双頭の蛇に噛みつかれた韓国(新世紀のビッグブラザーへ)
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▼双頭の蛇に噛みつかれた韓国(新世紀のビッグブラザーへ)
今や世界経済は、あっちもこっちも金融収縮やら物価高騰やらで大変な事になっていますが、韓国もどうやらインフレーションの渦から逃れることはできないようです。(最近まで、ウォンがドルに対してまで値を下げていたので、当たり前なのですが)
●『5月消費者物価が急騰、6年11カ月来の高水準
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【ソウル2日聯合】国際原油価格の上昇やウォン安などの影響で、5月の消費者物価上昇率が5%台に迫っている。
統計庁が1日に発表した消費者物価動向によると、先月の消費者物価は前年同月に比べ4.9%急騰した。前年同期比では2001年6月の5.0%以来6年11カ月ぶりの高水準を記録したことになる。消費者物価は今年に入り1月に3.9%、2月に3.6%、3月に3.9%と3%台後半にとどまっていたが4月に4.1%まで上昇してからは上昇率が急激に高まりつつある。食料品など日常生活で頻繁に購入する品目で構成された生活物価指数は前年同期に比べ5.9%上昇し、2004年8月(6.7%)に次ぐ高水準となった。農水産物と石油類を除いた指数は3.9%の上昇。魚・野菜・果物などの生鮮食品指数は3.9%下落した。工業製品は前年同月に比べ8.5%上昇し、消費者物価全体の上昇率4.9%に占める寄与度は2.59ポイントだった。消費者物価上昇の半分以上は工業製品価格の上昇が要因になったことを意味する。特に石油類は25.3%急騰し、工業製品価格の上昇を押し上げ、個人サービス部門も4.4%上昇した。
品目別の昨年同月比上昇率は、農畜水産物の中では豚肉(24.7%)、コメ(4.2%)、ジャガイモ(36.9%)、イシモチ(22.6%)などの上昇幅が大きかった半面、ピーマン(マイナス20.3%)、ニンニク(マイナス15.9%)、トマト(マイナス12.8%)、イチゴ(マイナス11.5%)は下落した。
工業製品の中ではガソリン(16.3%)、軽油(40.7%)、灯油(46.4%)、ビスケット(32.2%)が大きく上昇し、テレビ(マイナス11.25)、カメラ(マイナス15.1%)、ノートパソコン(マイナス16.5%)などは下がった。伝貰(保証金を一括で納める住宅賃貸方式)は2.3%、月払い家賃は1.8%それぞれ上昇し、公共サービスの中では都市ガスが10.4%、国公立大学の納入金が8.6%上がった。政府が価格を集中管理する主要生活必需品52品目のうち28品目が前年同月より価格が上がり、12品目が下落、12品目は変動なしだった。 』
石油製品、資源、一部の食糧などが軒並み二桁以上の価格高騰を見せる中、テレビ、カメラ、ノートPCなどの工業製品が軒並み値を下げる。まんま中国と同じ、資源・食糧がインフレーション、(石油製品などを除く)工業製品がデフレーション、即ちスタグフレーションですね。韓国も中国と同様に、双頭の蛇にがっちりと噛みつかれてしまった様子です。工業製品の供給過剰、価格競争により企業業績が悪化し、失業率が上昇していく中、食糧と資源が途轍もない高騰を見せるのです。ハイブリッド型スタグフレーションは、一般庶民の生活を直撃します。しかも、韓国の場合はGNI(国民総所得)がマイナス成長に陥り、内需が縮小していくという特殊事情も抱えているのです。経済大統領として就任した李明博氏の腕の見せ所、と言いたいところですが、最早そんな悠長なことを言っていられる状況ではなくなりました。
●『韓国大統領、支持率10%台に=「米牛肉問題」で人気低迷続く
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【ソウル2日時事】2日付の韓国紙・中央日報は世論調査の結果、李明博大統領に対する支持率が19.7%と初めて20%台を割る一方、不支持率は78.1%に上ったと報じた。米国産牛肉の輸入再開を決定した李大統領に対する国民の不満が強まっており、政権発足当初としては、異例の人気低迷が続いている。李大統領を支持しない理由としては、「牛肉交渉」が40.8%で最も多く、「国民世論の無視」(15.8%)が続いた。調査は、李大統領が3日に就任100日を迎えるに当たり、5月30、31両日に行われた。』
直接選挙で選ばれ、大統領就任後半年も経たずに支持率が20%を切るというのは、なかなか洒落になりません。しかも、李明博氏は「あの」韓国人を厳しい視線で見る巨大掲示板の某板においてさえ、決して無能ではないとの声が大きくなるほどの、う~む、回りくどいですね・・・。 要は明確な親日派でないにも関わらず、李明博氏は2チャンネルであまり叩かれない傑物なのです。傑物と言うと大げさかも知れませんが、就任後の日米への接近、太陽政策の放棄など、明確に韓国の未来、進路を見据えた外交政策を志向し、現実感覚が昨今の韓国の政治家の中では際立っていると感じられました。(前任者があまりにもアレで、「韓国はアジアのバランサー」などと叫んでいたため、李明博氏の有能ぶりが引き立つ面もあるとは思いますが、確かに。)しかし、米国産牛肉の輸入制限解除問題で(どう見ても)北朝鮮の工作機関につけ込まれ、一気に支持率を下げる羽目に陥ってしまいました。5月31日のソウルでは、輸入誓願解除に反対する市民が主催者発表10万人、警察の調べでは4万人集まり、李明博大統領の「退陣」を要求するシュプレヒコールをあげながらデモンストレーションを繰り広げました。殆ど反政府デモの様相を呈し、警察との衝突でデモ隊側、警官側共に数十人の負傷者を出しています。韓国の左派系オンライン報道機関などは、警察の「過剰鎮圧」ぶりをここぞとばかりに報道し、裏に「誰か」がいることを明瞭に感じ取らせてくれました。
この低支持率の中では、いくら「経済大統領」と銘打ち大統領に就任した李明博しであっても、大胆な政策は打ち出しようがないでしょう。ただでさえ為替相場の評価(ウォン安が望ましいのか、望ましくないのか)や金利政策について方針が定まらない韓国当局ですから、政治的な混乱は経済政策の迷走に拍車が掛かる羽目に陥るでしょう。その上、首都で数万人の反政府デモ隊が警官隊と衝突するなど、明らかな政情不安国です。李明博氏は日米を訪問した際に、企業家に韓国投資を呼びかけていましたが、この情勢で韓国への直接投資を増やすなど、無理な注文です。一つだけ救いを上げるとすると、韓国の対米輸出は既にマイナス局面に突入しているにも関わらず、東南アジアなどへの輸出が伸び、五月は昨年十一月以来、漸く(CIFベースで)貿易黒字を脱することができた点です。が、世界の経常収支赤字の八割を一国で担っているアメリカの需要減退は、最終的には世界の外需依存国(ドイツ、中国、韓国、シンガポールなど)の輸出金額を減少させないわけにはいかないでしょう。勿論、多少のタイムラグはあるため、韓国の輸出は今のところウォン安の影響もあり、増加はしていますが。とりあえずは、六月初旬に報道される韓国の外貨準備高(五月)増減と、ウォンの動向に注目です。
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▼金正日健康悪化説…正男派vs正雲派、後継者争い激化(ZAKZAK)
先週、韓国などで金正日総書記(66)の死亡説が流れたが、それが打ち消された直後に北は黄海上でミサイル3発を発射した。こうした動きの背後に、金総書記の体調悪化を受けた、三男の正雲氏(25)と長男の正男氏(37)による後継者争いを指摘する声がある。朝鮮人民軍には正雲氏を推す勢力が強く、朝鮮労働党の一部には正男氏を推す勢力もあり、不測の事態も考えられるという。 「約1カ月前、軍の一部が騒いだとき、金総書記はひどく興奮したと聞いている。コントロールが利かなくなっている証拠だ」 在京の朝鮮総連関係者はこう語った。騒ぎの詳細は明かさなかったが、軍の一部に不穏な動きが見られるという。 金総書記は今年に入って持病の糖尿病と高血圧がさらに悪化。中国や欧州から専門の医師を呼び寄せて治療にあたっているが、軍や党幹部の間に「将軍様は長くない」との認識が広まったという。 これと前後するように、北から不可解な情報が流れ始めた。 先月27日ごろから、韓国のネット上などで「金総書記が平壌近郊で爆死した」「専用車に乗っていて狙われた」との情報が広まり、日本の公安当局も確認に追われた。29日に韓国統一省スポークスマンが「(死亡説は)正確でないと理解している」と否定。北の朝鮮中央通信も同日、金総書記が咸鏡南道にある繊維化学工場と咸興医学大学を視察したと報じた。
翌30日、朝鮮人民軍は西部の平安南道沖の黄海上で艦対艦短距離ミサイル3発を発射したという。韓国の聯合ニュースが31日、韓国政府筋の話として報じた。 金総書記の後継候補は、第1夫人である故・成恵琳夫人との間にできた正男氏と、大阪生まれの在日朝鮮人で元ダンサーの故・高英姫夫人との間に生まれた正雲氏に絞られている。 後継候補の本命は正男氏だったが、日本に不法入国して拘束されるなどして金総書記の逆鱗(げきりん)に触れ、正雲氏が浮上。金総書記は体格や激しい性格が似ている正雲氏を寵愛しており、軍の高官に「明星大将」と呼ぶように指示しているとの情報もある。 韓国の聯合ニュースは1日、北朝鮮消息筋の話として、金総書記の秘書出身で事実上の4人目の夫人、金玉さんが、後継者に正雲氏を就けようとひそかに動いていると伝えた。金さんは側近と協力し、正男氏と近い人物らへの調査や監視を実施しているという。 関係者は「いよいよ、後継者争いが本格化してきた」といい、こう語る。 「軍には正雲氏を推す勢力が強い。彼らは開放政策で利権を奪われるのを嫌っている。一方、開放政策を進める党幹部の一部には経済に詳しい正男氏を推す勢力もある。30日のミサイル発射には意味があるはず。後継者争いなどで不測の事態が起きた場合、中国の人民解放軍が『核兵器の管理』を名目に介入するシナリオが指摘されている。北の軍は中国に『口出しするな』とメッセージを送ったのではないか」
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ようちゃんの意見。↓
★後継者争いなどと・・・夢の又夢で つわものどもの夏の夢では・・朝露のごとく消える金王朝。ああー無常なり・・では。
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▼後継者は三男に? 金玉夫人が後押しと韓国報道(iza)
韓国の聯合ニュースは1日、複数の北朝鮮消息筋の話として、金正日総書記の秘書出身で事実上の4人目の夫人といわれる金玉さんが、金総書記の後継者に三男の金正雲氏を就けようとひそかに動いていると伝えた。同ニュースによると、正雲氏は2004年に死亡したとされる高英姫夫人と金総書記の間に生まれた2番目の息子。金玉さんは金総書記と故成惠琳夫人との間の長男、金正男氏を競争相手として警戒し、側近を通じて正男氏と親しい人物を調査、監視させているという。
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ようちゃん。↓
★金玉夫人。何か奇妙な名前ですね=(笑)冗談」みたいですねー。
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▼四川大地震:北川県で消毒剤が自然発火、百人近くが呼吸困難と嘔吐(大紀元日本6月2日)
【大紀元日本6月2日】中国四川省北川県擂鼓鎮で3日連続、消毒剤の自然発火事件が発生した。5月30日午後、北川中学の校門付近で漂白粉が自然発火し、百人近くに呼吸困難や嘔吐などの症状が現れた。「広州日報」によると、四川大地震で被害の大きかった北川県の擂鼓鎮で30日午後3時35分前後、突然道路が濃い白煙に包まれ、さらに風向きに沿って北川県の街に向かって拡散していったため、被災地区の人々は鼻を覆って逃げだした。自然発火を起こしたのは被災地で使用する消毒剤のジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと漂白粉などの粉剤で、あわせて十数袋、重さ約1トンだった。これらは自然発火後、塩素を発生させ人体に有害である。現場の防疫作業員は、これはすでに擂鼓鎮で3度発生していると話している。
5月28日晩、擂鼓鎮は突然の大雨に見舞われ、救災指揮部の物資置き場にあったジクロロイソシアヌル酸ナトリウムと漂白粉などが雨に濡れ自然発火を起こした。多くの現場運搬員に催涙、強烈な頭痛や咳などの症状が現れた。翌29日午前8時過ぎに擂鼓鎮で消毒用の漂白粉が置いてあった小屋に雨水が浸入し、化学反応を起こして濃い煙が発生したため周辺の2千人以上が緊急避難した。この取り除き作業中、61人の兵士が塩素中毒にかかり、緊急に病院に運ばれ手当てを受けている。事件発生時、同鎮の倉庫には少なくとも数十トンの消毒剤が貯蔵されていたという。前に起きた2回の自然発火の後、現場にあった大部分の関連薬品は、29日午後に付近の旧工場の廃屋の中に移された。しかし、残っていた1トン前後の薬品は処理が間に合わなかったため、30日に自然発火した。
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▼四川大地震:北川県せき止め湖下流の住民20万人避難(大紀元日本6月2日)
【大紀元日本6月2日】5月31日午前8時、北川県の唐家山の地震によるせき止め湖下流の住民20万人が完全に避難した。報道によると、現在、唐家山せき止め湖の導流溝は基本的に成形され、同日夜半過ぎには完成する予定。堰塞湖上流の水位は導流溝の底からわずか6,7mの高さしか距離が無く、依然として上昇し続けているという。この導流溝のエンジニアは、水位の上昇に従い堰塞湖内の水は導流溝から自然に流れると説明している。これと同時に彼は現在、該堰塞湖の両岸の山では地滑りが発生し、せき止めている本体の状況も複雑であり、爆破は意外な事故を引き起こす可能性があることから自然に排出させるのが最もよい方法であると指摘した。武装警察部隊は31日に約350人前後の軍人を撤退させ、翌6月1日には残りの全ての職員の撤退を予定している。
*放射能源を移転
唐家山せき止め湖は元の計画から5日早い6月1日から3日までの間に排出を行う。四川省環境保護職員の話では、現地のせき止め湖水排出の影響を受ける地区内99の放射能源を移転させるという。しかし職員は、これら12の部門に属する放射能源の具体的分別がどうなっているのかは明らかにしていない。本部が香港にある中国人権民運情報センターは、調査によりこれら移転される放射能源は全て民間用の小型放射能源であり、中国が今まで被災地に位置していた軍用及び研究用の大型放射能源の損傷状況についてはいかなる説明や解釈もなされていないことを指摘している。また、同センター責任者の蘆四清氏はこれらの情報は国家および軍事機密に関連するが、中国政府が持つ関連情報は、現在被災地にいる民衆に対する安全責任として公開するべきであること指摘した。中国民政部最新資料によると、5月30日正午現在、汶川県地震による死者は68977人、負傷者367854人、このほか17974人が依然として行方不明である。
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ようちゃんの意見。↓
★本当はせき止め湖の水害・土砂流出の危険より、放射能漏れからの被爆の危険回避が本音では無いだろうか? 正しい情報を発表するべきです。
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▼北京五輪トーチ:四川災害地区を迂回(大紀元日本6月2日)
【大紀元日本6月2日】中国からの情報によると、北京五輪トーチリレーが中国四川省に到着する時期に会わせ、5月12日の地震で最も被害を受けた都市を避けるルートに変更されるという。北京五輪委員会職員による5月31日の発表では、トーチは中国西南地区で起きた大地震の震源地付近の都市である綿陽、広漢、都江堰等を迂回する予定。北京五輪トーチは6月中旬に四川省に入る予定であったが大地震後、延期され、9週間後の五輪開幕前日に四川省に入る計画である。また、中国のそのほかの地区で行われていたトーチリレー活動も政府の確定した地震遭難者の全国哀悼日に合わせ、5月19日から21日までの3日間は活動を停止していた。
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▼死者・不明者、約8万8000人に 四川大地震(iza)
中国政府は1日、四川大地震の死者が6万9016人、負傷者が36万8545人、行方不明者が1万8830人となったと発表した。 地震による土砂崩れで川がせき止められてできた四川省綿陽市北川県の「唐家山・土砂ダム」では同日、自然排水開始に備え、監視業務で残る一部の武装警察官らを除いて撤収がほぼ終了。1-2日は現地は雨の予想で、3日に自然排水が始まる見通し。下流地域では1日、ダムの全面決壊の場合に備えて演習を実施、緊急事態に備えた。新華社によると、地震発生時に負傷し、四川省綿竹市の山中で救出を待っていた51歳と45歳の炭鉱作業員が1日、ヘリで救出され病院に運ばれた。重傷だが命に別条はないもよう。胡錦濤国家主席は同日、甘粛省朧南市入りし、市内の病院でパキスタンの医療隊員らの労をねぎらった
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▼エアバス、中国の被災地にテント2千張り空輸(iza)
1日付の中国紙、華西都市報によると、フランスに本社がある欧州の航空機大手エアバスは5月31日、世界最大の旅客機A380など2機を使い、四川大地震の被災地に送るテント2100張り余りをフランスから四川省成都市の空港に運んだ。在フランスの中国大使館などが調達したテントで、輸送費用は燃料代だけで40万ドル(約4200万円)近くかかったが、すべてエアバスが負担するという。中国とフランスはチベット問題や北京五輪聖火リレーをめぐるトラブルから関係が悪化。中国では4月中旬から5月初めにかけ、フランス系スーパー、カルフールに対する抗議デモも起きており、エアバスは急成長が続く対中ビジネスに影響が出ないように無料サービスを申し出たとみられる。
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ようちゃんの意見。↓
★ちゃっかりA380の売り込み~~~だって成都の飛行場ってA380が離着陸するにはギリギリなんでしょう。そんな危ないところに新型機を送り込むなんて。