今回の首脳会談には中国に対する国民感情と、ずれがあるのも指摘せざるを得ない。 | 日本のお姉さん

今回の首脳会談には中国に対する国民感情と、ずれがあるのも指摘せざるを得ない。

日中共同声明 はれものに触る勇気を

 福田康夫首相と中国の胡錦濤国家主席の会談は「戦略的互恵関係」の発展で一致、共同声明に署名した。大局的立場から両国関係に取り組むのは大賛成だが、敏感な問題を避けた印象は否めない。

 十年前の江沢民国家主席の来日では日本側が「日中共同宣言」に過去への謝罪を明記することを拒んだ。このため、江主席は首脳会談のみならず宮中晩さん会でも日本の戦争責任を厳しく非難した。

 これは中国に親しみを抱いてきた人々を含め日本側の大きな反発を買い、その後、歴史認識の違いや首相の靖国神社参拝問題で日中が、いがみ合うきっかけになった。

 悲惨な結果を招いた前回の中国国家元首来日を教訓に、今回発表された日中共同声明は過去の問題には「歴史を直視し未来に向かう」と触れるにとどめた。日中間の公式共同文書として初めて戦後日本の「平和国家としての歩み」に対する評価を盛り込んだ。

 日中関係を揺るがしてきたさまざまな問題にとらわれることなく長期的、戦略的な視野から両国の互恵関係を発展させる姿勢を示したことは大きな意義がある。

 過去に根差した両国の対立に疑問と不信を募らせてきた国際社会にも関係正常化をアピールした。

 しかし、今回の首脳会談には中国に対する国民感情と、ずれがあるのも指摘せざるを得ない。

 二けたの経済成長と軍事力増強を図る中国に、チベット問題や聖火リレーで見られた攻撃的なナショナリズムが燃え上がっている。

 平和の祭典であるはずの北京五輪が、こうした国威の発揚に利用されるのでは、という不安は日本だけでなく国際社会で強まった。

 最近の世論調査でも中国に対して毅然(きぜん)とした態度で臨むよう求める意見が増えた。福田首相は首脳会談で胡主席に、こうした空気の変化を伝えたのだろうか。

 チベット問題でも福田首相はダライ・ラマ十四世との対話再開を評価したが武力弾圧に懸念を示さなかった。軍事力増強や人権状況に言及しなかった。

 相手が触れられたくない「はれもの」を避けるのは外交技術だが、友人として率直に言う方が真の信頼関係につながることもある。

 胡主席は十日まで日本に滞在し、まだ福田首相と同席の機会も多い。公式の場では言いにくかったことも、率直に語りかけてほしい。友好のパフォーマンスばかりが目立てば、内外で日本政府と首相への不信を招くことになる。

2008年5月8日東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008050802009494.html

【主張】日中首脳会談 「互恵」を実行で証明せよ

 福田康夫首相が訪日中の胡錦濤・中国国家主席と会談し、日中共同声明を発表した。日中関係を「最も重要な2国間関係の一つ」と位置づけ、「戦略的相互関係を包括的に推進し、両国の平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展という崇高な目標を実現していく」とうたった。

 しかし東シナ海ガス田開発や中国製毒入りギョーザ問題などの両国間の懸案では、進展はなかった。このままでは「チベット騒乱で世界の非難を浴びる中国の孤立回避に利用された」との批判も出かねない。共同声明の内容を早急に具体化していく必要がある。

 昨年末の福田首相訪中では、胡主席の「桜咲くころの訪日」で合意した。5月にずれ込んだのはギョーザ事件やチベット騒乱、聖火リレーをめぐる中国国民の内外での排外的行動が国際社会や日本国民の感情を損なったためだ。

 中国首脳がチベット騒乱後、外国訪問するのは初めてだ。日本は1989年の天安門事件で中国が西側諸国から経済制裁を受けた際、結果的に制裁解除の先導役を担った。しかしその数年後、江沢民前政権が「愛国主義」の名の反日民族主義を鼓吹、日中関係の険悪化を招いた苦い経験がある。

 胡錦主席が対日関係の修復に努めてきたことは否定しないが、いまも江沢民前主席をはじめとする対日強硬派の勢力は根強い。日本は中国全体の動静を冷静に眺めつつ、真の「戦略的相互関係」構築に一歩一歩取り組むべきだ。

 共同声明には評価できる面もある。中国が「日本の戦後の平和国家としての歩みを積極的に評価」し「日本の国連における地位と役割を重視」したことだ。胡主席は福田首相との会談で、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りに柔軟姿勢を示したとされる。

 相互信頼増進のため首脳の相互訪問を定期化、安全保障面のハイレベル交流を強化する。「国際社会が共に認める普遍的価値の理解と追求のため緊密に協力する」ことは、中国に人権や民主、言論の自由の尊重を求める足場となりうる。台湾問題でも、日本側は従来の立場を「堅持する」として中国になんら譲歩していない。

 もっとも声明は実行しなければ意味がない胡錦政権には、誠意と実行力を懸案の諸問題で示してもらいたい。ダライ・ラマ14世との対話が北京五輪までの弥縫(びほう)策とならないよう望む。

2008.5.8 03:25 産経新聞

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080508/plc0805080327002-n1.htm


日本国民は、福田首相を不信感を持って眺めている。

次の選挙では自民党はボロ負け確実。でも、民主党も

外国人に外国籍のまま選挙権をやろうと決めている

売国奴や、同和の団体のために、人権擁護法案を可決

しようとする売国奴がいるから、民主党にも入れられない。

政治家に対する不信感がいっぱい。

コキントウも、日本を大事にしているのか、していないのか、

パンダ2頭の貸し出ししか約束してないじゃん。

パンダなど、国民はどうでもいいんですよ。ギョーザ事件は

どうなったのよ。東シナ海の日本側のガスは、今日も遠慮なく

せっせと吸ってチュウゴクに運んでいるだろうが。

でも、コキントウは、江沢民よりも、ずっとマシな人だと思う。

コキントウは、チベット人を以前、大虐殺した張本人。

チベット問題で世界中から非難されている最中に

日本政府(国民はチュウゴクに怒っている)だけが仲良く

してくれるから、ありがたかったのだろう。チュウゴクの新聞

では、「大成功!!」だったような報道ぶり。

まあ、大成功だと言っておかないと、野蛮なチュウゴク人が

また、日本大使館や日本食レストランや日系デパートに

向かって破壊行為を繰り返すからね。

長野の沿道をチュウゴク政府が与えた真っ赤なチュウゴクの

国旗で日本人を包んで、その下で日本人を殴っていた

醜いチュウゴク人留学生たちは、日本国民の感情を損なった。

長野で日本人に暴力を振るったチュウゴク人は、逮捕して

罪を償わせて、その後日本から追い出すべきだ。それが、

普通の法事国家のとるべき態度だ。日本政府は赦しても、

日本人は、チュウゴク人に怒っています。

心の中に、静かな青い怒りの炎がともっていますから。

パンダ2頭年間1億円で貸し出しぐらいで、日本国民の怒りは

収まりません。

by日本のお姉さん