【シナの変容】 シナの秘密結社 (丸幸亭老人のシナにつける薬) 中国大地震と国家安全保障(佐藤守 | 日本のお姉さん

【シナの変容】 シナの秘密結社 (丸幸亭老人のシナにつける薬) 中国大地震と国家安全保障(佐藤守

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▼【シナの変容】 シナの秘密結社 (丸幸亭老人のシナにつける薬)
秘密結社とは、ふつう組織の存在は世に知れていてもその組織の実態、とくにメンバーは秘密だということです。またその組織の目的さえあまりさだかではないことが多いと思います。白蓮教は、朱元璋がその中からいでて明王朝を建てるのに大きな力を果たしたにも関わらず、後に明太祖となった朱元璋により弾圧されてしまったことはすでに述べました。しかし白蓮教は消滅してしまったわけではなく明朝を通して何回かの蜂起を繰り返した事から見て、裏社会でしぶとく生き延びたようです。そして明が滅亡するときには、また別の組織として復活します。それが洪門会のようです。ただし白蓮教はおもに北シナで勢力が強く、南シナで発展した洪門会とは別の系統の組織ともいわれています。さてこれから白蓮教へとはいってゆくわけですが、実はあまり述べられることは多くありません。それは資料が非常に少ないからなのです。というのも白蓮教は秘密結社だからです。そこでまず秘密社会ともよばれる秘密結社について見てしまいましょう。さて秘密結社とは、政治的に無力な民衆が、強権力に対して自己を保存し生き延びるために相互補助を目的として組織されるようです。あるいは公権力から独立した非合法の軍事・政治・宗教組織であることもままあります。

前者の典型はイタリアン・マフィアでしょうし、後者は革命政党や人種主義者の結社・KKKなどがそうであるでしょ。有名なフリーメーソンなどはさてどこに範疇をもとめていいやら不明なほど秘密のベールにまとわれています。シナの秘密結社はどうもイタリアン・マフィア型とKKK型の混交体のようです。白蓮教は、元来弥勒待望信仰と世直し思想が合体して叛乱団体となったものですし、洪門会は明への侵略者である満洲人に対する反抗運動が生み出した政治軍事団体です。この洪門会の活動は清朝末期に再度活発化して辛亥革命、共産党革命にもその影響を及ぼしています。そして未だ現役のシナ秘密結社の中心です。その洪門会台湾支部の大幹部となった日本人がおられます。安部秀樹氏です。その著書・『洪門人による洪門正史―歴史・精神・儀式と組織』は非常に貴重な資料です。そしてその書の表紙はまさに驚くべきものでした。なんと表紙に記された洪門会のシンボル・マークがフリーメーソンのものと瓜二つなのです。この意味をどう考えれば良いのでしょうか?ナゾは深まるばかりです。
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▼【シナの救済】 フリーメーソンと洪門会 (丸幸亭老人のシナにつける薬)
さて前回では、洪門会のシンボルマークが、フリーメーソンのそれと酷似していることを述べました。そしてそれについては安部秀樹氏が、その著書・『洪門人による洪門正史―歴史・精神・儀式と組織』(雅舎、平成19年)でちゃんと述べておられます。その部分を引用しましょう。「現在、洪門系の団体にはフリーメーソンの代表的な印の一つである「コンパスと定規」のマークを使用する所が多くあります。私が所属している洪門南華山もその一つですが、これらの団体に共通しているのは、設立された場所が上海の租界であるという点です。」「もともと石工の連合体であったフリーメーソンは、十四世紀のローマ法王庁の迫害から逃れたユダヤ人が大量にフリーメーソンのロッジに逃げ込んだ事から、その後、急激に秘密化し、またユダヤの宗教色に染められていった秘密結社です。」「上海に進出したサッスーン、ジャーデンマデイソン、フワイヤー、カドリーのユダヤ四大財閥がフリーメーソンという裏の顔を持っていた事は想像にかたくありません。そして、この時代に、何故洪門が「コンパスと定規」のマークを使用したか、その理由として考えられるのが、アヘンの卸元と販売元という関係を通じて両者が兄弟団体になったという可能性です。」「フリーメーソンも洪門も共にブラザーの関係を重視する秘密結社ですので、組織の主旨としては相互に受け入れやすい面をもっています。フリーメーソンと哥老会とが兄弟団体となる事によって、フリーメーソンの「コンパスと定規」のマークを上海の周辺を縄張りとする哥老会系の団体が使用し始め、やがて上海の租界で設立された洪門の諸団体がこれを使うようになったというところではないでしょうか。」以上です。
*上海を支配したサッスーン財閥の本拠地・サッスーンハウス、現和平飯店
いくつかの疑問を呈することができるでしょう。
1.上海のユダヤ系財閥がフリーメーソンであると特定する理由は?
2.「アヘンの卸元と販売元という関係」、いわばビジネスパートナーという関係にしかすぎないものが、どうして兄弟団体となるべき理由があるのか?
3.上海の裏社会は、ほぼ青幇(チンバン)のテリトリーであって、哥老会も洪門もほとんどタッチできなかったのではないか?
などですが、しかし安部氏は公にできない特殊な情報をお持ちであって「何故洪門が「コンパスと定規」のマークを使用したか」についての理由が明確であるのかもしれません。ここではそれについては深入りせず、安部氏のご意見を尊重しておくことにしましょう。つまり上海においてなんらかの関係がフリーメーソンと洪門の間に発生し、そしてシンボルマークを共有するほどの深い結びつきを有したのである、と。とすると、両者にはなにか共通する目的、戦略、人脈、金脈などの存在が想像にかたくありませんが、しかしそれについてはエポケーしておきましょう。それはそれとして、次回からしばらくは安部氏の著書のなかで遊ばせていただくことにしましょう。安部氏は、さすがに内部の方らしくシナの秘密結社の系譜とそのもつ意味、メンバーのメンタリティなどについても興味深い情報を提供されておられるからです。
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▼中国大地震と国家安全保障(佐藤守)
12日午後2時28分(現地時間)に、中国西部・四川省で起きた大地震は、既に3日たったが、情報が混乱してなかなか真相がつかめていない。我が国の「阪神淡路大震災」時に比べて、中国政府の初動は優れていた、と報道され、温家宝首相が直ちに現地に飛んだことが、当時の村山首相に比較して高く評価されている。しかし私は、全くといっていいほど「安全保障」に関心がなく、なりたくてなったわけでもない村山元「首相」の弛みきった行動を批判するほうがおかしいのであって、核兵器を保有し、第二次世界大戦終了後も周辺各地と各種“戦争”を続けている中国とは比較になる筈がない。全うな軍隊を指揮することに慣れている世界各国の指導者は、当然この程度の行動を即座に取るのが常識なのである。温家宝首相は、5万人ともいわれる救援部隊の指揮を取っているというが、日本の首相にも防衛大臣にもこれは見習って欲しいものである。シビリアン・コントロールだ!と口先でいうだけではなく・・・。
現場に救援隊が入るにしたがって、死傷者がどんどん増えることだろうが、お気の毒な被災者には哀悼の意を表したい。授業中だったこともあって、校舎が崩壊したため子供達の犠牲者が多かったようで、大事なわが子を失って途方にくれる親の姿はいずこも同じ、悲惨なものである。特に中国は「一人っ子政策」の国柄、親の悲しみも倍増だろう。

温家宝首相の現地指揮という中国政府の活動振りを、オリンピックを控えて何が何でも国際的に失態を曝さないように懸命に振舞っているのだ、と言う評もあるが、勿論それを私も否定しないが、軍事大国として、もっと「他に」やらねばならないことが山積しているのだ、と私は見ている。それにしても温家宝首相にとっては今年も大変な当たり年だったようである。昨年11月だったと思うが北京に滞在中に、ロシアと国境を接する河川で有毒物質が流れ出すという大事故があったが、このときも現地へ飛んだ温家宝首相は、被災者達に水を届けるよう手配し、八面六臂の活躍ぶりがTVで報道されていた。次は今年“正月”の大雪被害で、南部地区に大被害が出たときであった。これだけ忙しければ、夫人との隙間風が吹いている?という報道も頷ける。
しかし、何よりも今回忘れてならないことは、中国は「核大国」だということである。1964年に原爆開発に成功したこの国は、その後軍事予算を倍増させて「軍拡」に狂奔し、1984年には米ソ(当時)を直撃できるICBMを保有するに至った。中国を核攻撃しようという国はまず見当たらないにもかかわらず、「中国の核兵器は、純粋に自衛のためである」と公言してどんどん増強してきた。2007年現在、射程13000Kmの東風5(CSS4:DF5)を計52基保有しているとされるが、2010年ごろには射程12000Kmの[固体燃料式]東風41(CSSX10:DF41)に更新する予定で、射程8000Kmの[固体燃料式]東風31(CSSX9:DF31)は46基配備、既に2006年9月に、発射実験のためタクラマカン砂漠に8基持ち込んで配備しているという。
射程が300Km~1800KmのIRBMは、110基配備済みであり、その他SLBM,CMを入れると、相当数配備完了しているといわれているが、詳細は分かっていない。このまま行くと、2025~30年には、米国と対等に“やりあえる”所まで達する、という見方さえある。ところで、「実験場」として有名なのが前述した[タクラマカン砂漠]であるが、ここは中央アジアに近い、新疆ウイグル地区にある。そして昨年1月12日、丁度当時の安倍総理が、NATOで演説しているときに、中国は[衛星破壊実験]を成功させたが、その中心地は、今回の地震で注目を浴びた成都から南西に約300Kmのところにある西昌であり、成都の北東約100Kmのところにある綿陽には、核兵器を担当する部隊が駐屯しているという。いずれにせよ中国という軍事国家を支えている「核兵器」は、紛争を抱える少数民族が住む地帯に展開しているのだから、おいそれとチベットやウイグルを“解放”することはないのである。ところが今回の震源地は、これら[核戦力]の中心を直撃したことになりそうで、特に綿陽は震源地の真東約150Kmという地点にあたる。

報道によると、中国政府は[援助物資]は受け取るが、軍など他国の救援部隊の入国に難色を示しているといわれるが、若しそうだとしたら、サイクロン救援をかたくなに拒んでいる軍事政権のミャンマー同様、何らかの“軍事秘密”を抱えているからかもしれない。温家宝首相の行動が素早かったのが、これら核兵器にまつわる何らかの“異常事態”だったと思いたくはないが、毎年、甚大な“黄砂被害”にあっている日本としては、ソ連のチェルノブイリほどではないとしても、放射能などの2次被害に対する注意も怠ってはならないのではないか?新潟地震ではあれほど原子力発電所の被害に神経質になったお国柄なのだから・・・
地震直後に政府は資金・物資供与で5億円の支援をすると発表したが、官房長官は、救援隊派遣に難色を示されたことを「自己完結型のお国柄だから・・・」と発言したようだが、なんとも気軽に過ぎないか?万一、核兵器などに損害があったら、空中に放射能が放出されたり、放射性物質に限らず、東シナ海にその他の汚染物質が流れ込む危険性だってあり得る。中国は仮に損害があっても絶対に公表しないだろうから風下の国、海洋を共有する国としては用心するに越したことはあるまい。産経は今朝の「主張」に、「救援通じて日本も備えを」と書いたが、それは地震国日本という共通の観点からだけの主張であり、“核兵器保有国”である隣国で起きた巨大地震に対する備えという観点が全く欠けている。その一方で横須賀では、原子力空母配備に反対する一部市民グループが、時代遅れの「住民投票」を市長に要求しているが、政府が介護保険や道路特措法で揉めている国柄ならではの「安全保障無感覚」に、脱力感を禁じえない。
ーーーーーーーーーーー ようちゃんの意見。↓
★▼核汚染防止へ専門家派遣 (産経)
中国環境保護省は14日までに、四川大地震を受け核汚染防止対策を取ることを決定、李幹傑次官を中心に核安全局担当者や汚染防止問題の専門家を四川省の被災地に派遣したと発表した。大規模な地震で核施設が破損、放射能漏れなどがないか調査し、汚染防止対策に努めるためとみられる。環境保護省はまた、四川省や甘粛省、青海省、陝西省など内陸各地区に緊急通知を出し、核施設の状態について厳重に調査し、放射能漏れなどがないよう全力を挙げるよう求めた。


・・・・・・・テレビではこの事は全く意図的に外されてる!


又▼都江堰市上流のダムに亀裂 緊急放流開始 (産経) 水利省は14日、ダムの安全確保のために緊急放流を開始した。同ダムは2006年に完成した発電や洪水調節用の多目的ダムで、総貯水量は日本最大の徳山ダム(岐阜県)の2倍弱に当たる11億1200万立方メートル。水利省は、仮にダムが決壊すれば、約9キロ下流にある人口約60万人の都江堰市が、完全に水没する大災害になるとして対策を急いでいる。 紫坪埔ダムでは同日、水利省次官や専門家がダムを検査し、通常の放流量を大幅に超える毎秒700立方メートルの放流を行うことを決定。また万一に備えて、既に約2000人の兵士が現場へ急行した。-----。