠ぺいすることのできないテロ支援行為の一つが「よど号ハイジャック犯人を匿い、保護している」という事実である。金日成の北朝鮮にとって「よど号ハイジャック犯が北朝鮮に亡命を求めてきた」ことは青天の霹靂であったろう。当時、北朝鮮は日本共産党と蜜月関係にあり、日本共産党と敵対する共産同赤軍派を匿い保護すべき理由はなかった。金日成が「よど号ハイジャック犯」を受け入れ、匿うことに決定した背景は以下のような事情があったとみなすことができる。当時北朝鮮は「アメリカ帝国主義とこれに追従する日本の保守反動勢力」を打倒すべき敵とみなしていた。そこで、日本の暴力革命を企てる共産同赤軍派は思想的背景は異なるものの、広義に解釈すれば「共産革命を推進する仲間」とみなすことができた。世界の赤化革命を主導したいと考える金日成は革命家(亡命者)を受け入れ匿うことで、社会主義陣営や革命闘争を行っている世界中の団体・個人から「頼りになる北朝鮮。尊敬できる北朝鮮」と評価してもらえるメリットがあった。このような理由で北朝鮮は「よど号ハイジャック犯人」の受け入れを認め、特別待遇で厚遇したと見ることができる。共産主義陣営が崩壊し、世界の赤化革命の幻想が潰えた現在、北朝鮮にとって「よど号ハイジャック犯人」を匿うメリットがなくなった。有害無益な存在になった。だから「対日交渉の手駒」に利用した。

第2の問題(「拉致問題の再調査を約束」と出し渋る北朝鮮の思惑を読み解く)
「よど号ハイジャック犯の引き渡し」は、我が国民大衆にとって、感謝感激する話題ではない。忘れ去られた亡霊の如きもので、国民大衆の関心外である。もっとも、我が警察にとって共産同赤軍派(連合赤軍・日本赤軍)は、警察や交番を爆破した不倶戴天の敵である。しかも国外逃亡して「時効が停止している」から、犯人検挙に意気込むのは当然である。我が国民の最大関心事は「拉致被害者」の問題である。もちろん、北朝鮮も日本国民の感情は熟知しているから「人質を高く売りつけよう」と考えている。

日朝平壌宣言の合意が「とんとん拍子」で想定以上にうまく運んだから、金正日は、気が緩んで気前よく「蓮池薫さんほか」を日本に帰国させた。結果、何の代償を得ることなく人質を日本に取り返された。日本国民の圧倒的多数が北朝鮮を悪意の目で見るようになった。加えて、北朝鮮の日本支店である朝鮮総連に対する度重なる捜索、朝鮮総連関連施設への固定資産減免措置の取消しを行う地方自治体が続出した。在日朝鮮人の金城湯池であったパチンコ業界も「賭博性が高い」という理由で出玉の制限が厳しくなり客足が大きく減少、経営が悪化した。万景峰号の入港禁止でヒトとモノの往来ができなくなった。祖国との交流を断たれた朝鮮総連は離脱者が相次ぎ、組織崩壊の危機に追い込まれている。

以上が、北朝鮮の心境であろう。北朝鮮が「日本に経済制裁を解除してもらい、朝鮮総連や在日朝鮮人への特別待遇を継続又は復活させてもらいたいと考えている」ことは間違いない。それ以上に、「凍結中の日朝平壌宣言の趣旨に沿って大規模な経済支援を早く実行してもらいたい」と願っているのは明らかだ。北朝鮮がベトナムと同じように経済発展するためには、日本の経済支援と我が国を含む欧米企業を誘致する以外にないと考えているはずだ。

北朝鮮は焦っている。昨年の大洪水の被害で、本年は大規模な食糧難が予想されている。いつまでも6か国協議を続けている訳にはいかない家庭の事情がある。だが、日本人拉致問題では「日本側に騙され酷い目にあった」という心理的外傷体験がある。日本を信用して「拉致被害者を一時帰国させたら」、そのまま日本に残留してしまった。何の代償もなく人質を取り返されてしまった。二度と同じ過ちはできない。という訳で、「確実な保証がない限り、日本人拉致問題を交渉のテーブルに乗せることはできない。日本側と交渉できる最後の切り札を手放すことはできない」という心境であろう。

今回の日朝協議で北朝鮮は「拉致問題の再調査をする」と態度を若干変えた。北朝鮮が「手間と予算をかけ、危険を犯して拉致した日本人」の所在や現状を把握していないということはあり得ない。常に厳重な監視下に置いているはずだ。だから「再調査」しなくとも、いつでも資料は出せる。要するに「日朝平壌宣言」を日本が確実に履行する見通しが立つまで、拉致問題という切り札を出す訳にはいかないということだろう。

最近、朝鮮総連広報誌「朝鮮新報」ウエブサイトで「日朝平壌宣言の推進」なる記事が増えた。韓国李明博政権への非難が増えているのに対し、我が福田政権への非難記事が消えた。北朝鮮も「日朝平壌宣言を早く実行段階に移行したい」と考えている証拠かもしれぬ。敵(金正日)は我が国を警戒している。「また騙されるのではないか?」と疑っている。だが「先立つものが欲しい」とも考え、アンビバレントな心境にある。心の動揺を隠すために「日本なんぞ関係ない。6か国協議に参加する資格はない」などと強硬姿勢を示し虚勢を張っている。

その日暮らしの貧乏国家、犯罪に手を染めことでようやく生存できている破産国家北朝鮮が、世界第1位の債権国家日本、世界第2位の経済大国日本と対等な交渉を行うためには「虚勢を張る」ことと「日本人拉致問題」で粘るほか手段がないのだ。今回の日朝協議での合意点は、交渉の入口に立ったということだろう。北朝鮮は「日本に騙されないように」と用心しているから、一度に話が進展することはない。徐々に「外堀を埋め」懐柔することで良いのではないか。
最終的には「日本人等拉致被害者全員の救出」「北朝鮮に対する大規模な経済支援」と引き換えに「北朝鮮国内の鉱物資源の共同開発」を実現すべきであろう。我が国が全面的に支援できる態勢が整った時、北朝鮮もベトナムと同様「高度経済成長が可能となる」というべきであるから、我が国が焦る理由は全くない。後は「敵の出方」を見て判断し決断すればよい。今回、政府が行った経済制裁の一部解除は「おおむね妥当」といえるのではないか。勝負はこれからだ。「敵も焦っている」から安易な妥協は控えるべきだ。
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 ▼大分では金を払えば教師になれます! (江草乗)
田舎の教員採用試験には不正があるということは自分が大学生の時に何度か聞いたことがある。採用試験が県内出身者に有利な判定になってるとか、某県では県会議員に現金50万円を包まないと合格しないとかいうまことしやかなうわさである。その後、確か徳島県では1990年に前教育長が松本富夫が教員人事並びに教員採用に絡んだ収賄事件で逮捕されるという事件が起きている。おそらくこうした不正というのはわからないような巧妙な形で行われているのだろう。就職先の少ない田舎では教員というのは定年までの身分が保障された数少ない職場であり、数百万ゼニを包んでも採用してもらえれば十分もとがとれるからである。今回教員採用に絡む贈収賄が報告されたのは大分県である。アサヒコムの記事を引用したい。
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●大分県教委参事、収賄容疑で逮捕 教員採用巡り数百万円2008年6月15日
大分県の教職員採用をめぐって現金数百万円の授受があったとして、県警は14日、同県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)=同県別府市南立石=を収賄の疑いで、同県佐伯市立小学校長、浅利幾美容疑者(52)=佐伯市常盤西町=ら3人を贈賄の疑いでそれぞれ逮捕した。 贈賄容疑でほかに逮捕されたのは、同県教委義務教育課参事、矢野哲郎(52)=大分市大手町=と妻で佐伯市立小学校教頭、かおる(50)=佐伯市宇目=の両容疑者。 調べでは、江藤容疑者は同課で人事班の課長補佐を務めていた昨年8~10月、浅利容疑者ら3人から、浅利容疑者の長男(25)と長女(22)を教員採用試験に合格させるよう依頼され、その見返りに現金や金券など計数百万円分を受け取った疑い。 浅利容疑者が矢野容疑者らに子どもの受験について相談し、江藤容疑者に同県別府市で複数回にわたって現金などを渡したという。 江藤容疑者は81年に同県の教員として採用され、03年から県教委の義務教育課で教員採用の事務を担当していた。浅利容疑者は80年に教員採用され、佐伯市内の小学校を中心に勤務し、今年から校長に就任していた。事件当時は小学校の教頭だったという。
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この事件、江藤勝由容疑者(52)、浅利幾美容疑者(52)、矢野哲郎(52)の3名が同じ年齢というのが興味深い。もしかしたらこの3人は同期採用の仲良しグループだったのかも知れない。その3人が今回共謀して、浅利容疑者の息子と娘を採用試験に合格させようと画策し、現金数百万を江藤容疑者に渡したということである。ここでオレがかわいそうだと思うのは、不正な方法で採用を手に入れようとした浅利の子の二人のことだ。もしもこの二人が教師になんかなって欲しくないようなボンクラならばどうでもいいのだが、本人たちは真剣に教師になるための努力をしていて、親がお節介でこの不正を行ったのならば、それが理由で教師への道を閉ざされてしまうのはなんとも残念である。もっともそんな卑怯な親が居て、実際に卑怯な方法で教師になろうとした時点ですでにアウトかも知れないが。田舎ではゼニを包んで教師になるという風習がまだ残っていたという点で実に興味深い事件である。

25歳でまだ採用試験に合格していなかった浅利容疑者の長男はこれまでに何度か採用試験に落とされたのだろう。親が必死になる気持ちもよくわかるし、自分と同じ道を歩ませたかったのだろう。しかし、だからといってそれが不正をしてもいいという理由にはならない。

こんな事件になった以上、もう浅利の二人の子たちは大分では教師になれないだろう。いまさら大分県にこだわらなくてもいいじゃないか。大阪に来るんだ。そしてしっかり勉強して実力で合格すればいい。幸い大阪府の教員採用試験の競争率は日本最低のレベルにまで下がっている。今年は2倍を切ってるらしい。採用試験が2倍以下というのはどういうことかわかるだろうか。どんな試験でも半数くらいは全然勉強していない受けるだけ無駄な人間が受験に来るのである。京都大学の受験生も半分くらいは記念受験という話である。だから競争率が5倍や6倍でも、まともな人間だけに絞ればせいぜい2、3倍ということになる。競争率が2倍以下というのは超広き門ということである。なぜこんなに競争率が下がったかというと、橋下改革で給料がどんどん減らされることが確実だからだ。誰だって教員採用試験を受けるなら、少しでも給料の多い県で働きたいだろう。これは大阪府で現在教員をしている人にとっては許し難い事態であるが、これから教員になることを目指す人たちにとっては、チャンスなのである。そこでオレは問いかけたいのである。教員志望のきみはなぜ教員になりたいのか。ゼニのためか、それとも教師としての仕事に価値を感じているからかと。前者なら「きみの選択は間違いだ。世の中にはもっと割のいい仕事がたくさんある」と諭してやればいい。後者ならば「給料なんか気にするな。理想の教育を実現するために死ぬ気で薄給に耐えろ!」と。
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日本のお姉さんの意見。↓
北朝鮮はこのまま行けばチュウゴクの属国でずっと
チュウゴクの言いなり状態で、貴重な資源もチュウゴクに
安く買い叩かれるだけだ。日本と仲良くしたければ、
全員、おじさん、おばさんになった使い古しの日本人拉致
被害者を返せばいいのだ。どうせ拉致した日本人も
10年以内に定年を控えたような中年たちだ。全員、日本に
返せばいいのだ。それとも、ずっとチュウゴクに安く資源を
買われて属国のままでいるかだ。

それと、日本に向けてノドンやテポドンを発射するな。核実験を

するな。そんなにアメリカに攻撃されるのを恐れているなら、

アメリカと仲良くしなさい。チュウゴクの属国になっても

いいことなど、あまりありません。資源を安く買いたたかれる

だけです。とりあえず、日本の言いなりになってみなさい。

日本は甘いよ~。拉致した日本人を全員返せ。みんな

年をとってよれよれの使い古しじゃん。早く返せ。

十分、日本語教師として奴隷のようにコキ使っただろう。

彼らの親はもうすぐ死んでしまう。その前に拉致した日本人を

返さないと、一般の日本人は、本当に怒るよ。

そうなると、日本にいる在日朝鮮人の立場も今より悪化して

いると思う。朝鮮総連と一緒に日本人を拉致したのは

彼らだから。