アジアの街角から | 日本のお姉さん

アジアの街角から

体験回想録 ▽▼      by リー将軍さん(70才男性)

☆ 1980チベット偵査旅行記(3) ――――――― 2008/05/26
私らは20日ほどチベットに滞在し、後に上海に戻りボスに報告した。
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チベット人の漢人に対する反感はあります。ーーー文化大革命でラマ教弾圧がその原因かもしれません。だが、とてもそんな独立運動の機運など見られません。ただ、北京政府支配が強過ぎます。チベット人の自治権を高めてやることは必要と思います。
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・・と・・だが、世界各地でのチベット亡命政府の活躍もなかなか盛んであり・・私らの旅行は短期間で、チベットの実情をよく把握しておらず、やはり「チベットの独立かなあ~」などとボンヤリ思っていた。世相の威勢に押されて、黙ってるが勝ちと思い西暦2000年までは沈黙してきた――――。
ダライラマ法王も、「将来におけるチベットの政治形態の指針と憲法の基本要点」(1992年01月)
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憲章は、国際連合の世界人権宣言を遵守することを宣言し、すべてのチベット人に対して、法のもとでの平等と、性別、宗教、人種、言語、出自による差別なき人権と自由とを保証するものである。
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と、独立を求める発言を繰り返しておられたし――――。
だが2000年に入るや、ダライラマ14世も、チベットが経済的にも地形的にも、また民族意識からも独立は無理であり、チベット人の人権を高めるべきで、高度な自治権獲得のため、北京政府との話し合いを求める方針に転換された。・・・初めからそうだったのかもしれないが、取り巻きがそれを許さなかったのかもしれない――――。私たちが、30年前の、短期の旅行ではあったが、その時の気持とまるで同じである。今 この日本で「チベット独立だ!」と騒いでおられる政治家・評論家諸士、また、この板での愛国嫌シナ論者よ、・・・君らは一体、どのような独立国家チベットを考えて叫んでおられるのか・・・そこを説明してもらわなくてはならない。

創価学会や統一教会を批判しながら、一方チベット独立を咆哮されておられる方もいるーーーこの聖俗併せもつラマ教の存在と、独立後の位置をどうみるのか?私は、元首はダライ・ラマ14世しかおらぬと思うが・・この本人が独立後の国家維持に自信がないと申され・・チベット人の自治権拡大を求められておるこの現況で。私は現在のチベットの受難は知らない。だが、30年前に短い期間ではあるがチベットに入り現地の人とも接してきた。そして、その上でダライ・ラマ14世と同じ気持になっている。君らはチベットに入ったことはあるのかな? そして今、ダライラマとは手を切り、独自のチベット独立論をブツとゆうのかな? ここをはっきりさせねばいかぬ。「安保反対!」の反対遊び、お祭りだけでは駄目なのである。

常識で考えればよく分かる・・1950年のチベットへの中共の軍事介入以来もう58年の歳月が経過した。1932年の満州国建国、その9年後、ハルノートで日本のこの権益放棄要求があるが、開拓移民団の問題など、断腸の思いでハル・ノートを拒絶した・・満鉄資産にあれほどの執着を示した日本国。

今、チベット青蔵鉄道を失うことが中国民にどれほどのショックであろうか。道路・橋梁などのインフラ、さらに工業工場群にいかほどの資金資材を中国が投じたかを惻隠することなく、・・「第二のハルノート」を中国に突きつける余裕と実力が、果して日本にあるのであろうか?1941年の日本国民の情感を思うとき、今、中国の国民に強烈なるナショナリズムが自然発生的に起きていることに、私は何んら不思議だとは感じない。

?ナショナリズムは日本人だけのものかや?
どうしてチベット問題は欧州に任せないのか。どうしていま日本がシャシャリ出なければならないのか、分からんのよのう~・・。日本はもっとやることがあるでしょう。・・もっと国益を考えるべきです。北鮮拉致問題がもっと重要だ。日本の食の安全がもっと重要だ。尖閣の海底資源の共同開発のほうがもっと重要だ。中国に文句をつけるならば、チベットのことより、南京虐殺30万人説に文句を垂れるべきよ。こちらのほうが、日本の国益にとってずっとずっと大事と思いますがねえ~。= つづく =
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┃▼▽ 硬派的題目 ▽▼               by OJIN

☆ 日本政府奨学金留学生問題の誤報を正す ――――――2008/05/26

長野での聖火リレーの時の中国人留学生の応援ぶり、に憤る読者から「日本政府奨学金外国人留学生」についての投稿が某有名メルマガに掲載されたために、内容がかなり粗雑(故意の歪曲?)で、翌日訂正文が載ったにも関わらず、最初の投稿内容のままであちこちのブログやBBSで採り上げられるようになり、ーーー間違った情報が拡散する事態になってしまいました。少々のミスならばマスコミの報道でもちょくちょく見かけるところですが、これはかなり故意に歪曲された内容ですし、日本政府の名誉にも関わることなので、注意喚起の一文を投じることにいたしました。
┌──────────「2008/04/27/某有名メルマガ」
―― これが真実なら、怒って当たり前!

以下のレポート、どなたかその真実を明かしてくださいませんか?
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いつもメールマガジンを楽しみに読んでおります。秋田県在住の**と申します。長野での多数の傍若無人の中国人留学生を目にすると、自分はいったいどこの国に住んでいるか疑問に思ってしまいます。その留学生ですが、以下のようなカラクリがあるようです。2ch情報なのでそ
のまま信じる訳にはいかないですが、ここまで日本はきたようです。是非とも皆さんにお知らせ願えないでしょうか?こんな情報を聞くと、怒りを通りこして哀しみを感じます。
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中国人留学生に対する日本政府の思いやりです。中国マフィアの利権にもなっています。偽留学生もたくさんいます。そして、日本政府は中国人留学生を百万人まで増やそうとしています。

1)奨学金/月額142,500円(年171万円)
2)授業料/国立大学は免除、公立・私立大学は文部省が負担(年
  52万800円:現時点)
3)渡航旅費/航空券支給 東京-北京 (111,100円)
4)帰国旅費/奨学金支給期間終了後所定の期日までに帰国する場合は航空券
  を支給 (111,100円)
5)渡日一時金/25,000円
6)宿舎費補助/月額9,000円または12,000円 (年144万円)
7)医療費補助/実費の80%

上記 1)+2)+3)+4)+5)=380万円!年に380万円。しかも返還不要。全て血税です。しかも支援・支給額です。返さなくていい。貸与の奨学金すらもらえない日本人が多いのに。中国人韓国人留学生は当たり前の支給と思ってる。

繰り返し、言います。年に262万円ですよ。4年いたら1051万円です。税金ですよ。経済的事情で大学や大学院への進学を断念する日本人が多くいる中で。しかも10万人。なんと2620億円です。なんで怒らないの?血税ですよ。

留学生数(平成18年5月1日現在の数)
中国 74,292人 63.0% 韓国 15,974人 13.5%
平成19年度外国人留学生在籍状況調査結果
http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data07.html
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┌──────────「2008/04/28/某有名メルマガ」
昨日のわが日記においての読者からの情報で「2ch情報なのでそのまま信じる訳にはいかない」と、キチンとそのソースを明かしてくださった上で掲載しました分につき、以下のような訂正=新情報が届きましたので、お知らせいたします。

<<OJIN @「アジアの街角から」でございます。
さて、本日配信号の中の、下記の記述についてですが、
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中国人留学生に対する日本政府の思いやりです。中国マフィアの利権にもなっています。偽留学生もたくさんいます。そして、日本政府は中国人留学生を百万人まで増やそうとしています。
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「中国人留学生に対する日本政府の」とありますが、これは「外国人留学生に対する日本政府の」の誤りです。(ソース投稿者の故意?)
また、「渡航旅費/航空券支給 東京―北京(111,100円)」についても、

日本政府(文部科学省)奨学金留学生募集要項によると、「渡日する留学生の居住地の最寄りの国際空港から成田国際空港(または配置大学が通常の経路で使用する国際空港)までの下級航空券を交付」となっていますので、正確ではありません。在外公館がどのようなルートで交付航空券を入手するのかは分かりませんが、この(11万1100円)という金額は中国元ならば7700元ほどになり、東京―北京の片道エコノミークラス=下級航空券ではありえない高額です。この投稿ソースは「2ch情報なのでそのまま信じる訳にはいかない」とされてはいますが、情報ソースはかなり中国に意趣を含んでいるように感じます。
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中国留学生が「7万4292人と全体の63%を占め」についても、
留学生全体の63%というのは間違いありませんが、その7万4292人の全部がこの「日本政府奨学金での留学生」ではありません。ーーー留学生には、この制度のように、日本国の国費に拠る者や、相手国の国費に拠る者、さらに私費留学生、その他、と様々な種類があります。

この日本国の国費による留学生制度による留学生の最新のデータは見つけられませんでしたが、2005年5月1日現在のデータによると9891人となっていました。勿論これは全世界各国からの合計であり、中国人留学生だけという訳ではありません。他の国では直接現地の日本大使館への個人志願も可能ですが、中国の場合は、北京の日本大使館が中国の政府組織である「国家留学基金管理委員会」に大使館推薦枠人数の全てを委託しています。北京日本大使館に問い合せはしておりませんので、人数については分かりませんけれど「国家留学基金管理委員会」が選抜して日本側=北京大使館に推薦しています。中国の、大学生を持つ父母に日本国費外国人留学生制度の話をしましたら、皆一様に「それは素晴らしい制度です!私の娘や息子も応募できるんですか?」と顔を輝かせましたが、「国家留学基金管理委員会」が取り仕切っているんですよ、と話しましたら、「あ~、それではダメです。あそこはほんとに難しくて北大=北京大学)清華=清華大学)に入れるぐらいじゃないと無理ですから、ウチのじゃ夢のまた夢です」ーーーということでございました。
※「北大清華」というと、日本ならば「東大一橋」というぐらいの感じです。ーーーこれで学力優秀なのが来ているらしいとは分かりました。が、しかし、優秀だけれども「反日」というのでは困るわけで、北京大使館はそのへん抜かりなくチェック・・・しているんでしょうか??‥‥‥ おそらくは ‥‥‥

ただ、あの投稿ソースに書かれていた「中国マフィアの利権」や「偽留学生」などが入り込める余地は微塵もないようです。

┌────────「日本国費外国人留学生とその待遇(2007度)」
        
http://www.studyjapan.go.jp/jp/toj/toj0306j.html

(大学院レベル)研究留学生   :世界168ヶ国・地域 4030人

(大学院レベル)教員研修留学生 :開発途上国等64ヶ国  155人
以上
奨学金 月額170000円
授業料 国立大学法人及び高等専門学校機構不徴収、公私立は文部科学省負担
渡航旅費 往復渡航費=航空券)支給
渡日一時金 一律25000円
医療費補助 予算の範囲内で支給(実費の80%を限度とする)
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(学部レベル)学部留学生  :開発途上国100ヶ国・地域 478人

(学部レベル)日本語日本文化研修留学生:世界74ヶ国・地域340人

(学部レベル)高等専門学校留学生:開発途上国40ヶ国・地域 90人

(学部レベル)専修学校留  :開発途上国等49ヶ国・地域 110人
以上
奨学金 月額134000円
授業料 国立大学法人及び高等専門学校機構不徴収、公私立は文部科学省負担
渡航旅費 往復渡航費(航空券)支給
渡日一時金 一律25000円
医療費補助 予算の範囲内で支給(実費の80%を限度とする)
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合計 5203人
プラス、日本国費外国人留学生には以上の他に、ヤング・リーダーズ・プログラム=YLP留学生があります。
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アジア諸国などの、将来のナショナル・リーダーとして活躍が期待される若手の行政官などで、大学卒業者で行政機関及び企業などで3~5年以上の実務経験のある者が対象。候補者は対象国の推薦機関から推薦される。
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日本の国費による外国人留学生制度なんてのは、実はこのようにお寒い限りの細々としたものにしか過ぎないのです!OJIN は外国人留学生受け入れの「超」推進論者です。お時間のございますときに、こちら ▽ のページも覗いてみてください。
「留学生100万人を!全世界から!」
http://chinachips.fc2web.com/00hyakuman/index.html
 = この稿おわり =
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日本のお姉さんの意見。↓

日本に来る留学生はほとんど中国人。

長野で暴れたようなのを100万人も入れると

日本人は、常に中国人に遠慮して好き放題

させて、自分たちが日本の警察に取り締まれる側になる。

つまり、日本人でアリながら、二等、三等市民に、、、。

大学の先生は、チュウゴクの国費留学生は

優秀とは限らないと言っていましたよ。

アレは、コネなんでしょうかねえ。って、言っていましたよ

いつも国費の研修生を受け入れてくれと、

言ってくる日本人のじいさんがいて、

どういう知り合いなのか知らないが、連れてくるそうです。

大学教授がOKと言えば、研修生が大学院に入って

くるそうです。優秀とは限らないが、日本の国費で

入って来ます。

しかも、彼らは日本の大学からアメリカの大学に移るのは

簡単だと途中で気が付くと、アメリカに行ってしまう

そうですよ。優秀とは限らないけどチャンスを掴むのは

上手いのです。