シリアが2007年9月まで、プルトニウム生産が可能な原子炉の建設を極秘に進めていたとの情報
北朝鮮が原子炉建設支援=シリアの核兵器開発示唆-6カ国協議で拡散阻止・米政府
【ワシントン24日時事】ペリノ米大統領報道官は24日声明を発表し、シリアが2007年9月まで、プルトニウム生産が可能な原子炉の建設を極秘に進めていたとの情報を明らかにするとともに、「さまざまな情報から、北朝鮮がシリアの核活動を支援したと確信している」と述べた。
イスラエルによる07年9月の空爆で破壊されたこの原子炉について、声明は「平和的な目的を意図していなかったと信じるに足る十分な理由がある」と指摘し、核兵器開発が目的だったとの認識を示した。 米政府が北朝鮮とシリアの核協力に関する情報を公式声明で確認したのは初めて。ペリノ報道官は声明で、北朝鮮の核拡散活動を阻止するため、核問題をめぐる6カ国協議の枠内で「厳格な検証の仕組み」を設ける方針を強調した。 4月25日7時0分配信 時事通信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000012-jij-int |