イスラエルからのニュース(シオンへの架け橋)
2008年4月27日(日)
************************************************
*トルコのエルドアン首相がダマスカスを訪問し、アサド大統
領と会談。 「米国の承認が無くても和平仲介は可能」と語り、
独力でイスラエルとシリアの和平を仲介する考えを示した。
(P,H,Y)
*アッバス議長が訪米を終え失意の帰国。ハマスは
アッバス議長に対して和平の失敗を宣言し、ハマスと
手を組むよう呼びかけた。(P,Y)
*ハマス指導者のマシャールが「停戦は戦術」と説明。
最終的に武力でイスラエルを滅ぼす方針に変化は無いこと
を確認した。(P,Y)
*土曜にミヌマの祭の式典で演説したオルマート首相は
「イスラエルは安全を守る力がある」と宣言。シリアの
原子炉攻撃の成功を指した発言ではないかと見られて
いる。(P,H,Y)
*ミヌマの祭は、過越祭の終わりのモロッコ系ユダヤ人の祭。
一週間の祭が終わり、普通のパンを食べることが許可され
るのを祝い、特別な即製パンを焼いて祝う。他のユダヤ人
にも人気が高い。(解説)
*シリアの核開発に関する情報が米国で公表されたため
波紋。バラク国防相は時期が悪いとして訪米を取りやめ。
国際原子力機関は米国が通報義務を怠ったとして、米国を
非難する声明を出した。(H)
*エジプト野党「ムスリム兄弟団」が、ハマスと共同で無線
操縦の飛行機爆弾を開発したとの報道。ムスリム兄弟団は
否定した。(H,Y)
*1960年の映画「栄光への脱出」のモデルとなったエクソ
ダス号の船長、ヨッシ・ハレル氏がテルアビブで死去。
90歳だった。(H,Y)
2008年4月28日(月)
***********************************************
*オルマート首相が勝手にシリアに対してゴラン高原返還を
約束したと、ネタニヤフ氏が非難。首相官邸は、ゴラン高原
返還の提案はネタニヤフ氏が首相時代に行ったものだと
反論した。(H,Y)
*シャスのベニズリ議員が閣僚時代に収賄を行った罪で、
18ヶ月の実刑判決。検察庁は控訴する構え。宗教政党
シャスの議員は大半が汚職で訴追されており、あまりに
ひどすぎるとの批判も。(H,P,Y)
*アッバス議長がシナイ半島でエジプトのムバラク大統領と
会談。ガザ停戦に向けたエジプトの努力を支持すると
語った。(P)
*レバノン南部に展開する国連軍UNIFILが、武装したヒズ
ボラを見かけながら、見逃していた事例が4回も記録されて
いることが判明。 イスラエルは国連軍が情報隠しをして
いると非難した。(H)
*ガザの燃料輸送労働者にスト中止を呼びかけていると、
ハマス担当者が語った。また、昨日もハマスメンバーが
ガザに燃料を運ぶトラックを銃撃。トラックはやむをえず
引き返した。(H,P,Y)
*EUがガザの人道的危機に懸念を表明。しかし、支援物資
や燃料の搬入作業を妨害していると、ハマスを名指しで
非難した。住民を苦しめて国際社会の同情を集めるのが
ハマスの戦略と見られている。(P)
*操縦士に供給される空気から有毒物質が検出されたため、
使用が中止 されていた戦闘機のF16が、飛行を再開。(Y)
*レバノンを訪問したフランス社会党の代表を、ヒズボラが
拘束して尋問。党代表は、ヒズボラが「国家中の国家」と
して権力を振るっているのは異常な状態だと懸念を表明
した。(Y)
2008年4月29日(火)
************************************************
*ガザ北部のベイト・ハノンでの戦闘で、母親と4人の幼児が
死亡。パ レスチナ側は国防軍の砲弾が直撃したと非難した
が、国防軍は武装勢力の爆発物の二次爆発によるものだと
批判している。(H,P,Y)
*ガザからの砲撃はここ数日、再び激化しており、
昨日は18発のカッサムロケット
砲がスデロット市などに撃ち
込まれた。(H,Y)
*国防軍がナブラスの道路封鎖を撤去。しかし、もしナブラス
からのテロが起これば直ちに再封鎖すると警告した。(P)
*イスラエル空軍機12機がレバノン上空を侵犯したと、レバ
ノン軍が発表。イスラエル国防軍は肯定も否定もせず。
(H,P,Y)
*イスラム聖戦、PRCなどガザの武装勢力代表がカイロを
訪問。イスラエルとの停戦について、エジプトとの交渉を
行うため。(P,H)
*イタリアが反対を撤回したため、EUがイランのメリ銀行へ
の制裁を開始へ。イスラエルは歓迎を表明した。(P)
*逃亡テロリストの居場所を国防軍に知らせた罪で、パレス
チナの警察官が銃殺刑に。2004年に自治政府が同様の
罪で死刑判決を下したことはあるが、実際の処刑が
行われたのは初めて。(P,Y)
*イスラエル建国60周年の式典に参加した外国政府高官は、
西岸地区に来ても会わない方針をアッバス議長が表明。(Y)
*バービー人形やハリーポッターなど西洋の玩具に反対する
見解をイランの検事総長が発表。イランでは西洋の人形など
の人気が高く、イスラム教に反するとして没収する動きが
繰り返されている。(H)
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretz.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
Y=イディオット・アハロノット http://www.ynetnews.com/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
~~~~~~~~~~~~~~~
北朝鮮の味方は、日本の敵。
北朝鮮の敵は、日本の味方。
北朝鮮が、シリアで作っていた核施設をイスラエルが破壊したのは
日本にとってもいいことだ。
だから、日本がイスラエルと仲良くするのは、日本の益だと思う。
イスラエルは、チュウゴクに武器や兵器を売っていたが、
日本が売らないようにお願いすると売るのを止めてくれたのだ。
イスラエルがチュウゴクに売った兵器は、チュウゴクにマネをされて
いるから、結局はイスラエルの損になるのだ。
イスラエルは、チュウゴクに、少ない耕地で食料の生産高を上げる
方法を教えている。イスラエルは、すごいノウハウを持っているから
イスラエルとチュウゴクが接近しないように、日本がイスラエルと
仲良くするべきなのだ。聖書にもイスラエルに優しくする民族は
祝福されると書いてある。わたしは、クリスチャンだから、信じる。
北朝鮮とチュウゴク(チュウゴク軍?)は、日本の敵である。
イスラエルは、遠くのちっぽけな国だろうが、イスラエルと
北朝鮮が敵同士なら、イスラエルは日本の味方だし、
イスラエルがいろんな技術や武器や兵器をチュウゴクに
渡さないように、日本はイスラエルに恩を売っておかねばならない
立場にあるのではないのか。