クライン孝子の日記 ・ 国際派日本人の情報ファイル
ようちゃん、おすすめ記事。↓クライン孝子の日記
■2008/05/01 (木) 小泉元総理、解散すれば自民100席減らすと発言
■2008/04/30 (水) 若者と女性の勢いがいい、ガンバレ!
再議決は「混乱の序章」、会期末に3度目の再議決浮上…政権シミュレート
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<<幾重ものハードルを一気に超える秘策は見あたらず、
首相の唯一の求心力は「解散への恐怖感」となってしまった感がある。
小泉純一郎元首相は30日の本会議場で、そんな自民党議員の
心理を見透かしたかのようにこう言い放った。
「まあ、総選挙をやったら自民党は100議席は減らすだろうな!」
>>
小泉元総理のころ、日本の政治は「生きていた」と思う。そりゃ功罪はあったかもしれないけれど、あれだけ「自民党をぶっ壊す」という意気込みで、次々と改革に着手し、自民党を再度復興させた手腕は
天才的というしかない。残念なことに、これを引き継いで、さらに改革への道を開拓していく度量のある政治家が自民党には見当たらなかったことだ。安倍前総理はその器だったのだが、周囲が余りにも意気地がない上、だらしがなさすぎた。
当時、心から安倍前総理にエールを送り、期待をしていた人たちは、その周辺の何ともいえない安倍前総理に世辞を言うだけの目立ちたがり屋の人間がタムロしているのを見て、一歩引いてしまった。
私はそうして後ろに下がってしまった人たちを何人も知っている。
知人もその一人で、今になって、悔やんでいるが後の祭り。済んでしまったことは仕方がないのであって、問題は、今後どうするかに掛かっている。それにしても、何だか知らないけれど、
民主党:小沢代表と平沼氏が会談 川上議員が仲介
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という動きがあるというのも、理解できない。こうした長老にぶら下がってすがりついているというのも摩訶不思議である。若い議員たちは、彼らに何を期待しているのか彼らのセンスで政治をする時代はとっくに終わっているというのに、なぜ気が付かないのだろう。これは保守言論界にもあてはまります。
ねがわくば、
倉敷で全国最年少の女性市長誕生 現職と前議長破る
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のような動きに期待するしかない。
チャンネル桜http://
■2008/04/30 (水) 若者と女性の勢いがいい、ガンバレ!
日本を変えるのは私たちです。とくに若い人たちや、女性の活動に期待します!上段から見下ろしてご意見をのたまう時代は終わった!下から汗みどろになって動き日本を改革していく。新しい動きです。
<<日本を愛する皆様へ 緊急 松浦芳子
先日、長野の聖火リレーの視察に行ってまいりました。沿道の赤旗に隠れて、いったい何があったのか、マスコミは報道をしていません。バス一台での参加でしたが、2人が警察に届けをだすケガ。その他、殴られた人、蹴られた人、とび蹴りされた人、多くいます。
(松浦のHPの「ひとりごと」にも掲載しましたが。)
info@matsuura-yoshiko.com
私たちは、右手に日の丸の小旗、左手にチベットの小旗を持ち、
整然と行動しておりましたが、その小旗をもぎとられ小競り合いがおこりました。(大きな旗は持っていません)大きな赤旗の棒で殴られた人もいますが、警察は、日本人を無視。守ってはくれませんでした。殴られたり蹴られたりした方々の怒りが緊急行動になりました。(添付します)5月6日 午前10時30日集合 京橋近くの水谷橋公園から
日比谷公園まで行進します)
胡錦濤氏は、今、この時期に、いったい何をしにこられた
のでしょうか・・・・。歓迎していいんでしょうか・・・・。チラシを添付したしたので、行進にぜひご参加下さいませ。どうかよろしくお願い致します。松浦芳子>>
岡本明子氏より
<<松浦芳子杉並区議がお忙しいので、私のほうから、宣伝するように頼まれましたので、一報をお知らせします。転送歓迎 !!!!!
平成20年5月6日(火)胡錦濤訪日に抗議する!-緊急国民大行進-
心ある日本人は、結集せよ!!
集合場所 水谷橋公園(中央区銀座1-12-6)
地下鉄銀座線「京橋」2番出口
地下鉄有楽町線「銀座1丁目」7番出口
集合時間 午前10時30分
午前11時より行進
趣旨
★中国政府によるオリンピックの政治利用に抗議する!!
★チベット人の虐殺・人権弾圧を許すな!!
主催: 草莽全国地方議員の会
チベットの自由と独立を支持する会
誇りある日本をつくる会
連絡先:TEL 03-5766-2011
FAX 03-3311-7810 i
メールnfo@matsuura-yoshiko.com
>>
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◆国際派日本人の情報ファイル
厳戒態勢の中の五輪聖火リレー (丸山公紀)
4月26日午前中、北京五輪の聖火リレーが長野市で行われ
た。報道によれば3000人の警察官の厳戒体制の中、出発
地の県 勤労者福祉センター跡地からJR長野駅や長野五輪
の競技会場を 巡る18.7キロを星野氏、萩本氏、北京五輪
代表選手、歴代の五 輪メダリスト、公募のランナーら
約80名が聖火を引き継ぎ、若 里公園に到着、予想通り
沿道では中国人応援団とチベット支援 者などによる
小競り合いが相次ぎ、聖火に向けてペットボトル や卵が
投げ込まれた他、コースに飛び出した男ら5人逮捕され
たという。
産経夕刊では、何のため、誰のための「平和の炎」なのか、
慨嘆していたが、とりもなおさずチベットの人権を武力で抑圧
し、五輪を格好の機会に聖火をヒラヤマ山脈越えて、チベット
に入ることによって世界にチベットを含めた一つの中国である
ことをアピールしようとしている開催国、中国のための炎でし
かないことは全世界の人々が知っている。中国の目論みと
は逆 にいかに中国が人権抑圧をしてきたことを聖火リレー
によって、全世界が問題の重大性を知ってしまったのである。
多くのチベットを支援する団体が長野に終結したが、逆に中
国当局によって動員されていると見中国人留学生の数も入り乱
れ、「チベットに自由を」「ゴーゴーチャイナ」の大音声が錯
綜したという。それでも新聞の写真を見る限り、「赤一色」の
沿道と遠巻きながらの当地の長野市民には全く感動が
伝わらな い光景は、既に北京五輪の開催意義が全くなく
なったこと、極 めて中国に政治的に利用されていることが
明らかである。
産経夕刊では穏健にチベット問題を訴える亡命チベット人の
団体メンバーのインタビューが掲載されていた。
「私たちは聖火リレーを妨害するつもりはない。ただ、中国
政府にオリンピック精神に立ち返ってほしいだけ。自分の思う
こと、感じることを自由に発言できる社会にしたいだけだ」
彼らにとってみれば命懸けの抗議である。あるチベット系中
国人男性は「チベットに残してきた家族が中国の公安当局に尋
問を受けており、顔や名前を出して抗議活動することは正直怖
い」とこぼしたという。聖火リレーに抗議することが、家族が
当局に捕らえられてしまう危険につながるにもかかわらず、そ
の危険をおかしてまでも行動に走らせるということは、チベッ
トで実際に何が行われているのかを容易に想像にさせるに難く
ない。
さら写真で見る限りに聖火リレーの沿道には日章旗がほとん
ど立っていないが、国民全体も決して歓迎しているわけでない
ことが如実となった。
昨日、中国はダライ・ラマ側と対話の用意があると発表した
が、各国首脳から開会式出席をボイコットされた状態をなんと
か打開したい意向であることは明らかであるが、これも条件を
つけており、基本的にはチベット支配の姿勢は変わっておらず、
抜本的には解決しそうにもない。
そもそも平和を目指さない中国で五輪開催をする意義はない
としかいいようがない。
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もう一つ押さえるべきは、一本目の朝鮮日報の記事の
反米的トーンです。この関連で思い出していただきたいのは、
コラム#2426でご紹介した、朝鮮日報の反中共的論説です。
ここで大胆に総括すれば、韓国は親日、そして反米反中へ
と向かいつつある、という気がするのですがいかがなもの
でしょうか。
(2)米国に急接近する台湾
これに対し、親米親中、そして反日へと正反対の方向に向かいつつある気がするのが台湾です。馬英九(Ma Ying-jeou。1950年~)は、支那本土出身の中国国民党中級幹部たる父の唯一の男の子として香港で生まれ、1歳の時に家族と共に台湾に移住しました。1972年に台湾大学法学部を卒業してから米国に留学し、ニューヨーク大学ロースクールで法学修士号を、更にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得しました。ハーバード大学留学中に結婚し、1981年に台湾に戻ります。つまり馬は、20歳台から30歳台初めにかけて足かけ10年、米国で過ごしたわけです。
馬には二人の娘がいますが、二人の名前はLesley W. Ma (Ma Wei-chung=馬唯中) と Kelly Ma (Ma Yuan-chung=馬元中)であり、これは台湾や香港の住民にはめずらしくないとはいえ、二人のファーストネームが欧米名、というか米国名であることに注目しましょう。
総統選挙中、民進党側は馬が米国の永住権を持っているのではないかと攻撃しましたが、どうやら彼も彼の妻も永住権を持っているらしく、その上、彼の姉妹達や長女は米国籍を持っているのですから、馬の親米ぶりが窺えるというものです。いや、私はむしろ、馬の意識は漢人系米国人であると見ているのです。そして私は、馬の対中共政策は、米国、より端的には米国政府の傀儡としてのものであると認識しているわけです。(コラム#2440、2442(未公開)参照。)
このように考えれば、中台の法的関係は現状維持しつつ、対中軍事力を整備し、その一方で経済的交流関係を深める、ただし中共の人権問題は厳しく批判する、という馬の対中政策の説明がつくと思いませんか。彼の親中とは、このようなものなのです。
そして、台湾国民は、このような政策をひっさげた馬に立法院での絶対的多数と総統職を与えたことになります。
他方、馬の「反日的」スタンスは気になるところです。馬のハーバード大学ロースクールでの博士論文は、尖閣諸島(釣魚列嶼=Diaoyu Islands)とが台湾領だというものでしたし、2005年4月に当時台湾の与党の一角をなしていた台湾団結連盟の蘇進強主席らが靖国神社に台湾の政党トップとしては初めて参拝した時、当時台北市長であった馬は同連盟に謝罪を求めました。
私は、前者は馬の個人的研究に過ぎない一方で、後者は、父親譲りの、伝統的な中国国民党員的発想から来ていると見ています。
とはいえ、このような馬の「反日的」スタンスの支持者が漢人系米国人の間で多く、また台湾においても少なからず存在することもまた事実なのでしょう。いずれにせよ、このスタンスが、馬の総統選勝利の妨げにならなかったことをわれわれは肝に銘じる必要があります。馬が米国政府の傀儡としての立場を優先させ、総統就任後、彼のイニシアティブでこれらの問題を持ち出して日台関係を混乱させるようなことはしないことを祈るばかりです。この関連で私がむしろ心配しているのは、米国の今後の対東アジア政策の動向です。(続く)