ネパールのマオイスト
ネパールのマオイストは、
ネパールの王様が大嫌い。
インドのマオイストのグループとは仲間で
援助を受けている。武器は国王軍から奪ったものを
使ったりインドのマオイストからもらっていたようだ。
今は、選挙で第一党になって、びっくりしているところ
らしい。でも、ゲリラたちは、今、職が無くなって
どうしたらいいかわからず、とりあえず、山の中の3箇所の
訓練所で戦闘の訓練をしているところ。
取り決めで、国王側の軍もマオイストの軍も
自分の陣地からでないということになっている。
ネパール人は、ゲリラを正規軍に入れるのは危険だと
感じており、新しい国軍はゲリラ以外からリクルートしたい
ようだ。ゲリラたちは元々貧乏な農民で仕事をしたことがなく、
戦争しかしていない。
それで、今は国軍の兵士になることを夢見ている。
チュウゴクは、マオイストとは関係が無いと言っている。
チュウゴクは国王側に武器を送っていたそうだ。
英米とインドも国王側に武器を送っていたが、今はマオイストが
第一等の政党になったので武器を送るのは止めている。
マオイストは、最近では選挙で第一等の党になるまえから
国民から強制的に税金を集めたり、資産家の土地や建物を
奪い、国の中に国があるような状態だったそうだ。
国民は国王にも不満を持っているが、マオイストにも
恐怖心を持っているようだ。でも、みんな内戦に疲れていて、
ネパールをよくしてくれるならなんでもいいと思っている。
それで、選挙ではマオイストに票をいれたらしい。
マオイストのゲリラには女性が多い。ネパールでは女性の
地位は低いので、マオイストなら男女平等に扱ってくれるので
兵士になる人が多かったそうだ。
ネパールでは、亡命チベット人が、チュウゴク共産党に
対する抗議デモを頻繁に行っていて、割と自由にさせて
もらっていたようだが、インドでは、亡命チベット人はかなり
厳しい取り扱いを受けている。チュウゴク共産党は
ネパールに対して激怒し、インドには感謝の意を表明したとか。
欧米はネパールに、王様は象徴的存在にしておけば
どうかと提案したそうだが、どうも、王様は王宮からも
追い出されそうな様子。王様は、何も表明していない。
マオイストは共産党の一種。インドのマオイストも共産党。
インドには、あちこちにマオイストの拠点があって、政府軍も
入っていけないようなマオイストが制覇している地域がある
そうだ。