【報告】呆れ果てた福田“朝貢”外交の実態 (島田洋一) | 日本のお姉さん

【報告】呆れ果てた福田“朝貢”外交の実態 (島田洋一)

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▼北から欺瞞以上のものが出るはずがない (島田洋一)2008/06/13 13:53
昨夜は惠岡隆一研究会を行い、今朝は早朝8時から国家基本問題研究所・企画委員会に出た。国基研では、近々、地球温暖化問題で提言を発表する予定だ。国益のぶつかり合いという側面を忘れ、「地球愛」に溺れたような安易な“先進国責任論”を積極的に超克した内容になる(と宣伝しておきたい)。昨日、北京で終わった日朝実務者協議も当然話題になった。が、なにしろ具体的情報がない。斎木昭隆・六者協議首席代表による、家族会および救う会・調査会代表に対するブリーフィング(今夜7時から)を待つことになる。国基研を出た路上で、調査会の荒木和博代表と会い、ほんの少し立ち話をした。荒木氏は、どうせ北が出してきたのは、日朝合同調査に警察も入れるといった程度の欺瞞的な話だろうと言っていた。まあ、形はどうあれ、体制全体が欺瞞である北朝鮮から欺瞞以上のものが出てくるはずがない。内閣府で斎木氏の説明を聞いた後、8時半ごろから、都内の友愛会館で記者会見を行う予定だ。とにかく政府首脳には、「進展があった」の一言は間違っても口にしないという気構えが必要である。
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▼【報告】呆れ果てた福田“朝貢”外交の実態 (島田洋一)2008/06/14 15:34
昨日午後7時から、斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長による日朝協議報告を聞きながら、その予想以上に無原則でナイーブな実態に呆れ返らざるを得なかった。もちろん最大の責任者は、首相・福田康夫氏であるすり寄るしか能のないトップの指示を受け、相手に弱腰を見透かされながら、交渉の実務に当たらねばならない斎木氏には、同情を禁じ得ない。席上、私にも若干発言の機会が与えられたので、大要、次のように述べた。北が、拉致被害者に関する「再調査」という、せいぜいジェスチャーに過ぎないものを約束した見返りに、こちらはただちに制裁解除し実利を与えるというのは明らかにアンバランスだ。さらに、米国が北のテロ指定を解除しようかどうかという時期、日朝間に拉致問題で進展があったかのごとき誤ったシグナルを発したことも重大だ。要するに間違った外交だ。


斎木氏は「行動対行動の原則」、すなわち、相手が大きく踏み込めば、こちらも大きく踏み込む、小さく踏み込めばこちらも小さく、相手が後退すればこちらも後退云々と強調していた。が、そもそも、北が誘拐して隔離している人々に関し、「再調査」(むしろ「再々々調査」か)など必要ない。再調査はおよそ「行動」と呼ぶに値しないものである。しかも、斎木氏によれば、再調査に期限は切っておらず、次の会合の予定も決めていないという。にもかかわらず、日本側は、昨日段階で制裁解除をすでに行ったというのである。斎木氏の横に座った中山恭子首相補佐官が、制裁解除はすでに実施したと、はっきり言うよう何度も斎木氏に促していた。そして、政府は制裁の「一部」解除という表現をしているが、実態としては、大部分の解除という方が正しい。中山氏が、「人道物資」を運ぶ目的で万景峰号が入港するのを認めることになったと説明したのに対し、斎木氏がすかさず、「いやすべての北朝鮮船舶に、人道目的なら、入港を認めます」と訂正していた。斎木氏は「人道物資」について、「例えば毛布や食糧」と解説したが、政府上層部に北の機嫌を損ねないようにという姿勢がある以上、どこまでも拡大解釈が行われよう。日本が先に制裁を解除してしまうと、北が、下手に「再調査」結果を出せば、日本側の怒りを買い制裁再発動がありうると考え、かえって「再調査」の先送りを図るのではないかと、飯塚耕一郎氏が危惧を表明していたが、もっともな懸念である。福田氏が首相になった瞬間から、こうした、北朝鮮に貢ぐ、文字通りの「朝貢」外交への堕落がいつか訪れると思っていたが、北にとって、対米交渉上、もっとも都合のよい時期にそれが訪れたようだ。それにしても、ここまで一方的な譲歩を恥ずかしげもなく行うとは、正直、いくぶん予想を越えていた。福田氏に首相の資格はない。一日も早く退場させねば、日本は本当にどこまで墜ちるか分からないと実感させられた一日だった。

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▼終局近いか商品投機活動(長谷川慶太郎)
・実需との開き拡大へ
原油の先物相場を巡る激しい投機筋の「空買い」で、連日史上最高値が更新され、それと逆比例してNYダウの急落という現象が目立つ。また原油の先物相場の上昇を反映した石油製品の値上がりの影響が広がり、農業、漁業、輸送業にまで一種のストが打たれる事態を引き起こし、政治問題にエスカレートする事態が発生した国が、世界中に広がってきた。もちろん、こうした投機買いは、現実の需給関係とは関係なく、単なる思惑だけで買い上がった投機だから、買いの根拠は全く無い。従って一旦売りの動きが強まれば、一瞬の内に大幅下落は必至であり、買っている投機筋も「おっかなびっくり」の姿勢で買っているだけ。実需との無関係な動きが永続することは有り得ない。

・実需の減少
石油も商品である。前世紀の70年代に二度の石油ショックが発生した。その時も石油の値上がりは際限なく続くとの見方が、世界中に広がった。だが、その後の動きを見れば理解できるように、石油製品の需給関係の変化を織り込んだ方向に原油の価格動向は変わって、値下がりの動きが基調となったのである。もちろん石油産業の国際的な構造変化が価格形成に大きく影響し、今日のWTI基準の先物相場が形成されるのは、1982年以降の話である。今回の大幅値上がりを「第三次石油ショック」と呼ぶ人も少なくないが、表現の如何を問わないなら、この呼び方も不思議ではない。今度の値上がりでも石油製品の消費者は高値を嫌い、安値の代替品に消費を切り替える向きは少なくない。一方生産者は高値を享受すべく増産に努力するから、需給関係は供給不足から一転して供給過剰に転換する。これが商品相場の「鉄則」なのである。

・行き過ぎの是正へ
今度の「第三次石油ショック」も、いずれその時期を迎えるのは目に見えている。もちろん「バブル」の最中では、誰もが「バブル」の熱気に取り憑かれているから、こうした冷静な判断は容易に浸透しないが、この熱気が永続することは有り得ない。商品相場の「鉄則」は確実に生きている。まして現在の世界経済の基調は、前世紀と違って全面的な「デフレ」であって、大規模な戦争の危険が切迫していない限り、「インフレ」に転換する可能性は絶無である。原油の値上がりに平行して穀物、その他国際商品の値上がりが発生していても、それが前世紀70年代のような「全面的」な物価上昇に繋がる危険は存在しない。恐らくあまり遠くない時点で、反転下落の動きが一挙に表面化すると判断して誤りはない。いくら激しい思惑が入っても、原油の先物相場が大きく値上がりして、バレル200ドル、300ドルの水準を抜くとは想像できそうにない。

・商品相場の限度
原油に限らず、全ての商品相場には、繰り返すが、厳しい制約が存在する。思惑だけで現物の需給関係と懸け離れた高値は存在出来ない点である。一見無限に値上がりが続くかに見えたとしても、人気の離散とともに、今度は値下がりの憂き目を覚悟しなければならない。投機に参加して空売り、空買いの思惑を推進している「仕手筋」の誰もが、腹の中では「おっかなびっくり」、「いつ何時売り抜けなければならないか」と懸念しながら相場を張っているのである。相場の動きは幅を広げる。一日でバレル10ドルもの大幅な値動きというのは、相場の末期を告げる先触れかも知れない。恐らく原油の先物相場の高値追いも限度に迫っている前兆と判断してよいのではないか。
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★今度の「第三次石油ショック」もあまり遠くない時点で、反転下落の動きが一挙に表面化する。原油の先物相場が大きく値上がりして、バレル200ドル、300ドルの水準を抜くとは想像できそうにない。
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日本のお姉さんの意見。↓

福田氏は、「おみやげがありますよ。」と、何度も

北朝鮮の使者に言っていたと、どこかで読んだ。

口約束だけで、あっという間に制裁解除か。

もう、あきれてます、わたしは、、、。

福田氏は、過去の媚び中、媚び北朝鮮のカス首相と

全く変わらない首相だ。日本の政治は後退している。

いつ首相を辞めてくれるのだろう。一刻も早く辞めてほしい。