天皇陛下御即位二十年奉祝委員会設立総会 (草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN)
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼天皇陛下御即位二十年奉祝委員会設立総会 (草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN)
平成二十年を迎え、いよいよ天皇陛下御即位二十年奉祝運動が始まりました。まず、六月3日午後、国会図書館の会議室にて「天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟」の第一回世話人会が開催されました。自民党の島村宜伸、中山成彬、坂本剛二、船田元、臼井日出男、二階俊博、藤井孝男、鴻池祥肇各議員、民主党の鳩山由紀夫、渡辺秀央各議員、公明党の石田祝稔議員、国民新党の自見正三郎議員、そして無所属の平沼赳夫議員らが集まり、人事案と運動方針が協議されました。(参加議員はほかにもいらっしゃいます)まず人事案については、世話人会の総意として、森喜朗元総理を会長に推挙することを決定するとともに、世話人会代表には島村宜伸議員が就任しました。さらに具体的な奉祝行事の推進については実行委員会を組織し、実行委員長には平沼赳夫議員が、事務局長には衛藤晟一議員がそれぞれ就任することが決定しました。
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運動方針についても協議され、次の五つが決議されました。
一、平成二十一年の「即位礼正殿の儀の行われた日」(平成二十一年十一月十二日)を臨時休日とする法律を早急に成立させる。
二、民間の「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」と共催で、本年十一月九日に「天皇陛下御即位二十年奉祝中央国民大会」を、来年十一月十二日に「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」(皇居前広場)を開催する。
三、来年十一月、政府主催で「天皇陛下御即位二十年奉祝式典」を開催するよう、政府に対して要望する。
四、来秋、御即位二十年をお祝いする「賀詞」を衆参両院で決議する。
五、御即位十年での奉祝事業を踏まえ、各省庁での「奉祝事業」の推進のため、内閣府に「天皇陛下御即位二十年奉祝記念事業連絡室」(仮称)の設置を要望する。
続いて六月五日午後、赤坂プリンスホテル(現グランドプリンスホテル赤坂)で、民間の「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」設立総会が開催されました。
「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」の名誉会長には御手洗日本経団連会長、会長には岡村日本商工会議所会頭がそれぞれ就任しました。役員には、都道府県知事や各界代表が就任。特に芸能界からは、ビートたけしや女優の鶴田真由さんらも就任しました。設立総会では、日本青年会議所の小田会頭の司会のもと、町村官房長官、伊吹自民党幹事長、鳩山民主党幹事長や、日本商工会議所の山口名誉会頭、日本サッカー協会の川渕会長、女優の浅野温子さんらが祝辞を述べました。(祝辞の詳細は、『日本の息吹』で紹介の予定です)
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日本のお姉さんの意見。↓
わたしはクリスチャンなので、進化論は信じないが
カメラの話しは面白い。↓
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▼ 日本の新企業モデル3 ガラパゴスから世界へ(上) (田村秀男)
「日本はガラパゴス化している」という説がある。ダーウィンの進化論の舞台になった絶海の南米ガラパゴス諸島のように、日本列島では生き物ならぬ製造業が独自の進化を遂げている。だが、国際標準とはならずに日本列島でしか栄えない、と自虐気味である。よく引き合いに出されるのが携帯電話機である。日本の携帯電話機は性能の高度化、小型化、薄型化を遂げてきたのにもかかわらず、国際標準にはならず、メーカーは海外で売れない。国内市場だけで、メーカーは激しい競争を展開し、収益を挙げられない。でも悲観する必要は全くない。
デジタルカメラ産業を見ればよい。日本メーカーの独壇場で、他国のメーカーを圧倒している。なぜか。秘密は、各社がレンズを自社内製造に限定し、画像処理用半導体、画像素子、液晶モニターなど基幹部品を独自に開発してきた。対照的なのが、パソコンである。日本のメーカーは米デルやヒューレット・パッカードなどライバルにならって、MPU(中枢部分の中央演算処理装置)の半導体を米インテルから調達し、他の部品の多くも外注、さらには組み立て工程までも外部委託し、コストダウンにまい進してきた。小型化、薄型化は言わば日本のお家芸なのだが、中身はマイクロソフトの基本ソフトを含め国際標準品なので、差別化できずライバルにすぐに追いつかれてしまう。超軽量のノートブック新製品を高い価格で売り出しても、すぐに競合品が登場し、値下げ合戦に巻き込まれる。 これでは利益を確保するのが難しい。
デジタルカメラの場合、世界的なビジネスの外注の潮流に背を向け、ひたすら「独自」にこだわって、文字通りイグアナのように進化を遂げてきた。しかも日本製はグローバルに普及し、世界市場シェアの70%以上を占めている。仮に、デジタルカメラ各社が、レンズや画像処理素子など基幹部品を国際標準の商品にして外部にも幅広く製造販売すれば、量産効果でコストは下がるが、パソコンのように似たような製品が氾濫し、過当競争に追い込まれてしまう。ガラパゴス化しているからこそ、各社は身を守れる。(次回に続く)
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▼ガラパゴス日本の世界戦略とは(下) (田村秀男)
半導体のメモリーも1980年代後半は日本の独壇場だったが、製造装置のメーカー各社が韓国、台湾などに輸出してしまい、超ミクロのクリーン技術など日本の半導体製造プロセスやノウハウが流出してしまった。
デジタルカメラの場合、世界的なビジネスの外注の潮流に背を向け、画像用アナログ系半導体素子の設計を含め、ひたすら「独自」にこだわって自社の島に引きこもり、文字通りイグアナのように進化を遂げてきたが、日本製はグローバルに普及し、世界市場シェアの70%以上を占めている。
仮に、デジタルカメラ各社が、レンズや画像処理素子など基幹部品を国際標準の商品にして外部にも幅広く製造販売すれば、量産効果でコストは下がるが、パソコンのように似たような製品が氾濫しよう。特に韓国、中国、台湾との過当競争に追い込まれ、家電やパソコンと同じ運命になってしまう。ガラパゴス化しているからこそ、各社は身を守れる。
それでも消費者の利益を損なうわけでもない。ガラパゴス内のライバル同士での競争が十分激しく、高性能化と低価格化を目指さなければならないからだ。
もちろん、多くの製品分野では国際標準で主導権をとることは各社にとって死活問題である。次世代DVDの国際規格争いでソニー・松下陣営に敗れた東芝陣営の打撃は深刻だ。携帯電話機でも、日本の官民が結束して次世代機の国際標準の座を確保すれば、フィンランドのノキア社をしのぐ世界シェアを獲得できたに違いない。
現実を直視すると、日本の製造業はいかにもガラパゴス的進化を遂げやすい特質を持っている。その背景は、大手を頂点に下請け、零細、中小企業群がひしめくように分厚いすそ野を形成している富士山型産業構造に行き着く。利益よりもきめ細かいモノづくりにこだわる職人文化や創意工夫にまい進する町工場の経営者が全国各地に息づいている。
対照的なのがお隣の韓国で、中小企業の層の薄さを韓国の産業界は嘆いている。日韓では自由貿易協定交渉が中断し、再開のメドが立たないが、その背景の一つには日本の製品や部品が自由に入ってくれば韓国の中小企業が絶滅してしまう、という恐れがある、と韓国の知人から聞いた。
残念なことに、ガラパゴス日本の潜在力の大きさに着目しているのは、日本の企業や投資家ではなく、米国の大手企業や投資ファンド、技術力向上をめざす中国の企業というケースが多い。洋食器の産地、新潟県の燕市の企業は、その研磨技術を生かして米アップル社のipodやパソコンの金属部品を一手に引き受けている。
ガラパゴス化にはもちろん甘んじてはいけない。日本企業も投資家もガラパゴス企業の実力に目覚め、世界で無二の製品や部品にふさわしい高付加価値を世界市場で獲得して行く戦略が課題だ。
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Commented by 1C2ジ さん
”富士山型産業構造”ですが、素晴らしすぎる表現で、全くその通りです。”日本の官民が結束...”も大変よいご提案だとも思います。そもそも、フランス、ドイツ、アメリカの首脳は、その国のトップ営業マンですもの。日本は、やはり”役人”総理が多いですね。アメリカの国防だって、戦争と武器の戦略総合商社の側面を持つですもの。そうですね。ipodのようなネックの部分は日本の職人さんの手を通していることも少々聞いております。日本は世界トップレベルの職人が一杯がある、仰る通りに、日本の投資家は、もっと自国の職人をproduceすれば、収益構造を大きく変わりますね。日本のプランド文化も作り出せます。
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▼天皇陛下御即位二十年奉祝委員会設立総会 (草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN)
平成二十年を迎え、いよいよ天皇陛下御即位二十年奉祝運動が始まりました。まず、六月3日午後、国会図書館の会議室にて「天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟」の第一回世話人会が開催されました。自民党の島村宜伸、中山成彬、坂本剛二、船田元、臼井日出男、二階俊博、藤井孝男、鴻池祥肇各議員、民主党の鳩山由紀夫、渡辺秀央各議員、公明党の石田祝稔議員、国民新党の自見正三郎議員、そして無所属の平沼赳夫議員らが集まり、人事案と運動方針が協議されました。(参加議員はほかにもいらっしゃいます)まず人事案については、世話人会の総意として、森喜朗元総理を会長に推挙することを決定するとともに、世話人会代表には島村宜伸議員が就任しました。さらに具体的な奉祝行事の推進については実行委員会を組織し、実行委員長には平沼赳夫議員が、事務局長には衛藤晟一議員がそれぞれ就任することが決定しました。
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運動方針についても協議され、次の五つが決議されました。
一、平成二十一年の「即位礼正殿の儀の行われた日」(平成二十一年十一月十二日)を臨時休日とする法律を早急に成立させる。
二、民間の「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」と共催で、本年十一月九日に「天皇陛下御即位二十年奉祝中央国民大会」を、来年十一月十二日に「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」(皇居前広場)を開催する。
三、来年十一月、政府主催で「天皇陛下御即位二十年奉祝式典」を開催するよう、政府に対して要望する。
四、来秋、御即位二十年をお祝いする「賀詞」を衆参両院で決議する。
五、御即位十年での奉祝事業を踏まえ、各省庁での「奉祝事業」の推進のため、内閣府に「天皇陛下御即位二十年奉祝記念事業連絡室」(仮称)の設置を要望する。
続いて六月五日午後、赤坂プリンスホテル(現グランドプリンスホテル赤坂)で、民間の「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」設立総会が開催されました。
「天皇陛下御即位二十年奉祝委員会」の名誉会長には御手洗日本経団連会長、会長には岡村日本商工会議所会頭がそれぞれ就任しました。役員には、都道府県知事や各界代表が就任。特に芸能界からは、ビートたけしや女優の鶴田真由さんらも就任しました。設立総会では、日本青年会議所の小田会頭の司会のもと、町村官房長官、伊吹自民党幹事長、鳩山民主党幹事長や、日本商工会議所の山口名誉会頭、日本サッカー協会の川渕会長、女優の浅野温子さんらが祝辞を述べました。(祝辞の詳細は、『日本の息吹』で紹介の予定です)
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日本のお姉さんの意見。↓
わたしはクリスチャンなので、進化論は信じないが
カメラの話しは面白い。↓
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▼ 日本の新企業モデル3 ガラパゴスから世界へ(上) (田村秀男)
「日本はガラパゴス化している」という説がある。ダーウィンの進化論の舞台になった絶海の南米ガラパゴス諸島のように、日本列島では生き物ならぬ製造業が独自の進化を遂げている。だが、国際標準とはならずに日本列島でしか栄えない、と自虐気味である。よく引き合いに出されるのが携帯電話機である。日本の携帯電話機は性能の高度化、小型化、薄型化を遂げてきたのにもかかわらず、国際標準にはならず、メーカーは海外で売れない。国内市場だけで、メーカーは激しい競争を展開し、収益を挙げられない。でも悲観する必要は全くない。
デジタルカメラ産業を見ればよい。日本メーカーの独壇場で、他国のメーカーを圧倒している。なぜか。秘密は、各社がレンズを自社内製造に限定し、画像処理用半導体、画像素子、液晶モニターなど基幹部品を独自に開発してきた。対照的なのが、パソコンである。日本のメーカーは米デルやヒューレット・パッカードなどライバルにならって、MPU(中枢部分の中央演算処理装置)の半導体を米インテルから調達し、他の部品の多くも外注、さらには組み立て工程までも外部委託し、コストダウンにまい進してきた。小型化、薄型化は言わば日本のお家芸なのだが、中身はマイクロソフトの基本ソフトを含め国際標準品なので、差別化できずライバルにすぐに追いつかれてしまう。超軽量のノートブック新製品を高い価格で売り出しても、すぐに競合品が登場し、値下げ合戦に巻き込まれる。 これでは利益を確保するのが難しい。
デジタルカメラの場合、世界的なビジネスの外注の潮流に背を向け、ひたすら「独自」にこだわって、文字通りイグアナのように進化を遂げてきた。しかも日本製はグローバルに普及し、世界市場シェアの70%以上を占めている。仮に、デジタルカメラ各社が、レンズや画像処理素子など基幹部品を国際標準の商品にして外部にも幅広く製造販売すれば、量産効果でコストは下がるが、パソコンのように似たような製品が氾濫し、過当競争に追い込まれてしまう。ガラパゴス化しているからこそ、各社は身を守れる。(次回に続く)
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▼ガラパゴス日本の世界戦略とは(下) (田村秀男)
半導体のメモリーも1980年代後半は日本の独壇場だったが、製造装置のメーカー各社が韓国、台湾などに輸出してしまい、超ミクロのクリーン技術など日本の半導体製造プロセスやノウハウが流出してしまった。
デジタルカメラの場合、世界的なビジネスの外注の潮流に背を向け、画像用アナログ系半導体素子の設計を含め、ひたすら「独自」にこだわって自社の島に引きこもり、文字通りイグアナのように進化を遂げてきたが、日本製はグローバルに普及し、世界市場シェアの70%以上を占めている。
仮に、デジタルカメラ各社が、レンズや画像処理素子など基幹部品を国際標準の商品にして外部にも幅広く製造販売すれば、量産効果でコストは下がるが、パソコンのように似たような製品が氾濫しよう。特に韓国、中国、台湾との過当競争に追い込まれ、家電やパソコンと同じ運命になってしまう。ガラパゴス化しているからこそ、各社は身を守れる。
それでも消費者の利益を損なうわけでもない。ガラパゴス内のライバル同士での競争が十分激しく、高性能化と低価格化を目指さなければならないからだ。
もちろん、多くの製品分野では国際標準で主導権をとることは各社にとって死活問題である。次世代DVDの国際規格争いでソニー・松下陣営に敗れた東芝陣営の打撃は深刻だ。携帯電話機でも、日本の官民が結束して次世代機の国際標準の座を確保すれば、フィンランドのノキア社をしのぐ世界シェアを獲得できたに違いない。
現実を直視すると、日本の製造業はいかにもガラパゴス的進化を遂げやすい特質を持っている。その背景は、大手を頂点に下請け、零細、中小企業群がひしめくように分厚いすそ野を形成している富士山型産業構造に行き着く。利益よりもきめ細かいモノづくりにこだわる職人文化や創意工夫にまい進する町工場の経営者が全国各地に息づいている。
対照的なのがお隣の韓国で、中小企業の層の薄さを韓国の産業界は嘆いている。日韓では自由貿易協定交渉が中断し、再開のメドが立たないが、その背景の一つには日本の製品や部品が自由に入ってくれば韓国の中小企業が絶滅してしまう、という恐れがある、と韓国の知人から聞いた。
残念なことに、ガラパゴス日本の潜在力の大きさに着目しているのは、日本の企業や投資家ではなく、米国の大手企業や投資ファンド、技術力向上をめざす中国の企業というケースが多い。洋食器の産地、新潟県の燕市の企業は、その研磨技術を生かして米アップル社のipodやパソコンの金属部品を一手に引き受けている。
ガラパゴス化にはもちろん甘んじてはいけない。日本企業も投資家もガラパゴス企業の実力に目覚め、世界で無二の製品や部品にふさわしい高付加価値を世界市場で獲得して行く戦略が課題だ。
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Commented by 1C2ジ さん
”富士山型産業構造”ですが、素晴らしすぎる表現で、全くその通りです。”日本の官民が結束...”も大変よいご提案だとも思います。そもそも、フランス、ドイツ、アメリカの首脳は、その国のトップ営業マンですもの。日本は、やはり”役人”総理が多いですね。アメリカの国防だって、戦争と武器の戦略総合商社の側面を持つですもの。そうですね。ipodのようなネックの部分は日本の職人さんの手を通していることも少々聞いております。日本は世界トップレベルの職人が一杯がある、仰る通りに、日本の投資家は、もっと自国の職人をproduceすれば、収益構造を大きく変わりますね。日本のプランド文化も作り出せます。
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