核漏れを隠蔽する中国当局=被災者「軍隊は全て他の省から。綿陽の軍隊は少しも被災地に来ず
【大紀元日本5月27日】四川省大地震により、被災者は悲惨な
生死の災難を経験した。中国共産党は地震予報を隠ぺいし、
地震情報に関して当局がデマとする情報を打ち消した。
地震後は被災地の水汚染、核漏えいの情報を打ち消し、
放射能が漏れ出していることを否定した。しかし綿陽市の
被災者・張さんは24日晩、記者に対し噂は根も葉もない
うわさではなく、我々地元の人間はみな実情を知っている
と伝えた。
張さん:私たちのこの付近ではよくない噂が3つある。
一つは水源汚染、
もう一つは疫病、
そしてもう一つは核による放射能汚染だ。
彼はこの中で人々が最も心配しているのは核漏えいであると
話している。
張さん:私たち民衆の間にはいくつかの噂があり、地下に
埋められている何ヶ所かはすでに崩れて容易に放射能が
漏れていると言われている。
綿陽市地元の人々はここにはたくさんの核工業基地と
核研究所があることを知っており、みなこの問題を非常に
心配している。
張さんによると、特に、この地区の各基地及び研究部門を
防衛するために駐屯している軍隊職員が地震後にいなく
なったという。
張さん:綿陽科学技術都市の今回の大地震では綿陽市に
駐在している全ての部隊は何の行動も起こさず、防衛の
ための駐在員も被災地に何の支援もしていない。
私たちの所にいる軍隊は全て他の省から来ており、
綿陽の軍隊は少しも被災地に救援に来ないのです。
この点もおかしなところです。小●(●=土へんに覇)では
地震中にこれほど多くの人が死に、これほど多くの人が
被災者になったのに軍人の影は全く見えない。
張さんも政府が発表したものを民衆は全く信用していない
ことを断言する。
張さん:今政府が話しているこれらのことは、どう発表しようと
皆信じない。特にこれほど大きな災害の後では、私たちは
地震では多くの人が負傷したが綿陽市街区の多くの地区
では何の報道もなかった。どれだけの人が亡くなったのかも
はっきりしない。
百川について言えば、全ての県都市は基本的には無く
なってしまった。
百川の多くの街や村でどれほどの人が死んだのかは分か
らない。報道では、基本的に放っておかれたのだと見ている。
新華社の記者は政府側の記者で、毎日私たちを探して話し
ていることは無駄なのに彼らに何を話せというのか。その時
私たちの多くの同僚は
「我々があなたたちに何を話せるというのですか」と言い返し
ていた。
さらに、核輻射の事も政府は明らかにし続けている。
政府紙も明らかにしている。話はデマだと。しかし、このデマ
も根も葉もないというものではない。
地元の人間はここに何があるのか皆知っている。政府は
どんなものがあるかは否定していない。しかし、漏えいが
あるかないかについては、政府は完全に否定している。
中国の民衆はすでにこれらの事は聞き慣れている。どんな
大きな嘘も。政府は隠ぺいするだけで、どれほど多くの人が
死んでも自分が死ななければそれでよい。いずれにせよ
中国人には誰も言う人はいない。
一人言っても他の人は話す勇気がない。西洋と比較すると、
西洋では誰かがそれに対し意見し、誰かが(独立した
第三者)がそれを監督する。
しかし中共には監督する人(独立した第三者)がいない。
調べによると、中共政府は四川省に研究用の原子炉、2つの
核燃料生産設備と2カ所の核兵器設備を持つという。
中国共産党の四川にある軍事核研究設備では今回の
四川大地震で職員が死傷しているが、総作戦部の馬健
副部長は、核施設は安全だとし、「部門では死者が出た
だろう。しかし核施設が原因で死に至ったとは言えない」と
述べた。
これに対し、米国科学者連盟(FAS)の核兵器専門家
ハンス・クリステンセン氏は、中共政府の「すべての
核施設は安全」という大雑把な言い方に疑問を抱き、
なぜ核兵器工場の情報を公表しないのか疑義を抱いている。
また、「この地区周辺が受けた広範囲な被害から見て、
核材料の軍事工場が地震による災害を回避できたとは
考えにくい」と述べている。
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四川大地震、化学汚染を阻止せよ!化学物質などを急遽、大移動
【綿陽(中国四川省)=福島香織】中国・四川大地震による唐家山せき止め湖(綿陽市北川県)の決壊に備えて綿陽市では、化学工場などの化学薬品の搬出や核施設にある放射性物質の安全確保作業を急いでいる。同市環境保護当局によれば、唐家山下流地域には58の化学系企業に8000トンの化学薬品類、12カ所の核施設に99個の放射性物質が存在する。
せき止め湖からの流水が及べば取り返しのつかない環境汚染を引き起こすだけに、中央の環境保護省からは30日夜までの作業完了指令が出ている。
トリクロルホンなど農薬殺虫剤原薬を製造している利爾化学工業(同市豊谷鎮)では29日日中、工場関係者らがフォークリフトなどで商品を次々と運び出していた。工場関係者はぴりぴりした様子で「撮影するな」などと取材を拒否しながらも「市政府が指定した安全な場所にちゃんとすでに搬出している。ほぼ完了した。問題ない」と言い切った。同市ではこの日午前のうちに緊急搬出対象の殺虫剤原薬や染料、硫酸、塩酸など危険化学物5000トンはすでに安全な場所に搬出されたという。
一方、環境保護省西南環境保護監督モニタリングセンターが法制晩報(29日付)などに語ったところによると、唐家山せき止め湖の決壊を防ぐために排水溝をつくり水を流す作業がすすめられているが、人工的排水が下流地域の「放射能源」に影響を与えるという。安全確保については、大型クレーンなど重機が必用で、28日夜時点で安全確保済みは10カ所にとどまっていた。
同省は30日午後7時(日本時間同8時)までに作業を完了するよう指示した。この「放射能源」が具体的に何かは明らかにされていないが、北川県の山の斜面に核兵器や放射能廃棄物が貯蔵されているといった未確認情報が一部で流れている。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080529/chn0805292334017-n1.htm
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北京で少し亀裂が走ったというニュース↓
北京:地面十数メートル亀裂発生、地震によるものか
【大紀元日本5月27日】5月25日午後、北京市内で市民は
揺れが感じるほどの地震が発生した。また、通州区にある
物流会社の裏庭のコンクリート地面に亀裂が発生し、
住民らは余震によるものとみている。これに対して、北京
市地震局は断定できないと示した。
「京華時報」によると、北京市民・劉さんは地震発生時に
9階のオフィスにいて、同僚と共に体で感じる揺れがあった
とし、数秒間続いたという。
また、午後4時20分ごろに、通州区国道103南側の納百川
物流公司の裏庭で作業していた舒さんは、突然大きい音
がして、コンクリート地面が2センチほど盛り上がり、亀裂が
生じたのを目撃した。
舒さんによると、亀裂は幅1センチ、深さ20センチほどで、
十数メートル先まで延び、止まっていたトラックの右前
輪辺りで止まったが、盛り上がった部分はトラックのタイヤ
を少し持ち上げたという。住民らは地震によるものだと
みている。
これに対して、北京市地震局は25日午後4時21分、
青川でマグニチュード6・4(M)の余震が発生したが、北京
には顕著な影響はなかったと示した。
地震局は市民からの問合せがあり、揺れが感じた市民の
殆どがビルの18階より上層にいる住民だとした。また、
朝陽、海淀地区からの連絡が多く、通州市に関する
報告はないと示した。
地元当局は通州の地面にできた亀裂について、まだ
地震によるものとは断定できないが、地震局関係者と
共に現場検証を予定している。地震局関係者は「今回の
地震は北京にには大きな影響は与えない」とし、夜に
なっても問い合わせがあったが、パニックにならないように
と呼びかけたという。
唐家山せき止め湖は26日ごろから決壊の危機にさらされており約16万人が避難しているが、汚染源の撤去や安全確保は遅れていた。中国ラジオなどによると、せき止め湖の決壊を防ぐための排水溝約300メートルはすでに貫通、今後この溝を適切な幅に掘り広げる作業が続く。28日から29日かけ小雨で作業は停滞していたが、30日から天気は良くなる見込みで、大雨さえ降らなければ6月5日までに危険を完全に回避できるという。産経ニュース