四国新幹線なんて造るつもりだったのか?  (江草乗のいいたい放題) | 日本のお姉さん

四国新幹線なんて造るつもりだったのか?  (江草乗のいいたい放題)

ようちゃん、おすすめ記事。↓

▼四国新幹線なんて造るつもりだったのか?  (江草乗のいいたい放題)
オレがかねてからその弊害を叫んでいる「イナカモンドリーム」だが、こんなくだらない欲得のためにどんどん国の貴重なゼニが浪費されていくのかと思うととても腹立たしいのである。特にこの記事を読んでオレは仰天した。四国みたいに人口も少なく、JRの在来線でさえたいした乗客がないところに、よりによって新幹線を通そうとしていたのか。いったい何を考えてるのか。こんなことを考えてる田舎議員どもは税金を浪費させた罪で歳費を全額返上させるべきである。以下、アサヒコムの記事を引用したい。

四国新幹線、29年で調査費24億円 国交省が打ち切り 2008年05月22日03時01分
実現のめどが立たない四国新幹線の海底トンネル建設調査費として国土交通省が07年度まで29年にわたり、少なくとも24億円を投じていたことが分かった。08年度予算でも1億円計上した。道路特定財源の見直しで無駄な公共事業への批判が高まり、調査打ち切りを決めた。
四国新幹線は、政府が73年に基本計画を決定。大阪市を起点に徳島、高松、松山市付近を通って大分市までの約480キロを結ぶ。本州―兵庫・淡路島と松山市―大分市は海底トンネルを掘る計画で、総工費は数兆円とみられる。
国交省は海底トンネル建設準備のため、83年度から本州―淡路島の海底の地質調査を開始。海底を垂直に掘るなどして、わき水の有無や岩盤の強度などを毎年1億円で調べている。松山市―大分市も79~88年度に調べ、報告書をまとめたが、調査費は不明だ。
四国新幹線は計画決定から35年たっても基本計画路線のままで整備計画路線に格上げされていない。その整備計画路線でも北海道新幹線(新函館―札幌)や北陸新幹線(金沢―大阪)は約2兆円の財源のめどが立たず未着工で、実現可能性は年々薄れている。 国交省によると、数年前から四国新幹線の調査を疑問視する声が省内からも上がったが、地元の反発を恐れ、事業は打ち切らず、調査費の支出を続けてきた。調査結果がまとまるまでには、さらに約10億円が必要という。 巨大公共事業への調査費をめぐっては、国交省が淡路島と紀伊半島を結ぶ「紀淡連絡道路」など六つの長大橋プロジェクトに、ガソリン税などの道路特定財源から68億円を支出していたことが判明。国会で野党から批判され、08年度から調査を打ち切った。  四国新幹線の調査費は08年度予算でも1億円が計上され、国交省所管の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に調査が委託されるはずだった。だが、こうした批判を背景に、予算の執行を取りやめた。来年度以降の調査は行わないという。(大平要)
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過去29年間の内に調査費が24億円も使われてるらしい。どうしてこんな実現不可能なことのためにゼニを使い続けてるのか。その調査会社というのはどうせ官庁からの天下りばかりで、そいつらに仕事をやるためにこの無意味な調査を続けてるなんてカラクリがあればもうお笑いである
「紀淡連絡道路」だというふざけたプロジェクトもあったなあ。そこにはもう68億円も使われた後なのか。道路特定財源が余ってるからこんなどうでもいいことにまでゼニをばらまきたくなるのである。そして、本当に必要なところにはゼニは来ないのだ。この68億円だって本当に適正な支出がなされてるのか。下請けに丸投げしてゼニを抜いてるだけで、その下請けはさらに丸投げしていて・・・一番下では学生アルバイトがデジカメでちょいちょいと写真を撮ったりしていて、その報告書のくだらない資料に何千万も払ったりなんて馬鹿なことが行われてきたのだろうか。その68億円の内訳はどうせろくでない使い方なんだろうとオレは想像するよ。田舎に新幹線を造れば造るほど、その田舎は貧しくなるという実態を住民は知ってるのだろうか。それまでメインの交通路だったJRの在来線がJRから離れて第三セクター化されて民営となり、地元自治体はその赤字を押しつけられる。列車の本数が減ったために在来線はまるで使えない鉄道になってしまう。それがわかっているから、単なる通過地になって新幹線駅もできない土地に住む人は大反対するのである。新刊線駅周辺の人は賛成するモノが多いが、それは地域の発展とかまじめな理由で賛成してるのではない。それによって自分の土地が値上がりすることだけを期待してるのである。そんな情けない連中が集まって「イナカモンドリーム」の夢を築き上げるのだ。この馬鹿げた四国新幹線の調査、即刻打ち切ってしまえばもうゼニは掛からない・・・と思ったらそうでもないようで、調査結果がまとまるまでにさらに10億円掛かるという。そんなにゼニが掛かるような調査をしてきたのか。どうせその10億円もどこかに丸投げで、間でゼニをピンハネする天下りの高級官僚の連中のフトコロに入る分を見込んで多い目になってるんじゃないか。今の政治なんて利権のかたまりだと思ってるオレは、そんなふうに想像してしまうのだ。四国新幹線が不要なことはもちろんだが、今造ってる長崎新幹線もいらないし、北陸新幹線もいらない。北陸にはJRのサンダーバードが走ってるじゃないか。長崎なんて在来線でもすぐに行けるじゃないか。なんでそんなよけいなモノを造って、地域の貴重な動脈だった在来線をただのローカル線にしてしまうんだ。在来線のスピードアップやサービス向上などの正攻法の営業努力をすべて捨てて、不要な新幹線と巨額の借金を背負い込むことのどこに正当性があるのか。こんな馬鹿げた計画と、それに延々とゼニを出し続けたお役所のシステムなんてものを考えた時、こんな腐った連中が今の日本の舵取りをしていることに対してオレは強い懸念を抱く。一刻も早く、このクソどもがイナカモンドリームで破壊し尽くした国土を少しでも回復させ、自然に囲まれた豊かな生活を取り戻すことが我々には必要である。そして、四国新幹線を強固に推し進めたA級戦犯がいれば、財産没収の上死ぬまで無給で高速道路の料金所で働かせやれよ。
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▼そんな事だろうと思ったが....。 (大日本セキュリティ)
四川大地震に派遣された日本の援助隊なのですが、中国国内での扱いはサンザンだったようで....。

紙の爆弾さん(無料のアカウントが必要。)
「四川大地震の真実 死亡者しかいない倒壊現場に日本の救助隊を割り振った中国当局」
kamibaku.com/modules/weblog/index.php

こういうのを読んでいると、この国と本当の意味の互恵関係などを築く事ができないと思い知らされます。「超大国」を目指すのは良いですが、こういう面子優先で人間性を否定する国では信頼などされないでしょう。しかも、悲しいかな日本の財界は巨大な市場に目が眩み、中国の問題点を無視して「無批判な日中友好関係」を築こうとしています。中川秀直の言うような「上げ潮路線」で、大量の中国人が日本に流入し、企業の人不足が解決し、景気が拡大、日本人の所得がちょっと上がったとしても(そうなる保証は無いが。)近代国家として最低限度の人間性さえ共有できない国からの移民を隣人にする日本人は不幸になるでしょう。
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▼ヤクザを使う費用対効果は如何に?  (大日本セキュリティ)
オフイス・マツナガさんが水面下でいろいろ取材をされているのですが、「入札妨害」になると釘を刺されているようで、なかなか報道しづらい面があるようですね。ーーーーーーー
officematsunaga.livedoor.biz/archives/50647798.html
 ・サーベラス 都市再生機構 南青山3丁目 入札
存じの方は、ご存じで、ご存じない方は、まったくご存じのない件です。これで、うちの事務所が火だるまになりかけた件です。ボスが、資金ショートをおこして、遠藤顧問からカネをかりた件です。いわゆるいわくつきの件です。これは、かなり詳細な情報があるのですが、鋭意取材中です。 しかし、当方とは、相互リンクしている東京アウトローズWEB速報版さんが、さりげに、しかし、しっかりと報道してくれています。

ぜひ、【ミニ情報】都内有名事件物件「南青山3丁目」、第1回入札で落札者現れず2008年5月21日 (水)を、みてください。つまり、サーベラスが暴力団やら、政治家をつかってまで入手しようとした「南青山3丁目」の土地です。この土地は、サーベラスのダミーである昭和地所が相当数の地上げをしていました。ところが、政府系の都市再生機構も買収をしていた。

 サーベラスからみると、都市再生機構が買収している土地を、全部譲りうけることができたら、ま、ほぼ地上げ完了。ここで、大規模な都市開発をおこなって利益をえることができる・・・・というストーリーだったんですね。ところが、この地上げには暴力団もでてくれば、なんせ、政府系の都市再生機構が登場するから、大物政治家も登場する。ハゲタカファンドといわれているサーベラスさんのやることだから、少々、どころか、相当荒っぽいこともあったし、あるわけです。これが、国会で問題になり、毎日新聞社さんが追求した。ところが、反撃はあるは、銃弾が送付されるや、裁判はあるは、記者は首になるは、そうこうしていたら「ちんぴら記者」(サーベラスサイドの言い分)である、うちがしゃしゃりでてきて、その不透明な経緯の一部をすっぱぬいた。つまり、ぐちゃぐちゃになったわけです。問題のその土地の入札が5月16日におこなわれた。入札したの3社。しかし、今回は落札者が現れなかった。今週末の23日にふたたび入札がおこなわれるようだけど、どこの、誰が落札するのか?サーベラスさんが、登場するのか?
ということで、注目されているわけです。入札に参加した3社について、「入札の慣習」として、その社名は公開されていません。うちは、その3社を掌握しましたが、うちも公開しません・・・・という話なんですね。ほんというと、3社の社名はわかったけれど、その背景の取材がまだ、うまくいっていない。なんせ背景ですから、当事者に「背景おしえてください」といって、簡単に教えてくれるわけないし、ま、面倒くさい取材です。さらに、さらに財務省関係者から、「落札が確定しない段階で、いらんことしないでください。これはひとつまちがえると入札妨害という立派な刑事事件になりかねません」と、やんわりだけど、実は、強烈な警告がはいっています。うちのボスは「はあ?」なんて惚けているけれど、よくみたら、本当に惚けていたというお話です。ということで、社会部記者さん、注目です。しっかりと、東京アウトローズWEB速報版さんの記事を確認して、23日にひかえてください。
 5月22日追加情報まとめ上手のネット潜水艦さんが、以下のエントリー

▼隣地は倍でも買え、という言葉 2008/05/22
懐かしのメロディーというか、まだやってたの? という感もあるんだが、例のアレです、サーベラス。5月16日、都市再生機構が所有する港区南青山3丁目の土地の入札が不成立に終わった。入札には3者が参加したが、3者とも都市再生機構が設定していた予定価格に達しなかった。5月23日に再度、入札する。土地は地下鉄表参道駅から徒歩4分、地下鉄外苑前駅から徒歩5分の場所にある。青山通りに面したL字形の土地で、面積は約2500m2だ。言うまでもなく、この土地というのがサーベラス問題の地上げ騒動にかかわってくるわけだ。事の経緯についてはこちらのサイトに詳しいんだが、 複数の地権者に分かれる南青山の土地を買い占めて再開発しようとしていた主体は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)だった(8ページに関連記事)。その都市再生機構の地上げを待つかのように虫食いの土地を三筆所有していたのが、デューク・ヘッドクオーター。同社の金沢幸雄社長(当時)は、自民党(当時)の亀井議員に550万円の献金をしていたと報道されている(03年11月12日付『朝日新聞』)。だが、金沢社長は03年11月に約6億円の脱税で逮捕されたことで所有者はまたしても動いた。この土地が“呪われた土地”と呼ばれる由縁だ。さらに、この南青山の土地をめぐり昨夏、億単位の詐欺事件が起き、被害者が出ていることも判明してきた。また、話が中川幹事長にまで及んだためか「オフィス・マツナガら関係したジャーナリスト数人が公安当局の行動確認対象になっている」(官房関係者)とも言うのだ。都市再生という国策も絡むこの事件、闇は深そうだ。

猫の生首が送りつけられて来たり、日本を代表するような大新聞からアングラサイトに突然「広告掲載」の申し出があったり、色んな事があったわけだ。そら、公安の行確くらい付くわけで、まぁ、おいらのところには何も来なかったんだが、来なくて幸いです。来られても困る。で、この入札は一般に公募された。入札に参加したのは三社だそうで、業界関係者によれば、「隣接する昭和地所(サーベラス系)の土地はきれいな地型になっているが、UR(都市再生機構)の方は青山通りに面する部分も少なく、虫食いのL字型になっている。これだけでは、あまり価値はないね」という。ちなみに、今回の「入札参加資格」を見ると、予め外資系を排除したものにはなっていない。はたして今後、落札者が現れるのか注目だ。東京アウトローズさんちです。ここはURが地上げやってるというのが知れ渡ってしまったので、欲深な連中が寄ってたかって虫食い状態になっているわけだ。デューク・ヘッドクオーターというのもソレで、12億5000万円で買った55坪を持っている。で、亀井に献金してたりするんだが、献金額が550万円というのが笑えます。坪単位で献金してやんのw で、入札は不調に終わったわけだ。マツナガさんちはメンバー掴んでいるようなんだが、ほんというと、3社の社名はわかったけれど、その背景の取材がまだ、うまくいっていない。なんせ背景ですから、当事者に「背景おしえてください」といって、簡単に教えてくれるわけないし、ま、面倒くさい取材です。 さらに、さらに財務省関係者から、「落札が確定しない段階で、いらんことしないでください。これはひとつまちがえると入札妨害という立派な刑事事件になりかねません」と、やんわりだけど、実は、強烈な警告がはいっています。

こういうのは、想定される相手に片っ端から電話して確かめたりするわけだ。みんながホントの事を言うとは限らないが、あちこちの情報をつき合わせると真相が見えてくる。もっとも、地上げなんというのはラスボスが最初から出てくるわけはないので、下っ端がウロウロと動きまわって、まとまったところでラスボスに売りつけるわけだな。で、不動産業界には隣地は倍でも買えという言葉があるわけだ。言うまでもなく、入札に出た土地の隣地はサーベラス系の昭和地所が持っていて、広い道路に面しているので地価も高い。入札に出た土地はその裏なので地価が安い。コレを一本にすると、あ~ら不思議、安かった土地が高くなる。なので、誰が買うにしろ、買ったヤツがどこに売りに行くかは決まっているわけだ。で、三島でも町のまん中にある古いホテルが何十年もかけて周囲の土地をチビチビと買い足して行ってとうとうひと区画まとめちゃいそうだったりするんだが、その「何十年もかかる作業」をすぐにやりたがるので、猫の生首が飛んだりするわけで、猫が可哀そうなので、やめましょうね、という話です。

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↑ なお同エントリーのなかで、<話が中川幹事長にまで及んだためか「オフィス・マツナガら関係したジャーナリスト数人が公安当局の行動確認対象になっている」(官房関係者)とも言うのだ。> という記述がありました。 早速、ボスに確認しました。「うん?『公安当局の行動確認対象』だって?昨日、酒を飲んだやつがそうか?しかし、左チックな古典的な表現だな?元ネタが、週刊金曜日?すまん、オレ、週刊金曜日読んでないんだよな」(ボス談)だそうです。ネット潜水艦さん。以上
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この事件はインターネットの存在が事件の動向に大きな影響を与えている点で興味深い事件です。お行儀の悪い外資がヤクザを使って地上げをする経緯で、国会議員が脅されたり、ジャーナリストが脅されたりという事があったわけですが、特に国会議員への脅迫証言が、「糸川テープ」としてインターネット上にアップされた事により、地上げ計画自体がグタグタになってしまったというものです。闇社会でうごめく陰謀がひょんな事から、日本中・世界中に広がる破目になってしまったというインターネット時代ならではの事件ですね。銃弾が送り付けられたり、猫の生首が送られたり、ヤクザっぽい事件が続けば続くほど、渦中の企業がいかがわしい存在として注目を浴びていく....。ややもすれば、闇社会にどっぷり漬かりやすい不動産業やファンドにとって、今回の事件は警鐘になっているのでしょう。ヤクザを使うという事は割りに合わなそうです。