都市では脱クルマ、地方ではクルマ依存。(大日本セキュリティ)
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼都市では脱クルマ、地方ではクルマ依存。(大日本セキュリティ)
個人的に興味深い記事があったので紹介します。
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ITメディア www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/22/news099.html
・歩行者を守れ――車の外に飛び出るエアバッグ、
豊田合成が開発中
(車体の外側に飛び出るエアバッグの開発を豊田合成が
進めている。歩行者が車と衝突したときの衝撃を和らげる。)
自動車部品などを製造している豊田合成は、車体の外側に飛び出るエアバッグの開発を進めている。歩行者が自動車と衝突したときの衝撃を和らげるのが狙いだ。「人とくるまのテクノロジー展2008」(パシフィコ横浜、23日まで)で、自動車の模型にエアバッグの模型を付けて展示していた。従来のエアバッグは、運転席や助手席などから車内に向かって開き、乗車している人を守る。同社が開発に取り組むのはその逆で、車体の外側に飛び出る。車と歩行者が衝突する直前に、車体のフロントグリルとワイパーの下の部分からエアバッグが飛び出す仕組みだ。飛び出たエアバッグは、フロントガラスの下の部分とフロントグリルをすっぽり覆い、歩行者が自動車の前方と衝突したり、衝突したはずみでバンパーに乗り上げた際の衝撃を吸収する。走行中に人が近づくと、車体に取り付けたセンサーが感知し、エアバッグが衝突前に開く――という仕組みを想定しているが、センサーの開発が難しいという。「車庫入れなどの際にエアバッグが誤って開いてしまってはいけない」(説明員)実用化の時期は未定だ。車体の外側に飛び出すエアバッグが搭載された自動車はまだないという。昨年の東京モーターショーでは、本田技研工業が、車体が柔らかいシリコンでできた自動車「PUYO」を参考出展していた。「運転手だけでなく、歩行者も保護していこうという発想は近いと思う」(説明員)
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エアバッグが外に飛び出す事になるとは...。日本だけではなく人命コストの高い先進国では、こういう流れになっているのでしょう。最近はカーナビゲーションシステムの普及で、渋滞する幹線道路をさけて、路地みたいな細い道を通る自動車が増えており、結果として人身事故が発生件数が増加する傾向にあるそうです。しかも、原油高騰でガソリンを中心に、車の維持費用が上がっており、自動車保険の負担が重くのしかかっているユーザーも少なくないはずです。重い人身事故を起こして、月々の支払い額が跳ね上がるなんて事になったら最悪ですね。
ともかく、安全のコストがどんどん上昇し、結果的に脱クルマの動きを加速させる事になると思います。こういうムーブメントもあるようですし...。しかし、一方で公共交通機関が衰退する地方では益々、クルマ依存になっているのも事実です。都市生活者と地方生活者のライフスタイルを分ける最大の要素はクルマの有無という事になりそうです。
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★車1台火の車時代になって来ましたね。都市は社会インフラが整ってる処では 大量輸送には電車の方が効率が良い。日本の国土は米国のように都市と都市の間隔が 飛び地状態では無いし、背骨が山岳地域なので、沿岸部に平地があるし長い間鉄道輸送に社会インフラを投下したので、日常の生活も都市部では公共機関で間に合う。 地方都市に格差があり市内交通網が便利な地域だと自家用車は、駐車場が家族の分まで確保できないので、車の保有台数が制限できるが、田舎では交通の手段が自家用車になってるので、経済負担が重い。もう郊外への拡散する戸建て住宅開発は止める時期が来たと思います。 美田を潰して個人住宅を郊外へ郊外へと求めて来た時代は終ったのです。欧州では公共機関の見直しが起きています。下記をご覧ください。
◎特集1 検証ゴムタイヤトラムhttp://eurotram.web.infoseek.co.jp/lrt/sp/sp01.htm
近年フランスでは新しいタイプのトラムとして、ゴムタイヤトラムが開発されました。トラムは比較的安価に建設できると言っても、それなりに建設コストがかかるので、もっと安価なトラムとして開発されたのがゴムタイヤトラムです。このゴムタイヤトラムの特徴として、駆動や車体を支えるのはバスのようにゴムタイヤで行い、レールなどを使って案内するシステムとなっています。レールは案内だけでよいので通常のトラムと異なり一本だけとなり、また路盤もそう強化する必要がないので建設コストが軽減されます。
現在、ゴムタイヤトラムとしては三タイプ開発されています。一つ目は路面電車車両製造でも最大手のボンバルディア社が開発したTVR、二つ目はフランスのロール社が開発したトランスロール、三つ目はイリスバス(ルノー系列)が開発したCIVISです。TVRとトランスロールは案内に鉄レールと鉄車輪を用いるもので、CIVISだけは光学式と言って、デジカメで道路上にペイントされた白線を読み取ってガイドするものです。CIVISはどちらかと言えば普通のバス(トロリーバス)に近い感じでトラムに分類できるかどうかはわかりません。3システムとも、RATP(パリ交通営団)の外環状バスルートで長期にわたる実験運行が行われ、現在TVRはナンシーとカーン、CIVISはルーアンとクレルモン・フェランで運行が始まりました。トランスロールは2006年にクレルモン・フェランで開業する予定です。
新しい交通機関として注目されていますが、もちろん新しいものである以上は欠点なども明らかになっていないということになります。現在のトラムは100年以上も使い続けたシステムの延長線上にあるわけですから、完成された安定した交通機関だと言えます。そのトラムと比べてどんなことが違うのか検証してゆきたいと思います。
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▼福田首相も、橋下大阪府知事を見習って公務員の12%の賃金カットをすべし。(株式日記と経済展望)
◆大阪府、人件費350億円削減 橋下知事が方針 5月22日 アサヒコム
大阪府の橋下徹知事は22日、今年8月からの8カ月間で総額352億円にのぼる人件費削減案を発表した。都道府県で初めて退職手当カットに踏み切るとともに、一般職員の基本給を16~4%削減し、都道府県で最低水準になる見通し。7月の臨時議会に議案を提出する予定だが、職員労組は猛反発している。 基本給の削減率は知事30%、副知事20%、危機管理監16%、部長級14%、管理職12%、非管理職10~4%で、8月から10年度まで実施。退職手当の削減率は知事50%(改定済み)、副知事20%、部長級以下5%とする。国家公務員の水準を上回る住居手当や通勤手当は国に合わせ、非常勤職員の報酬も減額する。対象は一般行政職員1万293人、警察職員2万2805人、教職員5万7974人の計9万1072人。削減案が実施されると、諸手当を含めた今年度の年収は部長級(平均年収1373万2千円)で75万4千円減、管理職(同1029万5千円)で55万7千円減、非管理職(同691万8千円)で33万8千円減。国家公務員の基本給水準を100としたラスパイレス指数は昨年4月時点の97.0から89に下がり、都道府県で最低になる見通し。府は現在、ボーナス6~4%カットや管理職手当の5%削減を実施しており、今回と合わせた削減効果は年間で557億9千万円になる。
◆橋下知事VS枚方市長激論 「財政悪化の戦犯誰だ」 5月24日 アサヒコム
「前の世代の責任」「国の制度こそおかしい」――。大阪府の橋下徹知事は23日、府の財政課長や教育長を務めた竹内脩・枚方市長と会談し、財政悪化の“戦犯”をめぐり激しい応酬を繰り広げた。 きっかけは前日に発表された府の352億円の人件費削減案。「確実にゴールにたどり着ける道」と説明する橋下知事に、竹内市長が「たどり着くまでに半分くらい死ぬかもしれん」と挑発したことで議論に火がついた。橋下知事が「前の世代が負担しなかったツケが今来ている。責任があるのは(これまでの)知事や幹部」と迫ると、竹内市長は「今の府の財政をこんなふうに陥らせたのは誰か。日本の地方自治制度は国が決めている」と国の責任を指摘した。竹内市長が財政課長だった95~97年は国の景気対策で公共事業を増やし、府の借金が急増していた時期に重なる。橋下知事が「市長は財政課にいて、それに府民は怒っている」と言うと、「財政健全化に向けてやるべきことはやった。何ら恥じるところはない」と竹内市長も反論した。別れ際に竹内市長が「知事のメッセージを府民は信じているみたい。発言は慎重にしていただきたい」と求めても、橋下知事は「私はこのまま突き進んでいきます」と折り合うことはなかった。
◆橋下知事の支持率75% 前回調査を10ポイント上回る 4月19日 産経新聞
大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチーム(PT)の財政再建プログラム試案が公表されたことを受けて、産経新聞社が府内の有権者500人を対象に橋下知事に関するインターネットアンケート調査を実施したところ、知事の支持率は75・8%にのぼり、就任1カ月を前に実施した前回の調査(66%)より、9・8ポイント上昇していた。橋下知事の府政改革案が、府民に支持されていることが裏付けられた。調査は16~18日の3日間、20~50代以上の各世代を対象に実施した。75・8%という高支持率を得たが、「支持しない」「どちらかといえば支持しない」という不支持率も16・6%で、前回の調査(9・8%)より6・8ポイント増加した。試案発表前と発表後で知事に対する評価は、52・2%が「変わらない」としたものの、23・8%が「良くなった」と回答しており、「悪くなった」(12・0%)を大きく上回った。試案の内容については、「支持する」と「どちらかといえば支持する」を合わせると68・8%となり、「支持しない」「どちらかといえば支持しない」としたのは18・2%だった。具体的な試案への問いでは、300~400億円の職員の人件費カットについて、「適当」と「もっと削るべき」を合わせると8割以上に。大相撲春場所が開催される府立体育会館(大阪市浪速区)の廃止案については、「やむを得ない」(67・2%)が「存続すべき」(23・4%)を大幅に上回った。その一方で高齢者や障害者、乳幼児の医療費助成の見直や府警の警察官520人の削減案については、反対する人がやや多かった。
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(私のコメント)
今日のテレビを見れば桝添厚生大臣がテレビをハシゴして後期高齢者医療制度についてやっていましたが、年金や健康保険は火の車になっている。若い人が少子化で少なくなっている事も事実ですが、正社員で働いている人が減った事が年金と健康保険の赤字の大きな原因だ。
労働者の非正規雇用が増えれば年金や健康保険の掛け金を増やそうにも、滞納者が増えるばかりで限界に来ている。税金でカバーしようにも税収は景気低迷で伸び悩みだ。桝添厚生大臣は「金は空から降ってくるものではない」と何度も言っていたが、税収は景気の伸びと比例するから、景気が良くなれば税収も伸びて「金は空から降ってくるのだ」。
後期高齢者医療制度も年金から天引きする事が一番の問題であり、今まで家族の扶養で支払ってもらっていたものが、自分の年金から削られてしまうのでは誰でも怒るだろう。年金自身も破綻状態であり後期高齢者の生活不安は広まるばかりだ。結局は政治家が政治を役人に任せっぱなしになっているから問題だらけの法案が出来るわけだ。年金や健康保険が破綻しないためには、掛け金を引き上げて行ければ問題はないわけであり、緩やかなインフレ好景気状態にして金利も上がっていけば年金基金の運用利益も上がり、健康保険組合も負担に耐えられるようになる。ところがデフレ気味で不景気で税収が落ち込んでいるから問題になっている。
問題はなぜ景気が回復せず税収も落ち込んだままなのかと言うと、財務省や日銀の金融財政政策が財政再建一点張りだからだ。確かに税収も伸びない、支出は高齢化が進んで伸びる一方だ。毎年30兆円もの赤字財政はいつまでも続けられない。ならば公務員の賃金カットで財政を健全化させていくべきなのだ。大阪府の橋下知事の府の財政の建て直しは避ける事ができない。大阪府の職員の年収は760万円で部長級は1400万円も貰っている。倒産寸前の自治体なのだから明らかに高すぎる。国全体で見ても公務員は430万人で人件費は41兆円もかかっている。一人当たり約1000万円の年収ですが貰いすぎだ。このようなことを以前にも書きましたが、公務員自身は貰いすぎだとは思っていないようだ。財政が赤字なら増税すればいいではないかと平気で言う。しかし民間の平均年収は434万円で、これでは増税しても増税した分の消費が減って不景気になって税収が落ち込んでしまう。
それに対して公務員の平均年収は857万円で100万円くらい賃金カットしても高額所得者だ。だから財政再建は公務員の賃金カットから始めるべきなのだ。
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Unknown (ななし) 2008-05-25 16:50:10
賃金カットしても何にも変わらんよ。日銀と財務省と清和会・凌雲会を始末しない限りはデフレ不況は永遠に続く。公務員に責任転嫁してスケープゴートにしても何にも良くならなかったのはマクロ政策そのものが間違ってるから。そこに焦点を当てないと駄目だな。日銀も財務省もマスゴミもデフレ不況維持で方針は決まってるようだしな。長期金利高騰が怖くて名目成長率を上げられんのだろ。日銀法改正でもして買い取り額の自主規制を撤廃しない限り駄目だろう。またそれは国際金融資本が許さんだろうな。安く日本を買えなくなるからなwあ、それから外資を含む企業の政治献金についてだが再禁止にすべきだな。国から支給される政党補助金との二重取りになったからな。それからまずカットすべきは国会議員の数だな。どうでもいい員数合わせのカスが多すぎる。人口比で言えば、米国の二倍居るからなwとにかく日銀・官僚・政治家の中のシロアリを片づけないとこの国は駄目だな。細かい事を論って叩いても良くはならんよw少なくとも中央省庁の官僚はあんたらよりよっぽど頭は良いんだからな。試しに国Ⅰ試験でも受けてみなよ。問題はそのエリート層に反日分子や白アリが多い事だな。映画「ゼイリブ」の世界だな。外務省内の創価団体のような。