こんな凶悪犯相手でも 日本の警官は銃を使えないのか(j-cast.com)
▼こんな凶悪犯相手でも 日本の警官は銃を使えないのか(j-cast.com)
17人の死傷者を出した秋葉原の通り魔事件。犯人逮捕の瞬間の映像がインターネット上の動画投稿サイトに相次いで投稿された。「見事な逮捕」と評価する見方がある一方で、警察官が犯人と対峙した際に「警棒を落として、その隙に2人刺された」「手が震えて手錠を落とした」といった証言もある。「これほどの凶悪犯、なぜ銃を使わなかったのか」。そんな声も上がりそうだが、そこには日本の警察官ならではの「同情すべき事情」もあるようだ。「彼が逮捕しなければ犠牲者はもっと増えただろう。まさに逮捕術の模範演技の如き見事な逮捕であった」2008年6月11日付産経新聞に掲載されたコラムのなかで初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏は、加藤智大容疑者を現行犯逮捕した警察官を手放しで絶賛している。しかし、その一方で、「模範演技」のような逮捕劇とは違った側面を指摘するような声もある。08年6月11日放送の日本テレビ系番組「スッキリ!!」では、警察官と犯人の攻防についての生々しい証言が放送された。
一般人から「足を撃て」という声が上がる。
YouTubeには「犯人逮捕」の動画が相次いでアップされた 「警官はこの辺でですね、警棒を持っていて(サバイバルナイフは?)振り回していました。警官もそれを抑止するように警棒を振っているんですが、やっぱり勢いに負けている感じで」「そしてこの辺りでおそらく男性と女性が刺されています。(警察官の目の前で?)そうですね。警察官の隙を突いてこの辺りで男性と女性が刺されています」番組中でこう証言するのは、現場に偶然居合わせたという日本テレビ技術統括局の局員と名乗る人物。加藤容疑者は秋葉原・中央通りから入った路地で警察官との攻防の末、現行犯逮捕されているが、どうやら路地の入り口付近で「最初の鉢合わせ」があったようなのだ。また、別の証言者も「警察官はここで警棒を落とされてしまったので、犯人はそのときを狙ってこちらの通り(犯人が逮捕された路地)の方に逃げていきました」「また、ここら辺で見ている人たちを刺して、ここでは2人くらいが刺されていたと思います」と述べており、警察官が路地の入り口付近で犯人と最初の攻防があり、隙を突いて犯人が2人を刺して路地に逃走した、という点で一致している。
さらに逮捕直前に至っては、「路地の入り口にいた人から『足を撃て』という声が上がり、警官が腰に手を当てたが(銃を)取り出せなかった。手がおそらく震えていたからだと思う」「『手錠をかけろ』と叫んだが、やっぱり手が震えているみたいで、落としてしまった」といった証言もされている。「逮捕術の模範演技」とはかなり違った様相だ。「非常に規制がうるさく、かわいそうなぐらい銃が使えない」
テリー伊藤氏は2008年6月11日放送の「スッキリ!!」で銃の問題について言及し、「民間人に銃を出せといわれている。銃を向けることはその後いろいろ批判を受けるが、そういう意識を持つことも重要だったのでは」と指摘している。08年6月3日に発生した埼玉県川越市の発砲・立てこもり。この事件でも氏は警察官の銃使用に言及している。「なぜ(警察は)撃たなかったのか。人質がいたら撃っていたと思う。(日本の)警察は世論が撃ったことを認めるかどうか、後のことを考えますからね。アメリカなら撃っていますよ」 事件を巡っては、金子謙容疑者が乗用車に8時間半ものあいだ立てこもっており、「リスクを可能な限り回避するのは当然だが、可及的速やかに事態を収拾し、住民を安心させることも、警察の大事な使命だ」(毎日新聞社説)といった警察の対応の遅さを批判する声が相次いだ。しかし、警察官が拳銃を使うのには難しい事情もある。「日本は警察官の銃の使用について非常に規制がうるさく、かわいそうなぐらい銃が使えない。発砲すればその原因を厳しく聞かれるし、極力『警棒』を使わなくてはいけない。拳銃があるのになぜ使わないのかという批判もあるが、使って大騒ぎになったら大変だから控えたいというのがあるのでしょう」
J-CASTニュースに対してこう話すのは、警察の事情に詳しい神奈川新聞論説委員の木村卓而氏。警察官が銃を使用して発砲する際には、周囲の安全や事前に予告することなどがルールとなっている。今回の秋葉原の通り魔事件について木村氏は「そこにいた警官にとっては予期せぬ事態で、しかも周りに人がいた。銃を使わなかったのはやむを得ないのでは」と述べている。
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▼「サミット後に総辞職も」平沼氏が民主若手に(iza)
平沼赳夫元経済産業相(無所属)は11日、衆院当選1回の民主党議員の勉強会で「サミットまでは当然、福田康夫首相で行く。サミット後は総辞職や麻生太郎前自民党幹事長への禅譲の可能性がある」と述べ、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後に首相が辞任する可能性があるとの見方を示した。自らの新党構想については「物心両面で面倒をみている人はいるが、すぐ新党に結び付けるのは拙速だ。慎重に考えなければいけない」と述べるにとどめた。民主党の小沢一郎代表は次期衆院選をにらみ、平沼氏との連携を模索。勉強会メンバーは小沢氏の承諾を得て講師に招いた。
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■(陳胡痒のコメント)>民主党の小沢一郎代表は次期衆院選をにらみ、平沼氏との連携を模索。勉強会メンバーは小沢氏の承諾を得て講師に招いた。ほんま小沢は誰とでも寝るやっちゃなぁ。共産党と実質的な選挙協力して、共産党とは大敵の街道とは友好団体。で、街道の推進する人権法に反対で、党内旧社会党出身者グループとは正反対の政治的方向性を持つ平沼のおっさんとも寝る。政治は数合わせだけという旧経世会の一番いやらしいところが出てきている。それで思い出したのが、野中御大。実は野中氏と小沢氏は政治は数という点では認識は一致しているものの、その政治的手法は180度違う。野中氏は小沢氏のことを「悪魔」呼ばわりして蛇蝎のように毛嫌いしたことは有名だが、彼は後にその悪魔にひれ伏すこともしてみせたわけだ。要するに、人間としての大きさが違う。(とはいえ、その政治的方向性は私と180度逆だが)私は壊し屋小沢のことを全く評価していない。この男は徹底して他人は利用する対象としか考えない。やることなすことプラモデルの組み立てに失敗したら、途中でぶちこわしてかんしゃくを起こす子供と同じだ。自民党内でなぜ野中氏のようなリベラルな人が幹事長まで上り詰めることができたのか?それは彼が小沢と違って尻拭いに関して卓越した能力を持っていたからだ。政治は理想だけで前に進まない。理想を語ればそれに反発する人が残りの半分いると覚悟しなければならない。だから、表で理想を語る人は野中氏のような腹心を飼っておかなければならない。だから理想ばかり語る安倍政権はぶっ潰れたんだよ。小泉政権がなぜもったかといえば、小泉事務所が野中氏のような役回りを演じることができる優秀な秘書官を持っていたからだ。で、話を小沢に戻すと、だな。小沢は所詮ボンボンよ。ワンマンよ。あいつが政権をとっても安倍政権同様短命になって民主党を道連れに崩壊するのは間違いないよ。数合わせだけで理念すら語れない小沢は今すでに袋小路に入っている。
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▼いわゆる「青少年ネット規制法」が成立、どのような影響が今後考えられるのか?(gigazine.net)
本日、以前から審議され問題になっていた「青少年ネット規制法」(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)が成立しました。これにより、携帯電話・PHSはすべてフィルタリングの提供が義務づけられました。一体どのような情報が有害情報になる可能性があるのでしょうか?そして、この規制法は青少年以外の人にはどのような影響があるのでしょうか?
詳細は以下から。有害情報は大きく分けて以下の3つです。
一 犯罪若しくは刑罰法令に触れる行為を直接的かつ明示的に請け負い、仲介し、若しくは誘引し、又は自殺を直接的かつ明示的に誘引する情報
二 人の性行為又は性器等のわいせつな描写その他の著しく性欲を興奮させ又は刺激する情報
三 殺人、処刑、虐待等の場面の陰惨な描写その他の著しく残虐な内容の情報
要するに、「自殺や殺人を誘因する情報」「わいせつ情報」「残虐情報」の3種類が有害情報のジャンルとなり、詳細については民間設立による「フィルタリング推進機関」が決定することになります。このフィルタリング推進機関の詳細はまだ決まっていませんが、おそらく役人の天下り先になることが容易に想定されるため、今後の動向についてはかなり注視する必要があります。このフィルタリング推進機関とやらは国に登録することが可能となっているため、国の関与が無くなったわけではありません。むしろ、登録することによって国などから支援を受けることができると定められているため、積極的に登録する機関が多くなると予想されます。また、「青少年有害情報フィルタリングソフトウェア」または「青少年有害情報フィルタリングサービス」を各プロバイダは提供する義務があり、青少年が利用する可能性のある「インターネットと接続する機能を有する機器」についてはこのフィルタリングソフトを最初からインストールして組み込んでおくか、フィルタリングサービスを簡単に利用できるような方法を行った上で販売しなければならないと定めています。自作パソコンなどの場合はどうなるか不明ですが、将来的にはWindowsやMac OS、Linuxなどにおいて最初からフィルタリング機能を組み込んでオンにしておかなくてはならないというような法改正もあり得るでしょう。
さらにこのフィルタリングソフトを開発する会社やサービスについても努力義務が課されており、「青少年の発達段階及び利用者の選択に応じ、きめ細かく設定」できるようにし、「その性能及び利便性の向上に努めなければならない」そうです。かなりの負担がかかると思われますが、それよりも性能的に不十分であった場合、どのようなことになるのでしょうか……フィルタリングソフト会社自体が訴えられる可能性も将来的にはあり得ると考えるべきでしょう、努力義務を怠ったとして。また、有害情報でないものを規制したとして訴えられるケースも出てくると予想されます。そして、おそらくブログや掲示板などあらゆるネットサービスに適用されると思われるのが「青少年有害情報の発信が行われた場合における特定サーバー管理者の努力義務」という項目。
特定サーバー管理者は、その管理する特定サーバーを利用して他人により青少年有害情報の発信が行われたことを知ったとき又は自ら青少年有害情報の発信を行おうとするときは、当該青少年有害情報について、インターネットを利用して青少年による閲覧ができないようにするための措置(以下「青少年閲覧防止措置」という。)をとるよう努めなければならない。特定サーバー管理者は、その管理する特定サーバーを利用して発信が行われた青少年有害情報について、国民からの連絡を受け付けるための体制を整備するよう努めなければならない。特定サーバー管理者は、青少年閲覧防止措置をとったときは、当該青少年閲覧防止措置に関する記録を作成し、これを保存するよう努めなければならない。おそらく過去の事例から考えると、個人でどこかのネットサービスを借りて運営する場合(ブログを書く、掲示板を運営する、などなど)でもこれが適用される可能性は高く、以下のように規定されています。この法律において「特定サーバー管理者」とは、インターネットを利用した公衆による情報の閲覧の用に供されるサーバー(以下「特定サーバー」という。)を用いて、他人の求めに応じ情報をインターネットを利用して公衆による閲覧ができる状態に置き、これに閲覧をさせる役務を提供する者をいう。この法律において「発信」とは、特定サーバーに、インターネットを利用して公衆による閲覧ができるように情報を入力することをいう。
つまり、ブログを書いている人などは完全に「特定サーバー管理者」に合致すると考えて良いのではないかと考えられます。というのも、「プロバイダ責任制限法」においても、ブログの開設者や掲示板の管理人など、法人・個人を問わず不特定多数の人が書き込みできるサイトの管理者であれば誰でも裁判などの対象になっているため。「プロバイダ」「特定サーバー管理者」と書いてあっても、中身としては「サービスの利用者」と考えた方が実感としては正しいです。ネット上で情報発信するすべての人にとって今回の法律は関係がある、というわけ。実際の施行は1年以内に行われ、さらに3年以内に法改正が行われることになっているため、現在は罰則が定められていないとしても、3年後にはさらに厳しい規制が行われることはほぼ確実と考えて良いのではないかと思われます。なお、ここまで読めば明らかですが、この法律が関係するのは未成年などの青少年だけではなく、いわゆる「成人」であり、未成年に対して不適切で有害と判断された情報が削除されてしまうと、成人もそれらの削除された情報にアクセスすることはできなくなる、というわけです。
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17人の死傷者を出した秋葉原の通り魔事件。犯人逮捕の瞬間の映像がインターネット上の動画投稿サイトに相次いで投稿された。「見事な逮捕」と評価する見方がある一方で、警察官が犯人と対峙した際に「警棒を落として、その隙に2人刺された」「手が震えて手錠を落とした」といった証言もある。「これほどの凶悪犯、なぜ銃を使わなかったのか」。そんな声も上がりそうだが、そこには日本の警察官ならではの「同情すべき事情」もあるようだ。「彼が逮捕しなければ犠牲者はもっと増えただろう。まさに逮捕術の模範演技の如き見事な逮捕であった」2008年6月11日付産経新聞に掲載されたコラムのなかで初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏は、加藤智大容疑者を現行犯逮捕した警察官を手放しで絶賛している。しかし、その一方で、「模範演技」のような逮捕劇とは違った側面を指摘するような声もある。08年6月11日放送の日本テレビ系番組「スッキリ!!」では、警察官と犯人の攻防についての生々しい証言が放送された。
一般人から「足を撃て」という声が上がる。
YouTubeには「犯人逮捕」の動画が相次いでアップされた 「警官はこの辺でですね、警棒を持っていて(サバイバルナイフは?)振り回していました。警官もそれを抑止するように警棒を振っているんですが、やっぱり勢いに負けている感じで」「そしてこの辺りでおそらく男性と女性が刺されています。(警察官の目の前で?)そうですね。警察官の隙を突いてこの辺りで男性と女性が刺されています」番組中でこう証言するのは、現場に偶然居合わせたという日本テレビ技術統括局の局員と名乗る人物。加藤容疑者は秋葉原・中央通りから入った路地で警察官との攻防の末、現行犯逮捕されているが、どうやら路地の入り口付近で「最初の鉢合わせ」があったようなのだ。また、別の証言者も「警察官はここで警棒を落とされてしまったので、犯人はそのときを狙ってこちらの通り(犯人が逮捕された路地)の方に逃げていきました」「また、ここら辺で見ている人たちを刺して、ここでは2人くらいが刺されていたと思います」と述べており、警察官が路地の入り口付近で犯人と最初の攻防があり、隙を突いて犯人が2人を刺して路地に逃走した、という点で一致している。
さらに逮捕直前に至っては、「路地の入り口にいた人から『足を撃て』という声が上がり、警官が腰に手を当てたが(銃を)取り出せなかった。手がおそらく震えていたからだと思う」「『手錠をかけろ』と叫んだが、やっぱり手が震えているみたいで、落としてしまった」といった証言もされている。「逮捕術の模範演技」とはかなり違った様相だ。「非常に規制がうるさく、かわいそうなぐらい銃が使えない」
テリー伊藤氏は2008年6月11日放送の「スッキリ!!」で銃の問題について言及し、「民間人に銃を出せといわれている。銃を向けることはその後いろいろ批判を受けるが、そういう意識を持つことも重要だったのでは」と指摘している。08年6月3日に発生した埼玉県川越市の発砲・立てこもり。この事件でも氏は警察官の銃使用に言及している。「なぜ(警察は)撃たなかったのか。人質がいたら撃っていたと思う。(日本の)警察は世論が撃ったことを認めるかどうか、後のことを考えますからね。アメリカなら撃っていますよ」 事件を巡っては、金子謙容疑者が乗用車に8時間半ものあいだ立てこもっており、「リスクを可能な限り回避するのは当然だが、可及的速やかに事態を収拾し、住民を安心させることも、警察の大事な使命だ」(毎日新聞社説)といった警察の対応の遅さを批判する声が相次いだ。しかし、警察官が拳銃を使うのには難しい事情もある。「日本は警察官の銃の使用について非常に規制がうるさく、かわいそうなぐらい銃が使えない。発砲すればその原因を厳しく聞かれるし、極力『警棒』を使わなくてはいけない。拳銃があるのになぜ使わないのかという批判もあるが、使って大騒ぎになったら大変だから控えたいというのがあるのでしょう」
J-CASTニュースに対してこう話すのは、警察の事情に詳しい神奈川新聞論説委員の木村卓而氏。警察官が銃を使用して発砲する際には、周囲の安全や事前に予告することなどがルールとなっている。今回の秋葉原の通り魔事件について木村氏は「そこにいた警官にとっては予期せぬ事態で、しかも周りに人がいた。銃を使わなかったのはやむを得ないのでは」と述べている。
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▼「サミット後に総辞職も」平沼氏が民主若手に(iza)
平沼赳夫元経済産業相(無所属)は11日、衆院当選1回の民主党議員の勉強会で「サミットまでは当然、福田康夫首相で行く。サミット後は総辞職や麻生太郎前自民党幹事長への禅譲の可能性がある」と述べ、7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)後に首相が辞任する可能性があるとの見方を示した。自らの新党構想については「物心両面で面倒をみている人はいるが、すぐ新党に結び付けるのは拙速だ。慎重に考えなければいけない」と述べるにとどめた。民主党の小沢一郎代表は次期衆院選をにらみ、平沼氏との連携を模索。勉強会メンバーは小沢氏の承諾を得て講師に招いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■(陳胡痒のコメント)>民主党の小沢一郎代表は次期衆院選をにらみ、平沼氏との連携を模索。勉強会メンバーは小沢氏の承諾を得て講師に招いた。ほんま小沢は誰とでも寝るやっちゃなぁ。共産党と実質的な選挙協力して、共産党とは大敵の街道とは友好団体。で、街道の推進する人権法に反対で、党内旧社会党出身者グループとは正反対の政治的方向性を持つ平沼のおっさんとも寝る。政治は数合わせだけという旧経世会の一番いやらしいところが出てきている。それで思い出したのが、野中御大。実は野中氏と小沢氏は政治は数という点では認識は一致しているものの、その政治的手法は180度違う。野中氏は小沢氏のことを「悪魔」呼ばわりして蛇蝎のように毛嫌いしたことは有名だが、彼は後にその悪魔にひれ伏すこともしてみせたわけだ。要するに、人間としての大きさが違う。(とはいえ、その政治的方向性は私と180度逆だが)私は壊し屋小沢のことを全く評価していない。この男は徹底して他人は利用する対象としか考えない。やることなすことプラモデルの組み立てに失敗したら、途中でぶちこわしてかんしゃくを起こす子供と同じだ。自民党内でなぜ野中氏のようなリベラルな人が幹事長まで上り詰めることができたのか?それは彼が小沢と違って尻拭いに関して卓越した能力を持っていたからだ。政治は理想だけで前に進まない。理想を語ればそれに反発する人が残りの半分いると覚悟しなければならない。だから、表で理想を語る人は野中氏のような腹心を飼っておかなければならない。だから理想ばかり語る安倍政権はぶっ潰れたんだよ。小泉政権がなぜもったかといえば、小泉事務所が野中氏のような役回りを演じることができる優秀な秘書官を持っていたからだ。で、話を小沢に戻すと、だな。小沢は所詮ボンボンよ。ワンマンよ。あいつが政権をとっても安倍政権同様短命になって民主党を道連れに崩壊するのは間違いないよ。数合わせだけで理念すら語れない小沢は今すでに袋小路に入っている。
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▼いわゆる「青少年ネット規制法」が成立、どのような影響が今後考えられるのか?(gigazine.net)
本日、以前から審議され問題になっていた「青少年ネット規制法」(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)が成立しました。これにより、携帯電話・PHSはすべてフィルタリングの提供が義務づけられました。一体どのような情報が有害情報になる可能性があるのでしょうか?そして、この規制法は青少年以外の人にはどのような影響があるのでしょうか?
詳細は以下から。有害情報は大きく分けて以下の3つです。
一 犯罪若しくは刑罰法令に触れる行為を直接的かつ明示的に請け負い、仲介し、若しくは誘引し、又は自殺を直接的かつ明示的に誘引する情報
二 人の性行為又は性器等のわいせつな描写その他の著しく性欲を興奮させ又は刺激する情報
三 殺人、処刑、虐待等の場面の陰惨な描写その他の著しく残虐な内容の情報
要するに、「自殺や殺人を誘因する情報」「わいせつ情報」「残虐情報」の3種類が有害情報のジャンルとなり、詳細については民間設立による「フィルタリング推進機関」が決定することになります。このフィルタリング推進機関の詳細はまだ決まっていませんが、おそらく役人の天下り先になることが容易に想定されるため、今後の動向についてはかなり注視する必要があります。このフィルタリング推進機関とやらは国に登録することが可能となっているため、国の関与が無くなったわけではありません。むしろ、登録することによって国などから支援を受けることができると定められているため、積極的に登録する機関が多くなると予想されます。また、「青少年有害情報フィルタリングソフトウェア」または「青少年有害情報フィルタリングサービス」を各プロバイダは提供する義務があり、青少年が利用する可能性のある「インターネットと接続する機能を有する機器」についてはこのフィルタリングソフトを最初からインストールして組み込んでおくか、フィルタリングサービスを簡単に利用できるような方法を行った上で販売しなければならないと定めています。自作パソコンなどの場合はどうなるか不明ですが、将来的にはWindowsやMac OS、Linuxなどにおいて最初からフィルタリング機能を組み込んでオンにしておかなくてはならないというような法改正もあり得るでしょう。
さらにこのフィルタリングソフトを開発する会社やサービスについても努力義務が課されており、「青少年の発達段階及び利用者の選択に応じ、きめ細かく設定」できるようにし、「その性能及び利便性の向上に努めなければならない」そうです。かなりの負担がかかると思われますが、それよりも性能的に不十分であった場合、どのようなことになるのでしょうか……フィルタリングソフト会社自体が訴えられる可能性も将来的にはあり得ると考えるべきでしょう、努力義務を怠ったとして。また、有害情報でないものを規制したとして訴えられるケースも出てくると予想されます。そして、おそらくブログや掲示板などあらゆるネットサービスに適用されると思われるのが「青少年有害情報の発信が行われた場合における特定サーバー管理者の努力義務」という項目。
特定サーバー管理者は、その管理する特定サーバーを利用して他人により青少年有害情報の発信が行われたことを知ったとき又は自ら青少年有害情報の発信を行おうとするときは、当該青少年有害情報について、インターネットを利用して青少年による閲覧ができないようにするための措置(以下「青少年閲覧防止措置」という。)をとるよう努めなければならない。特定サーバー管理者は、その管理する特定サーバーを利用して発信が行われた青少年有害情報について、国民からの連絡を受け付けるための体制を整備するよう努めなければならない。特定サーバー管理者は、青少年閲覧防止措置をとったときは、当該青少年閲覧防止措置に関する記録を作成し、これを保存するよう努めなければならない。おそらく過去の事例から考えると、個人でどこかのネットサービスを借りて運営する場合(ブログを書く、掲示板を運営する、などなど)でもこれが適用される可能性は高く、以下のように規定されています。この法律において「特定サーバー管理者」とは、インターネットを利用した公衆による情報の閲覧の用に供されるサーバー(以下「特定サーバー」という。)を用いて、他人の求めに応じ情報をインターネットを利用して公衆による閲覧ができる状態に置き、これに閲覧をさせる役務を提供する者をいう。この法律において「発信」とは、特定サーバーに、インターネットを利用して公衆による閲覧ができるように情報を入力することをいう。
つまり、ブログを書いている人などは完全に「特定サーバー管理者」に合致すると考えて良いのではないかと考えられます。というのも、「プロバイダ責任制限法」においても、ブログの開設者や掲示板の管理人など、法人・個人を問わず不特定多数の人が書き込みできるサイトの管理者であれば誰でも裁判などの対象になっているため。「プロバイダ」「特定サーバー管理者」と書いてあっても、中身としては「サービスの利用者」と考えた方が実感としては正しいです。ネット上で情報発信するすべての人にとって今回の法律は関係がある、というわけ。実際の施行は1年以内に行われ、さらに3年以内に法改正が行われることになっているため、現在は罰則が定められていないとしても、3年後にはさらに厳しい規制が行われることはほぼ確実と考えて良いのではないかと思われます。なお、ここまで読めば明らかですが、この法律が関係するのは未成年などの青少年だけではなく、いわゆる「成人」であり、未成年に対して不適切で有害と判断された情報が削除されてしまうと、成人もそれらの削除された情報にアクセスすることはできなくなる、というわけです。
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