ロシア政治経済ジャーナル No.521 2008/5/29号 | 日本のお姉さん

ロシア政治経済ジャーナル No.521 2008/5/29号

★なぜ世界的エネルギー危機は不可避なのか?
全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!
いつもありがとうございます。
北野です。
全然関係ない話から入りますが、アメリカの赤ちゃんは
オバマさん支持らしいですね。
いますぐ確認してみましょう。

http://jp.youtube.com/watch?v=WBuEqzGm3VA&feature=related
(1歳の赤ちゃんが「オバマに投票せい!」と両親を説得)
さて、読者の南さんから、
「ガソリンがあがってしんどいです。石油価格はどこまであが

るのでしょう?」
短期ではわかりませんが、長期では上がりつづける

でしょう。説明します。
▼「投機資金が原油価格高騰の原因」ってなんですか?
原油価格は、短期と長期で見る必要があります。
短期の価格は投機資金の流れできまる。
長期の価格は需給関係できまる。
07年初60ドル台だった原油価格は、なんと130ドルを突破

してしまいました。
これは、普通のマクロ経済では解説できません。
だって、
アメリカ経済が減速する → 石油の消費が減る →原油

価格は下がる
となるはずでしょう。
しかし、そうなっていないのを「投機資金が・・・」と説明される。

<エネルギー白書>原油高騰は投機資金が相場押し上げ
5月27日10時48分配信 毎日新聞

 政府は27日の閣議で07年度のエネルギー白書を決定

した。
原油価格の高騰について、原油先物市場に流入する投機

資金が相場を押し上げていると指摘。

07年下半期の米国産標準油種(WTI)の平均価格1バレ

ル=90ドル程度のうち、需要と供給のバランスを反映した

実勢価格は60ドル程度で、3分の1の30ドル程度は

投機資金による押し上げとする分析を明らかにした。>

需要と供給のバランスを反映した実勢価格は60ドル程度

だそうです。
後は投機資金による押上げだと。
で、なんで投機資金が原油市場に流れ込んだのか?

<白書は原油高騰について、アジア諸国の需要が増加

しているほか、米国の低所得者向け高金利住宅ローン

(サブプライムローン)問題の影響で、金融市場からの

原油市場への流入が急増していることが要因と指摘

した。>(同上)

「(サブプライムローン)問題の影響で、金融市場からの

原油市場への流入が急増している」と。
なんとなく見えてきました。
もう少しわかりやすく補足しましょう。
世界の株式市場は6500兆円、債権市場は5700兆円。
これに対し、世界の原油価格決定に大きな影響を与える

NY原油先物市場は、たったの15兆円。
つまり投機資金がシフトしてくると、グワ~っと価格が

上がってしまうのです。
では短期的に原油価格はどうなるのでしょうか?
これは短期の株予測と同じで、なんともいえません。
ただ、お国の将来を考える場合は長期、つまり需給関係

がこれからどうなるかが大事。

▼なぜ世界的エネルギー危機は不可避なのか?
私は常々、「『食糧』と『エネルギー』を100%自給するべき

と主張しています。
今までだいぶ笑われましたが、食糧とエネルギー価格の

高騰で、最近は「昔批判してすいません」とワビのメールが

届いています。
ここから「ぶった斬り日本問題」を引用します
●引用ここから

「まず、自給が必要な理由から説明していきます。
長期的に見ると、世界的エネルギー危機が起こる可能性

が高いのです。 
第1の理由は、食糧と同じ。
人口が年8000万人増えている。
これは、エネルギー需要が年8000万人分増加していく

という意味です。
 
第2の理由は、世界経済が拡大していくこと。
年間8000万人子供が生まれても、皆原始人のような

生活をしていれば、エネルギー消費は増えません。
しかし、彼らは将来、家・テレビ・パソコン・自動車等々を

買う。
これらは全て、作るにも使うにもエネルギーを必要とします。
当たり前の話ですが、経済が拡大すれば、エネルギー消費

は増加します。
現在代表的なエネルギー源である、石油の消費を見て

みましょう。
米エネルギー省によると、一日あたりの世界石油消費量は、

2000年の約7700万バレルから、05年には8500万

バレル、10年9400万バレル、15年1億200万バレル、

20年1億1000万バレルと増加しつづけていきます。
石油消費量が特に急増していく見通しなのが、成長著しい

中国とインド。
同省のデータによると、中国の石油消費量は、1999年の

日量430万バレルから20年には1040万バレルまでに

2.5倍増加。
それまで年平均4.3%のスピードで増えつづけていきます。
インドは、1999年の日量190万バレルが2020年には

580万バレルに3倍化。
年平均の増加率は5.4%。
アメリカは、1999年の日量1950万バレルが2020年

には2580万バレルに。
2020年の時点でも、世界一の石油消費大国にいすわり

つづけます。
30年の予測では、中国の消費量は日量1500万バレル
アメリカは2760万バレル。
アメリカの世界需要に占める割合は23%で依然として首位。
中国は13%で2位。
 
第3の理由は、新エネルギーの普及が進まないこと。
2000年の時点で、石油は世界のエネルギー消費の39%

を占めていました。
2位は石炭で24%、3位は天然ガス(22%)4位原子力

(6%)とつづきます。 
2020年にはどうなるのでしょうか? 
37%が石油。
20年間で2%しか減らない。
減るといっても、エネルギー消費全体内の割合が減るだけで、

量は前記のように増加しつづけていきます。
2位は天然ガス(29%)、3位石炭で22%。
残り12%の中に原子力、水力、風力、太陽エネルギー、

燃料電池などが含まれる。

1996~から2020年まで、石油消費量は年平均1.8%

ずつ増加していく。
天然ガスは同期に、年平均3.3%づつ増加、

石炭は1.7%、原子力はマイナス0.4%となっています。
おわかりでしょうか。
新エネルギーと期待される、風力・太陽エネルギー・燃料

電池を全部あわせても、20年の段階で全エネルギー消費の

5~6%にしかならない。
 
第4の理由は、石油が枯渇する日が近づいていること
カナダ、ベトナム、イギリスは5年後(2012年)に枯渇し

はじめる。 
ノルウェーは7年後、アメリカは10年後、トルクメニスタン

11年後、ロシア18年後、メキシコ20年後、カザフスタン26年

後、ナイジェリア29年後、カタール54年後、サウジアラビア

84年後、クウェート126年後、イラク127年後。
もちろん石油は地下にあるものですから、正確な数字は

わかりません。
上の予測も当たるかどうかわかりません(例えば、メキシコ

政府は07年3月、同国の石油は後9年で枯渇すると発表した)。 
いずれにしても、消費量が増えつづけることを考えると、

2040年頃には深刻な問題が起こってくるでしょう。 
そうなると、石油の値段は、長期的に上がりつづけることに

なります。

石油価格は、投機筋の動きで上がったり下がったりします。
しかし、長期的には中国、インド、その他の国々の経済

成長が理由で、上昇しつづけていくでしょう。
 
次の段階は、石油が枯渇してくる。
そうなると、石油、天然ガスが集中している、中東、ロシア、

カスピ海、南シナ海で取りあいが起こる。
アメリカが「大量破壊兵器のない」イラクを攻撃した。
全然資源がらみでないと考えるのは、平和ボケです。
特に、アメリカと中国が将来、激しい資源獲得競争を繰り

広げることになるでしょう。
 
日本は、どうすればいいのでしょうか?
平和を希求する日本は、アメリカや中国のように力で資源を

確保することはできません。 
ですから、日本はエネルギー自給率100%を目指すべき

なのです。 
どうやって???

▼メタンハイドレートが日本を救う
「脱石油」というと、まず皆さんの頭に浮かんでくるのは

「原子力」でしょう。 
しかし、ロシアに住む私は、チェルノブイリ原発事故の被害に

あった人たちの悲惨な状況をよく知っています。
国土の狭い日本に原発をドンドン建てるというのは、お薦め

できません。 
そして、風力、太陽光発電、燃料電池もなかなか普及が

進まないという予測。
日本に救いはないのでしょうか?
あるのです。

それがメタンハイドレート。
簡単にいうと、「凍結状態のメタンガス」。 
メタンハイドレートは、メタンを中心に周囲を水分子が囲んだ

形になっている物質です。
永久凍土や海底に存在していますが、ほとんどは海底に

あります。 
メタンハイドレートの見た目は氷と同じ。
しかし、火をつけると燃えるので、
「燃える氷」
と呼ばれます。
1立方メートルのメタンハイドレートを解凍すると164立方

メートルのメタンガスになる。
石油、石炭と比較すると、燃焼時の二酸化炭素は半分ほど。
温暖化対策にも有効な新エネルギーで、燃料電池のエネ

ルギーとしても使えます。 
アメリカ地質調査所とエネルギー省のデータによると、世界

のメタンハイドレートは、陸域で数十兆立方メートル、海域で

数千兆立方メートル。
これは、世界天然ガス確認埋蔵量(145兆立方メートル)の

数十倍。
天然ガス、原油、石炭の総埋蔵量の2倍以上といわれて

います。
まさに世界を救う新エネルギーといえるでしょう。
ここからが重要。
メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかって

います。
アメリカエネルギー省によると、南海トラフ(東海地方沖から

宮崎県沖)北側に4200億~4兆2000億立方メートル。
地質調査所の調査では、南海トラフ、北海道周辺海域に、

6兆立方メートルが存在する。
これは、日本の天然ガス使用量の100年分(!)に匹敵します。
日本近海は、なんと世界最大のメタンハイドレート量を

誇っている。
そのため、日本は石油枯渇後、世界最大のエネルギー資源

大国になる可能性があるのです。
これは、眉唾でもトンデモ系でもありません。
ウソだと思う人は、政府に問い合わせてみてください。
そして、夢物語でもなく、政府、東京ガス、三井造船、

三菱重工、日立製作所、日石三菱などが、研究開発に

取り組んでいます。
具体的には、01~02年に南海トラフで詳細なメタンハイド

レート分布調査が実施されました。
カナダのマッケンジーデルタでは02年3月、カナダ、アメリカ、

ドイツの共同研究チームが、産出実験を実施。
世界ではじめて、地下天然メタンハイドレートからメタンガス

を遊離、地上で燃焼させることに成功。
04年、南海トラフ16地点で採掘が行われ、メタンハイド

レートの存在様式調査が実施されました。 
今後、11年までに日本周辺海域で、メタンハイドレートから

メタンガスを生産するための実験が実施されていく。
そして、2016年から実用化されていく予定なのです。 
順調に行けば、日本のエネルギー自給率100%も不可能

ではありません。

●引用ここまで。
世の中には、予測できる未来と予測できない未来があります。
食糧とエネルギーは「予測可能な未来」
方向性ははっきりしているのですから、「無理だ!」「無理

だ!」といわずに1%でも自給率を上げる道を模索していく

べきでしょう。
ここではメタンハイトレードの例をあげましたが。
例えば、政府が主催して、毎年「風力発電・太陽光発電効

率コンテスト」を開いたらどうでしょうか?
そして、コンテストに勝利した発電機を国・県・市の施設

(例えば学校・市役所等)に設置していく。
いらん道路建設にまわす金を、クリーンエネルギーの普及

と自給率アップに使えばいい。
勝利した企業には大量注文が来ますから、死に物狂いで

効率アップに励むことでしょう。
効率がよくなれば、日本中の一般家庭も取り付け、
「あまった電気を電力会社に売って、副収入を得ましょう!」
なんて話もじゃんじゃん出てくることになるでしょう。
千里の道も一歩から。

(おわり)

↓世界情勢の裏側を
●資料つきで全部知りたい欲張りな方はこちら。
●え”~中ロ同盟が米幕府を滅ぼす???
仮想敵同士だった中国とロシア。
アメリカの執拗ないじめとカラー革命に激怒したプーチンは、

ついに東のジャイアントパンダ(中共)と提携することを決意

します。
日本人が知らないうちに(悪の?)薩長同盟は成立し、

米幕府体制は崩壊にむかいます。
素人目にもアメリカの覇権後退が明らかになってきました。
その真因を、中学生でもわかるように解説する

(豊富な資料つき)
★ロシア政治経済ジャーナル 北野幸伯の新刊!
★★オンライン書店ビーケーワン社会・政治・時事部門1位!
★★★大新聞からも絶賛の嵐!

●朝日新聞07年11月18日
「ロシアの揺さぶり策から、アメリカの世界戦略に改めて気づく

ことができる本だ」
●産経新聞07年11月27日
「混迷する世界情勢についてユニークな視座を提供する

書物が登場した。」
●読売新聞07年12月17日
「「日本は、いわば米国の天領。米国がしっかりしている

うちはいいが、中国やロシアが台頭したらどうなるか・・・。」
憂国の情に根ざしたロシア発の言論活動を今後も続けて

いく構えだ。」

「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日-一極主義vs多極

主義」(草思社)(詳細は→ http://tinyurl.com/yro8r7  )
PS2 「あとがき」からお読みください。
★↓お奨め本へ   
★(いつまで続くかわからない)北野のお薦め本コーナー!
このコーナーでは、中学時代病気で死線をさまよい、高校

時代クラス一の落ちこぼれで先生に見捨てられたRPE

北野が、なんやかんやとサバイバルしているのに、

役立っている本・DVDを紹介しています。
戦争・テロ・デフレ・財政赤字・失業者・リストラの増加、

こんな厳しい時代ですが、せめてRPE読者の皆さんは、

健康で幸せで豊かに生きていけますように。
★「ユダヤ5000年の教え」ラビ・マービン・トケイヤー
実業之日本社(詳細は→   
http://tinyurl.com/eca8t   )
世界一謎の多い民族といえばユダヤ人。
世界にわずか1400万人しかいない。
日本人の10分の1以下です。
しかし、有名人・成功者の多さといったら、他民族の比較に

なりません。
例、キリスト・マルクス・アインシュタイン・フロイト・キッシン

ジャー・ロスチャイルド・ソロス・デル・ドラッカー・スピル

バーグ等々。
あ、ナタリーポートマン。(^▽^)
私もロシアにきてから、ユダヤ人にとても関心を持ちました。
というのも、ソ連崩壊後ゼロからスタートして新興財閥に

なったのは、みんなユダヤ人だったのです。(!)
クレムリンのゴッドファーザー・ベレゾフスキー、メディア王

グシンスキー、ロシアー英国1の金持ちアブラモービッチ、

統一エネルギーシステム社長チュバイス、モスクワ市長

ルシコフ、ユコスのホドロコフスキー元社長等々。
で、周りを見ても、ユダヤ人はソ連崩壊後の混乱を切り抜け

サクサクと成功の階段を昇っていきました。
彼らのほとんどは、他のロシア人と同じ位置からスタートした。
ですから、そこに陰謀論の入り込む余地はありません
北野「どうしてユダヤ人ばかり、成功していくのだろう?」
長い探求の末、入手したのがこの一冊。
結局、ユダヤ人の哲学が、彼らを偉大にしている、金持ちに

しているのだということがわかりました。
例えば私たち日本人は子供のころお金の話はしません。
しかし、ユダヤの聖典タルムードにはこうあります。
「ふくれた財布がすばらしいとはいえない。しかし、カラの

財布は悪いのだ」
「世界には三つの重大事がある。金・金・金」
こういう哲学で育てられた人々に、「金持ちが天国に入る

のは、ラクダが針の穴を通るより難しい」と教えられて

育ったキリスト教徒、「色即是空 空即是色」の仏教徒が

ビジネスで敗れるのは必然です。
30歳になって野球を始めた男性とイチローが対決するよう

なもの。
こんなことを強調すると、「お金もちになるより幸せでいた

ほうがいい」の日本人は、「ユダヤ人てやっぱり嫌なやつ

らですね」と誤解しそう。
しかし、金の話ばかりじゃないんですよ。
「善行の最大の報酬は何か?もう一つ善行ができることで

ある」「成功の半分は忍耐だ」
「見知らぬ人に親切にするのは、天使に親切にするようなもの
である」
「人間が天地の最後の日に作られたのは、傲慢さをなくす

ためである」
ユダヤ教と他宗教の違うところは、その現実性・有用性・

即効性でしょう。
著者は、日本ユダヤ教団の初代ラビ(ユダヤ教の牧師)で

ホンマもんのユダヤ人。
この人からユダヤの哲学が学べるのは幸せです。
成功したい人、金持ちになりたい人、幸せな家庭を作りたい

人みんなに読んで欲しいすばらしい本です。
(でもキレイ事が大好きな人は読まないほうがいいかも。。。)
そしてこの本は、未来を背負っていく若き日本人にも是非

よんでほしいです。
「エルサレムが滅びたのは、教育が悪かったからである」
北野絶対お薦めの名著です。(^▽^)
★「ユダヤ5000年の教え」ラビ・マービン・トケイヤー
実業之日本社
(詳細は→   
http://tinyurl.com/eca8t   )
★★★今までに紹介した、絶対お薦め本はこちら↓
(めちゃくちゃ面白く・役立つ本ばかりを厳選してありますよ!

(^▽^)http://www.geocities.jp/rpejournal/
★山本様からのおたより
北野様
お久しぶりです。
いつもライブな情報をありがとうございます。
今号での寮のルームメイトが酔って謝って来た、というエピ

ソードには考えさせられました。
憎むべきは共産主義…なのか、相互扶助の精神を標榜

してもそれを実践するだけの良心が元々人間には

備わっていないのか。
どちらにせよ、現状で日本が立つべき瀬は「民主主義」

であることは当然でしょう。 
当方、米国ミシガン州より神奈川県に引っ越して3ヶ月が

経ちました。
この間、息子が地元の公立小学校に入学し、通い始める

という大きな動きがありました。
息子は米国とは勝手が違う日本に生活に戸惑いながらも

友達を作り、何とか毎日を過ごしているようです。 
さて、先日北野さんが主張しておられた「米飯100%給食」

ですが、私も心から賛同するものです。
そこで現状の一つの指標として、息子の小学校での

事例をお伝えします。
入学して2週間ほど経ってから始まった給食ですが、

聞いて驚きました。
現在、「2週間に5回」のペースで米飯が主食となって

いるそうです。
それも神奈川県内産米100%。
北野さんの主張なさる「100%米飯」とは未だ隔たりがあり

ますが、現状で「50%米飯」を達成している訳です。
自分の小学校時代を思い出すと、私が通った昭和40年代

後半の福岡市立の小学校では、米飯給食は5、6年生の

時になってようやく月一回程度の割合で行われていた

ように記憶しています。
それから考えると現在の息子の小学校の事例は遥かに

北野さんの主張に沿ったものであり、心強く思います。
神奈川県の一自治体での事例であり、県内他自治体、

また他都府県の状況はまったく分かりませんが、

少なくとも一部では改善の方向にあるもの、と言えましょう。
また昨今の小麦粉価格高騰を見ると、この傾向は更に

進むものと考えるのが自然です。
瓢箪から駒、ではあっても、国益に沿う方向で事態が

動くであろう、と予測できるのは痛快であり安堵させら

れます。
また問題になった「犬食いスプーン」ですが、息子の

小学校では使用されていないそうです。
米飯を食すときは箸。スープ類はスプーン、と使い分けて

あり、更に食器類は陶器製といいますから、自分の

世代との差に驚かざるを得ません。国は豊かになった、

ということでしょうか。 
それでは今後も国の行方を照らす情報を配信してくださる

ことを期待しつつ。

★北野絶対お勧めメルマガ
1、軍事情報日本一!これを読まずに今の世界は語れません。
★完全無料。
登録はいますぐ→ 
http://www.mag2.com/m/0000049253.htm
2、中国情報日本一!Xデーはいつくる?
★完全無料
≪ WEB 熱線 ≫≡アジアの街角から≡
登録はいますぐ→  
http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html
★編集後記
今日のおたよりですが、私も
「日本は奇妙に正しい方向に導かれている」
と感じることがあります。
例えば、


・世界的食糧価格の高騰や毒ギョウザ事件で
「自給率アップ」の機運が芽生えている

・世界を見ると穀物価格が2~3倍化している国
もザラにあるのに、日本は「米自給率100%」の
おかげで、それほど被害を受けていない

・日本の銀行は欧米比でサブプライムの被害が
少ない

・チベット問題で勝手に世界的反中の機運が形
成されてきた

・勝手に中ロ間に不信が芽生えている

・アメリカではガソリン価格の高騰で大型車が売
れず、スクーター・自転車が売れまくっているの
に、日本ではほとんどライフスタイルが変わって
ない(世界比で、被害が少ない)
等々。
そういえば、森さんが昔、「日本は○の国」といっ
ておられましたが。。。
RPEジャーナル
北野幸伯

○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯

~~~~~~~~~~~~~~~~~

日本のお姉さんの意見。↓

メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかって

いて開発中ならば、なおさら日本は資源大国になる前に

軍隊を持っていないと、外国にいいようにされます。

イラクのように攻撃されて支配されるかもしれない。

チュウゴクなどは、東シナ海のガスを横取りしているし、

尖閣諸島もチュウゴクのものだと勝手に主張しています。

ちゃんとした軍隊を持たないで資源大国になろうと

するのは、どう考えてもおかしい。

我が家には、幼い女の子がいる。隣には

欲望のままに動いている

強姦魔の兄ちゃんがいる。

あちこちの女性と変なウワサがあり、すでに幼い娘も

ストーカーの対象にされているのに、

何の手も打たないまま、自分の娘がどんどん成長し

とびっきりの美人になっていくということです。

隣の強姦魔の餌食になるのは、今から目に見えている。
警戒しない親はアホです。

もう一度書きます。

メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかって

いて開発中ならば、なおさら日本は資源大国になる前に

軍隊を持っていないと、外国にいいようにされます。