リニアモーターカーより少ないエネルギーで走行可能な「エアロトレイン(gigazine.net) | 日本のお姉さん

リニアモーターカーより少ないエネルギーで走行可能な「エアロトレイン(gigazine.net)

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▼リニアモーターカーより少ないエネルギーで走行可能な「エアロトレイン(gigazine.net)http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071003_aerotrain/
東北大学流体科学研究所小濱泰昭教授を中心に開発が行われている「エアロトレイン」は太陽、風力エネルギーを利用して動くそうで。リニアモーターカーが磁気反発力を利用しているのに対して、エアロトレインは地面効果による空力反発力で浮上走行しているため、リニアモーターカーより少ないエネルギーで走行可能とのこと。実際にどのような感じで浮いて走っているのかというムービーなどは以下から。
2020年には350人乗りで時速500km走行の有人機体の完成・運用を目指しているそうで、現在無人モデルで時速150~300キロまで浮上走行が可能のようです。
・浮上して動く仕組み
ペリカンなどの長距離飛行する大型の鳥は、地面、水面と翼の空気的干渉を利用(地面効果)して、省エネ飛行(滑空)をしています。エアロトレインは、この性質を取り入れ、消費エネルギーを可能な限り少なくします。

・利点、今後の課題など
リニアーモーターカーが磁気反発力を利用しているのに対して、エアロトレインは地面効果による空力反発力で浮上走行します。こうすることによって、新幹線よりも、飛行機よりも、リニアーモーターカーよりも、少ないエネルギーで高速走行が可能になるのです。そうすると、従来、エネルギー密度が小さい、という理由からあまり重要視されなかった自然エネルギーが、有効に利用できるようになります。そのためには、複数の自然エネルギーを収集、貯蔵、安定供給するための新たなシステムの開発が必要です。
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★リニアは強烈な磁気がペースメーカーなどに悪影響を与える可能性があるとか言われていますが、地面効果を利用した列車ならそれはない。これ、もともとソ連が兵器として開発していました・・・・
ソ連が表面効果を利用したエクラノプランと呼ばれる航空機(と船舶の相の子のような乗り物)を熱心に研究していたことはVVA-14の項で既に述べました。その中心人物のひとりが亡命イタリア人科学者のヴァルティーニだったわけですが、ソ連内にもWIGの可能性に気づいていた技術者がいなかったわけではないのです。それどころかドイツのリピッシュとともに早くからWIGの可能性に着目していたのがソ連のラスチスラフ・アレクセーエフという人物でした。従ってソ連のWIG研究にはヴァルティーニ系とアレクセーエフ系とが存在したことになりますが、ヴァルティーニは70年代に死去しているため、実質的にソ連のWIG研究はアレクセーエフが中心となって進められていくことになります。今回紹介するのは、その”アレクセーエフの息子たち”と呼ぶべき、異形の巨大WIGたちであります。アレクセーエフは当初、1-10人乗り程度の比較的小型の実験艇を用いて実験を進めていましたが、船体が大型のほうが安定性が高いことが分かり、次第に大型の実験艇を建造するようになってゆきます。小型のSM-1から始まってSM-8でかなり大型化しますが、「巨大」という形容詞で呼べる最初のWIGは1963年から製造が開始された"KM"でありましょう。全長92m、離水重量544t、海面上での速度は400-450km/h。要するにコルヴェットが空を飛んでいるようなものと考えてよいでしょう。 ソ連が開発した一連の巨大WIGを通称”カスピ海の怪物”と呼びますが、KMはその最初の「一匹」であります(1980年に事故により沈没)。こうして基礎的なデータを収集したアレクセーエフ設計局は、より実用型に近い2つのWIGの開発にとりかかります。まず建造されたのは強襲揚陸型エクラノプラン、A90-150”オリョーノク”(Орлёнок:鷲の子)でありました。これはスホーイと共同で開発されたもので、全長58m、最大離水重量は約120tとかなり小振りになったものの、機首をヒンジで開いて装甲車などを海岸に直接上陸させる能力を持ち、コクピット後方には12,7mm連装機銃まで装備しておりました。かなり実用性を意識していたことを伺わせます。オリョーノクの試験は1972年から(つまりVVA-14と同時に)開始され、その後、様々なテストを経た後に海軍の所属となりました。海軍はこれを120隻建造するという計画を立てましたが、おそらくは運用コストの高さのためにこの計画を断念しました。北海道に押し寄せるオリョーノクの群れとか、見てみたかったんですが。なお、1993年にはすべてのオリョーノクが退役したと信じられていましたが、2000年代に入ってからカリーニングラードで行われた演習に姿を見せています。第三の巨大WIGは攻撃型エクラノプラン「ルン」(Лун)であります。これはエクラノプランの背中にSS-N-22/P-80対艦ミサイルのチューブを6発並べたという豪快極まりないもので、1989年に1機だけが海軍に引き渡されました。船体はKMをもとにやや小型化(離水重量350t)したものですが、形状がより洗練された上に各種のレーダーを搭載しているため、より実戦的な印象を受けます。さすがにゴルバチョフ政権下でこんなバケモノの量産が行われたとは考えられませんが、島影に身を隠した無慮数十機のルンが一斉に米機動部隊に襲い掛かる様などは想像するだけで興奮モノであります。ただ実際には波浪に弱く、外洋での運用には疑問符がつくようです。ルンにはヴァリアントとして救難型のスパサーチェリ(Спасателъ:救助者)があります(写真左)。これは1989年に起こった原潜「コムソモーレツ」沈没事件の教訓として高速救難機の必要性が痛感された結果、建造中だった”ルン”2号機を急遽改造したものでありました。たしかに高速力・捜索能力・救難設備の収容力を持ち、なおかつ海上への着水・ステイが可能なWIGは救難機としてなかなか魅力的ではあります。しかし改造中にソ連が崩壊したため資金がストップし、現在は半完成状態で放置されているようです。
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・夢の「中央リニア新幹線」、JR東海が自主建設【深層真相】中央リニア、課題は事業費「10兆円」(ともに リンク切れ)

JR東海の葛西敬之会長 の ご英断であろうが ここは メンツを すててもっと 高所から 判断すべし。理由は ↓
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/17/index.html
・時速500kmの未来列車“エアロ・トレイン”に注目せよ!~リニア・モーターカーより安全性、コストで有利~(日経)
*東京―大阪間を浮上走行で1時間
速度は新幹線の2倍、時速はリニアモーターカー並みの500kmで、消費電力は新幹線の3分の1以下。まさに、夢の未来列車、それが“エアロ・トレイン”だ。
その姿は、列車というより飛行機。ボディ両脇についたプロペラで加速、空中に浮上して超高速で“飛翔”する。その仕組みは飛行機と同じだ。 翼に発生した「揚力」で列車は浮上する。さらに翼
と地面の間に空気が高速で流れると「地面効果」と呼ばれる反発力が発生。「揚力」に加え、このエアクッション作用で速いスピードでの浮上走行が可能となる。 車体を浮上させる点はリニア・モーター
カーも同じだ。リニアは強烈な磁気反発力で浮かせているが、有害電磁波を発生させるというリスクを背負っている。
有害電磁波は、WHO(世界保健機構)が電磁波の生体有害性を認め「予防原則」対応することを決定しているほど。また、乗客を守る磁気シールドなどの課題も多い。 一方、エアロ・トレインは、空気「揚力」なので安全性では、軍配 が上がる。また、リニアモーターカーは軌道に無数の強大コイル埋設が必要となる。しかし、エアロ・トレインは、地上1mほどを浮上し、翼を安定させる「ガイドウェー」建設だけで済む。建設費もリニアより格段に安く抑えられるというメリットもある。
*太陽電池と風力の自然エネルギーで動く
この夢の列車を開発したのは東北大学・工学部(流体科学研究所)の小濱泰昭(こはま・やすあき)教授。
エネルギー源は、ガイドウエー上に設置した太陽電池パネルと風力発電です。だからゼロ・エミッション。100%自然エネルギーだけで可能です」と話す。
小濱教授らの研究チームは2020年には350人乗りで時速500km走行の有人機体の完成を目指している。若い人たちに熱い夢を与える近未来プロジェクトだ。 “エアロ・トレイン”計画は2000年、当時の小
淵内閣が立案した「ミレニアム・プロジェクト」をきっかけにスタートした。その近未来計画の1つに採用されたのだ。  研究予算は1億2300万円。「その資金で計画の“第2フェーズ” までを実行に移しました。(写真)無人モデルながら時速150~300kmまでの浮上走行が可能です」(小濱教授)という。 列車を空中に浮上走行させる」というユニークなアイデアは同教 授の発案だった。「自由空間にあると翼に『揚力』が発生しますが、地面に近付くと、その高さのときだけ発生する『エアクッション効果』が生じます。その二つの力で浮く」(小濱教授)という点に目を付けた。
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ようちゃんの意見。↓
★エアロ・トレインは”自然エネルギーで動く。政治家無知は金の無駄使い!  今も続ける、35年も昔の『整備新幹線』計画の延長にしか過ぎない、「リニア・モーターカー」にしがみつく政府は無能集団です。