四川の地震湖と、中国経済への影響 その2(新世紀のビッグブラザーへ) | 日本のお姉さん

四川の地震湖と、中国経済への影響 その2(新世紀のビッグブラザーへ)

ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼四川の地震湖と、中国経済への影響 その2(新世紀のビッグブラザーへ)
チャンネル桜の番組で、わたしは北京五輪開催にリアリティがなくなったと発言しましたが、それは以下の理由によります。

■地震湖と土石流の問題により、避難民が数百万、あるいは一千万超に膨れ上がり、再建の目処が立たない状況で8月8日を迎える可能性が高い。
■四川大震災の影響で、中国国内の物価高騰に拍車が掛かり、インフレーションが耐え難いレベルにまで上昇する。

例えば避難民が数十万人規模であれば、国威発揚のための五輪強行というのはまだ考えられます。が、避難生活を送る人たちが数百万人に達した場合は、幾らなんでもリアリティが消えます。東京都の人口並の膨大な人々が生活の術を失い、テントで避難生活を送っている中で、果たして五輪開催などできるものなのでしょうか? 中国共産党なら可能かも知れませんが、開催したとしても、かつて無い異様なムードの中で行われることになるのは間違いないでしょう。 更に物価上昇の件ですが、中国政府は四川省以外の各省に、震災復興について応分の負担をするように求めました。これは本来であれば四川省に留まっていた経済的影響を、全国レベルに拡大する措置に等しいです。ただでさえ建築資材や資源の価格が高騰している状況で、各省に負担を押し付けたのです。供給不足を原因とした価格高騰に、拍車が掛かることは間違いありません。また、何度か書きましたが四川省は中国の大穀倉地帯の一つです。地震湖の件がどうなろうとも、穀物生産が致命的な打撃を受け、食糧価格も益々の暴騰を見せるでしょう。そもそも最近の中国の食糧価格高騰の一因は、昨年から続く天災により、国内の供給が不足していることなのです。最後に、中国人民銀行がまとめた08年の中国経済に関する報告書をご紹介します。四川大地震などの影響により、中国当局がついに経済が「適度に減速する」という見通しを出した点から、極めて象徴的なレポートと言えるでしょう。

『中国経済「減速」 人民銀リポート、四川大地震影響に初の言及
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080601AT2M3101M31052008.html
中国人民銀行(中央銀行)は31日までにまとめた報告書で、2008年の中国経済について、引き続き高成長を保つものの、四川大地震の影響もあって「適度に減速する」との見通しを示した。人民銀が地震の経済への影響に言及したのは初めて。 報告は中国経済の減速要因として「世界経済の先行き不透明感の高まりに伴う外需の減少、国内で発生した(今年1―2月の)大雪や地震災害」を挙げた。一方、経済成長を後押しする要因として「工業化、都市化、国際化、および産業・消費構造の高度化」を指摘し、中国経済が08年も「安定的で比較的速い成長を保持する」との見方を強調した。』
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ようちゃん。↓
★北京へ物貰い・寄付集めに震災難民が押しかけたりしたら、どうなるんだろうか?列車の駅で足止めするから大丈夫だアル。でも今から徒歩でも間に合うアル。行ぐべぇー!
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▼米NYフラッシング事件:中国人暴徒は国外退去すべきだ=華僑基督教徒(大紀元日本6月1日)
【大紀元日本6月1日】米国ニューヨーク・ブルックリン地区に在住する華僑で、キリスト教徒の男性・何天開さん(男、88歳)はこのほど、フラッシングのチャイナタウンで法輪功学習者を罵倒・脅迫する中国人らに怒りを示した。何さんは、5月17日暴力事件が発生してから毎日、新聞やケーブルテレビの放送を通して事態を静観してきたと説明、「本件の背後には、中国共産党が親中派中国人を操縦しているのは間違いない」と話し、以下のように語った。「テレビで放送されたいわゆる中国人の様相を見てご覧なさい。中国人の恥を曝しているではないのか。CNNのキャスターがこの前に、一部の中国人を『暴徒と愚民』と称したため中国国民に謝った。しかし、テレビ画面に映し出されている法輪功を攻撃する人たち、表情が恐ろしくて、正真正銘の暴徒だ。彼らの暴挙を目の当たりにし、善悪、是非も分別せずに、大きな口を開けてゲッゲッと笑っている傍観者らは、愚民じゃなかったらなんなのか。この状況を見れば、CNNのキャンターは間違ったことを言っていない、謝る必要はない。フラッシングでの一部の中国人のビデオ映像をみれば、CNNは陳謝を撤回すべきだ」。 何さんは、「このような中国人の名に泥を塗り、米国という自由社会にいる資格がない暴徒は国外退去させるべきだ。裏で指示している中国の外交官も探り出し、同様に米国から追い出すべきだ」と語り、「中共は法輪功に泥を塗ろうとしたが、今回のフラッシングでの事件を通して、私たちは法輪功をよく知ることができた。彼らは誠に殴られても殴り返さずに、罵られても言い返さない人たちである、とても立派な人たちだ」と話した。最近、フラッシングのチャイナタウンで脱党支援センターのボランティア(その多くは法輪功学習者)を脅迫・暴行する事件がほとんど毎日発生している。中国領事館の彭克玉・総領事が自ら参与・策謀したと発言する電話録音テープがこのほど、ネット上で公開されている。
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ようちゃん。↓
★中国人同士で外国で好き放題に暴力行為までして、政治闘争をするとは迷惑も超えてやり過ぎです。国外追放をするべきとの声は当然でしょう。
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▼中国海南省で竜巻発生、千人以上に被害(大紀元日本6月1日)
【大紀元日本6月1日】5月29日午後4時半ごろ、中国海南省海口市美蘭区三江農場の上山村と明堂村が竜巻に襲われ200件以上の家屋が屋根を吹き飛ばされ、一部の民家が倒壊した。千人以上が被害を受け、直接経済損失は四百万元以上に上る。「南国都市報」によると、29日午後4時半ごろ、強い日差しの空がみるみる暗くなり、続いて強い風が「ごうごう」という音を立て始めた。空には大小2本の黒い帯が現れた。まるで龍のような形で遠くからあたりをなめ尽くすような勢いでやって来て、屋根の瓦は雨が降る様に一つまた一つと地面に落ちていく。直径約40cmのトクサバモクバオウ(Casuarina equisetifolia)は根ごと引き抜かれ、セメントで出来た電柱は途中から折れてしまっている。竜巻は現地の高圧線の鉄塔4本にヒビを入れ、12本をなぎ倒した。また低圧線も25本がヒビや倒壊し、8ヶ所の村が断水と停電の状態であるという。竜巻が起きていたのはほんの10分ほどだった。
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▼四川大地震:救援活動による大量ゴミ、二次汚染のおそれ(大紀元日本6月1日)
【大紀元日本6月1日】四川省大地震の後、被災地に集まった各救援隊から出される生活ゴミ、作業ゴミが被災地の生態環境の脅威となっている。香港メディアは、おざなりに処理されたこれらの間接的なゴミは被災地に潜む疫病と、災害後の生態環境にとっての深刻な「二次汚染」を作りだすと指摘している。香港文匯報によると、多くの救援者が積極的に救援活動をしているが、これと同時に、環境保護がほとんどおざなりになっているという。香港が四川省汶川県映秀鎮に派遣した防疫任務の香港食物環境衛生署の高級衛生監督・梁科文氏と衛生署首席医師・莫昭友氏は、「防疫作業員が廃棄した防護服、カラになったペットボトルや弁当のパック、更には医療ゴミまでが至る所に捨てられていた」と伝えた。

莫氏は「医療ゴミは特殊な物なので使ったその日に処理を終えるのが一番良い。いずれにせよ今は気温が高く、もしこのままずっと放置され続けるなら疫病を生みだし、現地の自然環境に二次汚染を作りだすだろう」と見ている。また彼は、ある医療ゴミと生活ゴミが付近の河に捨てられているのを見つけ、「このようなやり方はとても危険だ。一旦水源が汚染されれば、こういった潜在的問題は処理するのが難しい」と指摘した。被災者の遺体処理と消毒作業について、監察医の藍偉文氏は「始めに遺体に液体の消毒薬を吹き付ける。液体は揮発が速いので遺体を殺菌する効果が高く、監察医も検査し易い。遺体の処理後、次に消毒粉をかける。パウダー状のものは保存期間が長く、また遺体の保存も良く、殺菌も出来る」と現地の防疫作業者に繰り返し指摘している。さらに、被災者の遺体を埋める時は、必ず水源から離すことを莫氏は指摘する。「現在の遺体処理方法は一時的な方法であり、最も良いのは火葬し深く埋めること…四川は自然の景観と生態環境で有名な地方。今回の地震災害で、生態環境は深刻な破壊を受けている。もし救援者による二次汚染を受ければ二重のダメージを受けることになるだろう」と警告している。
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▼震災孤児が大幅減 生き別れていた親らと再会(iza)
31日の新華社電によると、中国四川省民政庁は、四川大地震によって孤児となったか、その恐れのある子どもが1869人に上ることを明らかにした。5月25日時点では、5498人だったが、多くの子どもがその後、生き別れていた親らと再会したという。家族を失ったか、その恐れのある高齢者も2709人で、25日時点の4797人から大幅に減少した。