古代日本は技術大国だった!超古代文明考
ようちゃん、おすすめ記事。↓《アジアの街角から》
歴史再考 ▽▼ by 竹下義朗さん
☆ 古代日本は技術大国だった!超古代文明考 2008/06/13
原著 1998/05/23
戦後日本のお家芸といえば、半導体などのエレクトロニクス技術に代表される「ミクロ」化技術でしょう。世界中でブレイクした「ウォークマン」から最新の「MDウォークマン」まで、小さい空間に技術の粋を集積する分野では文字通り世界一の水準を誇っています。
一方、戦前はというと、軍事面で「世界最大」を数々生み出しました。
例えば、「大和」級戦艦(大和、武蔵、世界最大の戦艦)
「信濃」級空母(大和級3番艦から改装 世界最大の通常動力型空母)
「伊400」型潜水空母(水上攻撃機「晴嵐」3機を搭載 世界最大の通常動力型潜水艦)「富嶽」型爆撃機(計画段階で終戦 6発レシプロエンジンを搭載する幻の超大型爆撃機)「疾風」型戦闘機(大戦末期に実戦投入 その性能は米軍のどの戦闘機よりも優れていた)などです。
「大和」級戦艦
超弩級巨大戦艦「大和」級(基準排水量:69100t 全長:263m)http://
「信濃」級空母
超弩級巨大装甲空母「信濃」級(基準排水量:65000t 全長:266m)http://
「伊400」型潜水空母
潜特型潜水艦「伊400」級(水上排水量:5223t 全長:122m)http://
「疾風」型戦闘機
中島飛行機キ-84陸軍4式戦闘機「疾風」(大東亜決戦機)
http://
現代の日本人は、戦艦大和ぐらいしか知らなかったかも知れませんが、戦時中の日本は、現在アメリカが保有する原子力空母や原子力潜水艦に匹敵する超大型艦を建造保有していたのです。つまり、日本は「巨大」化技術でも世界の最先端を誇っていたのです。そして、これらの技術が数千年以上前の古代日本に既に確立されていたといったら、皆さんはどう思われるでしょうか?今回は、古代日本の技術力について、その片鱗に触れてみたいと思います。
―― まず最初は、
島根県大社町にある「縁結びの神様」として有名な出雲大社(杵築大社)から。現在の社殿は江戸時代の寛文年間(1661-1673)以降に再建されたもので、高さ8丈≒24mを誇ります。これでも巨大である事に変わりはありませんが、時代を遡れば遡るほど、社殿はさらに巨大なものでした。
中古=平安時代)でも高さ16丈≒48m。さらに古い上古には、なんと高さ32丈≒97mという途轍もない規模を誇る、世界史上最大の木造建築物でした。(東大寺大仏殿の高さは15丈)
出雲大社十六丈復元図(福山敏男博士復元図)
http://
現代のような大型クレーンがなかった上古に、どのようにして樹齢数百年もの巨木を柱として直立させたのか? いや、それ以前に、そのような巨木をどのようにして建設場所まで運搬したのか?ーーー想像すらできません・・・
―― 次にご紹介するのは、
広島県庄原市の奥深くにある葦嶽山。この山は、昭和9年5月、竹内文書の研究者で、日本ピラミッド研究の第一人者・酒井勝軍[かつとき]によって、2万3千年前のウガヤフキアエズ王朝時代に建造されたピラミッド=アメツチヒヒラミツト、天之御柱弥広殿=アメノミハシライヤヒロドノと言われた)であると発表された曰くつきの山です。
さて、この山が「日本のピラミッド」であるかの真偽は別として(ちなみに私は肯定論者です)三角錐をした山の急斜面に、多くの巨石が存在しているのは事実です。高さ7mもの「柱石」を筆頭に、精巧な石組みの「方位石」、そして高さ8m×幅10m・重さ100トンを超える「鏡石」等々・・・「柱石」に代表される巨石は、まるで採石場から切り出され加工されたかのようで、これらが自然の産物などではなく、人工的なものであるのは一目瞭然です。しかしそうなると、人里離れた深山の、勾配のきつい斜面に、どのようにして何十、何百トンもの巨石を運び上げたのでしょうか?前述の出雲大社の巨木でさえ相当の重量だというのに、更にその上をいく巨石の運搬となると・・・やはり想像すらできません・・・
―― 最後にご紹介するのは、
皆さんご存じの関門海峡です。本州と九州を分かつこの海峡は、関門トンネルが開通する以前から交通の要衝でした。その関門海峡について、一部の人達が唱える説があります。それは「関門海峡は人工的に作られたのではないか?」というものです。その理由として、海峡部が本州と九州の「接合部」である事。また、海峡の幅が非常に狭い事です。もし関門海峡がなかったとしたら、日本海から瀬戸内海に入るのに、九州西岸を南下、鹿児島沖を東進、九州東岸を北上しなければならず、ものすごいロスです。
ーーーそこで作られたのが関門海峡ではないかというのです。
確かに、大西洋からインド洋に抜ける為に、アフリカ最南端・喜望峰沖を通るコースしかなかったのが、地中海と紅海を結ぶスエズ運河の開通で海上輸送に劇的な革命が起きたのは周知の事実です。それと同様な事が古代日本でなされていたのではないか・・・というのです。以上、幾つかの例から、古代日本の技術力の高さについて見てきましたが、縄文時代の「都市」として非常に注目された青森県・三内丸山遺跡の「楼閣」や 古代のタタラ製鉄(世界でも最高水準を誇る日本刀のルーツ)などにもみられるとおり、古代日本の技術力は、我々現代人の想像以上に高度----いや、むしろ現代技術を遙かに凌ぐレベルではなかったように思えてなりません。= この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――
▼▽ 只今、考え中… ▽▼ by RAM さん
☆ 国会について考える(3) ―――――― 2008/06/13
前回、現状とは全く違う参議院を提案しました。現状の参議院がミニ衆議院化して、二院制の役目を果たしていないからです。その衆議院は、参議院に対して、現在話題になっている「再議決権(59条)」をはじめ「予算の承認(60条)」「条約の承認(61条)」及び「内閣総理大臣の指名決議(67条)」において優位を持っています。
同じ選挙基盤によって選出(43条)されているにもかかわらず、このような優位性が存在することの合理的根拠はありません。これは、戦前の貴族院時代の名残を、整理しないままに新憲法に盛り込もうとした単なるケアレスミスに近いものと考えます。確かに衆議院には「解散」という事項がありますが、逆に、参議院には被選挙権年齢の高さというハードルもあるのです。
これが前回の案で示したように、参議院に選挙によらない議員が存在すれば、民主主義の原則からいって差が付くのは当然でしょう。しかし、同じ手続きで選ばれる現状では、このような差があることはそれこそ「平等の精神」に反するのではないでしょうか?さて、この両院の差の部分で、今、大きな問題が起きています。衆議院の「再議決権(59条)」というのは、一見、優位に見えます。しかし、現状の勢力分布で明らかになったように、野党が参議院で過半数を持てば、与党は法案を通すのに衆議院で2/3の勢力を持たないと機能しなくなります。
この2/3というのは、米国で大統領が拒否権を発動した時に、上下両院で再議決するのに必要な議席数です。つまり1対535の時のもので、現憲法制定時にケーディスが盛り込んだ考え方が実現したということです。
GHQもまさか将来の国会の混乱を望んで、このように制定させたのではないでしょうが・・・おかげで「テロ特措法」が潰れてアメリカが困っています。RAMは、この2/3に国家運営や民主主義に対する粗雑さを感じています。
というのも、ここの法案の中身を見ていない数字だからです。例えば、参議院で49%で否決された法案も、10%で否決された法案も、同じ扱いで良いのでしょうか? 賛成が10%しかなければそれは「悪法」に近いでしょう。
しかし、僅差で否決されたものは、その時の情勢によっては再議決して、成立させるべきものもあるのではないでしょうか? それを一律2/3というのはーーー雑な憲法ですね。
そこで今回の提案は、他のことは措いておいて、さらに参議院のあり方も一旦措いて、もっとも大切なことだけにします。衆議院で通過した法案を参議院が否決した場合、再度衆議院で可決するためには、参議院での得票率の逆比率による賛成を必要とする。ーーという案です。49対51で否決されたものなら、衆議院で51%以上の賛成で成立、15対85で否決された法案は、再可決には85%以上の賛成が必要、ということです。このシステムにより、政局の勢力分布を気にするより、法案そのものの妥当性
を考えるようになってくれれば、国会運営も正常化に近づくのではないかと期待する次第です。(小沢一郎氏は嫌がることでしょう)ここで、おさらいをしたいと思います。「普通選挙」についてです。
「普通選挙」には5つの原則があります。
┌--------
1-成年男女による、
2-一人一律一票の、
3-直接選挙で、
4-秘密選挙の、
5-自由選挙
└--------
ということです。これは現在行われている方式の、はずです。
しかし「3」は半ば崩れています。「比例代表制」という、政党名による投票は、厳密な意味での「直接選挙」とはいえませんから。それはさておき、現在の選挙制度は果たして憲法が保障している「公平さ」を満たしているでしょうか?ーーー完全に「NO!」です。わたしのような都市在住者は、地方在住者と較べれば、国政に参加する権利は半分以下です。いわゆる一票の格差です。
ーーーこれの解決を考えてみます。
現在の「小選挙区制」ではこの問題は解決できません。以前の「中選挙区制」でも無理です。というか、でした。この問題を根本的に解決するには、理論的には全国区で選ぶしかありません。そこで今回の提案として、衆議院の総選挙を「全国区での名簿非公開による政党名比例代表選挙」にて行うことを提案します。先ず、メリットの説明をします。
┌--------
1-全国区では一票の価値の地域間格差が起きません。
2-定数をどれだけ削減しても、不公平が起きえません。(小選挙区制で地域間格差を無くそうとすればするほど定数が増えます)
3-地域密着型の「ご用聞き議員」の存在を減らし得ます。つまり「国政」に集中しやすくなります。(選挙区が小さくなるほど、候補者は地域のご用 聞きに成り下がります)
4-ほぼ2大政党型になっている現在、以前に言われていたほど全国区である ゆえのコストの上昇は考えられません。(既に比例代表制を一部にでも取 り入れた時点で、全国に対して政党名を宣伝しています)
5-政党毎の得票率と議席数のアンバランスが起きえません。(小選挙区ではかなりズレます)
6-名簿を非公開にすることで「人気取りのためだけの有名人」を無理矢理議員にする必要がなくなります。
└--------
では、どのようなデメリットが予想されるでしょうか?これについては皆様にお考え頂き、コメントとして頂きたく希望いたします。皆様のご意見をお待ちしております。= つづく =