【正名】「支那」は世界の共通語 | 日本のお姉さん

【正名】「支那」は世界の共通語

【正名】「支那」は世界の共通語
2008.5.14 産経新聞
  評論家・呉智英 

 必ずや名を正さんか。孔子の言(げん)だ。名は言葉。言葉が正しくないと社会も文化も混乱してしまう。迂遠(うえん)なようでもまず名(ことば)を正す(正名)のがすべての基本である。

 その孔子の故国に批判が噴出している。農薬まみれの野菜、毒入りギョーザ、少数民族抑圧、過剰な愛国主義...。批判も当然。私はこれに同調する。しかしまず名を正すべきだと思う。

 昨夏、中国食品という会社が倒産した。健全な経営の食品会社であったが、農薬汚染食品の輸入会社だと誤解されて製品が売れなくなったのだ。この会社は広島にある。社名が中国食品で何の不思議もない。中国放送、中国新聞、中国電力、中国ガス、中国銀行...これらは全部日本の中国にあって、支那にあるわけではない。知名度の高いこれら公共企業であれば特に誤解も起きないが、それ以外の、岡山や広島や山口など中国にある中国何々といった会社や団体がみんな迷惑している。中国は「中国」、支那は「支那」とすれば、こんな混乱は起きるはずはない。中国食品も倒産などせずにすんだのだ。

 この混乱の責任はどこにあるのか。第一に「中国」を日本に対してだけ強要する支那。第二に、この異常な主張に諾々(だくだく)として従い、言論機関にこれを強制した昭和二十一年当時の外務省。第三に、この言論抑圧に屈するのみならず、これをなにか「民主的な」改革だと正反対に勘違いしている自称良識人たち。この三つが連動して混乱をもたらしているのである。

 詳論(しょうろん)しよう。

 まず第一の点。「支那」禁止は理不尽な言いがかりである。「支那」という言葉は最初の統一王朝の「秦(しん)」に由来し、世界中でその近似音で支那を呼んでいる。支那人自身が支那を「支那」と呼んだ記録もあり、清朝の公的文書にも「支那」は出てくる。しかし、かつての朝貢(ちょうこう)国である日本には自分たちを世界の真ん中にある国「中国」と呼ばせたいのである。

 第二の点。「支那」が抹殺されたのは、戦後の混乱期である昭和二十一年六月の外務省次官・局長通達による。支那は形式上アメリカを中心とする連合国の一員であり、日本に対して戦勝国である。その力関係を背景に「中国」を強要してきた。外務省は従順にそれを受け入れ、各言論・報道機関に「支那」を禁止し「中国」を使うように通達を発した。その中にこんな文言がある。「今度(このたび)は理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使はぬ様(やう)に」。占領下では、正当な理屈さえ禁じられていたのである。

 第三の点。明白な言論弾圧を、自称良識人たちは、侵略戦争への反省や民族差別解消の名目で歓迎した。二十世紀末まで支那を植民地支配していたイギリスでもポルトガルでも「チャイナ」「シーナ」と呼んでいることを知らないふりで。また「中国」が差別的な自国中心主義を意味することも知らないふりで。そもそも外務省通達の存在を、これは本当に知らないのである。

 私は四十年前の全共闘の学生だった頃(ころ)からこの不合理を批判し、支那は「支那」だと言い続けてきた。最近やっと「支那」解禁の動きが出てきた。六十二年前の言論抑圧通達は無効だと外務大臣に言わせる議員はいないのだろうか。(くれ・ともふさ)

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日本のお姉さんの意見。↓

以前、日本はいつから、シナを

チュウゴクと呼ぶようになったのか

調べた時、戦後、戦勝国になった国民党が

どういうわけか、支那と言う言葉は、差別用語だと言い出し、

使うなと言ってきたので、日本の外務省が

法律ではないが、

各市役所に通達を送り、

「今後、中華や、中国などのように呼ぶように。」というお知らせを

送りつけてから、

シナ語教室は中国語教室に変わったらしい。

昔、戦争に行った経験のあるおじいちゃんたちは、

今でもシナと言っている。シナという言葉はシナチクとか、

東シナ海という言葉に残っている。

当時の国民党は、支那の支という字を、日本が本流で

シナが支流という意味に使っているという誰かの話を

まともに信じて、怒っていたらしいが、本当は、木々が枝を張るように

繁栄するという良い意味らしい。学のあるシナ人は、シナが

いい意味だと知っている。西洋人はシナとかシーナとか

チャイナとか、チナとか普通に呼んでいるのだから、

日本人がシナと使っても、別によかったのだ。

戦争に負けてから、理屈ぬきで

日本の外務省は腰抜けになったのだ。

2008年からは、チュウゴクをシナと呼ぶよう、

また、全国の市役所に通達すればいい。

元々法律でもなんでもない、タダの外務省の通達なんだからさ。


どうしても変えたかったのなら、

日本には、中国地方があるから、ややこしくなるのは分かって

いたのだから、中国という言葉を使わず、

中華民国の華国にでもしたらよかったのに。そして、共産党が

シナを制圧した時は、中華人民共和国になったのだから、

民国にしたらよかった。

今からでも、シナかチャイナに変えたらどう?

日本人は、小学校から英語を習うようになったのだから、

子供たちに、チュウゴクという呼び名を止めさせて、

チャイナと呼ばせたらどうですか。違和感は無いと思うよ。