国際戦略コラム | 日本のお姉さん

国際戦略コラム

ようちゃん、おすすめ記事。↓(国際戦略コラム 5月3日の記事) 

強者必衰の理有:強者・中国
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「驕れる者、久しからず」など日本の諺が示している真理を見る。
                    Fより

中国の強さは、どこも敵わない状態である。中国に進出する

外資系 商店や施設へのデモで、中国は外交問題で自国の

主張を通す方法を 発見した。

仏系スーパー:カルフールへのデモでサルコジ仏大統領は

一転中国擁 護の立場になっている。日本の首相の靖国神社

参拝を潰した日本系 百貨店、スーパーへのデモが進化して

いる。噂では1日デモに加わる と30元が出たという。

国家機関が指示を出しているようだという。

この聖火リレーで、韓国ソウルでは中国人デモ隊が脱北

支援の人た ちに暴行を加えるという事件に対して、中国は

謝ることをしない。
中国は、こと外交問題では、一切外国に対して謝罪をしない

ことが 明確になっている。日本とだけでも冷凍ギョーザ

問題、東シナ海で のガス田の共同開発など、日中の

問題に対して全て強引な対応をし ている。

ドイツは今回聖火リレーに対して、メルケル首相は開会式

ボイコッ トと言わずに、日程が合わずに出席できないだけ

であるとした。
これは、ダライ・ラマとメルケル首相が会ったことに抗議して、

中 国政府は、在中ドイツ企業にいろいろと不利益なことを

したり、中 国企業が買収した空港施設への投資の入金

をしなかったりと大変な 目にあっているので、抗議を控え

たのである。VWの販売台数がド イツ本国より中国の方が

多いという事態になっているために、中国 の反発は怖い

ことになる。このため、メルケル首相も中国には気を 使う。

このように日本だけではなくて、韓国にも、欧州にも同じ

対応をし 始めているのだ。米国には日本や韓国、欧州の

ような対応をしない と見ていたが、米太平洋軍のキーティン

グ司令官が中国訪問中に、 中国軍幹部から「空母を開発

するから、太平洋のハワイから東部を 米国がとり、西部を

中国がとるというのはどうか」という提案があ ったと言う。

米国に対しても、徐々に強者のポジションを取り初め

ている。

中華思想を地で行くことで、国民にプライドを齎すなど国内の

民主 化、バブル崩壊などの経済問題を強引な外交上の

勝利で覆い隠して 国内統治をうまく行うようである。しかし、

世界的な反発を受ける ような行動をしていることになる。

中国は欧州と同じ広さを持って いる。ここを共産党独裁で

支配しているが、どうしても無理が出て いる。

このため、中国は
「驕れる者、久しからず」、強者必衰の理有
を地で行っているとしか思えない。

米国も今の時点で中国と問題を起こすことはしない。しかし、

裏で は米国はロシアと中国を分断する手に出ている。

ロシアのプーチン 大統領に米ブッシュ大統領が親書を

送ってから、両国の関係は変化 している。東欧のMD

配置で揉めたが、ロシアに気を使った配慮を している。

米国の戦略が変化している様子が見える。

日米共同防衛体制を強化するために、WHの原子力企業の

買収を東 芝に認めたり、チェイニー副大統領が日本のTVに

出て米中の関係 より日米関係を重要視していると明確に

断言したりしている。安全 保障の方が経済関係より重要で

あるので、米国は中国とは経済的な 関係で、日本とは

安保関係であると言いたいのだ。

ロシアは中国人が沿海州へ大量に流入しているのを防い

だり、中国 国境警備を増強したり、アフガニスタンへの米

軍物資がロシア国内 を通ることを認めるなど、その方針が

変わったことを示す兆候が出 ている。また、ロシアは中国に

最新鋭の戦闘機など武器輸出を禁止 した。

中国はSu-27に似た国産J-11を作り、海外に輸出し

始めて いる。Su-27のコピーだと言われている。そして、

インド洋に 複数の海軍基地を作り、イランやナミビアからの

石油ルートである シーレーン防衛をしているが、この海軍

基地がインドを刺激してい る。

インドも表では中国との友好を強化しているが、感情的な

反発 がある。

EUも中国のアフリカ進出に対して、武器をジンバブエに送る

中国 船を南アフリカ共和国の港に入れないなど、対抗

処置を取り初めて いる。中国に対抗して、欧州と協調して

日本もアフリカ開発会議を 横浜で行うことにした。

中国の強引な外交手法に米国を初め、世界の多くの国が

辟易してい る。

今回の五輪聖火リレーで益々その思いを強くしたように感じる。
福田首相の訪ロでは石油パイプライン建設が日本優先と

決まり、 中ロの関係が変調したことを窺わせた

中国は南米やアフリカなどと協調して国際的な反中包囲網

を打破す るが、国内の民主化を押さえた国内対策のために、

外交を利用する 手法には、どこかで破綻が来るように感じる。

さあ、どうなりますか??
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カルフールに反仏デモ、中国8都市に拡大
 【北京=尾崎実】北京市北西部で1日、仏小売り大手カル

フールの 店舗で若者らのデモが発生、重慶市など計8都市

の同社店舗にも広が った。チベット騒乱に絡んで北京五輪

の聖火リレーへの妨害行動な どが起きたフランスに反発

する中国の民族感情は高まっており、中 国政府は数百人

規模で起きているデモが1000人単位に拡大しないよ う、

厳戒態勢を敷く構えだ。

 中仏間では、フランスがサルコジ大統領の特使として

ポンスレ上 院議長を北京に派遣。政府間では聖火リレーを

巡ってぎくしゃくし た関係改善へ動いているが、中国内では、

ネットや携帯電話などで 以前からカルフールへの不買運動

を呼びかけるメールが拡大。中国 当局は4日からの本土

での聖火リレーを控え、アクセス規制などでデ モの抑え

こみを図ったが奏功しなかった。 (07:03)
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VW、中国での販売台数がドイツ抜く・1-3月
 【ミュンヘン=後藤未知夫】欧州自動車最大手フォルクス

ワーゲ ン(VW)の中国での新車販売台数が母国ドイツの

実績を初めて上 回った。2008年1―3月期はVW、アウディ

など傘下ブランドの中国 での販売が前年同期比32%増の

26万8204台に拡大。ドイツでは3%増 の24万654台に

とどまった。

 VWによると中国でのシェアは18.4%と1.6ポイント上昇。

ドイツ では32.3%と過去最高のシェアとなったが、消費税

にあたる付加価 値税の税率引き上げなどで新車販売市場

が低迷したため、両国での 販売台数が逆転した。

 VWは1980年代に外資で初めて中国に参入。米ゼネラル・

モータ ーズ(GM)や日本メーカーとの競合激化などで苦戦

が続いたが、 シュコダ自動車(チェコ)の主力車種を追加

販売体制のテコ入れ も効いた。北京五輪のスポンサーも

務める今年は100万台の大台突破 が確実な勢いだ。

(20:46)
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中国製武器満載の貨物船、ジンバブエへの荷揚げをあきら

めた?
  北京政府、世界の抗議を前に「珍しく」撤退宣言
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

 本当に帰路についたか、どうかは今後の偵察衛星が観測

する。
 ジンバブエの独裁者ムガベに大量の武器を供与しようと

中国船が ダーバン港に接岸、南ア政権はこの陸揚げを

拒否した。

 「これらの武器がムガベ(ジンバブエの独裁者)の手にわた

れば 反対派弾圧の、致命的な武器として使用される懼れが

あった」 (ヘラルドトリビューン、4月25日付け)。

そこで中国船は、ケープタウンを迂回し、ナミビアに向かって

いた が、世界のマスコミ、人権派、環境擁護団体、

ダルフール活動家、 チベット民主化運動が猛烈な批判運動

を展開した。
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福田首相がロシアから帰国
 福田康夫首相は27日昼、ロシア訪問を終え、羽田空港着

の政府専 用機で帰国した。

 首相は、ロシアのプーチン大統領と会談し、平和条約締結

を目指 し北方領土問題の交渉を継続することで一致。

東シベリアで初の油 田共同開発に着手することで合意、

7月の主要国首脳会議(北海道洞 爺湖サミット)の議題と

なる地球温暖化防止対策での連携強化も確 認した。

〔共同〕 (13:48)
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中国、対日食品輸出が17%減・ギョーザ問題響く
 【北京=高橋哲史】今年1―2月の中国から日本への食品

輸出量は 、中国製冷凍ギョーザの中毒事件の影響で前年

同期に比べ17.1%減 の47万1000トンにとどまった。

国営通信の新華社が2日、中国税関総 署の話として

伝えた。

 ギョーザ問題は1月末に発覚。日本で中国製食品への

不信が広がっ た2月に限れば、中国の対日食品輸出量は

前年同月比30%減った。中 でも日本向け食品の最大の

輸出基地である山東省では、60%減と激 減ぶりが

目立った。

 新華社は「徹底的な調査の結果、中国の検査当局は

ギョーザ事件 が食品安全問題ではなく、何者かによる

故意の犯行であると結論づ けた」と伝えている。 (23:02)