日本の援助隊、がれきの山と格闘=情報不足で空振りも-四川大地震 | 日本のお姉さん

日本の援助隊、がれきの山と格闘=情報不足で空振りも-四川大地震

【青川(中国四川省)16日時事】中国四川省で起きた大規模地震の被災者救援のため日本政府が派遣した国際緊急援助隊は16日午後、被害が大きかった青川県での救助活動を始めた。余震が続き、建物が崩れ落ちる危険な状況の中、倒壊した病院宿舎のがれきに埋もれている母子ら3人の救出に乗り出した。
 現場は県中心部で、周辺の建物は大きく崩壊している。跡形もなくつぶれた病院宿舎には、12人が生き埋めになり、このうち9人は救出されたものの、既に死亡。援助隊は「日本の助けが欲しい」という中国側の要請を受け、生体反応装置や重機を投入し、生後2カ月の乳児とその母親ら残り3人の救出を目指す。
 小泉崇団長は現場を見て、「かなりひどい地震だったと痛感した。もう少し早く来られれば良かった」と厳しい救出活動になるとの認識を示した。
 一行は同日未明に成都を出発し、約7時間後の同日午前に同県入りしたが、事前の情報不足により、最初に訪れた現場が「都市型災害での救助が基本任務」の援助隊に合致せず、援助を断念するハプニングも発生した。結局さらに約4時間かけて次の現場に移動した。 

5月16日20時2分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000156-jij-int
重機を持っていったんだ。