地球はこれから寒冷化する 丸山茂徳(文藝春秋 5月号)
ようちゃん、おすすめ記事。↓
日本のお姉さんの意見ですが、わたしはクリスチャンなので、
生命が進化したとは思っていません。地球は神さまが人間の
ために用意した星だと思っています。神さまが人間を創るため
に、地球は整えられたのですが、最近様子がおかしい。
太陽の活動に変化がきているようだし、人間が地球を汚しすぎ
なんだと思います。by日本のお姉さん
▼地球はこれから寒冷化する 丸山茂徳(文藝春秋 5月号)
幸いにも放言先生が 要点を 書いて おられます。
●地球の寒冷化について(自由放言)
http://
地球の温暖化については「放言352」において中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授の論文注(1)を紹介したが、温暖化するどころか地球はこれから寒冷化するという東京工業大学の丸山茂徳教授の論文注(2)が出た。 筆者は素人であるから分からぬが、貴重な論文であるような気がする。この要旨を紹介する。 地球上の気温に寄与する最大の要因は温室効果ガスとなる大気である。大気の主体は水蒸気であるが、水蒸気は雲にもなる。雲は平均すると地球の50%を覆っている。 雲の量が1%増えると気温は1度下がる。雲の量は過去20年の観測によると、プラス・マイナス2%の範囲で変動している。 それに比べて、人為的CO2の排出量は、毎年1.0~1.4ppm程度の増加である。これを温度に換算すると、0.004~0.005度に過ぎない。要するに雲の量が気温に重大な影響を与える事になる。 この状況は巨大火山の噴火によって地球全体がそのエアロゾル(浮遊粉塵)で覆われると、大気の温度が下り寒冷になり、食料飢饉になった事はしばしばだ。 詳細は原論文を読んでもらったほうがよいが、更に続ける。
雲の量にもっとも大きな影響を与えるのは最新の宇宙物理学の知見によれば、銀河宇宙線の飛来量であるという。銀河宇宙線は雲の凝縮核となり、雲を生成する。 地球の磁場が弱くなると、銀河宇宙線の飛来量は増加する。地球の磁場は今どんどん弱くなっている。恐らく後千年もすればゼロになるとみられている。 近年、また太陽活動は減衰傾向が見られるし、地球の磁場が弱くなっている事は、地球が寒冷化に向かっている事を示している。
更に地球の軌道要素についても考慮する必要がある。地球の公転軌道は約二万年或いは約十万年の周期で変動している。太陽との距離や自転軸の角度が変り、日射量が変動する。現在地球は二万年周期の変動期にいる。 標準的な二万年周期をたどるとすれば、平均気温が7度低下するような本格的な氷河期に突入するまでには二千年ほどの猶予があるとの事だ。 氷河期が到来すれば地球が養う事ができる人口は激減する。
CO2濃度は年間に1ppmずつ増加しているが、それによる温度上昇は0.004度ほどだ。確かに温暖化効果はゼロではないが、その力は大変に小さく、この値だけで未来を予測する事は不可能だ。 この百年間に蓄積されたCO2は100ppmになるが、これを温度の換算すると0.4度の上昇になる。ところが雲の増減は、桁違いに大きな影響を気温に与える。 化石燃料消費によって大気中のCO2が最大になった1940年から1980年にかけては、かえって気温は下がっている。このデータはIPCC(国連の地球温暖化の研究機関)も持っているが、IPCCは「その期間は、雲が出来たために気温が下がった」と説明している。 IPCCの研究者の多くはこうした実態を十分に認識しているはずである。
そんな状況にも拘らず、政治家は、地球環境を考えている姿勢を示すことが人気につながると考え、CO2対策を政治の道具としている。またマスコミは盛んに気温上昇はCO2が原因だと説明している。 日本は現在「京都議定書」を遵守するために実に無駄な労力と費用を使っている。日本は世界の模範国家としてエネルギーを効率的に使っていたにもかかわらずこの案を飲んでしまった。まことに思慮の足りない行為ではなかろうか。
注(1)武田邦彦 : 雑誌「文芸春秋」, 平成19年7月号 , 320頁
注(2)丸山茂徳 : 雑誌「文芸春秋」, 平成20年5月号 , 330頁
ともに 文章だけなので 理解しがたい と いうかたのために温暖化? だまされるな 日本! のなかの これから地球は寒冷化に向かって行く! にて ネット上で 図解入りのサイトも あげておきました。東工大・丸山茂徳教授によれば
大気の90%~95%は水蒸気・・・温暖化の元区と云われている二酸化炭素が大気に占める割合はわずか0.0037%・・・
今日の地球温暖化の原因は地球が10万年周期で迎える「温暖化」によるもの・・・がこの「温暖化」をもたらした太陽エネルギーのピークは05年をもって終わり、これから地球は寒冷化に向かって行く ・・・過去、100年間の温暖化で溜まった海洋の余熱や化石燃料を大量に使ったことによって、寒冷化への移行はなだらかなものとなってゆくだろうと考えられますが、いずれにせよ「地球の寒冷化」は科学と歴史の必然、であり避けることは出来ない
(2008.1.9 記)
これが
Wikipediaでは ↓
地球温暖化問題と二酸化炭素との関係にたいして否定的な意見を持っている。 月刊現代2007年9月号の田原総一郎のコラムにおいて地球温暖化の原因について以下のような意見を述べている。 太陽の活動度が高まってきている。
産業革命以前と現在では大気組成中の二酸化炭素の割合が1万分の1%しか上がっていないこと。 温室効果ガスのほとんどが水蒸気である事。 また現在太陽の活動が頭打ちの状態にあり2050年には地球寒冷化の兆候が見られるはずだと主張している。丸山茂徳氏とは現代のウェゲナーと呼ぶにふさわしい・・・
丸山教授の説
要約 ↓
講義メモhttp://
詳しくは[01:プルームテクトニクス] http://
これが 実に壮大。地球誕生から 大陸移動、 生命の進化、 人類の未来まで あり これが みんな 関連しているんだと 読み始めたら とまりません。いや まだまだ 日本人 捨てたものではないそういう 記事です。以下 同時に 目を通すと 理解深まる サイトをあげておきます
プレートテクトニクスの話 大陸移動説からプレートテクトニクスへ
図がわかりやすい ↓
太陽活動が地球に与える影響http://
説得力ある解説 ↓
野矢テツヲ
地球温暖化についての小泉首相への緊急提言http://
多方面の見解紹介 書きすぎで 結局どうなの とも? ↓
ECO JAPAN
ここまでわかった!地球温暖化の現実(第4回)http://
(2008.1.22 記)再掲
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▼カザフスタンの石油トルコに直結 (中東today・佐々木良昭)
NO・1028カザフスタンの石油トルコに直結
これまで中央アジア諸国は、石油やガス資源を持っていても、全てロシア経由でなければ、輸出できない状態に置かれていた。ロシア大陸を延々と繋ぐパイプ・ライン無しには、ヨーロッパのマーケットに送ることは出来なかったのだ。黒海経由の場合でも、結局はロシアの領土を経由して運ばれていた。したがって、これまでロシアの中央アジア諸国に対する影響力は、政治的にも経済的にも、強大であったということだ。加えて、ロシアは軍事的にも大きな圧力を、これら中央アジア諸国に、かけ続けてきたということだ。
こうした状態は、中央アジアでの権益を拡大したい、と望んでいたトルコにとっては、なんとしても解決したい、あるいは打ち破りたい壁だった。その方法は、カスピ海を通り、アゼルバイジャンからグルジアを抜けて、トルコ領に運ぶというルートの開拓だった。それがBTC(バクー、チブリシ、ジェイハーン)ルートだった。そしてこの三地域を結ぶパイプ・ラインが完成し、やっとカザフスタンの石油が、トルコまで送られるようになったのだ。
カザフスタンは自国の石油を、クルク港からアゼルバイジャンのバクー港までタンカーで運び、そこからはパイプ・ラインで、トルコまで送るということになったのだ。この計画の推進には、相当デリケートな交渉がトルコとロシアの間で、中央アジア諸国とロシアの間で、行われていたものと思われる。述べるまでもなく、この石油の新しいルートの開発は、ロシアの中央アジア諸国に対する、政治経済的圧力を、軽減することになるからだ。また、ロシアは中央アジアの石油やガスを、これまでのように安価では輸入できなくなり、ヨーロッパへの輸出でも、これまでのような大きな利益を、上げることはでき難くなったということだ。
これまで、ロシアは中央アジア諸国から、石油やガスを安価に購入し、ヨーロッパには高い値段で売ることが出来ていたのだ。BTCパイプ・ラインの完成は2006年で、その長さは1767キロメートルにも及ぶものだ。そして完全に整えば、カザフスタンからはこのパイプ・ラインを通じて、年間7500万トンの石油が、トルコのジェイハーン港に、届けられることになるのだ。
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ようちゃんの意見。↓
★BTC(バクー、チブリシ、ジェイハーン)ルート→カスピ海を通り、アゼルバイジャンからグルジアを抜けて、トルコ領に運ぶというルート
ロシアは中央アジアの石油やガスを、これまでのように安価では輸入できなくなり、ヨーロッパへの輸出でも、これまでのような大きな利益を、上げることはでき難くなったということだ。ここに出てくる 地名 すぐ思い浮かびますか?この際 黒海、カスピ海、・・・・あのあたりを 勉強しておきましょう ↓
中東・中央アジア諸国の原油・天然ガス輸出パイプライン計画 カフカス地域紛争、グルジアとロシアの対立は、そのままNATO東方拡大問題そのものと言ってよい(本当はもっと複雑なんですが…)ロシア北西部にある航空部隊の弾薬庫で爆発が起き、保管されていたミサイルが周囲数キロの範囲に次々と落下する事態になりましたが、ロシア軍によりますと、けが人や建物への被害はなかったということです。事故があったのは、ロシア北西部・レニングラード州にある航空部隊の基地で、23日午後、戦闘機に搭載する空対空ミサイル400発余りが保管されていた弾薬庫で爆発が起き、2時間余りにわたって火災が続きました。ロシア国営テレビが軍関係者の話として伝えたところによりますと、この間、ミサイルが次々と暴発し、このうち1発が4キロ離れた農場に落下したということです。ロシア軍によりますと、けが人や周辺の建物への被害は報告されていないということですが、軍では、弾薬庫の管理に問題がなかったのかなど事故の原因について調べています。ロシアでは、今月9日、モスクワの赤の広場で18年ぶりに大規模な軍事パレードを再開し、ロシア軍の復活ぶりを誇示したばかりですが、今回の爆発で、依然として兵器の管理などが徹底されていないのではないかとの指摘も出ています。ーーーーー絶えずバルカン火薬庫の近辺は小さいニュースが断片的に舞ってる、きな臭い地域なのです。
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