中国製の偽情報機器が米政府機関で多数発見 ~中国政府主導の破壊活動か~ | 日本のお姉さん

中国製の偽情報機器が米政府機関で多数発見 ~中国政府主導の破壊活動か~

ととさん、おすすめ記事。↓(アジアの真実)

http://ameblo.jp/lancer1/entry-10090587723.html

中国製のシスコ製品のニセモノが米政府機関で多数発見、FBIが本格捜査に着手 :Technobahn
 中国製と見られるシスコ製品のニセモノが米空軍、米海兵隊、米連邦航空局(FAA)、米連邦捜査局(FBI)が米連邦政府機関向けに大量に販売され、ネットワーク障害や火災などの事故が多数起こっていたことが21日までにFBIが情報公開を行った捜査資料によって明らかとなった。

 FBIによると米政府部内で確認されたシスコ製品のニセモノとはCisco 1721「アクセスルーター」などを始めとする製品。Cisco 1721はVPN対応のルーターとして政府機関や大企業などで広く利用されている製品の一つとなる。

 Cisco 1721の場合、シスコ製の本物が1375ドル(約14万円)であるのに対して、ニセモノは234ドル(約2万4000円)前後と非常に安価な価格で販売されているのが特徴。外見は本物とほとんど見分が付かないが、故障率が非常に高いこと、重複したMACアドレスのパケットを流すとネットワークをダウンさせることが可能なこと、製品から発火が起きる可能性があることなど、多数の問題が抱えており、FBIではイーベイ(eBay)などのネットオークションサイトを通じて販売された形跡もあるとして政府部外でも同種の製品を使っている場合には製品が本物がどうか、確認をするように注意を呼びかけている。

 このニセモノ、FBIでは今のところ、中国政府か中国の犯罪組織か、あるいはその両方が米国政府のネットワークに対してバックドア(不正アクセス用の侵入口)を設ける目的で米国政府向けに破格の値段で販売したのではないかと見ている。

~~~~~~~~~~~~~~~↓(アジアの真実)

当Blogでも中国製品不買運動 を呼びかけていますが、毒入り餃子事件をきっかけに中国製の食品は購入していないという人も多いと思います。しかし、このニュースを見ると家電や情報機器なども十分に注意しなければならないことがわかります。

 故障や発火というだけでも一般家庭にとって十分脅威ですが、ネットワーク機器に不正アクセスの侵入口を製品に仕掛けてあるというのは、国家の安全保障に重大な影響を及ぼします。この中国製の偽者、アメリカ国内にも広く出回っていたということですから、日本の地方自治体や政府機関にも同種の製品が出ていても全くおかしくないでしょう日本の地方自治体や政府機関の情報機器の多くは、業者の入札という方法で販売されます。複数の業者に対して、必要な機器の種類や台数を指定した情報と期日を伝え、一番安い価格を提示した業者から一括で取引するしくみです。契約を取るため、業者が安い仕入先を当たった結果、それがバックドアが仕込まれた中国製だったという可能性は十分にありえます。

 

 まだ疑惑の段階ではありますが、中国政府がスパイ目的や、有事の際に敵国のネットワークを麻痺させるなどの軍事的目的でこのような活動を行っている可能性というのも十分に考慮しなくてはなりません今回のような有名メーカーの偽物という手段の他に、日本のメーカーであっても中国工場で生産さえれていれば、これにも不正な仕掛けをつける事は可能でしょう。また、最近では世界に出回っている情報機器で言えば、レノボ等、元々が中国の会社の製品であるものもあります。つまり、不正な仕掛けをつけようと思えば、いくらでも手段はあるのです。そしてそれを使う側はあまりにも無防備であることもまた事実です。

 

 食品だけではなく様々な点で、そして個人だけではなく国家レベルで中国製に対する防衛策を講じる必要を感じさせるニュースでした。