名古屋市などで計22人の女性に性的暴行を繰り返したうえ、被害者から多額の現金を奪ったとして強盗、
検察側は論告で、「女性の人格を否定し、手袋を用意するなど計画的で極めて悪質な犯行」と述べ、無期懲役を求刑し、結審した。判決は6月24日。
論告によると、被害にあったのは名古屋市や愛知県津島市、知多市に住む19~38歳の女性22人。森永被告は2005年2月~06年5月、乗用車で回りながら女性を物色。その後、気に入った女性のマンションや車に侵入するなどし、女性を縛ったり、写真を撮ったりして、性的暴行を加えた。さらに現金計約90万円を奪ったほか、キャッシュカードで女性の銀行口座などから計約720万円を引き出した。