本日発売!!チベット大虐殺の真実。 (大日本セキュリティ)
ようちゃん、おすすめ記事。↓
▼本日発売!!チベット大虐殺の真実。 (大日本セキュリティ)
本日、チベット大虐殺の真実という本が発売になりました。編纂は西村幸祐さんです。しかし、タイムリーですね。3月のチベット虐殺があってからすぐに出版の準備に入ったようですね。西村さんの所が出す本は結構書店に並んでいる事が多いので、一般の人たちの目に触れる事も多いと思われます。最近、図書館に行ったときに、ある人が図書館の職員に「チベット問題を扱った本ありますか?」と尋ねている場面に遭遇しました。職員の方は「チベット問題というか、チベット自体に関する本は何冊かありますよ。最近、問い合わせが多いんですよ。」なんて事を言っておりました。私は結構図書館が好きでいろんな所に行くのですが、チベット問題を扱った本には、お目にかかったことがありません。チベット紀行本でチラッと触れているものは見ましたが、チベット虐殺をメインにした本は皆無でした。でも、世界中の聖火リレーで抗議を受ける中国のチベット問題を見ていれば、「チベット問題とは何なのか?」と疑問を持って当然だと思います。今回、西村さんの本が出たのは、世間のチベット関連知識の渇望に応える最適なタイミングだったと思います。大体、「過去の歴史」に関してあれだけ騒ぐ人たちがいるのに、「現在進行形で起こっている」虐殺・非人道的仕打ちを取り上げる人たちや書籍・メディアが少なすぎるのです。チベット虐殺は有名になったかもしれませんが、ダルフールを知らない人はまだまだ多いでしょうし、新疆ウイグルも内モンゴルもチベットと状況は変わりません。「現在進行形の虐殺」を無視して「過去の歴史」ばかりを取り上げるのは欺瞞ではないか?という考えが今後浸透していくような気がします。
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▼リンリンが死んじゃった。 (大日本セキュリティ)
上野動物園(東京・台東)で飼育されていたジャイアントパンダの「リンリン」(雄、22歳7カ月)が30日未明、死んだ。人間の70歳ぐらいに相当し、高齢による心臓と腎臓の機能低下のため同動物園は29日から一般公開を中止していた。 日本に所有権のある唯一のパンダだった。日中国交正常化を記念して1972年に「ランラン」「カンカン」の寄贈を受け、日本で初めてジャイアントパンダ の飼育を始めた同動物園にパンダがいなくなった。ジャイアントパンダは国内では現在、繁殖研究のためのレンタルで神戸市に2頭、和歌山県白浜町に6頭い る。(11:42)
以上、日経新聞より引用。
日中友好のシンボルで、唯一日本所有のパンダ「リンリン」が死んでしまいました。長野の中国人留学生が狼藉を働き一般の日本人から「日中友好」が消え去ったのを見届けるかのように逝ってしまいました。そういえば、2,3ヶ月前上野動物園に行ったとき、客にお尻を向けて寝ていました。死期が近づくと、人間に見られること自体ストレスになるんでしょうね。中国のパンダ外交にも一区切りが付いたという事でしょう。それにしても、二階の地元の和歌山には6頭もパンダがいるんですね。本当に二階は気持ち悪いヤツですね。長野で中国人留学生が嫌われ、リンリンが死に、コキントウもチベット国旗で歓迎を受ける....。2008年は日中友好が終了した年として記憶されるでしょう。
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日本のトロ・サシ文化が世界に浸透する?
そういえば最近寿司なんて食べていないです。廻らない寿司を食べた記憶など遠い昔の事です。で、私はマグロに関しては、トロより赤身が好きです。まぁ。トロは高いですし...。でも、単純に味的にも赤身の方が好きです。特に冷凍をしない赤身の「口の中で溶けるような」感覚は最高ですね。トロも「口の中で溶ける」なんて言い方をしますが、赤身の方が上だと思います。どっちにしろ、未冷凍モノなんて高くて、そうは食えませんが...。そもそも、昔はトロは捨てていたそうですね。で、この方がトロの旨さを一般に広めたそうです。冷凍設備が整っていない戦前や戦後まもない頃は、脂肪分が多く腐りやすいトロのような部位を流通させる事が難しく、漁師や港町の人しか食べる事のできないグルメだったのでしょう。赤身でさえ、「ヅケ」にする事で日持ちを良くした上で流通させていたわけで...。で、冷凍設備が良くなると、脂肪分たっぷりのトロが流通するようになり、トロが高級部位として珍重されるようになるのですが、私は「脂肪分が多ければ旨いって事でもないでしょう」と思うのですが....。
で、脂肪分が多いと旨いという発想は、マグロだけじゃなく、サシのたくさん入った和牛でも同様なわけです。で、朝鮮日報にこんなニュースがありました。
www.chosunonline.com/article/20080429000046【萬物相】和牛
今年1月、在日中国大使館が日本政府に対し、中国行きの航空機を利用した牛肉の密輸を取り締まって欲しいと要請した。中国が2001年に日本からの牛肉輸入を禁止して以来、中国人の「かつぎ屋」が横行するようになったためだ。上海の浦東空港だけでも、昨年下半期に日本から密輸された牛肉3万トンが摘発された。中国の新興富裕層が「牛肉のキャビア」と呼ばれる和牛の味を覚えて以来、この有様だ。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記も好んで食べるという和牛は、06年に日本が定めた北朝鮮向け輸出禁止品目にも含まれた。
ニューヨーク・マンハッタンの由緒あるレストラン「オールド・ホームステッド・ステーキハウス」が02年、神戸牛を使った和牛バーガーを41ドル(現在のレートで約4270円)で売り出した。人々は3度驚いた。ニューヨークのステーキの名店が日本の肉を取り扱ったという事実、高い値段、そして柔らかい肉質に。今、和牛のステーキは米国の高級レストランで通常のステーキに比べ2倍の値がついている。あらゆる和牛を持ち込み交配させた米国産の和牛だ。オーストラリアやニュージーランドは和牛を育て輸出しており、イギリスの農場でも和牛飼育ブームが起こっている。日本の和牛登録協会は、50年前から和牛の「戸籍」を作り、管理してきた。子牛が生まれたら職員が現場を確認し、生年月日、出産農家、2代上までの父系・母系の血統を記録し、証明書を交付する。協会が保管する「子牛登記」には、指紋ならぬ「鼻紋」が押されている。人の指紋のように牛ごとに異なる鼻面に墨を塗り、拓本のようにして採っている。韓牛農家が牛にマッサージをし、音楽を聴かせるのも、和牛の飼育法に由来している。マッサージは、筋肉をもれなく動かしてやることで筋内脂肪、いわゆるマーブリングが均等に広がるようになる。夏には口当たりを良くしようとビールを飲ませ、太らせる最終段階では毎日清酒とビールでお粥を作り、食べさせる。最高級の和牛といわれる神戸産の黒牛を飼育する農家は262戸しかない。飼育頭数は大抵が5頭未満、多くても15頭で、食肉処理されるのは年間30頭だけだ。肉100グラムが10万ウォン(約1万400円)にもなる。李明博(イ・ミョンバク)大統領は「最も高い韓牛でも1頭3500万ウォン(約367万円)くらいなのに、和牛は1億ウォン(約1048万円)にもなる」と述べ、韓牛の高級化を指示した。野党は「和牛は極めて特別な農家だけが飼育することができる。韓国の一般畜産農家とはかけ離れた話だ」と反論した。名品化と共に重要なのが、流通改革だ。ディスカウントストアのような中・低価格市場でも韓牛の競争力を保とうとするならば、現在5‐6段階経ている流通過程を減らし、「泡を抜く」必要がある。このところ直接取り引きで値段を大幅に引き下げた地方の韓牛料理店に都市から訪れた人々が列をなしていることだけを見ても、十分に可能なことだ。ーーーーーーーーーー
これだけグラム単価の高い和牛なら中国人が飛行機に持ち込んで密輸しても、商売になるという事でしょうか?欧米でも和牛ブームなのは知りませんでした。肥満が社会問題になっているアメリカでは脂肪分の少ない牛肉を食べるよう心がけている人が多いのに、脂肪分たっぷりの和牛が流行ったらますます肥満が増えるんじゃ....。日本発のトロ・サシ文化は結構な事ですが、別にトロじゃなくても旨いものは旨いと思いますよ。最近、「豚トロ」や「トロさんま」みたいなものさえありますが、個人的にはこういう「トロ信仰」はしっくり来ないですねぇ。
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本日、チベット大虐殺の真実という本が発売になりました。編纂は西村幸祐さんです。しかし、タイムリーですね。3月のチベット虐殺があってからすぐに出版の準備に入ったようですね。西村さんの所が出す本は結構書店に並んでいる事が多いので、一般の人たちの目に触れる事も多いと思われます。最近、図書館に行ったときに、ある人が図書館の職員に「チベット問題を扱った本ありますか?」と尋ねている場面に遭遇しました。職員の方は「チベット問題というか、チベット自体に関する本は何冊かありますよ。最近、問い合わせが多いんですよ。」なんて事を言っておりました。私は結構図書館が好きでいろんな所に行くのですが、チベット問題を扱った本には、お目にかかったことがありません。チベット紀行本でチラッと触れているものは見ましたが、チベット虐殺をメインにした本は皆無でした。でも、世界中の聖火リレーで抗議を受ける中国のチベット問題を見ていれば、「チベット問題とは何なのか?」と疑問を持って当然だと思います。今回、西村さんの本が出たのは、世間のチベット関連知識の渇望に応える最適なタイミングだったと思います。大体、「過去の歴史」に関してあれだけ騒ぐ人たちがいるのに、「現在進行形で起こっている」虐殺・非人道的仕打ちを取り上げる人たちや書籍・メディアが少なすぎるのです。チベット虐殺は有名になったかもしれませんが、ダルフールを知らない人はまだまだ多いでしょうし、新疆ウイグルも内モンゴルもチベットと状況は変わりません。「現在進行形の虐殺」を無視して「過去の歴史」ばかりを取り上げるのは欺瞞ではないか?という考えが今後浸透していくような気がします。
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▼リンリンが死んじゃった。 (大日本セキュリティ)
上野動物園(東京・台東)で飼育されていたジャイアントパンダの「リンリン」(雄、22歳7カ月)が30日未明、死んだ。人間の70歳ぐらいに相当し、高齢による心臓と腎臓の機能低下のため同動物園は29日から一般公開を中止していた。 日本に所有権のある唯一のパンダだった。日中国交正常化を記念して1972年に「ランラン」「カンカン」の寄贈を受け、日本で初めてジャイアントパンダ の飼育を始めた同動物園にパンダがいなくなった。ジャイアントパンダは国内では現在、繁殖研究のためのレンタルで神戸市に2頭、和歌山県白浜町に6頭い る。(11:42)
以上、日経新聞より引用。
日中友好のシンボルで、唯一日本所有のパンダ「リンリン」が死んでしまいました。長野の中国人留学生が狼藉を働き一般の日本人から「日中友好」が消え去ったのを見届けるかのように逝ってしまいました。そういえば、2,3ヶ月前上野動物園に行ったとき、客にお尻を向けて寝ていました。死期が近づくと、人間に見られること自体ストレスになるんでしょうね。中国のパンダ外交にも一区切りが付いたという事でしょう。それにしても、二階の地元の和歌山には6頭もパンダがいるんですね。本当に二階は気持ち悪いヤツですね。長野で中国人留学生が嫌われ、リンリンが死に、コキントウもチベット国旗で歓迎を受ける....。2008年は日中友好が終了した年として記憶されるでしょう。
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日本のトロ・サシ文化が世界に浸透する?
そういえば最近寿司なんて食べていないです。廻らない寿司を食べた記憶など遠い昔の事です。で、私はマグロに関しては、トロより赤身が好きです。まぁ。トロは高いですし...。でも、単純に味的にも赤身の方が好きです。特に冷凍をしない赤身の「口の中で溶けるような」感覚は最高ですね。トロも「口の中で溶ける」なんて言い方をしますが、赤身の方が上だと思います。どっちにしろ、未冷凍モノなんて高くて、そうは食えませんが...。そもそも、昔はトロは捨てていたそうですね。で、この方がトロの旨さを一般に広めたそうです。冷凍設備が整っていない戦前や戦後まもない頃は、脂肪分が多く腐りやすいトロのような部位を流通させる事が難しく、漁師や港町の人しか食べる事のできないグルメだったのでしょう。赤身でさえ、「ヅケ」にする事で日持ちを良くした上で流通させていたわけで...。で、冷凍設備が良くなると、脂肪分たっぷりのトロが流通するようになり、トロが高級部位として珍重されるようになるのですが、私は「脂肪分が多ければ旨いって事でもないでしょう」と思うのですが....。
で、脂肪分が多いと旨いという発想は、マグロだけじゃなく、サシのたくさん入った和牛でも同様なわけです。で、朝鮮日報にこんなニュースがありました。
www.chosunonline.com/article/20080429000046【萬物相】和牛
今年1月、在日中国大使館が日本政府に対し、中国行きの航空機を利用した牛肉の密輸を取り締まって欲しいと要請した。中国が2001年に日本からの牛肉輸入を禁止して以来、中国人の「かつぎ屋」が横行するようになったためだ。上海の浦東空港だけでも、昨年下半期に日本から密輸された牛肉3万トンが摘発された。中国の新興富裕層が「牛肉のキャビア」と呼ばれる和牛の味を覚えて以来、この有様だ。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記も好んで食べるという和牛は、06年に日本が定めた北朝鮮向け輸出禁止品目にも含まれた。
ニューヨーク・マンハッタンの由緒あるレストラン「オールド・ホームステッド・ステーキハウス」が02年、神戸牛を使った和牛バーガーを41ドル(現在のレートで約4270円)で売り出した。人々は3度驚いた。ニューヨークのステーキの名店が日本の肉を取り扱ったという事実、高い値段、そして柔らかい肉質に。今、和牛のステーキは米国の高級レストランで通常のステーキに比べ2倍の値がついている。あらゆる和牛を持ち込み交配させた米国産の和牛だ。オーストラリアやニュージーランドは和牛を育て輸出しており、イギリスの農場でも和牛飼育ブームが起こっている。日本の和牛登録協会は、50年前から和牛の「戸籍」を作り、管理してきた。子牛が生まれたら職員が現場を確認し、生年月日、出産農家、2代上までの父系・母系の血統を記録し、証明書を交付する。協会が保管する「子牛登記」には、指紋ならぬ「鼻紋」が押されている。人の指紋のように牛ごとに異なる鼻面に墨を塗り、拓本のようにして採っている。韓牛農家が牛にマッサージをし、音楽を聴かせるのも、和牛の飼育法に由来している。マッサージは、筋肉をもれなく動かしてやることで筋内脂肪、いわゆるマーブリングが均等に広がるようになる。夏には口当たりを良くしようとビールを飲ませ、太らせる最終段階では毎日清酒とビールでお粥を作り、食べさせる。最高級の和牛といわれる神戸産の黒牛を飼育する農家は262戸しかない。飼育頭数は大抵が5頭未満、多くても15頭で、食肉処理されるのは年間30頭だけだ。肉100グラムが10万ウォン(約1万400円)にもなる。李明博(イ・ミョンバク)大統領は「最も高い韓牛でも1頭3500万ウォン(約367万円)くらいなのに、和牛は1億ウォン(約1048万円)にもなる」と述べ、韓牛の高級化を指示した。野党は「和牛は極めて特別な農家だけが飼育することができる。韓国の一般畜産農家とはかけ離れた話だ」と反論した。名品化と共に重要なのが、流通改革だ。ディスカウントストアのような中・低価格市場でも韓牛の競争力を保とうとするならば、現在5‐6段階経ている流通過程を減らし、「泡を抜く」必要がある。このところ直接取り引きで値段を大幅に引き下げた地方の韓牛料理店に都市から訪れた人々が列をなしていることだけを見ても、十分に可能なことだ。ーーーーーーーーーー
これだけグラム単価の高い和牛なら中国人が飛行機に持ち込んで密輸しても、商売になるという事でしょうか?欧米でも和牛ブームなのは知りませんでした。肥満が社会問題になっているアメリカでは脂肪分の少ない牛肉を食べるよう心がけている人が多いのに、脂肪分たっぷりの和牛が流行ったらますます肥満が増えるんじゃ....。日本発のトロ・サシ文化は結構な事ですが、別にトロじゃなくても旨いものは旨いと思いますよ。最近、「豚トロ」や「トロさんま」みたいなものさえありますが、個人的にはこういう「トロ信仰」はしっくり来ないですねぇ。
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