安全を求める中国内陸部の富裕層 (大島信三) | 日本のお姉さん

安全を求める中国内陸部の富裕層 (大島信三)

ようちゃん、おすすめ記事。↓

安全を求める中国内陸部の富裕層 (大島信三)
セコム、中国の営業拠点倍増>という見出しで、たった6行のベタ記事が、けさの日本経済新聞に載っていた。短いので、全文を引用しておこう。

<セコムは、2009年度末までに、中国の営業拠点を現在の約2倍の40か所に増やす。重慶など都市化が進む内陸部にも営業網を広げ、企業や家庭の警備需要を取り込む。07年度に60億円だった中国事業の売上高を09年度に100億円に引き上げることを目指す>

大手警備会社の海外の営業拡大方針を伝える、ごくふつうの記事である。とくに、注目すべき内容でもないが、内陸部というのがひっかかった。沿岸部のことなら、目にともとまらなかったはず。上海の高級マンションが目に浮ぶ。泊まったホテルのそばにあるマンションは、高い塀で囲われ、門には警備員2人がマンションの出入りをチェックしていた。なぜか唐突に万里の長城を思い出し、漢民族の防御姿勢というのは、囲うことなのかと、見当はずれのことを考えたりした。欧州にも城壁があるのだから、なにも中国固有の流儀というわけではない。

人間が、まずお金をかけるのは、食うことであり、ついで着るものであり、寝るところだ。それからどんどん消費の範囲は広がって、自分の安全をプロに依頼するというのは、後半もさいごのほうに属する。したがって、個人がセコムと契約すること自体が、ひとつのスティータスといってよい。とすれば、中国では、いまや内陸部の人々でも、セコムに安全を依頼するほどに余裕ができてきた、ということか。どうも、中国の地域格差を意識しすぎているのかもしれない。昨年、<中国雲南省の富豪が米国製の小型ジェット機を税込みで約4400万元(約6億5000万円)で購入>したという記事が出ていた(朝日新聞平成19年11月29日付朝刊)。このときも、自家用ジェット機よりも、雲南省のほうに目を奪われたが、いつもながらの尺度で、そういう地域性からものごとをみる時代ではなくなったようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ようちゃんの意見。↓
★これは大島さんの認識不足です。 昔から中国の住宅が密集してる地域は1つの町内単位の胡同(フートン)と言う区画で仕切られ、門番が居て、夜間は鍵を閉めて門を閉じる。遅くなる時は連絡して、門番を起こして門内に入れてもらう。マンションにも管理人が居るのが普通です。古い城と言うのは 1つの小さい国家は全部石垣門で囲って 町の人間は城下内で生活する、農民は朝の開門に合わせて城下に入り夕刻の門を閉じる時までに出て行く。中国全土の城下町は日本と違い、周囲をぐると囲む高い石垣で囲まれてるのです。盗賊が多いから当然なのです。 それが、各町内単位がフートンと言う区切りが門で仕切られてる。それ程物騒な国なのです。 郊外型の住居形態で個別になると、中国人の気質から、生命安全保障が、まもとでは無いから当然セコムの需要が 増大します。
ーーーーーーーーーーーーーーー

▼北爆のXデーはいつ? ネオコン最後の大仕事(青皮の手帖)
北朝鮮を取り巻く情勢がにわかに風雲急を告げてきた。シリアへの核技術供与が明るみになれば、在米イスラエル系ロビーが一斉に動き出す可能性もある。北朝鮮は交渉において、突っ張りすぎて手打ちをするタイミングを逃した可能性が大きい。事態は思ったより深刻なのかもしれない。
 
欧米マーケットでは、サブプライム危機にひと段落というところであるが、何のことはない、会計基準を甘々にしただけのことだった。かつての日本型護送船団方式の先延ばし手法とよく似ている。いずれ、決定的な打撃を被ることとなるであろう。その日に備えてなのか、軍事ケインズ主義的な動きが活発化している。確かに、最後の手段たる軍事ケインズ主義を極東の複雑な地域で行使することは、莫大な効果がある。日中露韓という黒字を溜め込んだ勢力同士を消耗させ、かつ米軍産複合体が大儲けをする構造が構築されそうだ。

ブッシュ大統領の任期もあとわずか。ネオコン最後の大仕事であろうか。日本国はまさに当事国である。今こそ平和ボケから目覚めるときではなかろうか。
ーーーーーーーーーーーーーー
ようちゃんの意見。↓
★何が何でも騒動はトルコ経由のバルカンにして欲しい..

今読んでる本は、トルコのイスタンブールの作家オルハン・パムク著 「雪」と言う本ですが、 トルコはイスラム原理主義と今は 国論が二分してて大変です。
その前は ソ連の共産主義が跋扈した。オスマントルコ」は第一次大戦で 負けて、一度英国領にされたのを、アタチュルクが それを取戻して、アラビア文字を英文字に代え、 女性のヴェールを被るのも廃止して 西欧文明を取り入れて旧イスラムの弊害から 遠ざけたが、第二次大戦後からは共産主義に侵食され。それを 掃討すると、 今度はトルコの 国境の経済の遅れた地域から 今は順に イスラム原理主義が侵食しつつある。特にグリジア人がトルコ国内には4割も入るし、 イラクの北部のグルジア人と 同時に独立を主張し始めてる。-----トルコにはロシア正教のアルメニア人 キリスト教が4割いる、ギリシア人も住んでる。国境がグルジア、アルメニア。イラン。イラク。シリア。ギリシアと 言う半島国家 北部は黒海、南は地中海に突出してる国で国境が 片方はイスラム国家、片方はギリシアの キリスト教国で ギリシア、ブルガリアに接してる。 イスタンブールは ギリシアとブルガリアがあつ突き出た突端になる。
首都のアンカラややトルコ真ん中の中央部に位置する。イスタンブールは千年の都です。トプカピ宮殿や 青のモスクを生かした 青教会がある。世界遺産です、この都市の地下、巨大な 水の貯水池になってる。 世界最古の水道橋が 10キロもあって 後背地の湖から水を引いてる。何故人は西欧化の民主主義より
 イスラム原理主義に宗教を変えたのか? この主人公は共産主義者だったので亡命して 西独で13年を暮らしてて 今休暇で 国境の町カルラに要る昔の恋人を訪ねての休暇中に起きる市長選に 合わせて起きる 宗教対立の暴動に巻きこまれるストーリーです。