イスラエルからのニュース | 日本のお姉さん

イスラエルからのニュース

2008年5月28日(水)
***********************************************
*ヒズボラがクンタルらの釈放と引換えにアラド飛行士の

 情報を提供か。 1986年にレバノンで消息を絶った

 同飛行士の遺体は、2004年 の捕虜交換合意で返還され

 る約束だった。(H,P)

*オルマート首相に多額の現金を提供したタランスキー氏が

 「使途は知 らない」と法廷で証言。法的問題よりも、オル

 マート首相がタランスキー氏の金で豪遊したことに批判が

 集まっている。(H,P,Y)

*西岸地区の自治政府も、ガザのハマス政権も、住民の

 人権を蹂躙し反 対勢力を違法に弾圧しているとパレスチナ

 の人権団体が告発。昨年1 年間で市民から2000件の

 苦情があったという。(H,Y)

*所有権が争われているヘブロンの家を2年にわたって占拠

 していたユ ダヤ人入植者らを国防軍が排除する命令。(H,Y)

*ゴラン高原の返還には国会の3分の2以上の賛成が必要

 だとする法案 に、国会議員の過半数となる61人の議員が

 賛成。提案者は右派の議 員だが、国会への議案提出前に

 すでに過半数の署名を集めた。(P)

反イスラエルで知られる南アフリカのツツ大司教がガザを

 訪問。イス ラエルの攻撃と共に、ハマスのカッサム砲撃も

 非難した。(Y)

*エジプト警察がラファ付近で500キロのTNT火薬を発見。

 武装組 織がガザに持ち込む予定だったと見られている。(Y)

*イスラエルで拒食症が急増する中、病院では十分な対応が

 出来ていな いと専門家が警告。痩せた体にあこがれる

 女性が増えている。(H)

2008年5月29日(木)
*********************************************
*バラク国防相が、オルマート首相は辞任すべきだと発言。

 しかしオル マート首相は辞任の可能性を否定。「一人の

 証言で首相を有罪にはで きない」と語り、近日中に反論

 する考えを示した。(Y,H,P)

*オルマート首相の辞任は避けられないとの観測が広がり、

 多くの政党 が年末と予想される解散総選挙に向けた

 準備を開始。(Y,P)

*汚職疑惑でオルマート首相の政治生命が危うくなり、和平

 に影響が出 るとアッバス議長が懸念。ハマス幹部は、

 首相が世間の注意をそらす ためガザ侵攻作戦を行う可能

 性があると懸念を表明した。(Y,H,P)

*オルマート首相の側近だったザケン氏が、汚職事件捜査

 に関して警察 との取引に応じ、捜査に協力することを

 決めたとの報道。しかし、ザ ケン氏の弁護士は、そのよう

 な取引は無いと語った。(P,H)

*英国の大学教員組合が、イスラエルの研究者との協力関係

 を再考する よう組合員に要請。ADL(反中傷連盟)は「学問

 の自由を侵害して いる」とする抗議声明を出した。(Y,H,P)

*アムネスティが年次報告でイスラエルのガザに対する攻撃と、

 経済封 鎖を批判。しかし、ガザからのロケット砲撃も批判

 した。(Y)

*テロリストのクンタルを国防軍兵士と引換えに釈放すること

 に、イスラエル人の63%が賛成。反対は21%だった。(H)

ヒズボラのTV局から11万ユーロの資金を受け取り、米国で

 同局の 放送を配信する準備に携わっていた2人を、テロ

 支援罪で起訴すると米国の裁判所が決定。裁判は来年

 から。(H)

*先週にガザのエレズ検問所で発生した自動車爆弾テロで、

 付近の送電 線が破壊され、ガザ北部で大規模な停電。

 テロを実行したイスラム聖 戦は「意図したわけではない」と

 釈明している。(H)

2008年5月30日(金)
*********************************************
*オルマート首相の汚職疑惑について沈黙を守って来た

 リブニ外相が、 首相を批判し「我々は選挙の準備をすべ

 きだ」と発言。首相側近によ ると、首相も早期党首選で

 後継者を決めることに同意か。(P,Y)

*ネタニヤフ党首らリクードの議員が出席し、ゴラン高原で

 同地区の返 還に反対する集会。カディマの閣僚らも出席

 した。(P,Y)

*エルサレムに各国の安全保障担当者が集まり会議。米国

 のチェルトフ 長官は、過激思想からイスラム世界の人心を

 取り戻す戦いの必要性を 指摘。テロ組織との融和を図る

 西欧知識人を批判した。(P,H,Y)

イランが核弾頭の設計図を持っていたと、国際原子力機関

 が発表。米国は「イランの狙いは核兵器製造」と懸念を

 表明した。(P,Y)

*司法当局は、オルマート首相側近のメッセル氏の証言に

 注目。現金を扱った同氏の証言は重要証拠となる可能性

 も。(P)

ガザからイスラエルのキブツに

 迫撃砲攻撃。国防軍の反撃でハマスの メンバー

  2人が死亡、国防軍にも1人の負傷者が出た。(H,Y)

*ドイツ国会でイスラエル建国60周年の記念式典。ドイツ

 外相は、イ スラエル支持は国の責務だと明言した。また、

 イラン大統領のイスラ エル抹殺発言とホロコースト否定発言

 にも懸念を表明。(H,Y)

*シケルがドルとユーロに対して値上がり。1ドルが3.24

 シケルと、11年ぶりの高水準。現在、1シケルは32円と

 なっている。(H)

[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト 
http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretz.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」
http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp