戦略的“誤解”関係?(佐藤守)
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▼戦略的“誤解”関係?(佐藤守)
約10年ぶりとなった今回の胡中国主席の訪日は、当初から予想されていた通り際立った成果はなかったようだ。勿論、それは日本側にとっての話で、世界中から“顰蹙”を買っていて、孤立化しつつある中国政府にとってはそれなりの「聖火」ならぬ“成果”があったといえよう。8日の産経新聞は「日中首脳、互恵推進で一致」と一面トップに書いたが、日中安保対話で侃々諤々の討論を続けている我々から見れば、今回の首脳会談は、「戦略的互恵関係」ならぬ「戦略的“誤解”関係」で終わったと評したい。 日中共同声明骨子(産経)を見ても、漠然たる双方の願望と希望?が混在していて、例えば「平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展」の字句を見ても、日中双方が“勝手な夢”を描いているだけに過ぎない気がする。
チベットやウイグル等、少数民族の自治権を圧殺している中国政府が考える「平和共存」と、全うな軍備もせず、国民が拉致されても奪還する気力もなく、輸入ギョーザで死にかけた国民が居ても真剣に原因追求しようともせず、“戦後60年間平和を推進した実績”を認められて喜んでいるような日本政府が考えている「平和共存」とが全く同一である筈がない。「双方は歴史を直視し、未来に向かう」そうだが、例えば靖国参拝問題は、れっきとした日本人の「国内問題」であって、チベット問題に対して「内政干渉だ!」という以上、中国政府はこれに干渉してはならない筈だから、福田首相が8月15日まで健在だったら、是非靖国に参拝して、英霊に心からなる感謝の念を捧げるべきである。そのとき中国政府が「これは日本国の内政問題である」と声明し、中国国内の“反日勢力”を説得し、参拝に干渉しなかったら、今回の共同声明は本物だと信じる価値があるが、そうでない限り、同床異夢、自分勝手な共同声明だということになろう。東シナ海のガス田問題も、毒入りギョーザ事件も、何一つ国民が納得できなかった以上、今回の日中首脳会談は、それぞれが勝手にイメージした「戦略的“誤解”推進で一致」したに過ぎない。
もともと気が優しくて紛争を嫌う善良な日本国民だから、中国政府としては、国内の少数民族よりも手玉に取りやすいのだろうが、今回の訪日で唯一“成果?”らしいものといえば、実にタイミングよく「死亡」した上野公園のパンダ・りんりんの穴埋めのための「貸与」だろうか?しかし、今まではパンダが「日中友好の象徴」だとか、「子供のために」などといっていた大人達だったが、今回、その裏に隠された“不気味な”仕掛けがあることを知って、大方の日本人は反発しているようだ。今朝の産経によると、胡錦濤主席がパンダ2頭の貸与を表明したことについて、「東京都に119件の意見が寄せられ、半数以上が受け入れに反対する内容だった」そうで、「上野動物園にも約70件の抗議が寄せられている」というが、「関係者によると、パンダは早ければ今週にも“来日”の運びとなるが、年間1億円といわれる高額な中国へのレンタル料、チベット問題や毒ギョーザ事件などでの不誠実な中国側の対応で、パンダにも逆風が吹いている恰好だ。日本にパンダがお目見えして36年。今度ばかりは、列島を挙げての大歓迎とはいかないようだ」と産経は書いたが、もともとパンダはチベットの生き物、死のうが生きていようが、中国政府にとっては何ら痛痒を感じない「シロモノ」だといってよかろう。有識者も「日本が恩義を感じる必要はない。中国は外交のうまい国だから、日本は用心しなければならない。リンリンの死んだタイミングが良すぎることが不可解だ(藤原正彦・御茶ノ水大教授)」「動物園で一番の人気者がいなくなって寂しいと思っており、大賛成だったが、高いレンタル料を払ってまで借りる必要はないのでは(海老名香葉子・エッセイスト)」と慎重だが、中には「値段の問題ではなく、かわいいパンダが来るのだから目くじらを立てず、楽しめばいい。子供たちにとっても喜ばしいこと。友好の証しとして歴史に残ることも大切(ムツゴロウこと畑正憲・作家)」という意見もある。
しかし、週刊文春(5月15日号)によれば、「友好」の美名に隠れたパンダの貸し出しの裏では「四川省などから視察名目で何十人という中国人が(日本に)やってくるのです。そのたびに、旅費から滞在費、更には国際フォーラムの開催費等、中国側の希望する費用を負担する必要がある」というし、パンダ一頭の一日の食費は1万5千円を越えるという。動物作家のムツゴロウさんが「目くじら立てず、楽しめばよい」と言うのは、テレビ局の“あご足つき”取材に狎れているからだろうが、税金垂れ流し状態の官公庁関係者ならいざ知らず、不明朗な年金問題や諸物価高騰で「一円」を捻出するのに苦労しているお年寄りにとっては、パンダ一頭にかかる諸経費を知って、その法外な高待遇に驚いたに違いない。
今回の訪日を通じて感じるのは、孤立無援の中、せめて日本だけにでも「支持されたい」という胡錦濤主席の狙いだが、その裏には、彼を筆頭とする7500万人で構成される「共産党青年団派」と、江沢民前主席を中心にした「上海派」、それに中国共産党の高級幹部の子弟等で特権的地位にいる者たちで構成されている「太子党」の3派による権力争いが、相当深刻な状況にあるのでは?と思われることである。「相手が嫌がることをも堂々と発言」するのが外交交渉であり、そうしてはじめて「相互理解が進むこと」を頭から否定する福田首相では、日中間での“真の互恵関係樹立”は難しかろう。今回のような短期的な「互恵関係」では、長期的に見れば結局は「“誤解”関係」で終わるような気がするし、相手に利用されるだけである。それも日本側が自分勝手に都合良く解釈した、一方的な「磯のあわび」の関係で・・・
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★しかし、何時も感心する名文ですねー。簡潔で力強く説得力ある文章ですねー。軍人さんは訓示で演説に慣れてるから下手な大臣より見識は数段上ですね。流石です!
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▼復活した売国奴 河野洋平とチャイナロビイスト達(訳わからん、このシャバは)
【筆者記】
昨日8日、胡錦濤氏は国会議事堂を訪ねて、河野洋平衆院議長と会談し、議長として中立的な立場であるにも関わらず、チベット問題について言葉を選びながら「中国国内の問題は主権内で処理されるべきだ」と述べました。また本日、超党派議員連盟「北京オリンピックを支援する議員の会」会長として「北京五輪は中国の五輪であるとともにアジアの五輪でもあり、成功を祈る。1940年に東京五輪が予定されたときは戦争で開かれず、1964年のときは国交回復していないから中国は参加していない。初めて日中両国が共通の感動を味わえることになる。喜ばしいことだ。議連として応援することがあれば、ご指示いただきたいとかねてから言ってきているが、まずはモラルサポートを一層強めることを、この際お伝えしておきたい」北京五輪成功へ期待感も示したそうです。
世界的に批判を浴びている中国に対してなんと言う迎合的な発言なのだろうか。
今まさに国際的な人権問題として注目が集まっている中国のチベット弾圧問題で、こともあろうに中立的な議長と言う立場でありながら河野洋平の言っていることはつまり「チベット問題は中国の内政問題であり、他国がとやかく言うべきでない。これは中国の内政干渉だ」と言うことですよ。中国の主権内で処理するとかどうかと言った問題は日本政府が外交問題として考えるのがすじだ。福田首相ですら中国の内政問題とは絶対に言えません。しかし、よくこのような破廉恥極まりない発言をしたものです。日本の国会の衆議院議長として本人は何を言っているのかわかっているのだろうか。いやわかっていないからこのような軽率な発言をしたのだろう。
北京五輪問題についても世界各国から批判を浴びる中で世界のりーダー達が人権問題を真に受け止め、開会式の出席をボイコットするところまで来ているというのに人権が抑圧され、信教の自由も踏み躙られたチベットについて何と考えているのだろうか。また、そのような状況において「中国プロパガンダ五輪」の成功を祈るとは不届き千万です。河野洋平にとってチベットで何百人虐殺で死のうがどうでもいいということです。それ以上に中国のことが大切なんです。昨日も河野氏は胡主席を衆院本会議場に案内をした時、議長席に座らせる歓待ぶりをみせたと言うから驚きだ。支那は言うまでもなく五輪を国威発揚に利用し、北京五輪を無理やり行うことでチベットの人権弾圧の事実から国際社会の目をそらすために五輪を実施しようとしています。そしてこの虐殺五輪を日本から後押しをしているのが河野洋平だ。中国の手先となり、中国に迎合し中国利権に寄生するとんでもない男なのです。なぜ、ここまで彼をそうさせるのでしょうか。全て、中国の利権に絡んでいるからです。どんなことをしてでも日本のODAを中国にばら撒き、経済発展をさせることで河野と関係を共にする企業の中国進出を手助けしていると言うことです。河野には日本国際貿易促進協会会長という肩書きを持っています。この組織を利用し参加企業から莫大な会費をむしり取ることで参加企業のために中国に接近していると言うことですす。一方日中友好協会の首脳連中は野中広務と村山富一です。だいたいわかりますよね。つまり河野や野中は「チャイナロビイスト」なんですよ。中国のためにそして日本の企業のために赤い紐となって日中間に暗躍しているんです。もうこいつらはぐりぐりに結びついている。そして「日中協会」は野田毅が会長です。
この連中にとって日本はいつも中国に対して弱い立場でなくてはなりません。日本の贖罪を永遠に追求することで日本からの経済支援を強要できるからです。ですから従軍慰安婦問題や南京問題を絶えず追及することで日本マネー(円借款)を無償援助で中国に受け渡し、日本からの投資をどんど進めることで中国の経済発展を日本から進出した企業が支える、これがロビイストが作った構図だ。
ですから、中国との折り合いが悪くなれば、途端に日本国内から南京問題や慰安婦問題がクローズアップされて来ると思います。その手助けをしているのがマスコミです。朝日新聞ですよ。しっかりと連携を取り裏で画策をしているんです。ですから彼らの暗黒時代は小泉政権の時ではなかったでしょうか。それがやっと終わり、一安心と思いきや、それ以上の強敵が現れたのです。それが安倍晋三です。戦後レジームからの脱却を掲げて登場してきた安倍政権は、今まで中国に弱い立場であるべき日本を価値観共々ひっくり返そうと試みました。しかし、この連中にとっては日本はいつも、過去に支那を侵略し迷惑をかけた日本として位置づけておかなければ彼らが作った構図が壊れてしまいます。日本からの投資や無償の円借款が取れなくなってしまうのです。そのために河野は日中間を飛び回っていると言ってもおかしくはありません。毎日、中国のため、日本の企業のため、そして自分の政治資金のために骨をおっているのが河野洋平という人間です。
そしてこの連中が中国のために日朝正常化を画策しているのです。こいつらがメインですよ。そしてここで初めて加藤紘一、そしてエロ拓ラインがこいつらと結びつくことになります。近頃は加藤紘一とエロ拓は頻繁に支那に行っていますよね。
日朝正常化は中国の国益に結びつくものです。なぜならば、中国東北地方の経済発展のために周辺国の北朝鮮に対して日本からの莫大な経済援助を導入することで経済的なつながりを持たせることが非常に重要だからです。
だからこそ彼らは中国のために真剣に日朝正常化を考え、何としてでも日本からの経済支援をまわしたいと必死です。したがってこの連中にとって拉致問題などはまったく眼中になく、ただ中国の東北経済発展のために日朝正常化を訴えているだけなのです。
彼らは口先で日中友好と言いながら、実は裏ではこのような魂胆をもって日朝正常化を画策しているとんでもない国賊連中なんです。東アジア共同体などの構想は全てこのような裏が隠されています。そして今回の日中間の戦略的互恵関係とは中国の思惑通り、日本の税金を中国の経済発展に使う事でそのおこぼれを河野洋平などがキックバックとしてかすみ取ろうとする恐ろしい企みだったのです。
皆さん絶対、騙されてはいけませんよ。こいつらは北朝鮮に拉致された被害者のことなどまったく考えておりません。全て中国のために動くロビイストだ。北朝鮮を出汁にして我々の大切な税金を支援と言う名で盗み出そうと企み、支那の属国である北朝鮮を蘇られることで中国東北部の経済発展のために使おうとする国賊の集まりです。こんな売国奴が日本の衆議院議長とは信じられませんよ。
大体、こんなものが日本の政治家であること自体がそもそもおかしい。まだ書きたいことがことがありますがまた長くなってしまいますので今日はこれで終わりにします。誤字乱筆失礼しました。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。